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ウクライナ軍関連

11元諜報員:2004/12/01(水) 18:27 HOST:RIFnni-05p261.ppp12.odn.ad.jp
○ウクライナ革命の軍事・諜報的要素

ウクライナ戦力指導者の中立性を遵守する部隊への呼びかけは、恐らく、軍でのみ
聞かれている。一連の地域では、民警指導者が、ヴィクトル・ユシチェンコ支持を
表明した。大部分の地域のいて、内務省機関側からの「我がウクライナ」支持は、
形式的にせよ、事実上にせよ、現地政治エリートにより統制されているのは明らか
である。東部州の法保護機関側からのビクトル・ヤヌコヴィッチの非公然の支持も
明らかである。

ドイツのアナリスト、ギスベルト・ムロゼクの評価によれば、イーゴリ・
スメシュコが指揮するウクライナ保安庁(SBU)の親ユシチェンコ志向の可能性
がある。ムロゼクの考えによれば、元軍事諜報の長であり、1992〜1995年に駐米
駐在武官だったスメシュコは、「親西側志向を堅持し、自分の元庇護者である
ユシチェンコに忠実なままである」。それにも拘らず、大軍部隊を有さないSBUは、
恐らく、ウクライナにとって困難な時に、何かを変えることはできないだろう。

状況に影響を与えられる唯一の勢力は、30万人のウクライナ軍である。
現在のところ、中立性を遵守している。「赤星」の情報によれば、駐屯地では、
「部隊が完全に統制され、日常活動に従事している」。

その間、軍部隊に対する政治家の影響を及ぼす試みが行われ続けていると、
国防相アレクサンドル・クジムクが表明した。ウクライナ地上軍西部(リヴォフ)
及び北部(チェルニゴフ)作戦司令部の報道局によれば、駐屯地に、「ある政治
指導者の煽動家が侵入を試みた」。いずれの陣営の煽動家なのか、国防省は
伝えることを拒否したが、政治的作用の全ての試みが「根源から阻止されている」
と請け負った。軍事アナリスト、ウラジーミル・ポシャキンも、同じような評価を
下している。「ウクライナ海軍の艦艇では、全てが平静である」。

恐らく、軍の今の中立性は、ノンポリ性では説明できないだろう。パシャキンの
情報によれば、セヴァストポリでは、水兵の7%がユシチェンコに、約90%が
ヤヌコヴィッチに投票した。アナリストは、悪名高い行政資源がこれに影響した
ことを排除していない。

ポリャコフの意見によれば、「親西側のエウゲニー・マルチュク」が始めた
将校の大削減を止めたアレクサンドル・クジムクを支持しているため、軍は、
ヤヌコヴィッチを支持し、「集会には出ていない」。アナリストは、
ヤヌコヴィッチへの共感を、彼の下で将校と退役者への金銭給与がほぼ2倍に
増加したことで説明している。恐らく、ヤヌコヴィッチとクチマのチームは、
軍の「中立性」が大きな財政上の影響力で勝ち取れることを理解したのだろう。


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