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経済ニュース記録用 その8
853
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。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*
:2017/02/13(月) 22:52:57 ID:R6xpTQbs
「経営哲学」という視点からみた重要経営者・キーワードを厳選して,その解説をおこなっています。また経営学者として世界的な活躍を続ける野中郁次郎氏,日本経営史の重鎮・由井常彦氏への,菊澤研宗氏(経営哲学学会前会長)によるインタビューも収録--野中郁次郎が語る「いま哲学に何ができるのか」,由井常彦が語る「日本の経営者にとっての『経営哲学』」--。
「経営哲学」研究の国内における先駆的存在として活動を続ける経営哲学学会編集による本書が,日本企業の経営の未来に迫ります。
このなかに氏名の出ている野中郁次郎が冒頭で「特別インタビュー 野中郁次郎が語る いま哲学に何ができるのか」に登壇して,こう語っていた。
今回の大震災〔2011年3月11日の東日本大震災〕は,実際のところ「想定外」だったと思います。それでも,人間は想定外に直面することによって,学ぶ存在でもある。想定しないとわれわれはなにもできないから,まず想定する。しかし,想定外が起こることで,新たに学ぶ。そうしていくことが,重要なのだと思います。
註記)経営哲学学会編『経営哲学の授業』3頁。〔 〕内補足は引用者。
しかしながら,東電福島第1原発事故の発生に関して,その事故原因が〈想定外〉があったという判定が「完全なる間違い」であった事実は,いまの時点で指摘するゆえ後知恵的な批判にもなるかもしれないが,あまりにも目先にとらわれた学識の披瀝であった。野中郁次郎が想定外だと判定した原発事故に対する見当違いの判定が,今後の原発行政に対して与えるかもしれないよからぬ影響を心配する。
途中になるが,たいそう売れている野中郁次郎共著も紹介しておく。ダイヤモンド社,昭和59〔1984〕年発行。文庫版も出ている。
失敗の本質表紙 (1)
東電側が津波襲来の波高が場合によっては15メートル(以上)にもなりうることは,事前の研究調査によってしっていたのである。だが,その歴史の事実にもとづく情報は,故意に想定内には入れず放逐し,想定外にしておいたのである。その理由はいうまでもなく,営利の論理(資本の理屈)であり,目先の利益のためであった
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