したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

東トルキスタン ウイグル チベット

1NAME:2012/06/06(水) 23:46:51
東トルキスタン ウイグル チベット

221NAME:2023/10/22(日) 13:02:24
<過酷な体験を強いられたというウイグル族の証言>

なぜ、国際社会は、ここまで疑惑の目を向けているのか。それは、施設に収容され、過酷な体験を強いられたと証言する人が多くいるからだ。 自治区からアメリカに逃れてきたズムラット・ダウトさん。3人の子どもを持つイスラム教徒だ。3年前に施設に収容されたというズムラットさん。その理由は、夫の仕事相手である外国人と連絡を取ったりしたことだと考えている。 ズムラットさん「あそこ(職業訓練施設)は、自らの意思で専門技術を学ぶような所ではなく、罰せられる場所です。人を苦しめるような場所に、自分から望んで行く人は誰ひとりいません」

施設でズムラットさんが目にしたのは、想像もしなかった劣悪な環境だった。 ズムラットさん「ドアを開けた瞬間、30人の女性が中にいるのが見えました。そこにはシャワーはなく、部屋の隅には、トイレとしてバケツが置かれ、悪臭を放っていました。若い人から高齢の人、病気の人までいて、胸を締め付けられました」 2か月に及んだ収容。宗教を否定する言葉も、繰り返し浴びせられたという。

ズムラットさん「中国語の授業と言っても、洗脳教育です。『イスラム教は中華民族の宗教でない』『おまえたちはイスラムに毒されている』と言われました。中国国歌を歌わないと、食事すらもらえません。習近平を称える作文も書かされました」

<共産党の“アキレス腱”と言われるウイグル問題 その歴史は>

多民族国家である中国にとって、55ある少数民族をどう治めるかは、長年、国の根幹に関わる問題となってきました。少数民族に一定の権利を与えるために設置した自治区は、国土の半分近くに及び、国境地帯のほとんどを占めています。

そのひとつ新疆ウイグル自治区は、1955年に設置されました。共産党は、民族平等の理念のもと、教育現場などでのウイグル語の使用などを認めてきました。その中でウイグル族をはじめ、多くのイスラム教徒が、宗教や独自の文化を守り暮らしてきました。

一方で共産党は、漢族の大規模な移住を進め、その数は50年でおよそ25倍に増えました。2000年代に入ると、自治区で石油や天然ガスが相次いで見つかり、共産党はインフラ投資を加速。経済を急速に発展させていきます。しかし、漢族の増加や、広がる格差などをめぐり、ウイグル族の一部で不満が高まっていったのです。 ウイグル族の住民「たしかに多くの町は、投資によって発展し、きれいになりました。しかし、企業の求人では漢族ばかりが優先されます」

そして2009年には、漢族との間で激しい衝突に発展。政府側の発表で、およそ200人が死亡したとされています。その後、テロが相次ぎ、2014年には習近平国家主席が、自治区を訪問している際にウルムチで爆発事件も起きました。 共産党はウイグル族の不満が独立運動や、テロにつながることを警戒し、徹底した取り締まりを開始。2017年には「脱過激化条例」を制定し、髭を伸ばすことを制限したり、ベールで頭を覆うことを禁じたりしました。 共産党の統治に影を落としてきた少数民族との軋轢。習主席が、演説などで繰り返してきた言葉があります。

222NAME:2023/10/22(日) 13:02:45
「中華民族」という言葉を使い、民族の団結を強く打ち出すようになっているのです。

中国の民族政策の歴史に詳しい東京大学の平野聡教授は、民族の団結を目指す共産党は「宗教や独自の文化を固く守ろうとするウイグル族が、国の統治を揺るがしかねないと見ている」といいます。

東京大学・平野教授「中国の主流な文化に背を向けたような、独自の社会・文化・歴史の強調といったものは、すべて中国の団結を乱し、中国の社会の安定を阻害するものである。ですから、単にテロリストを弾圧するだけでなく、そもそもテロリストが生じかねないような社会的、文化的な土壌そのものを一変する必要があると、習近平政権は考えた」

