したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

「有事法制」&テロ 関連スレッド2

1カマヤン:2003/12/26(金) 04:16 ID:Xnu80rJA
 1;戦争は経済の延長に過ぎない。
ブッシュは経済破綻の辻褄を合わせるため、「荒っぽい公共事業」であるイラク戦争をした。
小泉は、アメリカ市場での日本製品販売のために、自衛隊派遣を決めた。
 2;「戦争でテロに対抗する」という言葉は、語義矛盾だ。
都市である日本は、テロには無力だ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875554206/qid%3D1045752255/249-5557652-3102733
戦争はテロを増大させこそすれ、減らさない。
っつーか、テロ組織の親玉は、アメリカです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794211538/qid=1072379470/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/250-4891459-0776206
 3;「有事法制」は、究極のメディア規制法だ。戒厳令になると、オタク文化が真っ先に死滅させられる。
 4;「有事法制」は、日本軍をアメリカの下働きに法的に位置付ける。
今までも充分にアメリカの属国でアメリカの犬だったが、「有事法制」は、アメリカの犬であり続ける
必然は希薄なのに、日本の軍事力の「統帥権」をアメリカ軍令下に位置づけた。今後は更に
「アメリカの属国化」・「アメリカの植民地化」が進むだろう。なんちゅーか、アホかと思われ。
 5;戒厳令及び戦時体制は、多国籍企業のオーナーだけが儲かり、他のオレたちみたいな
庶民階層は、多国籍企業にただ貢ぐだけ、という、陰惨な未来を約束しますです。

第2スレ
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/news/535/1045591283/l100
第1スレ
http://www.jbbs.net/news/bbs/read.cgi?BBS=10&KEY=1021759674
「日米安保体制と現代政治」
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1025166092&START=32&END=47
資料
http://www.asahi.com/special/index.html

265。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:07 ID:O1tPWS/o
 さらに言いますと「自作自演説」が言われていますが、拘束された人たちが武装抵抗勢力に殺されていた
方が、有事立法、憲法第9条改悪など日本の戦争国家化という点では政府にとって都合が良かったという
点から考えて、日本政府の末端につながる人間が3人をイラクの武装抵抗勢力に「売った」可能性すら
あるのではないかと疑っています。飽くまで疑いであって、確証はありません。しかし「自作自演」は命がけ
ですが、3人を武装抵抗勢力に「売る」のは大して労力はかかりません。その程度の労力だったら、
一国家にとっては簡単でしょうから。そういう点でも信憑性があると私は思っています。
 繰り返しになりますが、今回のイラクで武装抵抗勢力によって拘束された5人が解放された出来事ほど
国家、あるいは国境を越えた民衆同士の連帯の可能性を感じさせてくれたこと、勇気づけられたことは
ありません。
 私は一時期、デモで「第三世界の民衆と連帯して闘うぞ!」とシュプレヒコールをあげていたことがあります。
その「連帯」の内実となると、きわめてあやふやであることに気づき、ある時から「〜の民衆と連帯して
闘うぞ!」というシュプレヒコールをあげなくなりました。しかし今回ほど私たち日本の人間に対する中東の
人たちの信義、信頼、絆を感じたことはありません。その信義に私たちは応えなければなりません。
イラクで女性や子どもなどの一般の人たちを虐殺している米軍、そして兵士や武器を輸送することで
米軍のイラク侵略に協力している自衛隊をイラクから撤退させるよう声をあげていきましょう!
                                             2004年4月18日(日)

266。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:12 ID:ATXAKnc6
>>261 >>262 さん
よろしければソース元のリンクなども貼ってもらえませんか?
特に日刊現代のニュースなど、ついに出たと思わせるニュースなのですが、
掲示板のコピペされてたから、では他のところで使えないのですが…

267。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:18 ID:O1tPWS/o
2004年(平成16年) 4月18日
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SBS&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004041801002371
>イラク人質3人が帰国 東京で家族と再会へ
> イラクの日本人人質事件で、15日に解放されたボランティア活動家の高遠菜穂子さん(34)、
>フリーライター今井紀明さん(18)、フォトジャーナリスト郡山総一郎さん(32)の3人が18日夕、
>アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから空路、関西空港に帰国した。
> 国内便に乗り換え、羽田空港で出迎えの家族らと再会する。
> 家族の代理人の弁護士によると、3人は精神的にも肉体的にも休養が必要で、現地で合流した
>家族でさえ拘束中の状況を聞くことができないほど、精神的に不安定な状況にあるという。
> 武装集団に拘束された3人の痛々しい映像と、復興支援でイラクに派遣された自衛隊の撤退という
>要求をカタールの衛星テレビ、アルジャジーラが伝えてから10日ぶり。
> 混迷するイラク情勢の中で、政府と国民に大きな衝撃を与えた事件。警視庁と北海道警は、
>人質強要処罰法の国外犯規定を適用、犯人グループや拉致の状況などについて3人から事情を聴き、
>本格的な捜査に着手する。

