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琉球王国

1NAME:2012/04/08(日) 23:29:34
琉球王国 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E7%8E%8B%E5%9B%BD

40NAME:2015/05/11(月) 23:02:18
宮古島に800人規模の陸自「警備部隊」を配備方針 候補地2カ所を市長に伝達
2015.5.11 18:41更新
http://www.sankei.com/politics/news/150511/plt1505110021-n1.html

左藤章防衛副大臣は11日、沖縄県宮古島市の下地敏彦市長と市役所で会談し、市内の「千代田カントリークラブ」と「大福牧場」の2カ所の用地を取得し、陸上自衛隊「警備部隊」を配備する方針を伝え、受け入れを要請した。艦艇と航空機に対処する地対艦ミサイル(SSM)、地対空ミサイル(SAM)の部隊を含め700〜800人規模の隊員を配置することも明らかにした。下地氏は受け入れを判断するにあたり、市議会に賛否の採決を諮る方針だ。

 中国軍の艦艇や航空機が沖縄本島と宮古島の間を通過する形で太平洋への進出を活発化させる一方、沖縄本島より西側は自衛隊の実戦部隊が配置されていない空白地帯となっている。宮古島への部隊配備はその空白を埋め、南西地域の防衛力を強化する措置で、防衛省は平成30年度末までの配備完了を目指す。

 左藤氏は「警備部隊の配置により宮古島への攻撃に対する抑止力を高め、災害時の救援で自衛隊が迅速に対応できるようになる」と配備の意義を説明した。 下地氏は「(説明の)理屈は十分理解できる」と応じ、「市議会に報告し、しっかり議論してもらう」とも述べた。下地氏が市議会の採決に諮るのは、市民の意見を反映する市議に賛否を問うた上で受け入れの可否を判断するためだ。

 宮古島には空港と港湾が整備されており、防衛省は南西諸島の有事での部隊の連絡・中継拠点や災害時の救援拠点として活用することも想定している。先行して警備部隊配備を決めた鹿児島・奄美大島の約550人より隊員を上積みする。 左藤氏は警備部隊の配備を計画している沖縄県石垣市も訪問。中山義隆市長に部隊配備に向けた調査に着手する方針を伝え、中山氏は協力する考えを示した。

41NAME:2015/05/11(月) 23:15:40
陸自警備部隊、宮古島2カ所に配備 ゴルフ場と牧場、市長に伝達へ 用地取得費の数十億円計上へ
2015.5.11 05:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/150511/plt1505110005-n1.html

防衛省は10日、沖縄・宮古島に配備を計画している陸上自衛隊「警備部隊」について、島中部にあるゴルフ場「千代田カントリークラブ」と北部の「大福牧場」の2カ所の用地を取得し、部隊を配備する方針を固めた。左藤章防衛副大臣が11日、宮古島市を訪れ、下地敏彦市長に配備方針を伝える。下地氏から部隊の受け入れに同意を得られれば防衛省は平成28年度予算案概算要求に用地取得費として数十億円を計上する。

 防衛省は警備部隊の施設として(1)駐屯地(2)訓練場(3)隊員宿舎-を整備し、30年度末までに約600人の隊員を擁する部隊配備を完了させる。1カ所に地対艦ミサイル(SSM)、もう1カ所に地対空ミサイル(SAM)を置く。 宮古島の警備部隊は、東シナ海で挑発を強めている中国軍の海・空戦力ににらみを利かせるため、艦艇と航空機に対処するSSMとSAMの配置を重視している。宮古島や周辺離島で災害が発生した場合も警備部隊が対応にあたる。

中国を念頭に置く南西防衛強化に伴う警備部隊配備は鹿児島・奄美大島に続くもので、防衛省は沖縄では石垣島にも配備する方針。 左藤氏は11日、石垣市も訪問し、中山義隆市長に部隊配備に向けた調査に着手したい意向を伝え、了承を得られれば約1年かけて配備候補地を絞り込む。石垣島でも宮古島と同規模の部隊を配備し、SSMとSAMも配置する。

42NAME:2015/05/17(日) 00:56:25
【与那国住民投票】
中学生、永住外国人にも“投票権” 国防を委ねる愚 「邪な奇策」は問題だらけ
2015.2.15 06:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/150215/plt1502150006-n1.html

日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」の配備について賛否を問う2月22日の住民投票が1週間後に迫った。配備賛成派と反対派双方の訴えが熱を帯びるが、陸自配備を争点にした過去2回の町長選では陸自を誘致した外間守吉町長が連勝しており、同じ問題が蒸し返される事態は極めて異様だ。しかも、日本の国防を左右する重要政策にもかかわらず、住民投票で中学生と永住外国人に投票資格を与えた。住民投票の正当性そのものが問われる問題といえる。

活性化vs健康被害

 「与那国の未来、『自衛隊が来たら…』」 賛成派は「自衛隊に賛成する会」を設置し、陸自配備の意義をまとめた資料を作成した。人口減と高齢化が進む中、若い陸自隊員160人と家族90人(予想人数)が町民となることで税収と雇用が増えて島が活性化し、災害対応を含め「島民の安心・安全がしっかり守られる」と訴えている。

国政選挙ではありえない中学生、永住外国人にも“投票権”

反対派も「住民投票を成功させるための実行委員会」を結成。作成した資料では、部隊に配備される監視レーダーによる健康被害について、レーダーの電磁波が「私たちをむしばむ」と不安をあおり、「私たちの体は、私たち自身が守らなければなりません」と強調している。 賛成する会の金城信浩会長は「何度も同じ問題を町民に問い、きりがない気がするが、住民投票をやるからには勝つ。これで決着をつけたい」と語る。 一方、反対派で住民投票実施を主導した町議は「町長選は陸自配備以外にも争点があり、陸自配備に絞った住民投票で民意を問う必要があった」と話す。 平成21、25年に行われた町長選はいずれも陸自配備を最大の争点とする一騎打ちで、外間氏が反対派を破っている。

邪な奇策

 麗澤大学の八木秀次教授は「首長選で勝てない少数派の奇策として住民投票が行われることが多く、邪な手法だ」と断じる。 国政選挙では未成年である中学生はもちろんのこと、成人でも日本籍を持たなければ投票に参加できない。憲法15条が根拠になっているのだ。ところが、反対派町議は中学生と永住外国人に投票資格を与えるという奇策も強く要求し、実現させた。

マスコミの影響を受けやすい中学生

43NAME:2015/05/19(火) 02:42:43
安倍政権 翁長知事と面会拒否
これが政府のやることか 沖縄振興費 一方的に減額
2015年1月9日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-09/2015010901_01_1.html

安倍政権による沖縄の民意無視・問答無用の強硬姿勢が際立っています。政府は8日、自民党沖縄振興調査会に対し2015年度の沖縄振興予算を減額する方針を説明しました。今年度の3501億円から1割前後減らす方向です。しかも、予算要望のため上京した翁長雄志沖縄県知事との面会を閣僚が拒否するという異常な対応。沖縄では「安倍政権は県知事選と衆院選の県内選挙区で完敗した意味をよく理解できていないのではないか」「沖縄の民意を今こそ直視し、その非民主的な対応を恥じるべきだ」(琉球新報8日付社説)と怒りが広がっています。

安倍政権の民意無視に怒り

 自民党はこれまで、歴代の沖縄県知事を調査会に招いて要望を聞いていましたが、「辺野古新基地ノー」を掲げて圧勝した翁長知事は呼びませんでした。 8日の調査会に先立ち翁長知事は6日から上京し、サトウキビ交付金に関して西川公也農水相との面談を要望していましたが、農水相は拒否しています。 これについて翁長氏は8日、都内で記者団に対し「私は民主党政権時代も沖縄市長会の会長として会合に出席し、野党時代の自民党の調査会にも出席した。沖縄の実情という意味で、やはり聞いていただきたかった」との思いを吐露しました。

 安倍政権は、辺野古新基地推進の方針を何ら変えないばかりか、民意を聞かずに沖縄振興予算も減額するという「ムチとムチ」政策を押し通すかまえ。沖縄の民意を聞かないばかりか、行政府としての公正な対応さえ投げ捨てています。 政府は13年末、仲井真弘多前知事が公約を裏切って辺野古新基地建設推進に転じたことと引き換えに、沖縄振興策で前年度比500億円増の14年度予算3501億円を計上。14年8月に示した15年度概算要求では、さらに3794億円へ上積みしました。

 ところが、翁長県政が誕生すると、手のひらを返すように方針転換。関係者によれば、8日の自民党部会では「今までが多すぎたので適正な金額に戻す」との考えが示されました。これまで政府は「基地と振興策はリンクしない」と説明してきましたが、「リンク」を自ら認めた形です。 これだけの民意無視は歴代政権にない異常なものです。これは安倍政権が昨年の沖縄での一連の選挙でことごとく敗れ、民意に追い詰められていることの裏返しといえます。

新基地建設費は増額 1000億円計上

 政府・自民党は8日、2015年度予算案で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる同県名護市辺野古への新基地建設費として1000億円以上を計上する方針を固めました。複数の自民党関係者が明らかにしました。 政府は、仲井真弘多前知事が13年末に辺野古埋め立てを承認したことを受け、14年度の新基地建設費として予備費も含めて計740億円を確保しました。 14年11月の知事選で新基地建設反対を掲げた翁長雄志氏が仲井真氏を10万票の大差で破って圧勝しましたが、政府はこれを無視。経費を大幅に積み増して新基地建設を強行する構えです。

44NAME:2015/05/19(火) 02:43:49
農相、知事面会を拒否 安倍政権「冷遇」際立つ
2015年1月8日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237011-storytopic-3.html

【東京】上京中の翁長雄志知事は7日、サトウキビ関連交付金の要請のため面会を求めていた西川公也農相とは会えなかった。農林水産省が日程を理由に県に断った。一方、西川農相は同日、県さとうきび対策本部長の新崎弘光JA沖縄中央会長や西銘恒三郎衆院議員ら地元自民党議員らの要請には応じた。例年行われる要請ではこれまで仲井真弘多前知事が同席しており、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長氏との対話を事実上拒否した形だ。翁長知事に対する安倍政権の冷遇が際立っている。

 翁長氏は昨年末に就任後初めて上京した際、山口俊一沖縄担当相と会談した以外は閣僚に会えていない。県によると昨年12月に農相との面会を依頼し、JAの要請に同席を求めていたが、農水省は「大臣の日程が取れない」と回答した。
 県は農相がJAや西銘氏らと会ったことを受け、東京事務所を通して7日も日程調整を依頼したが、実現しなかった。また自民党県連を通して同党本部の野菜・花卉(かき)・畑作物等対策小委員長らとの知事面会も求めていたが、県連が断った。
 翁長氏は7日、西川農相と面会できなかったことについて「今の状況を県民や本土の方々にご覧になっていただき、それぞれ考えていただければいいのではないか」と語った。