<流出した資料から浮かび上がる監視の疑惑>

ウイグル族への警戒を強めていった共産党。住民の日常生活の細部にまで、監視を行き渡らせていた疑惑が浮かび上がってきた。 いまはオランダに亡命している自治区の元公務員のアシエ・アブドゥルアハドさんは、2年前、政府内部から流出したとみられる資料を入手した。全部で150ページ以上にのぼる複数の文書。アシエさんは、政府の公式なものだと考え、世界に公開した。 そのひとつが、「カラカシュリスト」と呼ばれる資料。世界中のメディアや人権団体が、このリストに注目し、追跡調査を行ってきた。リストには自治区のカラカシュという地域に住み、施設に収容されたと見られる300人以上について詳細な情報が記されている。

その中には家族構成や交友関係、信仰心のあつさなどの個人情報が書き込まれている。さらに、収容施設で訓練が必要だと判断された理由も記載されていた。パスポートを申請したことや、子どもの数を制限する政策に違反したこと。そして、イスラム教徒の習慣であるベールを着用したり、髭を伸ばしたりしたことなどが挙げられていた。中でも目立ったのが、「安心できない人物」という理由だった。

アシエさん「こんな理由だけで、強制収容施設に送り込まれているのです。ウイグルの人々の状況は、想像以上に悪いということが分かりました」

海外メディアが、このリストの存在を報じたことを受け、自治区政府はその信憑性を強く否定。2020年2月に記者会見を開き「慎重な調査の結果、(リストに載る)人々は通常の生活を送り、職業訓練施設には入っていなかった。独立勢力が偽物のリストを宣伝しようとしているが、誰も本気にしていない」と発言した。

こうした中、取材を進めると、このリストに親族の名前が載っているという人にたどりついた。トルコ、イスタンブールに暮らす、アブドゥルメジット・エルキンさん。リストが作られたとみられるカラカシュで生まれ、6年前まで暮らしていた。リストには20人以上知っている名前があり、いまも連絡が取れないままだという。 アブドゥルメジットさん「マヒレ・マフムット、兄の妻です。私の兄の名前がここ(親族欄)に載っています。それから子どもたちの名前もあります」

さらに男性は、家族や知人でしか知り得ない、宗教的な習慣まで正確に書かれていると語った。 アブドゥルメジットさん「家にいた時、時々一緒にお祈りしました。 こんなにも詳細な情報が記されているのに、作りものだなんてありえません」 しかし、自分が知る限り、リストにのっている人の中で、過激な思想をもっていた人はいないという。

アブドゥルメジットさん「中国は今、宗教的な思想をもつ人をすべてテロリストとみなしているのでしょう。そうでなければ、この人たちがリストに載るはずがありません。あちらにいたら私も『安心できない人物』に入れられていたかもしれません」

223NAME:2023/10/22(日) 13:02:59
<”親戚制度”とスマートフォンのアプリ>

住民たちの詳細な情報を集めていたと見られる中国。当局はどのような手段をとってきたのか。施設に2か月間収容されたというズムラット・ダウトさんは、自治区政府のある取り組みを疑っている。 「民族団結の強化」を目的に作られた、いわゆる“親戚制度”だ。共産党の幹部などが、ウイグル族と親戚のような関係になり、個別に家庭を訪問する。 ズムラットさん「これが娘の親戚。10歳の娘に対しては、19歳の中国人が割り当てられました。彼ら(漢族の親戚)と一緒に食事をしなければなりません」

共産党が制作した映像には、「親戚」の訪問を心待ちにする子どもが描かれている。

「勉強はちゃんとしていますか?一番になるよう頑張って下さい」(共産党制作の映像より)

ズムラットさんの家にも「親戚」が度々訪れ、家庭内のことを事細かに聞いてきたという。 ズムラットさん「漢族の親戚が『先祖や親戚に政治活動をした人や、刑務所に入れられた人はいないか』などと質問をしてきます。大人は対応できますが、5歳の子どもにも『両親は礼拝をするか、過去にしたことはあるか』『コーランや礼拝マットが家にあるか』などと聞くので、子どもが余計なことを言ってしまわないか、いつも不安になりました」

さらに、ズムラットさんは、当局からスマートフォンにインストールするよう指示されたアプリにも疑いを持っている。 ズムラットさん「スマートフォンにこのアプリを入れなさいと言われました。「浄網衛士」というアプリです」