在ヨルダン日本大使館で、変な薬飲まされたかな。
麻原彰晃も裁判のとき変な薬飲まされているって噂あるよね。

268。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:36 ID:O1tPWS/o
伊の世論、イラク駐留「賛成」急減 人質殺害事件受け
http://www.asahi.com/international/update/0418/005.html
 イラクの武装勢力に人質1人を殺害されたイタリアでは、有力紙の世論調査で国軍のイラク駐留継続に
賛成する人が急減したことがわかった。人質事件が明らかになった直後に「撤退しない」と表明した政府
への批判も高まっている。
 コリエレ・デラ・セラ紙は人質殺害がわかる直前の14日、拘束されていた人質4人に関する世論調査を
行った。同日深夜にファブリツィオ・クアトロッキさん(36)が殺害されたのが明らかになり、翌15日も同じ
質問で調査を実施した。
 イタリア軍のイラク駐留について、14日は47%だった「賛成」が、15日には38%に急減した。逆に
「反対」は51%から57%に増えた。また、駐留継続の支持が34%から24%に落ち、撤退支持が
20%から24%に増えた。
 武装勢力はイタリア軍撤退のほか、イラク政策で親米的な姿勢をとってきたベルルスコーニ首相の謝罪
などを求めた。世論調査では「首相が謝罪し、部隊が撤退すべきか」の質問に対して「どちらもすべきでない」
と答えた人が、14日の41%から15日は36%に減った。
 調査の対象者は14日が293人(回答率93%)、15日が800人(同94%)。
 一方、ANSA通信は、同首相が「イタリア軍は撤退しない」と明言したことを、クアトロッキさんの遺族が
批判していると伝えた。遺族は「政府はまず、武装勢力との交渉を進めるべきだった。強さをアピール
するために人々の命をもてあそんでいるようだ」と話したという。
 クアトロッキさんは結婚資金を稼ぐため、イラクで月給8000ドル(約86万円)の米国民間警備会社の
職を得たという。友人らは「国が国民にまともな仕事を与えられないため、彼は外国で死を余儀なくされた
のだ」と政府を非難した。
 危機感はカトリック界でも強まっている。ANSA通信は15日、バチカンが政府と武装勢力との「仲介役
になる用意がある」との意向を示したと伝えた。 (04/18 08:46)

269。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:41 ID:O1tPWS/o
イラク復興費増大も、日本が追加拠出の可能性
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040418AT1F1700F17042004.html
 電気、通信、水道や油田再開発などイラク復興に必要となる費用の総額が昨秋時点の見通し
(550億ドル=約6兆円)より膨らむ可能性が出てきた。イラクで邦人が相次ぎ解放されたとはいえ、
治安への懸念は強まっており、当初の想定通りに復興が進まない公算が大きいためだ。
復興支援のため最大50億ドルの資金拠出を決めている日本政府の負担が増える可能性もありそうだ。
 複数の日本政府関係者は「人質事件が解決しても、6月末の主権移譲後の治安回復が進まなければ、
各国の資金拠出の前提となっている復興費調査を世界銀行などがやり直さざるを得ない」として、
必要額が膨らむ可能性を指摘した。イラクへの復興支援を巡っては世界銀行などが昨秋まとめた調査で、
2004年から2007年までに550億ドルが必要と表明。イラクの治安が回復に向かうことを前提にインフラ復旧、
教育、雇用など14の優先分野向けで356億ドル、治安維持や油田再開発などに194億ドルが必要になると
していた。 (07:01)

270。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 22:39 ID:AgUZCV.o
イラクのインティファーダ 定森 大治(編集委員)
http://www.asahi.com/international/w-watch/TKY200404150256.html
 これはもう、れっきとした民衆蜂起である。イラクの治安を守るはずの米軍が、パレスチナを占領する
イスラエル軍と同じようになってきた。
 標的は、武装した民兵にとどまらず、一般の民衆にまで広がり始めた。民主党の長老エドワード・ケネディ
米上院議員は、「ベトナム化」という表現で、軍事力に頼るブッシュ米政権のイラク政策が泥沼化しつつあると
批判した。
 (略)「米軍対テロ組織」の図式が当てはまらず、衝突は拡散しつつある。きわめて憂慮すべき事態だ。
 (略)米政府は米軍増派まで言い出した。7月までの占領終結と主権の移譲という政治プロセスを
打ち出しながら、力でイラクの安定化を図ろうとする。ブッシュ政権の掲げるイラク民主化とはほど遠い、
矛盾だらけの「どたばた対応」としかいいようがない。
 米共和党のルーガー上院外交委員長らは、治安の悪化を理由に主権移譲を延期する必要性を示唆した。
たしかに大統領選に合わせた日程にこだわることが、新生イラクの利益になるのかどうか。 (04/04/15 17:10)

271。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 22:48 ID:AgUZCV.o
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/fallujah1.html
 一九九一年一月に始まった「第一次湾岸戦争」のときに、ファルージャでは、多くの民間人が犠牲となった。
最もよく知られているのは、英軍のジェット戦闘機が、レーザー誘導ミサイルを、人々で賑わっていた市場に
撃ち込んだ事件である。このときには、約二〇〇人が殺されたと考えられている。これとは別に人口の
密集した地域にも爆弾が投下された。さらに、レーザー誘導爆弾四発が、ファルージャ橋に向けて投下され、
そのうちの一発が、もう一つの市場を直撃している。
 二〇〇三年三月、米英主導のイラク侵略攻撃の際、地上戦こそなかったものの、ファルージャは、米軍に
よる空襲を受けた。二〇〇四年四月、米軍第八二空挺師団第二旅団の第一大隊が、ファルージャに侵入。
四月二八日、アル−カイード小学校を占拠したチャーリー中隊一五〇人が、小学校前で抗議行動を行なった
市民に発砲し、約一五人を殺害した。(略)
 二〇〇四年四月、米軍はファルージャを実質上封鎖、四人の傭兵会社社員を殺害した者たちを狩り出すと
して、ファルージャ住民への攻撃を開始した。これにより、四月半ばまでの半月で殺されたイラク人の数は
七〇〇人にのぼると推定されている。
 米軍による攻撃は、この文章を書いている二〇〇四年四月一七日現在も、進行中である。 (略)
日本政府は、今回の人質解放に際して、足を引っ張る以外何もしなかったのですから、「救出経費」を
公開して、これだけ無為に浪費してしまいました、私たちは無能でダメな政治家です、と国民に謝罪して、
憲法違反・国際法違反の自衛隊派遣を何も準備せずに送り込んだことで、三人の人道活動家と
イラクの方々にご迷惑をおかけしました、と自衛隊を撤退させ、謝罪して、ただちに辞職すべきでしょう。
私たちは、イカれた弱い者いじめを公言させるために、税金を払っているわけではないのですから。

