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自民党政権検証スレッド6

122。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2017/02/06(月) 06:43:02 ID:uX1nXH5.


2017年02月05日
高等教育無償化の問題,日本の大学教育を無償にするのはなんのためか(その1)

【小手先の高等教育対策しか打ち出せない現状】

【高等教育は「公教育」ではないのか】


 ①「来れ博士課程 広がる経済支援 東京理科大や同志社大が無償化 研究力を底上げ」(『日本経済新聞』2017年1月18日朝刊)

 --この記事は全文を引用すると長くなるので,適当に取捨選択しながら参照する。

 各地の大学で大学院博士課程の授業料や入学金を減額したり無償にしたりする経済支援が広がっている。東京理科大学は2016年度から博士課程の授業料や入学金を免除した。同志社大学なども同様の取り組みを進める。経済面の負担から進学を諦める優秀な人材を囲い込む狙いだ。研究力で社会に貢献して大学の知名度を高め,学部生を含めた入学志望者が増えるとの期待がある。

 新制度は入学金と施設整備費を全額免除とし,授業料も返済不要の奨学金を給付する。博士課程への進学が実質無償になった。財源は他の学生の授業料には頼らず,外部からの寄付金や政府の補助金などから充てる。新制度の導入からまもないが,進学を促す一定の効果が表われた。2016年度の進学者は93人と,無償化前の2015年度より22%増えた。無償化を決めたのは2015年11月。「その時点で就職などの進路を決めていた学生はかなりいたはず。2017年度の進学者はさらに増えるだろう」(広報課)と予想する。

 博士課程の学生を増やす狙いを森口泰孝副学長は「優れた研究者を確保して育てるためだ」と話す。博士課程の学生は,大学で研究活動や論文発表を担う。東京理科大学は大学全体の研究力を底上げし,大学の知名度や国際評価を高める狙いだ。企業の注目を集めて共同研究が増えたり,国からの補助金が増えたりする効果も望めるとみる。
東京理科大学校舎風景
出所)これは江戸城外堀に面した神楽坂キャンパスの校舎,
http://www.toshin-daigaku.com/detail.php?id=139

 日本の博士課程への進学率は,国立大学を法人化した2004年から低下傾向にある。景気低迷もあって国内に若手研究者が就けるポストが限られ,博士課程を終えても働き口がみつからないという不安から,修士課程修了とともに企業へ就職する学生が増えた。大学院の人材不足で日本の大学の存在感が薄れたとの指摘も出ている。英教育専門誌 “タイムズ・ハイヤー・エデュケーション” の「世界大学ランキング」で2016年の上位200位に入るのは東京大学(39位)と京都大学(91位)のみ。東京大学は2年連続でアジア首位を逃した。

 同志社大では好循環の兆しがみえる。2012年度から33歳以下の入学金や授業料を免除し,2011年度に38人だった博士号の取得者が15年度には54人と4割増えた。「研究に専念できる環境をつくり,博士号取得者を増やす」(広報課)狙いどおりだ。寄付金や政府の補助金,授業料など大学全体の限られた収入から,無償化の予算を捻出している。
同志社大学室町キャンパス


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