「ネット空間をきれいにする守り人」と名付けられたこのアプリ。私たちは、このアプリのデータを入手し、専門家にプログラムの解析を依頼。その結果を、サイバーセキュリティ会社のエンジニアに読み解いてもらうと、このアプリは、住民がスマートフォンに保存した動画や画像、音声などの情報を、あるサーバーに自動的に送信する機能を持っていたことがわかった。 サイバーセキュリティ会社 エンジニア「端末に含まれているデータを送信しているのは、ここのサーバーになります」

iTAPと呼ばれるサーバーだ。自治区の現地調査を行い、iTAPについて、詳しく調べてきたカナダ・サイモンフレイザー大学のダレン・バイラー博士。 バイラー博士「iTAPは自治区のウルムチ市の警察官や公務員が個人の情報を集め、監視に使ってきたシステムです」 バイラー博士によると、宗教やテロに関する動画や写真の情報がiTAPに送られると、その所有者の個人情報を照会。危険人物として、監視カメラや検問所で追跡することができるという。

バイラー博士「生活のすべてが細かく、高度なレベルで監視されています。監視はある意味で常態化しており、人々はそれに適応し、受け入れざるをえません。それはひどく恐ろしいことです」

224NAME:2023/10/22(日) 13:15:26
中国新世紀 第5回 “多民族国家”の葛藤(後編)
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pOeqwYe98O/
(2021年12月19日の放送内容を基にしています)

<監視の目は日本に暮らすウイグル族にも>

中国当局による監視の目は、日本に暮らすウイグル族にも向けられている。 
千葉県で料理店を営むハリマト・ローズさんは留学生として来日し、15年以上日本に暮らしている。ハリマトさんもこの数年、自治区に暮らす家族の安否が分からない状態が続いてきた。 ハリマトさん「お母さんは病気なんですけど、今生きているかどうか」

70代の母親と兄妹たち。3年前から、電話もつながらず、容易に連絡がとれない状態が続いてきた。 ハリマトさん「みんなどうかと、毎日心配ばっかりなんですね。本当に苦しい。家族、お兄さんとか妹に挨拶もできない。本当にこの辛さ」 ハリマトさんはウイグル族の人権保護を訴え、中国政府に抗議する団体の幹部を務めている。中国当局の報復を恐れ、表だって活動できない人も多い中、ハリマトさんは先頭に立って活動を続けてきた。

2020年5月、ハリマトさんのもとに家族から連絡が入った。一番上の兄が突然、「話がしたい」と人づてに連絡をしてきたのだ。不審に思ったハリマトさんは、兄からの電話を撮影することにした。 兄「2018年に中国への抗議デモに参加したか?」 ハリマトさん「なんだって?」 兄「そのような事実がなければ一番いいが、あるならやめなさい。ここにいる家族のことも考えて。お前がそういうことをしたら、私たちが影響を受けるんだ」

中国政府への批判をやめるよう説得する兄。すると10分後、兄「ちょっと話があるという人がいるので電話をかわるね」 男「こんにちは、ハリマト」 ハリマトさん「あなたは誰ですか?」 中国語を話す、見知らぬ男が現れた。 男「あなたと友達になりたいんです。中国はいつまでもあなたの祖国ですから、その点で友達になりたいし、いくつか相談したいのです。私たちは日本にいる人や、団体について知りたいので、あなたに協力してもらいたい」 男は「友達」という言葉を繰り返し使いながら、日本で活動するウイグル族や団体の情報を提供するよう求めてきた。

その電話から、1か月後。再び兄と話すことになった。 ハリマトさん「元気ですか?」 兄「表情が暗いね。どうしたの?」 ハリマトさん「お兄さんのことを心配してだよ」 兄「国家安全省の人がお前と話したいと言っている」 ハリマトさん「本当に国家安全省の人ですか?」 男「こんにちは」 あの「友達になりたい」と言っていた男が再び現れた。 男「この身分証は一般の人が見たらいけないものだが、あなたに見せますよ」 男が見せた黒い手帳。そこには中国の情報機関「国家安全省」のものとみられる「国安」の文字があった。 男「君に友達になる条件を伝えますね。第一に、君が外国でどんなことをやろうとも、我々に協力してくれたら、お兄さんや家族に一切問題はおきない」 男は家族の安全を引き合いに、ハリマトさんが幹部を務める団体について、情報を求めてきた。 男「君たちはまもなく選挙をする予定でしょう?今度選出予定の会長はどんな人ですか?」 ハリマトさん「個人のことは話せません」 回答を拒むハリマトさん。すると兄が突然、語気を強めた。 兄「お前たちがどこで何をしているか、彼らは全て把握している。可能な限り彼らに協力して、聞かれたことを話しなさい」 ハリマトさんは、時間が欲しいと、その場では回答を保留した。 ハリマトさん「『あなたが協力すれば、家族全員、安心安全』、そこまで言っているということは、協力しなければ、その反対ということ。はぁ、つらい」