272。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040415
■ 報道管制とテレビメデイアが作るバーチャルリアリティ
 (略)政府の自粛要請についてはウラがとれなかったのでほんとなのかなと疑問を持っていました。
 …のですが、ビデオニュース・ドットコムの丸激トーク・オン・デマンドで宮台氏が自粛要請についての情報を
言っていたので、仮に情報源が複数だとすると、報道管制疑惑は真実だった可能性が高くなりそうです。
 おそらくなんらかの圧力があった、と考えるべきなのでしょう。
=〔引用〕=
  ビデオニュース・ドットコム/丸激トーク・オン・デマンド
  第159回 [4月9日収録] 小泉政権の人質事件への対応は正しいのか
http://www.videonews.com/
  映像(無料プレビュー版)
http://www.videonews.com/asx/marugeki_pre.asx
  宮台真司:どうみても事態を小さく小さく見せようとしているのは明かで、これはある筋からの情報ですが、
 首相官邸からメディア各社に対し、つまり記者クラブ加盟各社に対し、そこは報じるなとどうも言っている
 らしいのですね。
 しかしだとすると、もし三人が惨殺され、そのあといったい誰の責任かということが問題になる時に、
 そのようにいわばマイルド化された情報を流すことによって世論を操作しようとした、首相官邸はともかく
 として、メディアの責任がやはり問われる可能性があるので、今日はぼくは一部メディアの人間に対して
 保身をはかるんだったらたいがいにしたほうがいいぞと(笑)言っておきましたけれども、そこが気になる
 ところですよね。
=〔以上、引用〕=
 メディアの責任がやはり問われる可能性ですが、もうひとつの可能性としては、メディアが自分の責任を
回避するため、護送船団にしてしまえと。
 つまり、みんなで危ない橋を渡れば怖く無いと、みんなで殺せば殺人にはならないんだと、ダイエーや
長銀のようにみんながひとつに一体化して大きくまとまれば、責任があっても責任を問われないんだ、
ということにしてしまう可能性もありそうな気がします。

273。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040415
 近い将来起りそうなシナリオとしては、護送船団になることを許さない少数派、みんなで危ない橋を
渡らせない少数派、オレは殺人者になりたくないと殺すのを拒否する少数派、みんながひとつに一体化して
大きくまとまることを拒否する少数派を非難し、攻撃し、非難、いやがらせ、デマ、虚偽などの手練手管を
使って少数派を排除し、少数派を排除することによって一体化を実現しようとする多数派の工作が発生
するかもしれません。
 具体的には、目の上のタンコブだったTBSがまたなにか不祥事を起して、というか起させられて、一斉に
各所からバッシングが発生し、世論がTBS憎しになり、そうした世論に後押しされるフリをしながら自ら
積極的にTBSを非難攻撃し、TBSの報道番組が潰れていっきに報道管制に歯止めがかからなくなって
大本営状態になるっていうイヤなシナリオが想像できます。
 とまあ以上の想像は予言に近いのでこれぐらいにしておきますが、そもそもテレビメディアや記者クラブ
やらに情報のソースが集中し、経営的多様性が失われていること自体が背景にある問題なので、
マスメディア集中排除を徹底して実現し、市民が管制情報ソースから独立した取材メディアを共有しない
限り、どうしようもないという気もします。
 放送免許の問題とか、クロスオーナーシップとか、新聞販売流通の独占とか、記者クラブ制度とか、
再販規制とか、記者特権の問題とか、新聞社の株式保有特権の問題とか、マスメディア自体に多くの
構造問題があり、且つ、マスメディア自身でそれを改革できないということになると、政府にまるごと
管理されて潰れてしまえ!なにもかも潰れて無くなった状態から最初からやり直せ!と言いたくもなります。
 以前はメディアが潰れたら権力を監視する者が誰もいなくなってしまうという危機感があったのですが、
これだけ権力との一体化がすすむと、政治からメディアを分離独立させて監視させるということに徒労感
ばかりがつのるので、もう権力ごと潰れていいのかもしれないなぁと私は思い始めていて、正直、迷っています。
 まあそういう迷いもあって、近い将来、権力と一体化したメディアが潰れた時の事前準備を、いまから
インターネットとかで活動を始めておく必要があるなぁとも感じています。

274。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
「日本が経済支援に言及」 クバイシ師が不快感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040419-00000003-kyodo-int
 【バグダッド18日共同】イラク日本人人質事件で、高遠菜穂子さんら3人の解放に尽力した
イラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師は18日、3人を引き取りに来た在バグダッドの日本大使館
当局者がその場で、米軍の攻撃を受けている中部ファルージャへの経済支援に言及したと述べた。
 クバイシ師はこれに対し「われわれと討議すべき問題ではない。われわれは人道的問題を経済問題
との引き換えにする気はない。ファルージャへの援助物資搬入を認めるよう米国側に要請してほしい」と
告げたという。経済援助を人質解放の取引材料にするかのような日本側の言及に不快感を示した形だ。
(共同通信) [4月19日0時13分更新]

275。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 01:06 ID:GCogKpas
米長官、発言を軌道修正 イラク戦争「正しい決断」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000123-kyodo-int
 【ワシントン3日共同】パウエル米国務長官は3日、イラクの大量破壊兵器を理由とした対イラク開戦に
関して「ブッシュ大統領は正しい決断をした」と述べ、旧フセイン政権には兵器開発の「意図」と「能力」が
あったと指摘、開戦の正当性をあらためて強調した。
 「(兵器)備蓄がなければ政治的計算も変化し、答えも変わってくる」との、前日の米紙ワシントン・ポスト
への自らの発言を微妙に軌道修正させたと言える。
 長官は3日のアナン国連事務総長との会談後、記者団に対し「ほかの情報が早くから分かっていれば、
結果が変わったかは分からない。また結果が変わっただろうとも言っていない」と言明。「イラク戦争に
踏み切った判断は正しかったという点は確認している」と強調した。(共同通信)[2月4日12時29分更新]