 一方、西銘氏は記者団に対し「私たちは衆院選で(翁長氏と)激しく戦いつぶされた側だ。政党との関係をしっかりしてもらわないと勝手に動くわけにはいかない」と述べ、自民党本部や県連との関係を翁長県政が修復しない限り、協力は難しいとの考えを強調した。
 県は7日、事務方を通じて農水省にサトウキビ生産振興対策など6項目の要望書を提出した。

45NAME:2015/05/19(火) 02:45:56
【沖縄イジメ】
翁長知事と面会していない事について安倍首相がコメント!「機会がなかった」「今後、信頼関係が生まれる中で対応したい」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5424.html

安倍首相は沖縄県の翁長知事と一度も会っていませんが、この事について社民党の福島瑞穂氏が安倍首相に質問をぶつけました。
2月3日の衆院予算委員会で福島氏が「翁長知事と何故会わないのか?」と質問したところ、安倍首相は「内閣改造や衆院選などがあり、そういう機会がなかった。今後翁長氏やそのスタッフとの信頼関係が生まれる中で対応したい」と返答しています。
また、辺野古基地の強制工事に関しても質問があり、政府側は「法律で決められた事を守って粛々と進めているだけ」と述べ、悪意はないと強調しました。

誰がどう見ても、沖縄の件は明らかなイジメです。予算の削減に1ヶ月以上も会わず、そのまま辺野古基地の強制建設。沖縄県民の意見は無視しており、これで「他意はない」と言うのは無理があります。ヤフーニュースなどのコメント欄には「国が決めたことに歯向かうなんて!」というような書き込みが多いですが、ハッキリ言って、地元の民意を無視している安倍首相の方が異常です。

☆<安倍首相>沖縄知事と面会「機会なかった」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000085-mai-pol
引用:安倍晋三首相は3日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する沖縄県の翁長雄志知事と面会していないことについて「内閣改造や衆院選などがあり、そういう機会がなかった。今後翁長氏やそのスタッフとの信頼関係が生まれる中で対応したい」と述べた。社民党の福島瑞穂氏への答弁。

 安倍首相は、辺野古移設に伴う埋め立てを承認した仲井真弘多前知事とは度々面会していた。福島氏が「仲井真氏への対応と違い過ぎる」と指摘すると、首相は「政府としては基本的にしかるべき対応を取っている」と反論。;引用終了

46NAME:2015/05/21(木) 23:38:08
中国軍機、沖縄本島と宮古島の間を通過 初の西太平洋往復の遠海訓練「今後も実施する」
2015.5.21 22:19更新
http://www.sankei.com/politics/news/150521/plt1505210030-n1.html

【北京=川越一】中国国防省は21日、同国空軍機が同日に沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡上空を抜け、西太平洋上空で訓練を終えて帰還したことを明らかにした。空軍機が同海峡を抜け、西太平洋で訓練を行ったのは初めてとしている。 中国空軍機は3月にも台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過し、初めて西太平洋に入るなど、対米防衛ラインとして設定する第1列島線(九州-沖縄-台湾-フィリピン)を越える訓練を活発化させている。

 同省公式サイトに掲載された写真から、21日の訓練に使われたのは、中国軍のH-6K爆撃機とみられる。中国空軍の申進科報道官は「航空部隊による遠海での機動作戦能力を高めた」と主張した。 カナダの中国語軍事専門誌は最近、中国空軍が第1列島線を突破し、小笠原諸島やグアムを結ぶ第2列島線まで作戦行動範囲を拡大するため、新型の長距離爆撃機を開発する方針を決めたと報じた。 申報道官は「訓練は特定の国や地区、目標に対するものではない」と“脅威論”を牽制(けんせい)しつつ、「今後も状況を見ながら、第1列島線を越えて展開する遠海訓練を実施する」と述べた。

47NAME:2015/05/22(金) 02:02:37
安倍首相の大人げない“沖縄いじめ”
トップ 週刊朝日 記事 政治 国内
http://dot.asahi.com/wa/2015012000105.html

安倍晋三首相の独断的なやり口は、沖縄ですでに問題になっている。 昨年11月の沖縄県知事選では、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志(おながたけし)新知事が勝利した。

 翁長氏は、もともとは自民党に所属していたベテラン政治家。だが、旧来の保守系政治家とは違って「基地は沖縄経済の阻害要因」と明快に言い切る。自身の14年間の那覇市長の経験から、基地返還後の経済効果が大きいことを知っているからだ。 県の試算では、1987年に全面返還された米軍牧港住宅地区(那覇市)は、約20年で約100倍となる1万7千人の雇用を生み、雇用者報酬の合計は約70倍の518億円(推計)に増えた。沖縄経済に占める基地の依存度も、復帰直後の72年は15.5%だったが、観光業などの発展で2011年度には4.9%にまで低下している。

 沖縄取材を続けるジャーナリストの高野孟(はじめ)氏は言う。「知事選では、財界の一部も翁長支持にまわり、安倍政権と米国政府を驚かせた。しかも昨年は県知事選だけでなく、名護市長選、名護市議選、那覇市長選、衆院選の4小選挙区のすべてで沖縄県民は移転反対派を勝利させた。安倍首相が上から目線で基地問題を進めるやり方に、保守・革新を超えた『オール沖縄』で跳ね返したのです」

 これが安倍首相の逆鱗(げきりん)に触れた。仲井真弘多(ひろかず)前知事と着々と進めていた辺野古移設の作業に、黄信号が灯ったからだ。「仲井真さんでないと、沖縄は発展しない!」とまで前知事を持ち上げていた安倍首相は、カネと権力を使って“沖縄いじめ”を始めた。 14日に閣議決定した国の予算案では、約3800億円と見積もられていた沖縄振興予算が、3340億円へと大幅減額。要望を上回る予算を付けた仲井真前知事時代とは雲泥の差だ。

 これだけではない。翁長氏は昨年12月24〜26日に上京し、安倍首相や菅官房長官に就任挨拶(あいさつ)のための面会を求めたが、官邸は拒否。会えたのは山口俊一沖縄・北方相だった。 年明けの6〜8日には、基地問題ではなく、サトウキビの交付金について西川公也農林水産相にも面会を求めたが、これも実現しなかった。この間、翁長氏は県東京事務所でじっと待機を続けていた。

 菅官房長官は、14日の記者会見で翁長氏との面会予定について聞かれると、「私は会いません」 と素っ気なく回答。かつて自ら沖縄に出向いてまで仲井真前知事との会談を求めた対応との違いに、沖縄県民の怒りは沸騰している。

 地元選出の玉城デニー衆院議員は言う。「安倍首相は大人げない。振興予算全体では厳しい査定をしておきながら、辺野古への移設経費は倍増させている。移設に反対する沖縄の民意を真摯に受けとめていない。予算の付け方が県民を愚弄(ぐろう)している」

 14日夜から15日未明にかけて、政府は辺野古沿岸部での海底ボーリング調査の再開を強行した。座り込みを続ける反対派と県警が繰り返し衝突し、80代の女性が転倒して頭部を打ち、病院に搬送される場面もあった。深夜の作業強行について、座り込み集会の責任者である沖縄平和運動センターの山城博治議長は「堂々と昼間にできない後ろめたさが安倍首相にある証拠だ」と憤る。 ※週刊朝日 2015年1月30日号より抜粋

48NAME:2015/05/22(金) 02:04:38
【地方紙検証】
菅-翁長会談をどう報じたか? 「沖縄いじめ」「日本は独裁国家」と政府批判に終始 読売だけは翁長知事を指弾
2015.4.11 08:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/150411/plt1504110004-n1.html

4月5日、米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、菅義偉官房長官と、沖縄県の翁長雄志知事が会談した。翁長氏は辺野古移設阻止を公約に掲げ昨年11月に当選した。知事就任後、初の会談での両者の主張は平行線に終わった。沖縄の基地負担軽減のため、米軍の訓練の一部を九州で実施する動きが進む中、移設を巡る混乱が九州にもたらす影響は小さくない。九州・沖縄の地方紙は、この会談をどう報じたのか。(九州総局 大森貴弘)

 産経は6日付の「主張」で「顔を見ながら言葉を交わした意味は小さくないはずである。(中略)政府首脳が沖縄に足を運び、初会談が実現したのは良かったのではないか」と評価した。その上で、翁長氏と安倍晋三首相との面会も早期に実現させ、普天間の危険性除去や、尖閣諸島を狙う中国を前にした抑止力について、翁長氏の考えを語ってもらいたい-と求めた。 翁長氏を厳しく指弾したのは読売だ。7日付の社説で「疑問なのは、翁長知事が激しい政府批判に終始したことだ。(中略)普天間飛行場の返還は1996年の日米合意以来、一貫して県内移設が前提だった。翁長知事も、県議や那覇市長時代には長年、辺野古移設を容認していた」とし、普天間の危険を取り除くためにも、辺野古移設を追求すべきだと指摘した。

一方、朝日は6日付社説で「『粛々と』ではすまない」との見出しをつけ、翁長氏の言葉を国民全体で受け止め、政府は辺野古で進める作業を中止すべきだと説いた。毎日も7日付社説に「沖縄が示した強い意思」との見出しで掲載し、政府に辺野古移設の白紙化を求めた。

 九州の地方紙も、朝日や毎日と同様の論調が目立った。 熊本日日は6日付社説で、翁長氏が上京した際、安倍首相らと面会できない上、政府が沖縄振興予算を減らすのは「沖縄いじめ」だと指摘した。対立が先鋭化すれば沖縄独立論も高まりかねないとした上で、「政府はいったん辺野古沖の作業を停止させ(中略)翁長氏の主張にも、あらためて耳を傾けるべきだろう」と結んだ。

 南日本は7日付社説で翁長氏の主張に理解を示し、政府は辺野古沖の作業を止めて沖縄の声を聞くべきだ、とした。 山口も7日付社説で「政府はこの(沖縄の)民意をしっかりと受け止めるべきではないか」と書いた。 では、沖縄県の地方紙はどうだったのか。 琉球新報は6日付朝刊では両者の会談を1面トップで報じたほか、5ページを丸々割いて詳報した。「自治の抑圧即時やめよ」とする社説も掲載した。米国統治下の沖縄で「自治は神話」と語ったキャラウェイ高等弁務官を菅氏に例えた翁長氏の発言を引き合いに、「日本は独裁国家と言うに等しい」と政府の対応を厳しく批判した。

