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民主党検証スレッド

698。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2017/07/31(月) 02:54:40 ID:sV1MSBxg
蓮舫降ろしとリセット主義の政党生理 - 代表選で分裂・解体する民進党
世に倦む日々 2017年7月28日
蓮舫が代表を電撃辞任した。わずか2日前、マスコミの前で続投を表明、衆院に鞍替えして東京の小選挙区から出馬すると意気込みを強調したばかりだった。折も折、稲田朋美がPKO日報問題で辞任を余儀なくされ、安倍政権が窮地に追い詰められ、これから国会で追撃に出ようという矢先に、国民の期待を腰砕けさせる残念な出来事が発生した。国民にとっては迷惑きわまりない民進党の失態だ。ちょうど1か月前、都議選投票日の3日前、私はこういうツイートを発した。「民進党は党内政局になるだろう。まず、野田佳彦が幹事長の私が責任とって辞めますと言う(代表はそのままでお願いと)。すると誰かが、幹事長が責任とって代表はそのままかよと文句を言い出す。すると誰かが、じゃあ代表選やろうよと言い出す。すると、みんなが賛成と言う」。結局、このとおりの展開になった。民進党(民主党)については、20年以上観察を続けているので、予測については若干の自信を持っている。必ずこうなる。普通であれば、蓮舫が辞意を漏らすことがないように、周囲が全力でカバーするものだし、党内の政敵や悪意あるマスコミからプロテクトするものだ。特に、今は安倍政権が瓦解間際で、民進党にとって千載一遇のチャンスのときなのだから尚更。

が、後藤謙次や星浩が解説して指摘したように、民進党はそうはならないのである。国民の期待や要望は無視して、個々の議員が党内の権力闘争に自由に奔走していく。外に対して党の団結を守るのではなく、逆に党の混乱と騒動へとエネルギーを傾けて行く。そこには、絶えずリセットしようとする衝動が存在する。積み上げかけたもの、整理と構築に着手したものを、幼児が積み木を崩すようにご破算にして白紙に戻す。この民進党(民主党)の固有の組織法則性について、私は生理という言葉を与えて表現した。それはネイティブなもので、政党誕生の初発から持っている原体質で、20年以上休みなく繰り返して伝統として染みついている独自の集団性に他ならない。そして、それへの反省や懐疑は内部には微塵もない。リセットすることを積極的に肯定する。リセット主義。つぎつぎとリセットするいきおい。1年毎に代表を変え、新三役が壇上で「がんばろー」と拳を突き上げ、選挙の度に政策のワーディングとコピープリントを変える。刷新だの出直しだのを広告代理店的な手仕事で表象工作する。だが、メンバーはいつも同じで何も変わっていない。国民は、そういう粘性のない民進党の体質にもう飽き飽きしていて、いいかげんにしろと憤っているのだが、彼らにはその感覚が全然伝わらず、選挙に負ければ逆に元気になって、代表選の祭りを始めてリセット主義で踊り狂う。

毎日の記事を読むと、辞任劇の内幕が書かれていて、「幹事長候補として党内で名前が挙がった議員らの多くは、要請があっても拒否する意向を示していた。さらに党幹部の一人が、幹事長候補と目された議員の一部に、蓮舫氏から要請があっても拒否するよう念押しするなど、八方塞がりの状況となっていた」と説明がある。ふざけた話だと吐き捨てるしかない。幹事長を断った一人に岡田克也の名前があった。1年前、代表を投げ出して蓮舫を後継にしたのは岡田克也ではないか。岡田克也は蓮舫の後見人であり、蓮舫体制の要石となる党のゴッドファーザーであったはずだ。野田佳彦が辞任となれば、ピンチヒッターを受諾するのは当然の責務であるのに、無責任にも打診を一蹴して蓮舫体制を崩壊させている。聞けば同情を覚えざるを得ないが、孤立した蓮舫は、一昨日(26日)、党務をすべてキャンセルして都内の部屋に一人籠もって電話をかけまくり、頼むから幹事長を引き受けてくれないかと意中の者たちに哀願していたと言う。華奢な蓮舫が涙声で訴えながら、相手に冷たく断られて絶望する姿を想像し、やりきれない気分になるし、民進党の身勝手な体質に怒りを覚える。あまりにも国民世論を無視している。右翼や自民党支持者を除いて、国民の中で蓮舫降ろしを歓迎する者が一人でもいるだろうか。


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