276 [,@∇@]ノ:2004/04/19(月) 02:51 ID:GCogKpas
>>275
日華事変・蘆溝橋事件を、「ファルージャ」ではほぼ正確に再演しているから、
もう一発「戦線拡大」論のための謀略が行なわれると予測する。

〔参考〕
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1052070202&START=70&END=96
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/1274/1025166092/136-140
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1052070202&START=113&END=120

日本では、公安警察と官邸による大謀略が展開されそうな予感。

277。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:16 ID:.KUh5feg
<イラク人質解放>政治力強める聖職者協会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000128-mai-pol
 イラクで拘束された日本人2人は17日、犯人グループから連絡が入ったイスラム教スンニ派の
「イラク・イスラム聖職者協会」幹部のアブドルサラム・クバイシ師によって身柄を保護された。
クバイシ師と同協会は日本人人質事件の3人をはじめ、ほかの外国人事件でも仲介役となったことで、
イラクでの政治的立場を強めることになりそうだ。一方、同協会が反米闘争の急先ぽうであることから、
人質解放に対して謝意を示したい日本政府の本音は複雑なようだ。【バグダッド小倉孝保】
◇日本政府の本音は複雑
 クバイシ師の活躍は、シーア派指導者の勢力台頭と合わせイラクでの宗教勢力の伸長を象徴する
出来事とも言える。行政の主役であるはずのイラク統治評議会は影を潜め、米英占領当局(CPA)が
進める統治体制は崩壊の危機にひんしているからだ。
 「イラク統治評議会は米軍と宗教界という二つのナイフで切り刻まれようとしている」。最近のイラク紙では、
人質事件でのスンニ派指導部の活躍や、シーア派強硬派のムクタダ・サドル師の支持増大に比べ、
統治評議会が機能不全に陥っていると分析する論調が目立つ。
 人質事件が相次ぐ前は、クバイシ師も聖職者協会もイラクでそれほど知られた存在ではなかった。
しかし、中国人、ロシア人、フランス人に続き、今回日本人の人質を解放させ、知名度は国内のみならず
世界的に上がった。
 一方の統治評議会は、今月5日から米軍がファルージャへ猛攻を仕掛けた際も、手をこまぬいていた
だけだった。その後、統治評議会メンバーが米軍と地元武装勢力との間で停戦交渉に乗り出したものの、
事態は好転せず、最近、やはり聖職者協会が直接介入を始めた。
 クバイシ師ら聖職者協会の狙いは、はっきりしない。同協会はスンニ派の中でも反米的な組織として
知られ、同師本人も舌ぽう鋭く米国を批判する。協会そのものが武装勢力に極めて近く、いわば
「政治部門」と「軍事部門」の関係にあるのでは、との憶測もある。
 クバイシ師は人質解放に貢献すると同時に、反米的なメッセージを広報し、国内で注目を集めている。
それはイラクで多数派のシーア派に対抗する戦術の一つとも受け取れる。
 昨年7月、CPAが元亡命イラク人を中心に設立した統治評議会だが、「米国追従」「よそ者による統治」と
国民から不満は絶えない。統治評議会への支持が急落する一方、国民の期待は宗教勢力に集まり
始めており、クバイシ師は確実にその流れに乗っている。

278。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:16 ID:.KUh5feg
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000128-mai-pol
◇反米に同調の犯行
 日本人2人を解放した犯人グループは、人質にメッセージを託して「反米英」と「自衛隊の撤退」などを
訴えた。最終的にイスラム教スンニ派の聖職者指導部と接触したことから、スンニ派の反米武装勢力の
一部の可能性が強まっている。
 安田純平さんら2人が拘束されたのは、バグダッド郊外のアブガリブで、スンニ派住民が反米武装闘争を
繰り返すファルージャと近い。アブガリブにもスンニ派の過激派組織が存在することが分かっており、
ファルージャの反米勢力に同調する形で安田さんらを誘拐したのでは、とみられている。
 ただ、拘束中に犯行声明を出しておらず、自衛隊の撤退要求を出した日本人人質事件の犯人グループと
みられる「サラヤ・アルムジャヒディン」などファルージャ系の武装組織とは一線を画すとの見方もある。
 聖職者協会は最近、「米軍に関係のない市民の人質を解放すべきだ」と唱えていた。(毎日新聞)
[4月18日3時58分更新]

279。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:32 ID:.KUh5feg
「ニュースDrag」 April  12, 2004 撤退すべきは米軍
高成田 享 タカナリタ・トオル
http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040412.html
 イラクで3人の日本人が「サラヤ・ムジャヒディン」と名乗るグループに誘拐された事件は、
米軍のファルージャなどへの攻撃によって、イラク情勢が一段と悪化していることが背景にある。
 (略)イラクに派遣された自衛隊の「復興人道支援」という擬制が崩壊するのも時間の問題だと思う。
(略)早晩、駐屯地であるサマワ付近がだれが見ても「戦闘地域」になる可能性は高く、そうなっても
自衛隊の居残れば、自衛隊員への危険が高まるだけでなく、自衛隊派遣の根拠となったイラク特措法に
対して明確に違反することになる。
 (略)誘拐したグループと同じように、3人の行動を理解していない日本人がたくさんいることを知って、
こころが寒い思いをした。「2チャンネル」に「狂言」などと書き込みをしている人たちだ。人は自分という
物差しでしか他人を測ることができないといわれるから、高遠さんらの行動を見ると、そんな立派なことを
やれるはずがない、だから自作自演の狂言に違いないということになるのだろう。
 他人に向けた刃は自分に戻ってくることにいつか気づくだろう。「狂言だ」とわめいている人たちには、
かわいそうな人たちだと思うが、許せないと思うのは、高遠さんのホームページに今井紀明さんがこんな
書き込みをしていたといって、狂言をにおわせる偽のメッセージを2チャンネルなどに書き込んでいる
人間だ。「愉快犯」というのだろうが、しょせんは権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望を
自ら買ってでただけのお調子者でしかないことに、なぜ気づかないのだろうかと思う。