翌7日付朝刊も会談を詳しく報じた。琉球新報の取材に対し、ジョセフ・ナイ元米国防次官補が辺野古移設への懸念を表明したことを取り上げ、「沖縄に犠牲強いるのは誰か」と見出しをつけた。 そこでは「沖縄の民意を正当に受け止める発言が、沖縄が属する日本からでなく、米国から出てくるばかりなのが残念でならない」「沖縄に犠牲を強いているのは、他の誰でもなく日本政府なのだ」と批判した。 さらに特集面で「平行線に終わった会談を本土の各紙はどう評したのか」として、東京▽朝日▽北海道▽高知▽信濃毎日-の各紙社説を転載した。 いずれの社説も、沖縄の民意を受け止め、政府は辺野古移設を見直すべきだと論じている。なお、会談の実現を評価した産経や、翁長氏の対応を批判した読売については触れなかった。

49NAME:2015/05/24(日) 02:15:23
中国に文句言わない沖縄県知事
【産経抄】2015.5.23 05:05更新
http://www.sankei.com/column/news/150523/clm1505230003-n1.html

気の合う相手と話が弾めば、あっという間に時間は過ぎる。それでも10分もあれば、伝えたい事柄は要点だけでも十分に話せる。沖縄県の翁長雄志知事は先月、河野洋平元衆院議長らと中国の李克強首相と会談したが、尖閣諸島問題は触れずじまいだった。

 ▼日本記者クラブで質問された知事は、「私の持ち時間は10分。経済交流などの話だけで終わった」と釈明した。尖閣より中国福建省との定期航空便開設の方が重要だとお考えなのだろう。 ▼知事は、米軍普天間飛行場の辺野古移設に断固反対している。来週には訪米して議会関係者らに在日米軍基地が集中する沖縄の現状を訴える。沖縄本島住民の生命・財産を守るため米国まで出かける知事の熱意には恐れ入る。 ▼なのに、尖閣沖を漁場にしている石垣島の漁師らが中国船に蹴散らされ、危険な目に遭わされても中国の偉い人に文句一つ言わないのはなぜか。自民党沖縄県連幹事長も務めた知事が、安倍、オバマのご両人よりも隣国の習さんに親近感を抱いている、ようにもみえるのはどうしたことか。

▼習さんは優しい良き隣人ではない。尖閣にちょっかいを出し、中国本土から遠く離れた南シナ海で広大な人工島をつくり、軍事的野心をむき出しにしている。核拡散防止条約(NPT)再検討会議の最終文書案から被爆地である「広島・長崎」の名を削除させたのも習さんである。被爆者の心を踏みにじり、あからさまに日本を挑発した。 ▼「尖閣でいざこざは起こしてもらいたくない」と知事が本気で願っているのならば、抑止力強化のため辺野古移設をぜひ受け入れてもらいたい。むろん、あとの46都道府県も沖縄の苦労を引き受けねばならない。70年前の悲劇を繰り返さないためにも。

50NAME:2015/05/25(月) 23:05:13
【沖縄・翁長知事記者会見(1)】
「沖縄の独立より、日本が切り離す方が心配」「辺野古基地と日米安保は全く違う」
2015.5.20 23:55更新
http://www.sankei.com/politics/news/150520/plt1505200071-n1.html

沖縄県の翁長雄志知事は20日、都内の日本外国特派員協会で講演後、記者会見した。主なやり取りは以下の通り。

 --沖縄はまだ、7割の米軍施設が集中している。紛争が起きると、沖縄が攻撃の主要な標的になり得る。再び大きな犠牲が出る可能性があるのに、なぜそれに対する政治的な議論がないのか 「辺野古基地が候補地に挙がったときは、アメリカのジョセフ・ナイさんやマイク望月さんなどが、海兵隊はそこに置かない方がいいのではないか。中国のミサイルも大変発達しているので、万が一があると、中国に近すぎてミサイルの何発かが普天間飛行場や嘉手納基地にぶつかると、沖縄県民の生命はさることながら、米軍の軍人軍属も危ないですよ、と。だからグアムやハワイに下がって、もう一回抑止力というものを考えてくださいというのがアメリカの考え方として2〜3年前まであったが、残念ながら前知事が承認したので、それが免罪符になってアメリカ側がだいぶそうした考え方になりました」

 「しかし、ご指摘のあったように、まさしく70年前に10万人も沖縄県民が亡くなる。戦後にはサンフランシスコ講和条約で、あれだけ日本に尽くした沖縄をさっさと切り離して独立してしまった。残された沖縄は日本人でもない、アメリカ人でもない中で22年間、無国籍人で過ごしてまいった。そうしたことなどを考えると、今一度、万が一また、沖縄がまた切り離されるのではないか、10万人が亡くなるのではないかこういう恐怖心を持つのは沖縄の人間としては当たり前であります」「日本政府は、日本の防衛という視点からしか物事を発しない。そうした中で沖縄の声が地元ではけっこうあるが、中央のメディアでは一切無視されてますので、私たちからすると、本土に理解を得る術がない。その意味での悔しさはある」

 --政府が辺野古移設の方針を変えない場合は、沖縄としてどのような選択肢があるのか。最後は独立論になるのか

 「日本の国の問題ということで私が話をして、それでも物事が前に進まない場合は独立論かという話しかと思うが、今の問題は、沖縄は日米両国という権力を相手にして、小さな島の沖縄がこれと闘うのは大変なことであります。しかし27年間の米軍の施政権下で銃剣とブルドーザーで土地を奪われ、土地を強制的に買い上げることになった。1956年頃、その時の沖縄は裸足で芋を食べながら生きているような貧しい生活でしたから、のどから手が出るほどお金がほしかったんでしょうけど、保守も革新も関係なくみんなで心を合わせて、今の権力よりもずっと大きなものをはね飛ばして土地を売らなかった。ですから、沖縄の土地は、基地は民有地。行政が持っているわけです。だから反対という話ができるわけです」

51NAME:2015/05/25(月) 23:06:53
「そうしたこともあるので、辺野古基地は今のやり方でいくとできないと思っています。これは何も私たちが変なやり方をするとかそういうことではなく、必ずできないようになるだろうと思っています。しかしながらどういう理不尽なやり方で建設をするかはみえないので、そういうことをこれから予測するのは大変僭越なので申し上げませんが、独立は議論としてあるが、実際上はなかなか簡単ではないということがわかりますが、じゃあ、それがないということになるとね、沖縄は放っておけとなると、そういう決意もないところは基地を置いておけという話しになると、それは分かりません」

 「私たちも生きる権利がありますし、尊厳も持ってますし、なんで本土のみなさんはなんで自分のところで基地を預からないで、沖縄に74%も押しつけるのか。日本の安全保障は日本全体で負担してくださいよ、と。仮想敵国からも、沖縄だけに押しつけているような日本の安全保障は見透かされていると思いますよ。ですから私は、サンフランシスコ条約で切り離されたように、沖縄はもう一回切り離されるんじゃないか、沖縄が独立するというより、日本が切り離すんじゃないかという心配の方がむしろある」

「そして、いま辺野古基金というのをやったら7割の方が本土から支援をいただいて、いま2億円を超えている。辺野古支援として、いま本土の方々が沖縄県民と一緒になって支援をしているというのがある。そうしたことなどが出てくると、今まで無関心、無理解だった本土の方も、こうした議論を聞きながら、あるいは安倍晋三首相や菅義偉官房長官との議論を聞きながら『ああ、これは変だよね』と。いわゆるアジアのリーダー、国連でももっとしっかりした地位を占めたいという日本が自国民の人権も平等も民主主義も守ることができなくて、世界の共有の価値観をもってこれからリーダーになれるかというと、私はそうはなれないと思います。そうしたことに気づく方々がおられたら、日本の安全保障は日本全体で考えるということをよくよく理解しながらやりませんと、辺野古基地ができなくなった場合の日米安保体制、日米同盟の危うさが私には見えてまいります」

 「私は自由民主党の出身だから日米安保の大切さはよく分かります。しかし、辺野古基地を認めるというのとはまったく違います。私は沖縄の自由民主党でありますから、沖縄の将来の子や孫のためにこの沖縄がどうあるべきかを一番考えるのが私の仕事でありまして、その中で日本とアメリカとの全体の調和を考えたいと思っています」

52NAME:2015/05/25(月) 23:11:42
【沖縄県の翁長知事の記者会見(2)】
「絶対基地を作らせないことを米国に伝える」「沖縄は平和の緩衝地帯の役割果たす」
2015.5.20 23:58更新
http://www.sankei.com/politics/news/150520/plt1505200072-n1.html

--今月末に訪米する。その目的は? 何を訴えるか

 「私が行く前に日米首脳会談がありまして、オバマ大統領と安倍晋三首相が共同声明を出しました。辺野古移設が唯一だというアメリカの下院決議もありました。そういう最中にいくわけだから、大変厳しいものを感じていますが、それでも先ほど申し上げた通り、辺野古に基地をつくるのは簡単ではないんです。ジュゴンが住んで、美しい珊瑚礁があってたくさんの魚がすんでいて、そういったところを埋め立てる。その作業たるや大変な作業になるわけで。なおかつ知事の権限、名護市長の権限といろいろあります。法的な措置もいろいろございます。あそこに土や石を運ぶためにどれだけのトラックが使われるかというと、10トンダンプが10万台、1年かけて埋め立てのために走るんですね。こんなことが世界に知らしめられたときに、本当に日本の国が民主主義国家として世界から尊敬され愛されるかとなると、その受ける大きな痛手が格段にある」

「なおかつ、3日前に3万5千人集まったように、年配の方や若い青年、男女が集まる、それがそういう事態になったら、おそらく今は100人規模だが、1000人規模で辺野古に行くと思います。辺野古に行っての反対の集まりは、とてもとても海上保安庁などで止めることは簡単ではないと思います」 「こういったことを考えますと、絶対に作らせないということをアメリカに伝えたいんです。『あなた方が決めたからできると思ったら間違いですよ』と。日本の国内問題だから俺たちは知らんよと僕らが行くと必ずそう言われる。ところが、辺野古がダメになったら日米同盟が崩れるということからすると国内問題ではないんですね。アメリカさんは私からすると、今度の日米首脳会議でもあまり辺野古には言及していない感じがします。その意味からすると、本当はイヤイヤなのではないのかと推察する」

「私は安保体制というものを理解している。だからこそ、理不尽なことをして日米安保体制を壊してはいけない。日米安保の品格ある、誇りあるものを創りあげ、アジアの中で尊敬される日本、アメリカも太平洋国家として尊敬されるアメリカ。こういうものにならなければ私はアジアの経済が安定することはないだろう、と。沖縄の将来の目標は東西1000キロ、南北400キロに160の島々があって、40の有人の島がありますけど、将来は平和の緩衝地帯としてこの場所があってもらいたい。いわゆる日本の防衛で基地をたくさん置くのではなく、平和の緩衝地帯として沖縄がこれから役割を果たす、アジアと日本の架け橋になることを夢見ながらやっているところであります」

53NAME:2015/05/25(月) 23:14:08
 --16世紀に豊臣秀吉が中国、朝鮮出兵を支持してほしいと言われ、琉球はできないということで秀吉は負けたが、400年経て同じ状況になる。沖縄がアメリカの基地を持っている。将来の経済の発展を考えると、沖縄が米軍基地がないまま経済的に生きられるか。経済的に生き残れるか。

