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経済ニュース記録用 その8
909
:
。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2017/02/15(水) 14:43:04 ID:LLhg0xC6
再生可能エネルギーの流れの変動性について考えることに慣れていない人びとは,気まぐれな天候が再生可能エネルギー利用の信頼性を低下させるので,完全なバックアップが必要となり,既存エネルギーの容量を小さくすることはできないという考えてしまう。
ところが,詳細な分析によると,再生可能エネルギーの変動は,エネルギー源ごとに異なり,その攪乱は従来型エネルギー型システムに対する攪乱(技術的故障,石油禁輸,ストライキ)よりも小さくかつ予測可能であることが分かっている。致命的で解決不能な貯蔵の問題を生じるのは,既存のシステムのほうなのである。
註記)エイモリー・B・ロビンス&L・ハンター・ロビンス,室田泰弘・槌屋治紀訳『ブリトル・パワー-現代社会の脆弱性とエネルギー』時事通信社,昭和62年,305頁・下段。
要は日本のエネルギー生産体制もようやく,この基本認識に添った方向に動き出している。ところが,この動向が気に入らない竹内純子〔などの原発再稼働派〕は,ロビンスらのこうした35年前に表明されていた認識が日本でも本物になりつつある事態に対面させられて,前段のように,それを「判りやすくて一時的に留飲が下がる主張」だと決めつけている。ともかく,竹内純子の意見(議論)は今日聞けたインタビュー記事に依拠するかぎり,説得力のきわめて稀薄な,しかも一方的な断定にもとづく内容になっていた。
竹内純子『誤解だらけの電力問題』(ウェッジ,2014年)の「おわりに-解だらけの電力問題」より,つぎの段落を抜粋しておく(同書,227頁)。
註記)ここでは,
https://www.solar-partners.jp/pv-eco-informations-32575.html
からの孫引き。
気持ちは原子力発電などもう嫌だと思っても,エネルギー政策の3Eが染みついた頭は,脱原発を容易に口にすることを許してくれません。日本は燃料資源にはとことん恵まれませんでした。化石燃料,ウラン燃料のほとんどすべてを海外から輸入しなければなりません。ということは,貿易収支が燃料の輸入でつねに圧迫されることだということです。
補注)文中の「3E」とは,つぎの3つのEのことである。
★-1 Energy Security(エネルギー安全保障)
★-2 Efficiency(エネルギー効率・コスト)
★-3 Environment(環境・温暖化対応)
現段階において原発をめぐる評価は,この3Eは落第点しかついていない。ただし,最初に挙げてある「エネルギー安全保障」はマイナス点を付けるべき対象にまでなっている。
モノづくり立国となり,高い付加価値の工業製品で外貨を稼げるようになったので,燃料を海外から買ってくることが可能になり貿易黒字も生み出してきましたが,そもそも電気は「あるのが当たりまえ」ではなく「ないのが当たりまえ」の国なのです。
補注)ここでは,再生可能エネルギーの開発・利用によって,この指摘はすでに転覆させられていること(⇒批判され破綻している事実)を,どうやら竹内純子はよく承知のうえでいっているらしくもみえるから,なおさらのこと奇怪に感じるほかない。
しかし,いつの間にか私たちは資源貧国であることすら忘れ,エネルギーあるのを当たりまえと考えるようになってしまいました。世界には電気を使えない人が約13億人もいて,電気がないために健康や生活を脅かされているというのに。
補注)ここでは,この意見に対しては明確に「違う」と断定しておく。こういうふうにいいかえておけばよい。日本に暮らす「私たちは」「いつの間にか資源富国であることすら忘れ,エネルギーがないのを当たりまえと考えるようになってしまいました」と。
再生可能エネルギーの開発・利用には原料(燃料)そのもの輸入は不要である。地産地消型のそれだからである。水車を利用してきた水力の歴史を忘れたか? 一事が万事で竹内の見解には問題ありあまるほどある。
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