家族を引き合いにだし、協力を求める当局。その要求を断り、家族と連絡がつかなくなってしまった人もいる。この若者は最近まで、当局から繰り返し情報提供をもとめられ、苦しい選択を迫られた。 在日ウイグル族の若者「あの人(公安)は『協力しないと、あなたの家族の責任はとれないから、どんな状況がおこるかわからない。あなたが自分で決める』それだけ言われました。『これは私できない』と言ったら、家族との連絡は切れちゃいましたね。日本にいる何人かのウイグル人は、中国の公安と協力している人もあるかもしれない。怖いから、安全のため。家族の安全のため」

225NAME:2023/10/22(日) 13:15:43
<非難強める欧米諸国 しかし中国支持が多数派という国際社会の現実>

中国国外に暮らすウイグル族にまでおよぶ圧力。いま、アメリカをはじめ、国際社会は非難を強めています。10月に開かれた国連の委員会では、アメリカやイギリス、日本など43か国が、新疆ウイグル自治区の人権状況に懸念を示す共同声明を発表しました。 しかし反対に、キューバやイランなどが中国を擁護する共同声明を発表。「人権を口実にした内政干渉に反対する」と主張しました。中国に加え、61か国がこの声明に参加。中国を支持する国が上回ったのです。

その多くの国が、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加しています。経済支援などで影響力を強める中国に同調する国が増えているのです。 中国・張軍国連大使「アメリカなど少数の国々の古くさい論調はまったく根拠がない。新疆は安定して発展し、人民の生活はますますよくなっている。人権問題を政治の道具にしても支持は得られない。民主主義を掲げ、異端を排除する試みは必ず失敗に終わる」

<ウイグル族への対応を変え始めたトルコ>

中国が各国への影響力を強めるなか、ウイグル族への対応を変え始めた国がある。数万人のウイグル族が暮らすトルコだ。これまで同じトゥルク系民族のイスラム教徒であるウイグル族を「同胞」として保護してきた。しかし、いまウイグル族が拘束されるケースなどが相次いでいる。 中国総領事館の前で毎週行われているデモでは、トルコ当局が参加者の顔を撮影し、監視を強めていた。 夫がトルコの警察に度々拘束された女性は、その理由を尋ねると、思わぬことを言われたという。 夫が度々拘束された女性「『トルコと中国の関係によるものだ』と言われました。『上から拘束するよう命令がきたら、仕方なく我々は拘束します』と慰められたのです。国益のためにウイグル人が利用されているように感じます」

これまでトルコのエルドアン大統領は、中国訪問の際に新疆ウイグル自治区を訪れるなど、同胞としての立場を強調。2009年にウルムチで衝突が起きた際には、ウイグル族の生命が脅かされていると、強い言葉で非難していた。 エルドアン首相(2009年当時)「私は“残虐行為”という言葉を使った。まるでジェノサイドのような状況を、それ以外の言葉では表現できないからだ」

しかし今、トルコは一帯一路の参加国として、中国から巨額の投資を受けている。新型コロナ対策でも、中国からワクチンを購入するなど急速に関係を深めている。 こうしたなか、トルコ政府は国内のウイグル族に対して、一転して厳しい姿勢を取り始めている。弁護士によると、中国から亡命してきたウイグル族が、トルコ国籍を取得することも難しくなっているという。 イリヤス・ドーアン弁護士「多くの人が、この2つの理由で(国籍申請を)却下されています。『公共の秩序を乱す恐れのある者』と、『国家の安全保障を脅かす恐れのある者』。国籍の申請が却下された人々は総じて、教育レベルが高く、中国の政策を明白に批判している人々です。中国に表立って反対する人に罰を与えることで、トルコのウイグル社会に圧力をかけようとしているのです」