「確かに琉球は断った。武器のない島ですので、そういった意味からすると、参加するのは不可能だった。その代わり、サトウキビなどいろんな形でお金を出したと聞いている。いま、日本の独立の神話という話しがあったが、私が日本の独立神話と3日前に申し上げたのは、戦後27年間、米軍の施政権下にあって、そのときのキャラウェイ高等弁務官が沖縄の独立は神話である、と。自由、平等が保証されませんでした。保証されない中で私たちはいろいろ工夫をしたが、なかなかいい形での解決はなかった」

 「いま沖縄からみると、米軍基地の73.8%があるので、いわゆる日米地位協定がどういう内容かがよく分かる。いま辺野古に基地を作ろうとするときに、他の人に邪魔されないようにフロートを作っているんですが、アンカーの代わりに45トンのブロックを使っているんですね、今の工事は。珊瑚を壊しているのではと言って調査させてくれと言っているが、地位協定を盾に取って運用の邪魔だと言って調査させてくれないんですが、工事の作業船は入ってるんですね。海上保安庁の警備船も入っている。防衛局の警備船も入っている。沖縄の調査船は入れないんですよ。銃剣とブルトーザーで基地建設が始まりつつありますよと言っているのは、こういうことです」

「沖縄の調査船が入れないような日米地位協定、これは犯罪でもみんなそうです。27年の統治下の時には大変だった。それでも日米地位協定がいかに日本を縛っているか。防衛局に抗議にいっても何にもできませんよ。ただ、『米軍に伝えます』と。これだけです。これだけの当事者能力が日本にないのをみると、もしかして日本の独立は神話だとアメリカが言っているのではないかなという感じさえ受ける。本当にそういうことで、日本を取り戻す、美しい国・日本というものが本当にできあがるのか。もっと自分の力でしっかりと地に立って、自国民を愛し、その中で日米同盟とか日米安保をつくって、誇り高いアジアのリーダーとしての日本をつくっていただきたいと、私は思っている」

「経済的に言えば、基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因になっております。終戦直後はGDPの50%はありました。27年後の復帰するときに基地関連収入は15%まで落ちています。いまどれだけかというと4.9%です。沖縄のGDPの4.9%。基地がある中で沖縄の経済がどれだけ阻害されているかというのは、那覇市の新都心地区でいうと、52億円の軍用地料があって、25年前に返されたときには、地主さんが『生きていけるかねえ』と言っていたが、私が15年前に市長になって区画整理をした時に街ができました。どう変わったかというと、52億円が600億円になった。雇用は180人しかいなかったんですよ、芝生を刈ったり、米軍の家を直したりで180人しかいなかったが、いま1万8千人。100倍の人が働いている。税収は6億円から97億円。15倍も増えている。基地がなくなると沖縄は大きく発展するんですよ。基地はむしろじゃまなんですよ、経済の面からみたら。実に迷惑な話しになってきている」

54NAME:2015/05/25(月) 23:33:36
沖縄知事が戦闘モード封印? 首相にかりゆし贈呈
2015.5.25 19:01更新
http://www.sankei.com/politics/news/150525/plt1505250027-n1.html

沖縄県の翁長雄志知事は25日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相らに沖縄の夏の正装「かりゆしウエア」を贈呈した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題をめぐり、政府と沖縄県の対立が続くが、翁長氏はかりゆしの普及促進を優先させ、“戦闘モード”は封印。2人とも終始なごやかな雰囲気を演出した。

 翁長氏が、かりゆしウエアを「沖縄の特産品で観光のPRになっている」と紹介すると、首相は「今年も閣議で(閣僚全員が)着て沖縄経済に貢献したい」と笑顔で応じた。翁長氏は今月27日からの訪米で、辺野古移設反対を訴える予定だが、会談では移設問題には言及しなかった。 翁長氏は首相と面会後、記者団に「今日は笑顔いっぱいだった」と話す一方、訪米に関しては「全力を挙げて基地は作らせないと伝えたい」と強調し、辺野古への移設反対を主張する方針を改めて示した。

55NAME:2015/05/25(月) 23:36:05
【沖縄・翁長知事の記者会見(3)】
「基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ」「オスプレイは抑止力にならない」
2015.5.21 00:28更新
http://www.sankei.com/politics/news/150521/plt1505210003-n1.html

「日本の安全保障のためだから一定程度がまんしましょうという話であって、基地が私たちを助けてきたというものは、戦後貧しい時に食料を分けてもらったというのはあるかもしれないが、それも日米両政府がやったことですので。それは私たち沖縄からすると私たちの責任じゃありません。爆弾で産業も何もなかったわけですから、それに頼るしかなかったんですが、いまは新しい跡地利用に世界の資本がホテルを作りたい、何を作りたいと県庁にもよく来るんです。基地があるから前に進まないんですよ。これだけ迷惑をかけていることを日米両政府は分かってほしい」

 「いま安倍首相が着々と進んでますよという普天間や那覇軍港、キャンプキンザー、これが返されたときの経済効果は、基地関連収入で500億円ありますが、返されたら経済効果は約8900億円。約20倍。普天間やキンザーが返されたら20倍の民間の施設が立ち上がってホテルやいろんなものができあがって、沖縄経済はぐーんと伸びていくんですよ。基地が邪魔しているんですよ。だから基地で沖縄が食っているというのは40年前の話しであって、今や基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だと理解してほしい」

--日本政府は中国の軍事力増強を脅威と言っている。だから米軍基地も必要としているが、翁長知事は中国を脅威とみるか

 「中谷元防衛相と話しをしたときも、中国が脅威でどれだけスクランブルがあるか。どれだけ尖閣諸島に侵入があるか。だから自衛隊の基地を宮古島にも石垣にも与那国にも自衛隊を置きたい、と。日本の安全保障を考えるときに理解をしてもらいたい、と言われた。私から申し上げたのは、じゃあ私たちが米軍の施政権下にあったときのソビエトとの冷戦構造時代は今よりも平和だったんですか、と。過去と比べて今の中国の脅威というのは冷戦構造よりももっと脅威になっているのかどうか。それから積極的平和主義ということでオバマ米大統領と協定を結んで、これから中東も視野に沖縄の基地を使うと言っているわけですよね。そうすると沖縄は、冷戦構造時代は自由主義社会を守るとかそうした理由で沖縄の基地の存在価値があったのに、いつのまにか中国、さきざきは中東も視野に入れて沖縄に基地を置くということになる」

56NAME:2015/05/25(月) 23:38:37
「そうすると沖縄は、世界の平和のためにいつまでも基地を預かって我慢しろということになる。沖縄が必要だというが、アメリカのジョセフ・ナイさんやマイク望月さんは日米安保に積極的に話しをされた方々が、中国のミサイルが大変発達している、と。アメリカの原子力潜水艦に20発があるが、その1発の威力が広島や長崎の5千倍だという。中国のミサイルもおそらく500倍の威力があるんじゃないですかね」

 「このミサイルが沖縄に飛んできたら、沖縄県民にだけでなくアメリカの軍人軍属もみんなやられますよ。グアム、サイパン、ハワイで遠いところから防衛するべきだというのがジョセフ・ナイさんらの話しだった。言っていることは正しい。中国の脅威に沖縄の基地を強化して対応できるのか、これがですね、私からすると大変疑問です」

 「なおかつオスプレイは輸送するだけの飛行機ですので、攻撃することはできない。すると、抑止力になるということはあり得ない。それから、ひとつの県に日本の防衛のすべてを押し込めて、いざ何かあると、また沖縄が戦場になるんじゃないですか。私が沖縄の保守の政治家として子や孫を守るために、全体として平等にやるのはいいですよ。全体で平等ならいいが、74%も沖縄に背負わせて、お前たち、日米安保をなんと考えているのかと話す人はよほど自制心のない人じゃないかなと思います」

--ここ4〜5年、沖縄の県民は日本の本土に差別されている、と。沖縄の本土への県民感情を決定的に変えたのは何か

 「この20年来の基地問題で差別という言葉がよく使われるということでした。その原点は、8年ほど前の教科書検定だと思う。先ほど戦争のことは触れませんと申し上げたが、あの時、沖縄が日本国民になるんだということで一緒に日本軍と戦いました。けれども、現実に現場ではお墓に逃げた沖縄の人をお墓から出して日本軍が隠れる。足手まといだから手榴弾を渡されて自決を迫られる。そうしたことを、おじいちゃんやおばあちゃんから聞かされてきたわけです」

 「しかし実際にそうした表現を教科書検定から消そうとしたので、消そうとするときに沖縄の人が10万人も集まって、それはできない、と。うちはおじいちゃん、おばあちゃんから話しを聞いている。こういうものをなかったものにするのはいけないよということで、保守も革新も関係なく集まりがありました。あの時は一定程度是正されたが、それでもあの時、沖縄があれだけ操を尽くしてこういう形で歴史の教科書を変えるのか。沖縄からすると立つ瀬がない」

57NAME:2015/05/25(月) 23:39:36
「私たちは何を誇りに何を基盤に子や孫に、『沖縄のふるさとの地にたってアジアに飛躍しなさい』『世界に飛躍しなさい』『日本国でがんばりなさい』と言えなくなる、それ以降、なにかおかしいなというのが、沖縄の人権の目覚めと同時に、アジアの経済的成長も絡み合ってきて、私たち自身が自分の足で歩きたいと。これが自己決定権と言われますけど、独立とは違うが、地方自治のあり方を考え直さないといかんということがあった」

 --オスプレイだが、今月末の訪米で訴えるか。あれだけ事故を起こしているが、配備をどう考えるか

 「オスプレイの配備、この原点も日米地位協定にかかわりあるんですよ。運用規定があって、市街地ではヘリモードで飛ばない、あるいは夜の10時以降は飛ばないと規定があるが、この規定の後に何が書いてあるかというと、『できる限り』と書いてある。最初の1年間、沖縄県が調査をして300件ありましたよというと、努力してますよと。それでは何にもならないんですよ」

「(東京都福生市などにある)横田基地も、沖縄への配慮といっているんですよ。しかしこれを支える部隊は(沖縄の)嘉手納にある。500人ぐらい兵隊がいて、本来なら沖縄に行きたいが、辺野古に行きたいが、いまゴタゴタしているので。余計に反対が起きたらいかんということで横田に仮置きしている。仮置きし、落ち着いたら沖縄に来ると、私たちは70年間のやりかたをみているから、そうなるだろうと思っている」