280。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 06:23 ID:.KUh5feg
516 名前:  投稿日:04/04/17 01:47
 自作自演説は2ch固有のものではなくて事件発覚当初の政府筋の考えなわけでしょ。官邸番や
公安担当の間では各社とも自作自演説はかなり広まっていた。朝日の高成田の論説は朝日社内でも
相当に自作自演説が流布していたことを前提にしないと理解できないし、朝日の社説が一日で論調を
変化させた大きな要因も自作自演説。
 朝日としては自作自演説が真実だった場合に備えて社説でアリバイを作っておき、自作自演説が
幻だった場合に備えて高成田に2chを批判させたわけでしょ。
 で、表で自作自演説を公然と書けないマスコミ関係者が2chで過剰に自作自演説を煽ってうさばらしをする。
 ↓これはさー。「嘆かわしいことにわが朝日新聞社内にも福田官房長官のオフレコ談話での与太話を
真に受けて自作自演説など信じているばか者がいる。
 あいつらが2chに書き込んでるんだろう! わかってるぞ!」という意味なんだよ。
 そうでなければたかが2chの書き込みに「権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望」なんて
大げさな修辞を使うわけがない。
 http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040412.html
 「しょせんは権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望を自ら買ってでただけのお調子者
でしかないことに、なぜ気づかないのだろうかと思う。」

281。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:20 ID:N0IXQVWI
■ 「続・憂国呆談」番外編Webスペシャル 2004年4月19日更新
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html
 日本政府は日本国民を守るよりアメリカ政府の歓心を買うために行動するってことがはっきりしたわけだ。
そもそも断固としてテロリストと戦うと称してアメリカがイラクに攻め込んだために、それこそオサマ・
ビンラディンの思う壺で、かえってイラクがテロリストの巣窟と化しちゃったわけでしょ。そのアメリカの
お先棒を担ぐことで、誘拐犯の脅迫状にもある通りもともと親日的だったアラブ人を敵に回したちゃった
んだから、愚かと言うほかない。(略)
 今からでも遅くはないんで、むしろ今度の人質事件をきっかけに撤退する勇気をもつべきじゃないか。(略)
 だいたい、今回は超法規的どころか、完全に合法的に撤退できる──というか、撤退すべきなの。
幸か不幸か人質事件の起きる直前にサマーワの自衛隊の野営地が砲撃された。本格的な攻撃じゃなく、
被害もなかったとはいえ、これで明らかにサマーワは(実はイラク全土が)戦闘地域になり、「非戦闘地域」
というイラク特別措置法の要件を満たさなくなった。だから、法律に従って一時的に撤退する。で、防衛庁
としては、これは人質事件とは別問題なんで脅迫に屈したんじゃない、人質事件についてはわれわれは
直接関知しない、二つがリンクしていると見るのは勝手だけれど、われわれはたんに法律に基づいて
粛々と行動しているだけだ、とか何とか、むりやり強弁しとけばいいわけよ。(略)
 今回の危機の発端は、ファルージャでアメリカ人4人(イタリア人の4人の人質同様、民間人といっても
警備担当者で、いわばセキュリティ関係のアウトソーシングが進んでる証しだけど)が殺され、黒焦げの
死体が引き回されて橋から吊るされた事件だった。ソマリアのモガディシオで同じように米兵の死体が
引き回されたときは、世論が耐えられなくなってクリントン政権はアメリカ軍を引き上げたわけだけど、
それよりひどい事態になり、しかもソマリアからおめおめと逃げ帰ったトラウマは繰り返せないってんで、
ブッシュ政権はヒステリックな報復攻撃に出て、ファルージャを包囲し、一説では600人もの死者を出す
「ファルージャの虐殺」を引き起こしちゃったわけね。モスクまでミサイルで攻撃しちゃって、その結果、
犬猿の仲だったスンニ派とシーア派を反米の一点で結束させる始末。(略)

282。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:21 ID:N0IXQVWI
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html
 それにしても、この一週間、「2ちゃんねる」を中心に荒れ狂った3人の人質や家族へのバッシングは
醜悪そのものだったね。(略)「便所の落書き」で何が悪い、そもそもジャーナリズムというのはそういう
ところから発生してくるものじゃないか、と。ただ、そういう場所ではあくまでマイノリティとして──いわば
マイノリティとしての矜持をもって発言すべきでしょ。
 ところが、自分があたかも政府高官かなんかになったかのような誇大妄想に駆られて、やたらと「国益」
なんかを論じたがるやつが多い。(略)「自己責任」を振り回すヤツが、自分の発言に「自己責任」を取るか
というと、反論の届かない安全地帯から匿名で言いたい放題を言ってるだけなんだけどね。(略)
 僕の緊急発言の最初の部分が配信されてすぐに「2ちゃんねる」で話題になったんだけど、途中で
だれかが浅田彰がかつてインタヴューに答えたっていうインチキな記録を捏造して流したんで、
それに対する批判と嘲笑に流れが変わっちゃったのには苦笑したな。(略)
 「2ちゃんねる」に書き込もうっていうくらいのやつならすぐインチキとわかるくらいのメディア・リテラシーは
もっててほしいとこだけど、みんな素直なのかまんまと騙されて「ニセ浅田」叩きに狂奔してるわけ。
矮小な例ではあるものの、現在メディアを通じての情報操作がいかに容易になってるかがよくわかるね。