8年前、中国から亡命してきたアブドゥルラフマン・トフティさんは、去年国籍の取得を申請したが、10月に却下された。もともと一家でトルコに移住したアブドゥルラフマンさん。5年前、妻と子どもたちは実家に里帰りしたまま、行方が分からなくなった。唯一見つけた手がかりは、おととしSNS上で偶然見つけた映像だった。成長した息子が、ウイグル語ではなく、流ちょうな中国語を話す姿が映し出されていた。

「名前は何ですか?」 息子「アブドゥルアジズです!」 「あなたの祖国は?」 息子「中華人民共和国です!」

アブドゥルラフマンさん「最初に見た時、放心状態になりました。何ものどを通らず考え込みました。中国文化に染まってしまったのでしょうか・・・」 家族との再会も果たせず、トルコも安住の地ではなくなる。いまヨーロッパへの亡命を考え始めている。 アブドゥルラフマンさん「私たちウイグル人は、トルコを自分たちの国のように考えています。でも最終的には出て行かなければならなくなりました。悲痛な気持ちです」

226NAME:2023/10/22(日) 13:15:58
<ハリマトさんが自身の経験を世界に訴えると…>

世界各地で苦境に立たされるウイグル族。2021年9月、中国による人権侵害を訴える会議がイギリスで開かれた。この会議に日本からオンラインで参加したのは、中国当局から協力を迫られていたハリマト・ローズさん。ハリマトさんは、この場で、「兄は非常に苦しんでいるようでした。中国がやっていることは、兄を人質にしたテロみたいなものだ」と証言し、家族の安全を引き合いに圧力をかける当局を強く非難した。 

中国政府は、この会議そのものを痛烈に批判。中国外務省の華春瑩報道官は、会見で「この会議は大噓と誤った情報ばかりだ。政治的な茶番劇だ」と発言した。 
会議から1週間後。ハリマトさんは予想もしない事態に直面していた。ハリマトさんの発言について、中国の国営メディアが反論。「家族を取材した」とする動画をインターネット上で公開したのだ。

ハリマトさんの妹「仕事から帰ってきて、母のためにご飯を作っています。今の生活はとてもよいです。夫も子どもたちも幸せです」(ネット動画より) ハリマトさんの2番目の兄「妻は毎月3000元の年金をもらっています。私たちは幸せです」(ネット動画より) 自治区での暮らしは幸せだと強調する兄妹。さらに、当局に協力するよう説得していた兄が、ハリマトさんに反論する場面もあった。 ハリマトさんの1番目の兄「私の家が監視されているとか、お前は何を言っているんだ?中傷しているだけだ。成績がよくて頭がよかったのに、日本に行ってからなぜそんなに愚かになったんだ?お前は中華人民共和国の国民だ。国に感謝すべきだ」(ネット動画より)

いつもはウイグル語で話しかけてくる兄が、中国語で自分を非難する姿にハリマトさんは動揺を隠せなかった。 ハリマトさん「私は何をやっちゃったんだ、と。本当に家族を守りたいために、何やっちゃったんだろうと。私がやっていることは正しいのかどうか、自分も分からない。あちらに残っている家族に、みなさんに『ごめんなさい』と、あなたたちを苦しくさせました」

227NAME:2023/10/22(日) 13:16:15
<国際社会に動画を発信する中国>

自治区での生活に満足していると訴える動画。中国が国際社会に向けて、大量に発信している実態も分かってきました。 私たちが注目したのは、自治区の共産党宣伝部などが運営するネットメディア「天山ネット」です。自治区に関する様々な動画が掲載されているなかで、特に目立ったのが、ウイグル族が幸せに暮らしているとアピールする動画です。 「私たちは本当に良い生活を送っています。 我々に干渉せず、自分のことを考えてはどうですか?」(天山ネット動画より)

