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経済ニュース記録用 その8

801。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2017/02/11(土) 15:07:57 ID:sHePdnmE
・・・2008年の金融危機は、1999年にビル・クリントンによって「グラス・スティーガル法」が廃止されて以来、市場の洗礼を受けない店頭デリバティブ取引が横行したことが大元の原因です。

このとき、銀行が互いに融資を拒絶したことが金融危機を世界恐慌の一歩手前まで推し進めてしまったのです。

なぜ、彼らは銀行間の融資を断ったのでしょう?

それは、不透明な店頭デリバティブ取引の比率が増えすぎたので、どの銀行が担保コールで打撃を受けるのか分からなくなったからです。
そうして、互いに疑心暗鬼に陥り、結果、流動性を枯渇させてしまったのです。

そのとき、市場に静寂が訪れました・・・そして、次の瞬間、ガラガラと音をたてるようにして瓦解したのです。

なぜ、金融機関でないAIGに公的資金が投入されたのか
2008年から始まった世界金融危機では、銀行の他にも保険会社のAIGや、クレジット金融サービス会社のアメリカン・エキスプレスなどの非預金金融機関にも公的資金が注入(ベイルアウト)されました。

公的資金の注入は金融機関が対象ですから、AIGとアメリカン・エキスプレスは、わざわざ改組までして金融機関にしたのです。

<省略>

・・・このリスクを保険会社やクレジット金融サービス会社などの非預金金融機関に引き受けさせることによって、リスクを金融システムの外側に出そうとしたのです。

結局、銀行だけに公的資金を投入して救済しても、ウォール街の膨大なリスクを抱え込んだままで身動きできなくなったAIGとアメリカン・エキスプレスも同時に救済しなければ、金融危機が回避できないことがわかった、というわけです。

・・・これが、リーマンショックのときに、ゴールドマン・サックスが「見かけ上」独り勝ちした裏の理由なのです。

ゴールドマン・サックスは米国民の税金129億ドルを合法的に奪った
数年後に分かったことは、AIGのリスクを政府に引き受けさせたことによって、ウォール街の主要な銀行やヘッジファンドなどが受け取った実質的な救済資金の額が、AIGに投入された1823億ドルのベイルアウト資金の約半分に相当する932億ドルだったということです。

後になってからAIGが公表した資料によれば、その932億ドルのうち、ゴールドマン・サックスの“取り分”が129億ドルであったことが判明しました。

金融危機とは、ウォール街の泥棒たちにとっては、まさに千載一遇のチャンスなのです。

・・・リーマン・ショックならず、次は「ゴールドマン・サックス・ショック!」が起こって、その衝撃波が全世界の金融システムを大混乱に陥れるかも知れないのです。

それは、2008年の金融危機の数倍・・・いや、ドイツ銀行のデリバティブ破綻と重なった場合、リーマンショックの数百倍の規模になるでしょう。
つまり、全世界の金融システムの完全なる崩壊です。


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