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自民党政権検証スレッド6

85。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2017/02/03(金) 15:45:24 ID:S5D/zqnM
暴れる金利 日銀、苦悩の「実弾介入」7239億円

2017/2/3 14:35 (2017/2/3 15:38更新)

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 日銀の苦悩が深まっている。3日午前の長期金利の上昇に驚いたのか、午後に入って、あらかじめ指定した利回り(価格)で国債を買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を通知した。指し値オペの実施は昨年11月以来2カ月半ぶりで2度目。このところの長期金利の上昇を受けて、日銀は午前10時すぎに実施した国債買い入れオペを増額したが、その後も長期金利の上昇が止まらず、次の対応を迫られた格好だ。「金利はコントロールできる」と大見えをきったはずなのに、今のところは後手に回っているように見える。

■強いられた「実弾介入」

 指し値オペは日銀が国債を買う価格をあらかじめ指定した上で、金融機関から無制限に買い入れる仕組み。買い入れ価格を日銀が一方的に決め、無制限に買い入れることが従来型のオペとは異なる。

 今回の指し値オペの買い入れの対象は残存期間「5年超10年以下」。日銀は新発10年物国債利回りで0.110%で無制限に買い入れる方針を示した。これは通知直前に市場で付けていた金利水準よりも低い(価格が高い)利回りだ。市場の実勢よりも高い価格で無制限に国債を買い入れるとした指し値オペの実施は今回が初めてだ。午後2時すぎに明らかになったオペの結果では、7239億円の応札が集まった。

 前回の昨年11月に実施した際には、市場の実勢よりも高い利回り(安い価格)での買い入れを通知しており、結果的に応札ゼロとなる「空砲」を狙ったものだった。今回は「お金を払ってでも金利を止めに来たという点で前回よりも強い姿勢が示されたことになる」(野村証券の中島武信氏)。つまりは、日銀は7000億円を超す資金を使った「実弾介入」に踏み切ったのだ。

■効果はあったが……

 オペの実行部隊である日銀の金融市場局は3日、今回の指し値オペについて「金利が急激に上昇していることを踏まえ、長期金利ゼロ%の調節方針実現のために実施した」と説明した。オペの通知が伝わると、債券市場では長期金利が思惑通りに動いた。

 債券市場では、10年物国債利回りが午後12時25分過ぎに一時0.150%を付け、昨年1月29日以来約1年ぶりの高水準まで上昇していた。しかし、その約5分後に指し値オペの実施が伝えられると、金利が低下に転じる。午後2時すぎには0.100%を下回った。

 今回の指し値オペは、通知のタイミングも異例だった。日銀はオペの通知を午前10時すぎと午後2時の2回と説明していたが、3日に通知した時間は午後12時30分。しゃくし定規ではなく、柔軟に判断した日銀に対し、「機動的に抑制に動いた」との見方もあるが、日銀の動きにはドタバタ感も否めない。ここに至るまでの金利上昇の経緯を見ていると、「日銀は後手に回っている」(証券会社)と冷めた目で見る市場参加者も少なくないのだ。

 日銀は、この日の午前10時過ぎに実施した通常の国債買い入れオペで、このところの長期金利の上昇を抑制することを狙って国債を買い入れる金額を400億円分増額することを決めた。だが、市場が金利の抑制に必要とみていた額よりも小幅な増額にとどまったため、オペ後に金利上昇が加速する結果となった。


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