ことし1月から9月までに掲載されていた4000本あまりの動画。これらすべてを文字に起こし、言語解析を行ったところ、特定のキーワードが浮かびあがってきました。

「幸福」「自由」「安定」「豊か」

およそ3000本の動画で、自分たちの生活ぶりを誇る言葉が使われていたのです。 「車も家も持っていて、私たちはとても幸せな生活を送っています」(天山ネット動画より) 「私が住む新疆ウイグル自治区はとても幸せです」(天山ネット動画より) 「私たち家族はとても幸せです」(天山ネット動画より)

さらに分析を進めると、国際的な批判が高まる度に、反論する言葉が急増していました。そのひとつが「ポンペイオ」。2021年1月、当時のアメリカのポンペイオ国務長官が声明を発表し、「中国共産党がウイグル族を組織的に滅ぼそうとしている」と強く非難すると、

「ポンペイオ!馬鹿げたことはやめろ!!あなたの嘘を誰も信じない」(天山ネット動画より) 「ポンペイオという人が、うそをついていると孫から聞きました」(天山ネット動画より)

およそ2400本の動画がポンペイオ氏に対し、非難や否定を繰り返していました。また、綿花などの製品が強制労働で生産された疑いがあると、欧米各国が批判を強めると、

「私たちのふるさとには強制労働などない」(天山ネット動画より)

全く同じ言葉を話す人々。使われている言葉の8割以上が一致している動画が、多数見つかりました。さらに、同じ時刻に、全く同じ投稿を行っているボットと見られる不審なアカウントも、200以上ありました。 中国共産党のネットを使った宣伝工作について分析しているオーストラリア戦略政策研究所は、共産党は様々な手段を駆使して情報を発信することで、国際的な批判をかわそうとしているとみています。 オーストラリア戦略政策研究所 ジェイコブ・ウォリス氏「中国共産党の目的は、様々な組織を使った国際プロパガンダ・システムを構築し、欧米の批判に機敏に対抗・反論することだと考えています。中国の声をより積極的に表現するために、世論の方向性を変えるのが、彼らの狙いです」

228NAME:2023/10/22(日) 13:16:29
<再び街頭に立つハリマトさん>

中国がその主張を貫こうとするなか、世界各地のウイグル族は、先の見えない不安を抱えている。 家族を危険に巻き込んでしまったと、苦悩していたハリマトさんは、再び街頭に立ち、ウイグル族のおかれる現状を訴え、支援を呼びかけている。 ハリマトさん「私たちを助けて下さい!自分の親と1本の電話連絡もできない。私たちが言っているのは、小説の話じゃない。自分の身に起こっていること」

「いま、声を上げなければ、事実が埋もれてしまう」。家族の身を案じながらも、活動を続ける決意をしていた。 ハリマトさん「私を黙らせたい、話をさせたくない。中国のやりたいことはそうなんですよ。けれども私はもっともっと頑張る。これは人としてみんながやることだと思います。私だけじゃない。みんながやるべきことなんです」

2021年7月に行われた共産党創立100年の記念式典。会場に響き渡った祝砲は、56門の大砲から上げられた。人口の多数を占める漢族と、55の少数民族を合わせた数を表している。 

習近平国家主席は、中華民族としての団結の重要性を強調する。 「各民族が中華民族の利益を第一に考えるよう導き、各民族意識が中華民族共同体意識に従い、奉仕するようにしなければならない」(第5回中央民族工作会議・習近平国家主席の演説)

来年2022年2月に迫った北京オリンピック。アメリカを始め、外交的ボイコットを表明する国が相次いでいる。 国際社会の非難の声。少数民族が抱える不満や怒り。それらを振り切って、中国は国威発揚に邁進している。異形の大国はどこに向かうのか。世界はどう向き合えばいいのか。 軋轢や矛盾を抱えたまま、中国にとっての新世紀が始まっている。

229NAME:2023/10/22(日) 15:46:55
松戸・八柱駅ビルにウイグル料理店 じゃんけんで客が勝ったらケバブの肉を山盛りに
https://matsudo.keizai.biz/headline/635/

ROSEジャンケンケバブ
https://www.hotpepper.jp/strJ001280665/

ROSEジャンケン ケバブ 新松戸本店 (ROSEジャンケン KEBAB)
https://tabelog.com/chiba/A1203/A120302/12042654/dtlrvwlst/B454403491/?lid=unpickup_review

