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「共謀罪」関連スレッド
371
:
。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2017/05/14(日) 00:27:33 ID:mnVsMgjE
本来ならば矛盾したり、そぐわない語同士が結びつけられている。しかし、そのことに人々が疑義を覚えないのは、彼らが「二重思考」の訓練を受けて精神が馴致されているからだと言える。
◆ 「黒を白と言い切る」
厳密には、「二重思考とは、ふたつの相矛盾する信念を心に同時に抱き、その両方を受け入れる能力をいう」のであり、だから「意識的な欺瞞を働きながら、完全な誠実さを伴う目的意識の強固さを保持する」わけである。
たとえば「故意に嘘をつきながら、しかしその嘘を心から信じていること、都合が悪くなった事実は全て忘れること」をするわけである。
そうなると「黒を白と言いきること」もできるだろうし、「過去は党が如何ようにも決められる」ということになる。
もちろん、「党」は無謬である。たとえ、誤りがあったとしても、それは「二重思考」によつて誤りの事実を忘れ、新たな事実を信じればいいのである。
こうして「党」の支配は、揺るぎないものとなっていく。
オセアニア国のあり方は私たちの近未来社会という面があるが、すでに今、幾分かオセアニア国と同様の事態に近づいている。
宰相安倍晋三が3年前に<軍事力拡充による積極的平和主義>ということを盛んに語った。本来は、平和学者ヨハン・ガルトゥングが用いた「積極的平和主義」という言葉は、単に戦争が無い〈消極的平和〉ではなく、貧困や入権抑圧などの〈暴力〉が無い状態を指している。
安倍は、その原義をねじ曲げて用いたのである。
「黒を白と言いきること」は日本が有数の子どもの貧困大国にもかかわらず、2016年1月の国会で安倍が「決してそんなことはない」と強弁したことにも表れている。
実は、日本とともにアメリカもオセアニア国の様態に近づきつつある。
◆ 行き着く先は野蛮な管理社会
『一九八四年』のオセアニア国では「黒を白と言いきること」が普通に行われていたが、トランプの言動にも同様にその事例を見ることができる。
たとえば、前大統領オバマの出生地疑惑が問題視されて、オバマは出生証明書を公表するという事態にまで発展した。しかし、それで決着したかというと、今なおその証明書は偽造されているとする疑念がくすぶっているらしい。これはトランプが出生地疑惑をまさに執拗に言い立てていたからである。
ジャーナリストの佐藤伸行は『ドナルド・トランプ 戯画化するアメリカと世界の悪夢』(文藝新書、2016年8月)の中で、このことに触れて、「嘘も繰り返せばそれは真実になる」というナチスの宣伝相ゲッベルス流の古典的な情報操作の手法を(トランプは応用していると述べている。
つまり、「「トランプの世界」では、事実に重みは置かれていない」わけである。
このことに関しては、やはりジャーナリストの金成隆一『ルポトランプ王国-もう一つのアメリカを行く』(岩波新書、2017年2月)で、「トランプは、平然とウソを繰り返すなど、事実へのこだわりも見せない。(略)有権者がウソや擬ニュース、誇張された話にさらされる時、民主主義は困難を迎えるだろう」と指摘している。
実際、そうである。トランプの問題は、つまるところ人々がこれまで築き上げてきた民主主義社会を突き崩すのでは、というところに帰着するであろう。
また佐藤伸行は先の書で、アイビーリーグの名門校であるペンシルバニア大学の大学院ウォートン校を主席で卒業したとトランプは言っているが、ウォートン校は卒業生の成績順位を公表しない方針であるため、トランプの自己宣伝が真実か否かを明らかにすることはできない、と述べている。
そして、「誇張と虚偽情報、あるいは真偽不明の情報の流布は、トランプのは半生に太い軸として貫かれている」、と。
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