 --各種メディアの世論調査で日本国民の沖縄への関心は高くなっているが、米国民がどれほど認識しているのか分からない。米国民の関心度をどう考えるか

 「日米安保体制はアメリカにも重要だと思いますから、いずれにしろ辺野古基地は作れませんよと、つくることは不可能ですよ、10年間かけてそこに作ることは不可能ですよと。あの普天間を固定化するんですかということなども含めて訴えていきたい。それは米国世論にも訴えないといけません。それはマスコミなどとの関連で何かお知らせすることができるかどうか。私たちのパワーではそこまではいきませんけれども、しっかりと米国を握っている方々には伝えることができると思いますので、そこら辺はしっかりと伝えて、もう一回、日米安保を品格あるものにするために、辺野古基地を考え直してください、と。今のままでは行きませんよとはっきり伝える中で、沖縄の基地のしわ寄せを解決するとともに、これからのアジアのあり方、そして沖縄が将来、平和の緩衝地帯とがんばっていくと、それがいい形で組み合わせていけるように頑張りたい」

58NAME:2015/05/25(月) 23:41:20
【沖縄・翁長知事の記者会見(4)完】
「尖閣でいざこざ起こしてほしくない」「中国・李首相は理解してくれた…」
2015.5.21 00:53更新
http://www.sankei.com/politics/news/150521/plt1505210004-n1.html

--尖閣諸島(沖縄県石垣市)も含めて日中関係の現状をどうみているか。沖縄は中国とどう付き合うか

 「(4月に)北京で李克強首相とお会いしたのは、沖縄はアジア経済戦略構想ということで、アジアのダイナミズムを取り入れて物流拠点、国際観光リゾートをいかにしてアジアの中心地とするか、ということで一生懸命動いております。その一環で北京にも行きましたし、台湾にも行った。北京にはアジア経済構想ということで、河野洋平元衆院議長が戦後40数年、日中友好で貿易の交渉のために連続して行ったものを評価していただいて、私も河野さんとお付き合いが長いのでご一緒させてもらった」

 「李首相が会うというのは前日に分かった。河野さんは沖縄のこれからの観光問題や貿易問題をしゃべったらいいですよという話しがあったので、李首相に中国・福州市との歴史的な縁を申し上げて直行定期便を飛ばしたいと話しをしたら、その3週間後に許可が下りました。福州市の自由貿易地域ができたということで、沖縄にも特区があるから連携したいと言ったら

『ぜひがんばってください』と。李首相は理解を示してくれたと思っています」

 「難しい問題は河野さんが話しましたので、私は沖縄と福建省、福州市の中でアジア経済構想の一環で話しをしました。それから尖閣は、沖縄として平和の緩衝地帯になりたいという話しをしました。基地と経済の話しもありましたが、米国での9・11テロの時、あれは私たちからしたら遠い国の出来事で、なんでもないと思ったが、沖縄の観光はすぐに3割、4割と落ちていったんです。米軍基地があるから修学旅行なんかが止まったりして。あれから抜け出すのに2年から3年もかかった。『だいじょうぶさー沖縄キャンペーン』もやって日本国中から観光客を取り戻したんですね」

 「尖閣は私も日本固有の領土と思っていますが、しかしこれを、いまの状況で小競り合いが起きたら、石垣島の観光、100万人の観光客がちょっとしたいざこざから10万人に落ちる。風評被害ですら40万人落ちるわけですから。100万の人が10万に落ちる。ですから、尖閣でいざこざは起こしてほしくない。平和の中で尖閣の問題を考えてもらわないと。これを勇み足でやってしまった場合、私は取り返しの付かないところまで行くのではないかということで、尖閣につきましては何としても平和裏に、と。何が起きても平和裏に解決していただきたいというのが沖縄の立場としてございます」 (完)

59NAME:2015/06/14(日) 22:01:18
〜沖縄訪問記〜 “宝石より美しい”辺野古の海の埋め立ては、「国土の破壊」だ!
http://blog.goo.ne.jp/goo0301ab/e/1d41759bfcae26b8708b9a08c51735da

60NAME:2015/08/02(日) 19:49:33
沖縄「国として見限っていい」 官房長官会見で異例の質問
2015.7.13 22:54更新
http://www.sankei.com/politics/news/150713/plt1507130030-n1.html

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設の埋め立てをめぐり、同県議会で13日に成立した埋め立て資材の搬入規制条例に関連し、同日の菅義偉官房長官の記者会見で時事通信社の記者が「国として見限っていい」「もうこんな連中は放っておいてもいい」などと質問した。菅氏は「できる限り県と話をしながら進めていきたい」などと答えた。

百田氏「沖縄2紙を潰さねば」 「どこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはず」とも
2015.6.26 07:04更新
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260009-n1.html

「文化芸術懇話会」で、講師として招かれた作家の百田尚樹氏は、沖縄県の地元紙について「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と述べた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古への移設計画などに厳しい論調を展開していることを念頭においてのものとみられる。「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」とも語った。 一方で、沖縄の基地負担について「根が深い。苦労も苦しみも理解できる」と語った。

61NAME:2015/09/27(日) 05:12:11
「事実をねじ曲げ主張」辺野古移設賛成派、翁長氏を批判 「地元マスコミも反対派主張を、県民全員の意思に見せかけているが虚構だ」
2015.9.25 18:42
http://www.sankei.com/politics/news/150925/plt1509250028-n1.html

国連人権理事会で沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事に反論する演説を行った同県名護市の我那(がなは)覇真子(まさこ)氏が25日、日本記者クラブで記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に賛意を示した上で、「翁長氏は、政府によって県民が人権侵害を受けていると事実をねじ曲げて主張している」と訴えた。

 我那覇氏は「地元マスコミも反対派の主張だけを流し、県民全員の意思に見せかけているが、虚構だ」とも指摘。同席した同県石垣市の砥(と)板(いた)芳行市議は「翁長氏はなぜ、中国による尖閣諸島(同市)周辺での領海侵犯を(演説で)訴えなかったのか」と批判した。 翁長氏は21日、スイス・ジュネーブでの人権理事会で辺野古移設に関して「沖縄の人々の自己決定権や人権がないがしろにされている」と訴え、我那覇氏は翌22日の人権理事会でこれを否定する演説を行った。

62NAME:2015/12/11(金) 23:51:27
【沖縄】日本政府が外国人におすすめする石垣島のドライブコースが絶景すぎる
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/%e3%80%90%e6%b2%96%e7%b8%84%e3%80%91%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%81%8c%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%81%99%e3%82%8b%e7%9f%b3%e5%9e%a3%e5%b3%b6%e3%81%ae%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%8c%e7%b5%b6%e6%99%af%e3%81%99%e3%81%8e%e3%82%8b/ar-AAggWBi#page=2

日本の主要な観光地と言えば沖縄もその筆頭の1つ。日本政府観光局が作成する外国人向けのホームページでも、石垣島のドライブコースが紹介されています。 そこで今回は日本政府観光局の情報を参考に、実際に筆者も走った経験のある石垣島のドライブコースの魅力を紹介したいと思います。

石垣島北端の平久保崎灯台

石垣島ドライブは、宿泊先のホテルからのスタートが一般的。ホテルのフロントでお願いをすれば車を手配してくれます。しかも、ホテルの目の前まで車を持ってきてもらえますので便利ですよね。 多くの観光客にとってスタートは石垣島の南岸、石垣港周辺になるかと思いますので、まずは国道390号線に入り、石垣空港方面へ向かってください。最初の目的地は石垣島の最北端にある平久保崎灯台。 国道390号線をひたすら北上すると、県道79号線と県道206号線に分かれるポイントに差し掛かります。その交差点を真っ直ぐ県道206号に進んでください。

伊勢間湾を過ぎるころから徐々に民家が少なくなり、左右に海の気配が迫ってきて、最終的には灯台にぶつかります。無料の駐車場に着いたら自動車を停め、灯台のある高台まで上がってみてください。東シナ海を一望できる絶景が待っています。 筆者が訪れたとき、灯台から眼下に見渡せる海岸線沿いの畑に、人影がぽつんと見えました。地図帳で見れば「平野」とありますが、東シナ海が岸辺を洗う先島諸島の北端で農作業に従事する人生について、あれこれ想像してしまった思い出があります。 灯台は、何だか感傷的になりますよね。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン3つ星の川平湾

次の目的地は、2011年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星に選ばれた川平(かびら)湾です。 平久保崎灯台から県道206号線の元来た道を戻り、国道390号線との交差点まで帰ったら、今度は県道79号線に折れて西を目指してください。 県道79号線は海沿いをひたすら進む道で、途中にカフェレストラン「Bellver」など展望が見事なお店が点在しています。休憩がてら立ち寄ってみてくださいね。

ヒルギ群落、米原ビーチを過ぎ、県道79号線が県道207号線にぶつかるT字路を右折すると、石垣島で最も有名な観光地、川平湾に着きます。 とにかく透明度が美しい海で、大小の島々の間を小さな船で遊覧するアトラクションが目玉となっています。しかも、船底がガラス張りになっていますので、船長のガイドを聞きながら海中のサンゴ礁や南国の魚の生態を楽しめます。船を待っている間は、展望台に出掛けてください。少し高い場所から川平ブルーと呼ばれる青の美しさを満喫できますよ。

最後は県道79号線に戻り、名蔵湾沿いの道を進んでスタート地点の石垣港方面に帰ります。あるいは石垣島の西端、東シナ海に沈む夕日を楽しめる御神崎灯台や、観音崎灯台などの観光地に、体力との相談で立ち寄っても面白いです。サンセットで有名な灯台になります。 以上が石垣島のドライブコース。東回り、西回り、どちらから出発するにせよ、体力を過信せず、無理なく安全運転でホテルに戻りたいですね。

63NAME:2016/05/20(金) 21:11:28
崖っぷち「琉球王」翁長氏の独善
代替案なき反対
http://ironna.jp/theme/282

64NAME:2017/02/24(金) 23:44:41
「辛淑玉氏の抗議行動は言論弾圧」「ニュース女子」出演の沖縄県民らが会見 基地反対派の「暴力動画」に息をのむ会場
2017.2.24 17:35更新
http://www.sankei.com/affairs/news/170224/afr1702240036-n1.html

東京新聞の長谷川幸洋論説副主幹が司会を務める東京MXテレビ「ニュース女子」の番組内容が虚偽の内容にあたり、自身の名誉を毀損(きそん)されたとして、市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表が放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に番組内容の審議を申し立てたことについて、沖縄県民として同番組に出た「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員の我那覇真子(がなは・まさこ)さんらが24日、東京都内で会見し、「辛淑玉氏らの行為は言論弾圧だ」と批判した。

 我那覇さんら沖縄県民3人は、同番組にインタビュー映像で登場。この日の会見で、我那覇さんは「辛氏には公開討論を申し入れたが、回答期限を過ぎても連絡がない」とし、「人権を悪用してMXテレビを弾圧し、人身攻撃をしている」と批判した。