おかぴょん1000
不覚にも泣いてしまった

最近みどりの窓口も減ってきて、2つ隣の新松戸まで行かないと身障者用切符が買えません。綺麗事言っても仕方ないですが、人件費削るならシステム的に対策してほしいなあ。
さて本題、みどりの窓口で左を向くとカラフルな看板が目に飛び込んで来ます。「ROSEジャンケンケバブ」、はぁ( ´Д`)=3?
でも気になるので突撃〜!
開店早々だったらしく、一番乗り。意外と種類豊富なメニューから、「ケバブラップmix(鶏肉、牛肉mix 700円)」「東トルキスタン料理 水餃子(880円)」「ハイボール(400円)」を注文。
早々にサーブされたハイボールで昼前から喉を潤します。
5分程でまずケバブラップ到着。ケバブを注文するとジャンケンして店員さんに勝てば、肉倍盛りらしいのですが、負けてしまいました。が凄いボリュームです!
辛さも激辛お願いしましたので、いい感じでハイボールと合います(^^)
ケバブラップを食べ終わる頃、水餃子用の醤油とラー油が配膳されます。調味料容器がエスニックです。
水餃子到着しますが、メニューで10個の筈が6個しかない。指摘する間もなく「あと4個、すぐ作って持ってくる!」と短く叫んで厨房ヘw
美味しい羊肉入水餃子ツマミながらメニューを眺めていたのですが、最後のページで絶句してしまいました。店主は「東トルキスタン人」と称していますが、これは新疆ウイグル自治区と中国によって改称された国家のことでした。さらりと2016年から300万人の人々が強制収容所に入れられ、虐殺されつつあることに触れられていました。
私は若い頃バブル真っ最中に過ごした超ノンポリ野郎なので、他国の政治思想に興味は全くありませんが、それぞれの民族に伝統があり、音楽や料理や文学なんかの文化があるから、楽しいし美味しいし面白いのに、それをを潰してしまう政治体制はイヤです。
思わず青臭いことを考えたところで、白ワインを追加。異国で楽しく食事をというスタッフに感じ入りながら、残り4個+おまけ1個の水餃子を美味しく頂きました。ごちそうさまでした!
頑張って下さいね♡

230NAME:2023/11/27(月) 23:48:15
チベット仏教弾圧に異論、善光寺僧侶が死去 北京五輪、国内聖火リレーの出発地返上 
2023/11/27 16:47
https://www.sankei.com/article/20231127-3MXPC2JJ3JGYTL3K5GTAAVXBMM/

善光寺の宿坊「徳行坊」(長野市)の住職、若麻績敬史(わかおみ・たかし)氏が21日、肺がんで死去した。63歳だった。若麻績氏は中国政府によるチベット仏教弾圧に異論を唱えた数少ない日本人僧侶としても知られ、突然の訃報にチベット出身の民族団体関係者や支援者らに悲しみが広がっている。

若麻績氏ら善光寺側は平成20年4月、北京五輪の日本国内での聖火リレーの出発地の指定を直前になって返上した。同年3月にチベット自治区ラサでチベット人僧侶らの騒乱を中国当局が鎮圧し、多数の犠牲者が出たためだ。同じ仏教徒への迫害に抗議の意志を示した同寺の対応に世論の賛否も割れる。多数の中国人が抗議に駆け付ける中、若麻績氏らは別の場所での聖火リレーのスタートに合わせ、チベット人犠牲者を弔う追悼式を実施した。

若麻績氏はチベット人に限らず、ウイグルやモンゴル、香港、ウクライナ、ミャンマーなどの出身者からも慕われた。東京都内でそれぞれの母国の民主化や平和を願うデモ活動が行われた際は長野から駆け付け、先頭で日本国旗を掲げて参加者を鼓舞したという。

チベット亡命政権の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所などは25日、東京都内で若麻績氏の祈祷会を開き、約30人の在日チベット僧侶らが読経した。アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は若麻績氏について、「いつもチベットのデモに来られ、サポートの演説をしてくれた。チベット人の代表として、今までサポートしてくれたことについてお礼を申し上げたい」と弔意を示した。

「宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会」(スーパーサンガ)の小林秀英副代表は、「若麻績氏の遺志を受け継ぎ、さまざまな圧力に負けず、人間の尊厳を守るための活動で大きな声で訴えていく」と強調した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板