283。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:44 ID:N0IXQVWI
平成16(2004)年4月17日[土] 解放の1人、日本大使館に移送後 聴取に不快感
「悪いのは自衛隊」「なぜ警察がいる」
http://www.sankei.co.jp/news/040417/morning/17iti002.htm
> 【ドバイ=田北真樹子】イラク邦人人質事件で、解放された人質三人のうち一人が解放直後に移送された
>在バグダッド日本大使館内で、今回の事件の責任はイラク人にあるのではなく、イラクに自衛隊が
>派遣されていることにあると批判し、自衛隊のイラクからの撤退を求めていたことがわかった。
>政府関係者が十六日明らかにした。
> 人質三人はバグダッド市内で解放された後、身柄を引き取りに来た上村司駐イラク臨時代理大使とともに
>いったんバグダッド市内にある日本大使館に入った。大使館内では、日本政府の担当者により、拘束されて
>いたときの状況など簡単な事情聴取が行われたもようだ。
> このなかで人質の一人は「イラク人は悪くない。悪いのは自衛隊だ」などと述べたという。さらに、人質事件
>解決のためバグダッド入りしていた警察庁の「国際テロ緊急展開チーム」のメンバーに対し、「どうして警察の
>人がいるのか」と不快感を示していたという。
> 政府の担当者は事件の解決に向けて、日本政府が全力を尽くしていたことや、世界から大きな関心を
>持たれていたことを、事件を報道した新聞などを見せながら説明。「こんなに世の中は心配していた」と
>理解を求めると、三人は事件の反響の大きさに驚いた様子だったという。
> 三人のうち郡山さん、高遠さんの二人はイラクでの活動の続行を希望し、これに対して日本国内では
>批判が強まっている。これと併せ、三人のうちの一人の自衛隊批判発言はさらに波紋を広げそうだ。
>これに関し、政府関係者は「解放された直後ということもあり、気分が高揚していたのかもしれない。
>三人の解放に向けて、政府をはじめいろいろな人が努力していたことを理解してもらうしかない」としている。

「事件を報道した新聞」とは、東スポの、「左翼による自作自演」記事のことだな。

287カマヤン:2004/04/20(火) 00:45 ID:zq9MxPG2
 「塩川実喜夫」というキーワードで調べてみました。

http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
> 警察庁も「赤軍ハンター」の異名を持つ塩川実喜夫国際テロ対策課長を現地に投入。

1;塩川実喜夫は、『政官要覧』によると、福岡県出身とあります。
 麻生太郎と、出身地(選挙区)が重なります。

2;2001年9月15日(9.11直後)に国際テロ緊急展開チームとして、米国治安機関と接触してます。
http://www.n-verde.co.jp/~kubo/n3.html
 2−1;
 このことから、塩川実喜夫は、CIAと繋がりがあると見ていいと思います。
 2−2;
 父ブッシュは1975年にCIA長官に就任、その後レーガン政権の副大統領時代には、ホワイトハウス
直轄で「危機管理システム」が新設され、その責任者を務めている。
 父ブッシュはアンゴラの資源を求め、アンゴラ内戦に介入した。CIA工作員を直接送らず、イギリス
空挺部隊の元隊員で構成される「民間」の傭兵会社を送り、アンゴラ内戦を泥沼化させた。
 1985‐86年当時、ホメイニ政権が支援するイスラム系過激派「ヒズボラ」は、国務省やCIA職員を
含む多くのアメリカ人を捕え人質にするという事件を起した。レーガン政権は人質と引き換えに
ホメイニ政権へ対戦車ミサイルなどの武器輸出をイスラエルを仲介し行なった。この武器輸出に
よって得られた代金の一部は、レーガン政権がニカラグア政府を転覆させるため支援していた
反政府ゲリラ「コントラ」へ密かに送られていた。84年の「コントラ援助禁止法」により、CIAやペンタゴンに
よる「コントラ」援助活動は禁止されていた。スキャンダルとなった。「イラン・コントラ」工作の中心人物は
オリバー・ノース海兵隊中佐。ノースは、ラテンアメリカ最大の麻薬ディーラーであるバジェステロスの
持つ航空会社SETCOと契約し、武器などの「援助物資」を輸送した。SETCOはアメリカ政府から
「人道支援企業」と認定され、ニカラグア人道援助機構NHAOを構成していた。(続く)

288カマヤン:2004/04/20(火) 00:45 ID:zq9MxPG2
 (続き)1982‐92年、CIAはソ連のアフガン進攻に対し、世界中の急進イスラム教徒をパキスタンに集め、
サウジアラビアの資金で、イギリス傭兵会社によって訓練した。ビン・ラディンはここで訓練された。
急進イスラム教徒は反共戦士としてソ連軍と戦った。KGBは更にそれに対抗し、ソ連軍が訓練した
アフガン・ゲリラを「CIAの支援を受けた反共戦士」としてアフガンに送り、急進イスラム戦士内に混乱と
内部抗争を植えた。アフガンは長い内戦に突入した。
  出典;菅原出『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』(草思社、2002年)203−223p。

3;塩川実喜夫は、平成15-16年(2003−04年)には神奈川県警察本部警備部長をしてました。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/pg/kaigikiroku.htm
 3−1;
 1986年、神奈川県警警備部公安一課による、共産党国際部長・緒方靖夫盗聴事件が起きました。
警察による違法な盗聴発覚により、神奈川県警本部長・中山良夫は辞職、神奈川県警警備部長・
吉原丈司は総務庁へ転出、警察庁警備局長・三島健二郎は辞職、警察庁公安一課長・小田垣祥一郎と
公安一課理事官堀貞行は配転になった。
 この過程で警察と検察の間で取引があり、盗聴捜査を合法化する「盗聴法」が作られることになった。
  出典;青木理『日本の公安警察』(講談社現代新書、2000年)126−136p
 3−2;
 公安警察の前身は戦中の特高警察です。GHQによる占領時代、参謀二部(G2)は元特高警察を
密かに利用した。1949年には「公安事件」と呼ばれる、「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」が起きた。
「労組による犯罪」との噂が「どこからか」流れたが、結果として共産党及び労働組合運動は大打撃を
受け、警察法改正の「機運」が形成され、51年に警察法が「改正」し、警察が強化された。1951年、
「破壊活動防止法」が国会に提出され、「血のメーデー」事件が起き、破壊活動防止法の口実となり、
成立した。
  出典;青木理『日本の公安警察』(講談社現代新書、2000年)44−59p