 会見に出席したタレントで弁護士のケント・ギルバート氏は「沖縄に行けばこうした事態はすぐに目につく。なぜメディアは報じないのか」と憤った。

 会見中には、沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(64)=器物損壊などの罪で起訴=らが沖縄防衛局職員に暴行する場面、米軍関係者の車を取り囲んで「米軍、死ね」と何度も罵声を浴びせる場面などの動画も流された。

65NAME:2017/06/24(土) 14:28:37
今年も慰霊とはかけ離れた光景が繰り広げられた… 沖縄全戦没者追悼式に飛び交う怒声 「再び沖縄県民は死ぬんだぞ!」「安倍は帰れ!」
2017.6.23 22:13更新
http://www.sankei.com/politics/news/170623/plt1706230057-n1.html

沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に開かれた沖縄全戦没者追悼式の会場周辺では、反米軍基地運動の活動家らが押しかけ、式典の最中も緊迫した空気が漂っていた。毎年のように続く「慰霊」とかけ離れた光景。先の大戦で家族や友人を亡くした遺族の「静かに慰霊をさせてほしい」という思いは、今年も心ない怒声に踏みにじられた。(今仲信博)

 「われわれは沖縄県民のためにやっているのに、それをぶちこわすのか!」 「警察官が暴力をふるいますよ!」 23日午前10時45分頃。追悼式会場の入り口近くの交差点で、反基地活動家の男女3人が場所の移動を促した沖縄県警の警察官に大声をあげていた。 そのうちの一人で、県外から来たという初老の男性会社員は、さらに若い警察官に向かって「再び沖縄県民は死ぬんだぞ。世界中の戦争がここから始まるんだぞ!」と叫んだ。香川県から来た60代の無職男性は記者に対し「あの警察官は制服を着てソフトモードだけど、本質は戦闘服を着てるんだから」と意味不明の持論を展開した。

 炎天の下、交差点には約60人が集まった。「辺野古新基地NO」「すべての米軍基地を撤去せよ」などと書かれたプラカードを手にした参加者が多かったが、戦没者の慰霊とは関係のないものばかり。警察関係者などによると、会場外で抗議活動をしていたのは市民団体「沖縄平和市民連絡会」など複数の基地反対派の団体のメンバーだという。 団体の盛り上がりがピークに達したのは午前11時5分頃。安倍晋三首相を乗せた車列が反対派の目前を通過したときだった。

 「安倍は帰れ!」 「ふざけんな!」 車列には割れんばかりのやじが飛んだ。 この後、団体は別の会場で行われる反戦集会に向かった。 一方で、追悼式は大きな混乱もなく進行した。来賓あいさつで安倍首相が紹介された際に会場の外から男性が何かを叫んだが、男性はすぐに係員らに制止された。 先の大戦で親族3人を亡くした那覇市の70代の男性会社員は「沖縄の問題は複雑だから、抗議活動をする人たちの主張もよく分かる」と理解を示す。ただ、こうも付け加えた。 「政治と慰霊は全くの別物だ。この場で言うことではない」

66NAME:2018/03/30(金) 02:50:04
不都合な真実も積極的に掲載? 沖縄基地問題で論調に変化が見られる地元紙
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%b8%8d%e9%83%bd%e5%90%88%e3%81%aa%e7%9c%9f%e5%ae%9f%e3%82%82%e7%a9%8d%e6%a5%b5%e7%9a%84%e3%81%ab%e6%8e%b2%e8%bc%89%ef%bc%9f-%e6%b2%96%e7%b8%84%e5%9f%ba%e5%9c%b0%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%a7%e8%ab%96%e8%aa%bf%e3%81%ab%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%8c%e8%a6%8b%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b%e5%9c%b0%e5%85%83%e7%b4%99/ar-AAvdLCX?ocid=iehp#page=2

いったい何があったのだろうか。このところ沖縄の地元紙を読んでいて驚くことが少なくない。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に断固反対の立場を取り、「あらゆる手段で移設を阻止する」とする翁長雄志知事を支持してきたはずなのに、思いもよらない論調の記事が次々と掲載されているのだ。

 例えば、2月27日付の『琉球新報』文化面に掲載された沖縄国際大学教授の佐藤学氏寄稿の論文。2月4日に投票が行われた名護市長選挙について論じたものだが、選挙の結果について<当たり前のことだが、辺野古を止めることの優先順位が低く、国から金を引き出して、地元経済の活性化を図るという政策を高く評価した市民が多数を占めたのである>と分析した。佐藤氏自身が<当たり前のことだが>と書いているように、至極まっとうだと思われる議論なのだが、正直驚いてしまった。論文を書いた佐藤氏は、沖縄の地元紙では常連の識者で、辺野古移設計画に反対してきた研究者。その佐藤氏がこんな分析をするとは。

 さらに、当選した渡具知武豊氏が選挙期間中に辺野古移設の是非を問われて、辺野古での岩礁破砕許可をめぐって県と国が裁判で争っていることなどから容認とは打ち出さなかったことを、地元紙はこぞって「争点隠しだ」と批判したが、これについても佐藤氏は、<争点隠し、争点ぼかしであると批判しても、日本政府が大々的に支援をしている以上、名護市民が辺野古を争点と見なかった訳が無い>と、しっかり争点になっていたとする。

 つまり、名護市長選では辺野古移設が争点となった上で市民は辺野古移設阻止よりも国からの予算による経済の活性化を選んだ、というわけだ。

 もっとも、佐藤氏の主旨は、名護市長選をはじめとする県内の首長選挙で基地反対の革新側候補の敗北が続いていることへの強い危機感の表明にある。翁長氏が勝利した2014年の知事選について、<あの知事選の圧勝で、「イデオロギーよりもアイデンティティー」という考えを、広く県民が支持してきたと言われてきた。本当にそうだったのか>と疑問を投げかけ、むしろ、<既に構造的に衰弱しきっている「革新」だけでは票が足りないことが明瞭であり、保守の有力者であった翁長氏が候補となることで、保守層の支持も引き付けた>結果だとし、仲井眞前知事が「目に見える悪役」を演じ続けたこともあり勝利したが、いまや<「辺野古反対」の民意が広く存在しているだけでは、首長選挙は勝てない>として、その民意を投票行動に繋げる努力が必要だとする。

67NAME:2018/03/30(金) 02:50:36
 ところが、そこまで議論を展開しながら、続いて佐藤氏はメガトン級の「不都合な真実」を指摘する。<沖縄県民は、本来、誰も米軍基地など望まない、ということが暗黙の了解になってきたが、それも若年層ではもはや違うのではないか。若者が現代史を知らないから、米軍基地の存在を当たり前のことと考えていると、筆者も長らく指摘してきた。しかし、若者の無知による容認、という段階はもう終わったと懸念する。反対運動が地域を分断すると敵視し、積極的に米軍基地に寄り添う人々が多数を占めるようになっているのではないか。だとすると、沖縄社会の本質的転落の顕在化である>  「本質的転落」との言葉にやや引っかかりを覚えるが、沖縄の若者のあいだで基地に対する意識に重大な変化が起きているのではないか、との指摘は、基地反対を長く標榜してきた地元紙にとっても触れたくはない問題のはず。これを読んだ沖縄の記者たちに次々と感想を聞いてみたが、一様に「よく掲載したものだ」と驚く。それでもこの論文を書いた佐藤氏や掲載した『琉球新報』は、それだけ名護市長選の敗北に対する危機感が強いからなのだろうか。

 なお、先に挙げた岩礁破砕許可をめぐる県と国との裁判の判決後に佐藤氏が寄稿した記事も興味深かった。この裁判は、県知事が権限を有する岩礁破砕許可を得ずに国が辺野古での工事を進めるのは違法だとして、県が工事の差し止めを求めて提訴していたものだが、3月13日に那覇地裁は県の訴えを退ける判決を出した。3月16日付『沖縄タイムス』の佐藤氏の記事では、<県は裁判のみに辺野古を止める策を収斂してしまった。知事はあらゆる手段を駆使してなどいない。今のままならば、「どうせ止められないなら、せめて引き換えに経済的利得を」という「民意」が知事選で爆発するのは明らかである>と翁長知事への不満を示した。このままでは今年の知事選で再選は覚束ないというわけだ。

 同じ3月16日付『沖縄タイムス』には、辺野古移設の阻止に向けて知事与党である革新各党の手法に疑問符を投げかけた論文も掲載された。寄稿したのは、元愛媛大学教授の本田博利氏。革新各党のあいだで、辺野古移設阻止のために、県民に是非を問う住民投票を実施するための条例の制定を目指す議論が進んでいるが、本田氏は、<県民投票には公職選挙法は適用されないから、投開票の事務を両方合わせて市町村に行わせることはできない。たとえ、条例で市町村長の「協力」義務を定めても従う義務はない><県民の半数が投票に行かなかったら、投票箱は開けず、県民投票はなかったことになる。市町村長のボイコットが主因であっても、県民は辺野古新基地問題に関心がなかったことになる。これは県政に致命的であり、国は勢いづく>と指摘している。

 沖縄県内に11の市があるが、このうち9市に保守系市長がいる。これらの市長の協力が得られない場合には、条例にはこれを従わせる強制力はなく、投票率が50%に満たない場合は県民投票が不成立になってしまう恐れがあるというのだ。本田氏はこの論文のなかで、県民投票の実現には課題が山積しているため、むしろ翁長知事は埋め立て承認の撤回に踏み切るべきとの議論を展開しているが、県民投票は移設阻止に向けた切り札のひとつと見られていただけに、これまた反対派にとっては手痛い事実が明らかになったことになる。

68NAME:2018/03/30(金) 04:04:05
 再び名護市長選をめぐる話題に戻ってしまうが、選挙後の3月5日の『沖縄タイムス』にこの選挙について触れたTBS「報道特集」キャスターの金平茂紀氏のコラムは、その上から目線ぶりが評判になった。金平氏は地元2紙と共同通信の3社合同の出口調査で、10代の9割、20代の8割が渡具知氏に投票していたということを挙げ、<10代の名護市の若者たちにとっては、基地反対運動なんかよりも「名護市にスターバックスが来る」という選択や、「ごみ分別が16種から5種に減る」方が、もっと重要だと判断したんだろうか>と、若い世代のことを非難がましく言ったかと思うと、こう突き放す。<それはそれでいいや。僕は何にも言いたくない。「国策」である辺野古新基地建設の是非を、若いというか、まだ幼い君らに背負わせている本土の人間である僕らの方に途轍もない責任があるのだから>

本土の人間の責任を言いつつも、「まだ幼い君ら」ってさすがに…。

 このコラムを正面から批判したのが、3月23日付『沖縄タイムス』に寄稿された明星大学准教授の熊本博之氏の論文。金平氏の「幼い君ら」という言葉について、<未熟な名護の若者にはこの問題の重大さが理解できず、適切な判断がなされなかったのだろう、というさげすみにも似た嘲笑が透けて見える>と批判。名護市長選で両候補の陣営でそれぞれ積極的に活動した若者がいたことや、辺野古集落でのこれまでの聞き取り調査をもとにこう指摘する。

