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自民党政権検証スレッド8

454。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2017/06/23(金) 03:08:08 ID:lFkZQhvg
 内閣人事局創設の背景には、省益代表者としての官僚を、国益官僚にするという大義名分があった。だが、森友、加計問題では、国益官僚というより、政権益官僚になりかけている姿が浮き彫りになった。特に、財務省にそれを感じる。
 江田憲司民進党代表代行が語る。江田氏は、橋本龍太郎政権時代の首相秘書官として、当時の大蔵省(財務省の前身)の強大なパワーと猛烈なバトルを展開した人物だ。辛口の財務省ウオッチャーでもある。
「森友問題では財務省もふがいない。人事を握られ身動きが取れない。官邸から働きかけを受け、そう動いた、としか思えない。そうでないとこんなに異例づくし、初物づくしの手続きは進まない」
財務省に真の“国益官僚”はいるのか?
 江田氏の指摘を待つまでもない。ここは、財務省にとっては正念場だ。というのも、安倍政権が憲法改正を優先するがゆえに、これまで2度先送りしてきた消費増税10%(19年10月引き上げ予定)をまた先延ばしする可能性が出てきたのだ。20年に財政のプライマリーバランスを黒字化するという看板を下ろし始めたのはその表れとみられる。
 財務省はそれで日本の財政に責任を持てるのか、というのが私の率直な疑問である。前号でも書いたが、アベノミクスの異次元緩和策が日銀の出口問題という大きなネックを迎えている。ここで再び増税を見送るようなことになると、国債の暴落という日本経済メルトダウンの引き金がより早く引かれることになる。
 そのことは財務官僚が最もわかっているはずである。速やかに政権益を切り捨て、国家の危機に処するため真の国益官僚に立ち戻ることを心から求めたい。
 政治家にも注文したい。官僚たちが不正を憎み、権力を抑制的に行使し、バランスを失うことなく、真の国益官僚になるには、政治家自身も範を示すべきだ。
 岸本周平衆院議員があるエピソードを明かした。
 中曽根政権時、大蔵官僚だった岸本氏が官邸に首相秘書官補佐として出向していた時の話である。当時の大蔵省には、予算編成の最終段階で余裕があれば、時の首相に対し予算面で一つだけ希望をかなえる、という慣例があったという。
 ある日、中曽根氏にもその注文を聞く日が来た。
「そろそろ計数整理しますので、何かあればおっしゃってください」
 てっきり、何かしら地元関係の陳情が出てくると思いきや、中曽根氏の口から出たのは全く別物だった。
「日仏会館がボロボロになっている。日仏の文化の懸け橋として重要だ。これを改修してほしい」
 岸本氏曰(いわ)く。「その時私は、こういった政治家の下で官僚をやることができてよかったと、つくづく思いました。それに比べて、森友、加計。格が全く違う」
「ノブレス・オブリージュ」という言葉がある。高貴さは義務を強制する。つまり、地位には、それに応じた責任や倫理が必要とされるということである。政と官の関係、役割を考える上で今一度この言葉をかみしめてもらいたいと思う。

https://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/66555219.html


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