289カマヤン:2004/04/20(火) 00:46 ID:zq9MxPG2
4;塩川実喜夫は、オウム事件当時の公安総務課長です。
http://info.aleph.to/saiban/sankeihanketu.html
>(2)違法性阻却事由について
>イ 記事の真実性及び真実と信じたことについての相当性について
>平成12年5月25日午後2時から、警視庁本部において、公安総務課長であった【塩川実喜夫】により
>記者説明会が開かれ、次の内容が公表された。

290。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:44 ID:xDRdTmUE
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
> 警察庁も「赤軍ハンター」の異名を持つ塩川実喜夫国際テロ対策課長を現地に投入。

2004 年 4 月 20 日 01:26:00:CjMHiEP28ibKM
 「意味ありげな笑みを浮かべた」という産経記事の最後は面白い。
こいつは主犯の一人じゃないのか。

2004 年 4 月 20 日 03:26:06:ctKRGOvG/DIEQ
 そもそも「意味ありげな笑顔」などという主観に満ちて煽動的な表現は「普通なら」新聞では校閲の
対象になってもおかしくないのだろうが、産経は違うらしい。
 それは別にして、この現在となればこれは非常に面白い事実を浮び上がらせている。
 つまり、産経記事で紹介されているこの発言の日付である。報道は13日、発言は12日である。
>この二人のキーマンをはじめ、複数の情報筋が確実に 機能しているのは確かだ。
]>政府筋は「人質が殺されることはあり得ないと確信している。焦って譲歩しないことが一番大切だ」と
>意味ありげな笑みを浮かべた。
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
 これは一旦出された解放声明にやにわに暗雲が立ち込める直前の言葉である。
 引き伸ばし工作を行っていたのはどこだったろう。
>やはり、日本の政府は人質解放を遅らせた黒幕だった!
>「一時は最悪の結果を覚悟した。これだけ早い解決はむしろ予想外だった」
>イラクで人質になっていた日本人3人が解放された15日夜、政府関係者は厳しい表情で語った。
> 武装グループは、人質解放の期限を「3日以内」と指定し、事件3日目の10日深夜(現地時間)には、
>「24時間以内に解放する」との声明を出した。
> この直後、隣国ヨルダンの緊急対策本部では、逢沢一郎外務副大臣が「進展してきた」と興奮気味に
>話し、政府内でも「即時解放」の観測が流れた。「我々には(武装グループと)きちんとしたルートがある」。
>政府高官の1人はそう言って自信を見せていた。
> 状況が一変したのは13日午後。それまで武装グループと外務省をつないでいた仲介者が突如、
>情報を寄せなくなってしまった。(続く)

291。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:44 ID:xDRdTmUE
(続き) そして、まさに状況が一変する直前にこの男がいた。その後情報が外務省に入らなくなるのだが、
それに先立つ塩川実喜夫の態度はまるで逆で、完全に事態を掌握しているかのような雰囲気だった。
 この男は産経に言わせれば「赤軍ハンター」らしいが、実態は赤軍もびっくりの「汚い工作」解放
引き伸ばしの黒幕ではないのか。
 それどころか取りも直さず犯人とずばり通じていたことを強く示唆するものではないのか。
 でないとしたら、その時の「落ち着き」は何なのだろう。
 そして思わず口に浮かんでしまった「笑み」は産経にとっても、北朝鮮と共に世界に取り残された
「赤軍スパイコントローラー」にとっても、本来の「仕事」を隠蔽するためにもまるで違う意味で伝える
必要があったのではないか。
 ここにいたのは米英、ヨルダン、そして日本のテロ関連情報筋だ。
 焦って譲歩するも何も、解放日付はもう決まっているので自衛隊撤退を訴えても無駄だという意味に
過ぎなかったのではないか。端から政府は譲歩などしていない。どこが譲歩するというのだ。
 「安心していい、オレが安全を保障する」
 塩川実喜夫は不気味な笑みを浮かべ、そう言い放った。
 3人が解放された今、塩川実喜夫は何を気にするか。人質が何かを見て話をしていないか、ということでは
ないのか。何をどこまで気付いたのか。そこが気になることだろう。