<名護の若者たちは、真剣に自分たちと地域の未来を考え、思いを1票に託し、投じた。その彼らを、自らの政治的、思想的スタンスと違うという理由で「幼い」と非難するのは暴力的だ。私は、本土の言論人が辺野古の状況や名護市、ひいては沖縄の選挙について語る際、その最初の一歩は住民が示した民意を尊重することだと考える。それを欠いた言説は空論でしかない>  沖縄の基地問題をめぐる言論空間の歪さを的確に指摘したもので、まったくの正論だと感じた。

 ここで挙げた記事は、いずれも外部の識者による寄稿となっているが、掲載する、しないの判断はもちろん各紙の編集局にある。このところ地元紙を読んでいて驚くことが少なくないと書いたが、不都合な真実も積極的に掲載していこうという変化が起きているのだとすれば、大歓迎したい。<取材・文/竹中明洋>

69NAME:2018/04/21(土) 18:16:00
国連で「琉球独立」主張 先住民会議、米基地問題も
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%9b%bd%e9%80%a3%e3%81%a7%e3%80%8c%e7%90%89%e7%90%83%e7%8b%ac%e7%ab%8b%e3%80%8d%e4%b8%bb%e5%bc%b5-%e5%85%88%e4%bd%8f%e6%b0%91%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e3%80%81%e7%b1%b3%e5%9f%ba%e5%9c%b0%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%82%82/ar-AAw8o5o

【ニューヨーク共同】米ニューヨークの国連本部で開催中の先住民問題の会議に、沖縄独立を掲げる「琉球民族独立総合研究学会」のメンバーが参加し、日本政府は固有の文化を持つ沖縄の人々を「先住民」と認めるべきだと主張、在日米軍基地が沖縄に集中している問題の解決を訴えた。

 会議は毎年開催される「先住民問題常設フォーラム」。今年は16〜27日の日程で開かれ、世界中の先住民や支援団体が参加。学会理事で沖縄大非常勤講師の親川志奈子さん(37)は「多くの人から『もっと知りたい』と声を掛けられ大きな手応えがあった」と話した。

70NAME:2018/05/02(水) 00:11:00
【異聞〜要衝・奄美大島(上)】「中国にのみ込まれる」大型クルーズ船寄港計画の裏に…
2018.5.1 07:16更新
http://www.sankei.com/life/news/180501/lif1805010004-n1.html

奄美大島(鹿児島県)出身で情報機関に在籍経験のある知人男性からこんな連絡が入った。

 「奄美が中国にのみ込まれそうだ」 早速、奄美に飛んだ。舞台は、同島西端に位置する瀬戸内町西古見(にしこみ)集落の池堂地区。古仁屋(こにや)港から大島海峡沿いに約38キロの場所で、人口わずか35人だが、沖には3島が連なる小島(三連立神=さんれんたちがみ)や200メートル続くサンゴの石垣、白い砂浜など観光資源に恵まれている。

 ことの発端は、国土交通省が昨年8月に発表した「島嶼(とうしょ)部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査結果」だ。このなかで瀬戸内町は、池堂地区をはじめ3カ所が候補地として挙げられた。排水量22万トン級の大型クルーズ船が寄港する計画が一気に表面化。しかも、町は候補地の一つ、西古見集落への誘致に向け動き出したのだ。

 大型クルーズ船の寄港計画は平成28年にもあった。米大手クルーズ会社「ロイヤル・カリビアン・クルーズ」が本島北部の龍郷(たつごう)町に同規模のクルーズ船で、乗客、乗組員合わせて7千人を超える中国人を来島させる計画を持ちかけたのだ。町は拒否し、次いで打診された瀬戸内町も断り計画は立ち消えになっていた。

 米資本の計画を断ったはずの瀬戸内町で再び動き出した寄港計画に、「7千人の中国人が押し寄せるのではないか」といった不安が広がっている。 集落に住む年配の女性は「西古見は観光にはいいが、店は1軒しかなく食堂もない。道も狭い。1度に7千人も来て何をするのか。受け入れには大がかりな再開発が必要で環境が破壊される」と、とまどいを隠さない。 地元の地方議員からは「国は観光振興の一環として中国の富裕層を連れてこようとしている。ではなぜ、こんな小さな集落の西古見になるのか」といぶかしむ。

 経緯に不自然な点も多い。町は候補地となったことから誘致支援を求める要望書を鹿児島県に提出した。だが、そもそも町はその前に全町民に十分に説明し、同意を得るなどの手続きを踏んでいなかった。 秘密裏に誘致を進める手法に対して不信感と反発が広がる中、町は「メリットがあるかどうか、誘致できるかどうかを精査している段階。排水量など船の規模も船会社もまだ明確ではない。住民に説明をしながら具体的な計画は県を通じて国に確認していきたい」(企画課)と説明している。しかし議会関係者は、国交省が昨年春、港湾局の職員を県の観光クルーズ船担当に据えていることなどから「国が動いていることは間違いない」とにらんでいる。

 西古見集落には旧日本陸軍の兵舎跡や弾薬庫跡、大島海峡に入ってくる艦船を監視する監視所跡のほか、先端の曽津高崎(そっこうざき)には防空壕(ごう)跡が残されている。多くの戦跡は防衛上、重要な拠点であることの象徴だ。目と鼻の先には、陸海空の自衛隊が離島奪還訓練を行った江仁屋離(えにやばなれ)島を望む。

 防衛省は2年間で総額550億円の防衛費を投入、島北東部の奄美市大熊で陸上自衛隊の「奄美駐屯地」、島南西部の瀬戸内町節子(せっこ)地区で同じく「瀬戸内分屯地」を建設している。今年度中に奄美駐屯地には中距離地対空誘導ミサイル運用部隊350人、瀬戸内分屯地には210人の地対艦誘導ミサイル運用部隊を配備する。

自衛隊の誘致に関与した地方議員経験者は「瀬戸内町は地形的にも重要拠点だ。防衛省が施設を拡充するのは当然だ」と指摘したうえで「そんなところに中国人がドンドン入って来ることになる。国や県には危機感が感じられない」と声を荒らげた。「22万トン級のクルーズ船が寄港できる桟橋をつくるということは中国の空母『遼寧』(6万7千トン)ですら楽に停泊できることになる」(情報関係者)という指摘もある。

 要衝・奄美大島に、しかもごく小さな集落に中国人観光客の団体が押し寄せることが意味するものは何か。クルーズ船寄港計画と自衛隊の増強も無関係ではない。中国に人脈があり、中国の動向を注視している中国専門家はこう警告する。 「奄美は、沖縄に次いで琉球弧の二大拠点の一つで、しかも島全体が天然の要塞だ。そんな島で自衛隊施設が拡張されるのだから情報が欲しい。島の周囲や海の深さを測量したり、自衛隊の訓練内容や体制、規模、警備が手薄な時期などを調べて報告する工作員をクルーズ船を利用して送り込んでくるだろう」

×   ×

71NAME:2018/05/02(水) 00:11:41
 「なぜ、西古見なのか分からない」 住民の多くはこう口をそろえる。この疑問に、ある観光業者は、もともと加計呂麻(かけろま)島がクルーズ船の寄港候補地に入っていたこと、「Iターン」で都会からの移住が受け入れられていることを挙げた。その上でこう付け加えた。

 「本命は加計呂麻島ではないか。中国人観光客が西古見から加計呂麻島に入ってくる可能性は高い」 加計呂麻島は、奄美大島の南側に大島海峡をはさんで浮かぶ東西に細長い島だ。古仁屋港からフェリーで20分。複雑に入り組むリアス式海岸と透明度の高い海に囲まれ、白砂の浜辺やサンゴの石垣など、観光名所の一つだ。

同時に、奄美群島の中でも島全体が自然が作った要塞でもある。大島海峡の東シナ海側は、実久(さねく)海岸から対岸の西古見までは約2キロ、東端の安脚場(あんきゃば)から対岸までは約1キロと近く、大島海峡は、狭い出入り口に守られた内海となっている。水深が深く、東西両端で外海に接続していることから、日露戦争時、連合艦隊は薩川(さつかわ)湾に停泊して演習を重ねて出撃、バルチック艦隊と決戦したという。

 安脚場周辺には軍事施設の戦跡が多い。東郷平八郎元帥が日本海軍の演習指揮を執ったという碑が残るほか、●(=2004年新規追加人名漢字)之浦(のみのうら)には旧海軍特攻隊、第18震洋隊の格納壕跡がいくつもある。 本島側も、古仁屋高校には旧日本軍の司令部が置かれ、須手(すで)に旧海軍航空隊古仁屋基地跡、手安(てあん)に旧陸軍弾薬庫跡、阿鉄(あてつ)に旧陸軍海上挺進(ていしん)第29戦隊跡、久慈には旧海軍第44震洋隊格納壕跡-などが残り、大島海峡沿岸そのものが軍事基地で、日本防衛の重要な拠点だったことが分かる。

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 瀬戸内町議会の関係者は北海道の一部が中国資本に買い占められているという前例を挙げ、「大型クルーズ船が入ってくると、中国人観光客が増えるだけでなく、不動産を買う中国人が増える可能性がある。西古見も、加計呂麻島も危ない。チャイナタウンができるのも時間の問題だ」と危機感を強める。 実際に加計呂麻島が中国資本に狙われたことがある。 元地方議員によると、7、8年前、地元企業が、町有林を切り出してチップ工場を造るための土地を買おうとした。この事業に中国資本がかかわっていることが判明し、反対意見が出て計画は頓挫したというのだ。

対馬(長崎県)で海上自衛隊の施設周辺が韓国資本に買収された際、視察したという地方議員経験者は「地元の発展に資すればいいかもしれないが外資に買収されることの怖さも実感してほしい。安全保障上で重要な地域を蹂躙(じゅうりん)され、北海道や対馬で起きているように買収されてしまうと取り返しがつかなくなる。国家の危機につながることだ」と警告し、こう続けた。 「北海道や対馬のようにならないためにも、中国人観光客誘致の前に法整備を行い、外資による不動産買収を規制していく必要がある。まだ、買われていないからといっていると手遅れになる」

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 陸自部隊の誘致などに動いたという別の元地方議員によると、陸自の誘致と海自の拡充についてはほぼ同時並行で瀬戸内町に特別委員会を立ち上げ、町議全員が参加するかたちで走り出した。この元議員は「南西諸島海域の緊張や緊迫が続く尖閣諸島の問題などの流れもあって、奄美での防衛力強化につながったと思う」と自負している。 国防優先で戦略拠点になりうる地域に目を注ぐ防衛省と、訪日観光客数の目標を平成32(2020)年に4千万人と倍増させ、観光で地域を活気づけようとする国土交通省。政策的な乖離(かいり)もさることながら、両省で連絡調整は行われているのか。

