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ウクライナ軍関連

12元諜報員:2004/12/01(水) 18:27 HOST:RIFnni-05p261.ppp12.odn.ad.jp
しかしながら、恐らく、軍は、騒擾が内戦にエスカレートした場合、キエフ
公式筋側に立つか、国の保全のための闘いに積極的に介入するだろう。「部隊で
行われた規律と中央集権化は、一定の条件の下、カードの家のように、木っ端
微塵になり得る。我々は、西と東に2つの軍を得るだろう」と、ロシア軍事
アカデミー会員、ウラジーミル・ポポフ大佐は考え、ソ連崩壊と共に、
ウクライナ軍が、他の戦力部隊と同様に、領域原則で構築されたことで
これを説明した。

ポリャコフの情報によれば、ウクライナ海軍将兵の70%以上が、セヴァストポリ
その他のクリミアの都市の住民である。類似の状況は、作戦その他の司令部の
本部が存在するリヴォフ、チェルニゴフ、オデッサ、ヴィンニツァその他の
地域で観察されている。事実上、ウクライナの軍事行政体の境界は、今、大統領
選挙後に起こった「黄色」と「水色」への国の分離と完全に一致している。
形式上、ユシチェンコが勝利した行政領域の方が大きい。

西部には、空軍総司令部(ヴィンニツァ)の部隊、地上軍北部(チェルニゴフ)
及び西部(リヴォフ)作戦司令部の部隊が駐屯している。ヤヌコヴィッチに
共感する州の領域には、海軍司令部(セヴァストポリ)と地上軍南部作戦司令部
(オデッサ)だけが位置する。

しかしながら、最も機動的な行動力のある軍部隊は、南部、クリミアに存在し、
キエフ公式筋は、クリミア・タタールとロシア黒海艦隊の動静を懸念している。

南東部は、第1に、その軍事力の総体に関して、より強力である。第2に、
中央集権化、規律及び行政資源の結果起こったウクライナ軍のいわゆる
中立性は、選挙後、南東地域の分離への希求が国家崩壊の道筋への障害とは
ならない逆説的な状況をもたらした。

ウクライナ南部の親ロシア自治区の設立は、ロシアに有利である。恐らく、
クレムリンは、そのような自治体の擁護に何らかの公然たる物理的支援を
始めないだろう。しかしながら、黒海艦隊のプレゼンス自体は、クリミア
その他の南部州のウクライナからの分離に有利な強力な要素である。


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