 「安全保障面で見ると、防衛省と国交省がやっていることは逆だ。国が一つではない」(元議員) 瀬戸内町では将来の奄美を憂える声が渦巻いている。 奄美大島は今年、世界自然遺産に登録される見通しだが、その奄美で何が起ころうとしているのか。現状を報告する。(編集委員 宮本雅史、写真も)

72NAME:2018/05/12(土) 22:28:51
ネラーさん本当に知らなかったの? 元住民を傷付ける「普天間、人いなかった」発言
沖縄タイムス社
2018/05/12 07:08
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%8d%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%95%e3%82%93%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%ef%bc%9f-%e5%85%83%e4%bd%8f%e6%b0%91%e3%82%92%e5%82%b7%e4%bb%98%e3%81%91%e3%82%8b%e3%80%8c%e6%99%ae%e5%a4%a9%e9%96%93%e3%80%81%e4%ba%ba%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d%e7%99%ba%e8%a8%80/ar-AAx8Ryz?ocid=iehp#page=2

◆イチから分かるニュース深掘り 普天間飛行場問題(上)

 米海兵隊トップのネラー司令官が2日の米国防総省での記者会見で「普天間飛行場の建設時(1945年)の写真を見ると、数キロ内に人は住んでいなかった。現在はフェンスまで都市地域が迫っている」と発言した。「危険になったから名護市辺野古の新基地建設を進める」という意図を持つとみられるが、明らかな誤解、デマだ。沖縄の施政権を米国が日本へ返還してから46年目の5月15日を前に、普天間飛行場問題を振り返る。(政経部・福元大輔)

◆村役場があり8800人生活

 -海兵隊のトップが『普天間飛行場は人の住んでいない所に造った』と言ったんだよね。何が誤解なの?

 「人の住んでいない所に造ったわけではないよ。普天間飛行場がある場所には戦前、当時の宜野湾村役場や宜野湾国民学校があり、南北に宜野湾並松(ジノーンナンマチ)と呼ばれた街道が走っていたんだ」

 -人は住んでいたの。

 「宜野湾市史によると、沖縄戦前年の1944年、当時の村内に22の字があり、人口は1万3635人だったんだ。飛行場はそのうちの14字にまたがる宜野湾村の中心地に建設され、その14字には8880人が生活していたよ」

 -どうして飛行場を造る必要があったのかな。

 「沖縄は航空機で本土を攻撃し、戻ってこれる距離にあり、米軍は出撃拠点として目を付けていたんだ。45年の沖縄戦で、沖縄本島に上陸した米軍は飛行場に適した宜野湾の土地を奪い、そこに2300メートルの滑走路2本と、爆弾を積むB29爆撃機の駐機場220カ所などを造る計画だったんだよ」

73NAME:2018/05/12(土) 22:40:47
◆住民は疎開や収容所にいた

 -いつできたの。

 「米軍の記録では45年6月17日に飛行場建設の任務を部隊に割り当てたんだ。日本軍の司令官が自決し、組織的戦闘が終結したとされるのは6月23日だよね。つまり人々を追い払い、戦争真っただ中に、飛行場を造り始めたことが分かるね」

 -戦争中にできたの?

 「8月23日までに約1800メートルの滑走路1本と、駐機場75カ所、誘導路などが使用可能だったんだ。戦争が終わった後も、さらに滑走路や周囲を拡張したよ」

 -住民はどうなったのかな。

 「その間、疎開したり、収容所に入れられたりしていたんだ。45年10月以降に少しずつ帰村を許されたけど、戻ってみると、自宅や畑はフェンスに囲まれていたよ。だから、米軍に割り当てられた飛行場周辺の土地で、集落を作り直すことを余儀なくされたんだ」

◆ふるさと追われた人の気持ち

 -ネラーさんは知らなかったのかな。

 「『人の住んでいない場所に飛行場ができた』という発言は、作家の百田尚樹さんなど、これまでもあったね。『何もないところに造ったのに周りに人が住んだ。危険だから名護市辺野古へ移設しようとしたら、反対する人がいる』と言いたいんだろうけど、実態とかけ離れているね」

 「元住民たちは『ネット情報をうのみにした幼稚な発言だ』『ふるさとを追われた人の気持ちを知らず、ばかにしている』と非難しているよ」

 -沖縄の他の米軍基地もそうなの。

 「県の資料によると、沖縄戦の前に旧日本軍が所有していた土地は540ヘクタールだったんだ。米軍が上陸後、沖縄の施政権を停止し、軍事占領した土地はその30倍に上る1万7400ヘクタール。52年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効後、米軍統治下で住民の土地は強制接収され、72年に施政権が返還されるまでに沖縄の米軍基地の面積は約2万8600ヘクタールに膨らんだんだ。今は約1万8500ヘクタールに減ったけど、それでも全国の米軍専用施設面積の70・3%が沖縄に集中しているね」

 -沖縄には軍用地主が多いよね。

 「本土の米軍基地は国有地や旧日本軍跡地を利用したため、9割近くが国有地なんだ。それに対し、住民から強制的に土地を接収した沖縄では、国有地が3割ほどで、残りは民間や地方自治体の土地だよ。普天間飛行場の91%は民有地で、地主は約3400人。この数字を見ただけでも、人が住んでいなかった所に飛行場を造ったというのが間違っていることが分かるんじゃないかな」

74NAME:2022/01/28(金) 23:32:46
沖縄警察署破壊》生卵にロケット花火、壁には「しね」のラクガキも…暴徒と化した500人の少年たちが警察署を包囲 理由は「暴行”隠ぺい”疑惑」と「眼球破壊動画」「文春オンライン」特集班
2022/01/28 21:25
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8a%e6%b2%96%e7%b8%84%e8%ad%a6%e5%af%9f%e7%bd%b2%e7%a0%b4%e5%a3%8a%e3%80%8b%e7%94%9f%e5%8d%b5%e3%81%ab%e3%83%ad%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e8%8a%b1%e7%81%ab%e3%80%81%e5%a3%81%e3%81%ab%e3%81%af%e3%80%8c%e3%81%97%e3%81%ad%e3%80%8d%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%82%af%e3%82%ac%e3%82%ad%e3%82%82%e2%80%a6%e6%9a%b4%e5%be%92%e3%81%a8%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%9f500%e4%ba%ba%e3%81%ae%e5%b0%91%e5%b9%b4%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%8c%e8%ad%a6%e5%af%9f%e7%bd%b2%e3%82%92%e5%8c%85%e5%9b%b2-%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%af%e3%80%8c%e6%9a%b4%e8%a1%8c%e2%80%9d%e9%9a%a0%e3%81%ba%e3%81%84%e2%80%9d%e7%96%91%e6%83%91%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%80%8c%e7%9c%bc%e7%90%83%e7%a0%b4%e5%a3%8a%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%8d/ar-AATeGhN

「最初は睨みあいだったのですが、どこからともなく生卵が投げられ、続いてロケット花火、爆竹、投石とどんどんエスカレートしていった。報道では『約300人が集まった』とされていますが、もっと集まっていたと思います。夜中にはテレビやSNSを見て、500人以上はいました。熱気が高まってくると、警察署の壁はスプレーで落書きされ、鉄パイプを振り回す者も現れて、窓ガラスも割れていました。若者たちは暴徒と化して、どんどんエスカレートしていきました」(近隣住民)

1月27日深夜、沖縄県の県警・沖縄署の前に多数の若者が集まり、警察署に投石をするなどの暴動事件がおきた。警察署周辺には、石や空き缶など多量のゴミが散乱し、正面玄関のガラスをはじめ、警察車両のフロントガラスも割られていた。また、署の壁には赤いスプレーで「しね」と落書きがされていた――。

暴動の発端は少年と警察官との「トラブル」

 暴動の発端は27日未明におきた、17歳の少年と警察官とのトラブルだった。地元紙社会部記者が語る。「県警によると27日の深夜1時ごろ、『複数の暴走行為がある』との通報をうけた警察官が市内路上をパトロールしていた際、バイクに乗った17歳少年と接触。少年はその際に眼球破壊と眼底骨折の重傷を負ったと県警は発表し、地元メディアも『警察と少年の接触事故が起きた』として報じました。

 報道後、少年の知人たちが『少年は警察官から警棒で殴られた』『失明するかもしれない』などとSNSに投稿。それを見た若者たちが『これはやりすぎだ』と警察署の周囲にどんどん集まったんです」 怪我をおった少年は自ら119番通報したという。少年の友人が撮影したとみられる動画には、救急隊員が介抱するなか、倒れた少年の目から多量の血がながれる様子が収められていた。 少年の知人によると、少年は暴走族ではなくコンビニにたむろしていた地元の高校生だったが、補導されるのを恐れ、逃げ出そうとしたところを警察官から警棒で暴行を受けたという。

75NAME:2022/01/28(金) 23:33:11
警察からの暴行? 接触事故? 食い違う証言

「救急車が駆けつけた際に仲間たちが動画を撮影すると、警官が『撮るな』と撮影を妨げ、スマホを地面に叩き付けたそうです。その時に警官から殴られた子もいて、その様子を収めた動画も残っている。

 警察が駆け付けた救急隊員に『事故だ』と話しているのを聞いた子どもたちが事件性を訴え、『警察の隠蔽だ』という内容をSNSに書き込みました。それが一晩で拡散されたんです。子どもたちは最初の報道が『接触事故』として扱われたのにも違和感を覚えているようです」(少年の知人の保護者)

 SNSを通じ、警察署に集まった若者は27日23時の段階で200人を超えていた。子どもに付き添われ、様子を伺いに行った前出の保護者が話す。 「ほとんどが10代の少年少女で、現場の熱気は異様なものでした。このままだと2次被害がでると思い、まずは警察官に対して『少年との間に何があったのか、集まった子どもたちに少しでいいから説明してほしい』と相談したのですが『捜査中だから』の一点張りでした。バリケードを閉めて、こちらの話に聞く耳をもたなかった。そんな警察の態度を見て若者たちもしびれを切らしたのか、私の後ろから卵がどんどん投げこまれていきました」 午前4時、暴徒と化していた若者たちは、ようやく沈静化してそれぞれの帰路についた。集まった若者の中には、未成年で翌日に学校を控えた中高生も多かったという。

「文春オンライン」が沖縄県警本部に取材を申し込んだところ「(沖縄警察)署に問い合わせてほしい」と回答。沖縄警察署からは回答は得られず、今も署の門は閉ざされ、市民が気軽に立ち寄ることができない状態だった。
 現在、沖縄署は少年と警官との接触がどのようなものであったかについては「調査中」としている。また、接触と高校生のけがの因果関係についても調べているという。

「文春オンライン」では、今回の件について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス: sbdigital@bunshun.co.jp
文春くん公式ツイッター: https://twitter.com/bunshunho2386
(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))


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