292。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:48 ID:xDRdTmUE
「人質・家族バッシング」に異論噴出 政府責任問う声も
http://www.asahi.com/national/update/0420/003.html
 イラクで人質になったNGOメンバーやジャーナリストたちの「自己責任」を問う声が、政府・与党に根強い。
解放後には救出費用の請求まで取りざたされた。自ら出向いて危険な目に遭った人たちの自己責任を
連呼することで、国民を保護する政府の重い責任が見逃されている。NGOなどからは、異論が噴出している。
(略)アラブメディアを通して武装勢力に人質解放を呼びかけた国際交流団体ピースボートの吉岡達也・
共同代表は「彼らがこれまでの活動でどれだけ日本の評判をよくしたか、その効果は絶大なもの。
政府がその点を評価しないと、海外の人道支援活動をつぶしてしまう。自国民を保護するのは、そもそも
国家の義務だ」と話す。
 「彼らはなぜ捕まったか。自衛隊派遣で米軍に協力している日本の国民だから。なぜ解放されたのか。
非武装で人道援助をし、自衛隊派遣を批判していたからだ」
 棟居快行・北大教授(憲法)は「生きざまを選ぶのは個人の尊厳。憲法から言っても当然だ。『政府の
言う通りにすればいい』というのは過剰な干渉で、もっと成熟した国家と市民の関係が求められる。政府は
自己決定に干渉せず、どこがどの程度危険か、具体的な情報を最大限出すことに徹するべきだ」と話す。
 「日本人人質の家族に口輪(くちわ)」−−南ドイツ新聞は、家族らが外国人特派員協会で開いた会見の
模様をそう伝えた。「口輪」はドイツ語で、言論抑圧や箝口(かんこう)令のたとえとして使われる。
 同紙は「だれが彼らを黙らせたのか、そしてどのように?」と始まる。政府の批判をしていた家族が突然、
黙り込んだと指摘。会見で「政府側から批判を慎むように要請されたのか」と質問したが、「ノーコメント」
だったと紹介した。
 15日付で記事を書いたヘンリック・ボルク特派員は「会見では家族を批判するような質問が多かった。
家族ではなく、政府を批判すべきではないか」と話している。(略)(04/20 02:44)

294カマヤン:2004/04/20(火) 05:17 ID:xDRdTmUE
>>287-291 補足

> 神奈川県警腐敗の背後にオウム関連巨大暗流
http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-38-yam.html
http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-38-ya1.html
>(その1)TBSバッシング検察リーク情報操作への疑惑 1999.9.11.mail再録・増補。
> 神奈川県警の腐敗が、このところ激しく露呈していますが、かつての大阪府警の腐敗の背景にも、山口組との
>癒着がありました。神奈川県警の場合には、それより以上に、恐るべき巨大暗流が存在する可能性を指摘して
>おきます。
> 神奈川は、オウム真理教発祥の地です。(略)
> 『新潮45』(1996.7)に、「オウム帝国の正体/完結編PART3/闇に葬られた警察情報」があります。
>この記事を要約し、実名を入れると、オウムと、暴力団と、地下鉄サリン事件当時の警察庁長官の
>前任者、元神奈川県警本部長、城内康光の間に、闇の取り引き関係があったというものです。(略)
> こうした警察部内の事情、それをごまかすための検察リーク情報操作、スケープゴートのTBSいじめ、ひいては
>冤罪報道の野放し、メディアの腐敗、その結果が、警察、検察、メディアのスキャンダル続出の背景にあるのです。
>日本は、マフィア支配のアメリカにも負けず、腐り切っているのです。(略)
> まったくの偶然なのですが、最初に記した日時にmailを送った直後、1999.9.12.日経で、「坂本弁護士一家を
>慰霊/元同僚ら」という記事を見たのです。元同僚の何人かは、私の争議中の司法問題での運動の仲間です。
>この記事では、「坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会」の事務局長が、「坂本事件は過去のことではない。
>教団の活動は再び活発化しており、裁判や信者の脱会問題など課題はまだ山積している」と述べたことになって
>います。
> 私は、上記の「など」に、本当の真相解明が行われていないことも含まれていると解釈します。村井殺害、
>国松警察庁長官狙撃、その他、オウム事件は謎だらけであることは、誰の目にも明らかなのです。

295。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 05:22 ID:xDRdTmUE
件  名 : [資料] 『週刊現代』vol.46 No.18
いまだから書ける 聞くに耐えなかった 解放された人質家族への誹謗中傷
より抜粋

(略)「まいっちゃうよ. 家族の中に過激集団がいてさ」
親しい記者から, 小泉首相が被害者家族と会おうとしない理由を問われた飯島勲首相秘書官は,
こう答えたという.
 政府は人質救出の策を講じる前に, 警察や公安調査庁, 内閣情報調査室を使って人質の思想・信条を
チェックしていたのだ.その結果, 今井さんの母親が共産党員であり, 今井さん自身,劣化ウラン弾の
危険性を訴えるNGOを設立した若き運動家であるこ[と]を政府は掴んだ. 警察長関係者が説明する.
「事件が起こってすぐ, アメリカから連絡が入り, 人質とその家族の身辺調査を行うよう指示を受けました.
イラクに軍隊を派遣していない国の人間が武装グループに拘束された際, 米国のイラク攻撃が原因だ
という反米キャンペーンが沸き上ったのです. だから米は, 誘拐事件は反米勢力の仕掛けだと見て過剰に
反応するのです」(略)
 政治評論家の森田実氏がこの雰囲気を解説する.
 「権力は自分の正当性が証明できなくなると, 相手の欠点をほじくり出し, メディアに宣伝させて
"どっちが悪いか"という二元論に持ち込む. イラクへの自衛隊派遣の正当性を主張できなくなった
政府・与党が, 被害者と家族の身元を調べ上げて, 彼らを葬り去ることで国民の目をそらそうとした.
歴史は繰り返します. 戦前のようなイヤな時代が,確実に始まりつつあります.
 森田氏の危惧は, 現実のものとなった. 官邸が真っ先に調べた被害者家族の思想・信条という個人情報が
流れ出し, 彼らは「純粋な被害者」ではなくなったのである.
 官邸の調査結果に乗っかったマスコミは, 事件そのものが「自作自演」ではないかとも読める報道を
展開した. 典型例が4月13日付の共同通信の配信記事だ. カタールの衛星テレビ, アルジャジーラが
放送した武装グループによる「人質解放」の声明文について,
  「まるで日本人が書いたような違和感を持つ部分が多すぎる」(官邸筋),
  「日本国内の人間と, つながっている可能性も否定できない」(政府関係者)
といったコメントを紹介し, 日本国内の反米勢力が,自衛隊撤退を狙って起こした人質事件であるかのような
印象を与える記事を流した. (略)

296。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 05:22 ID:xDRdTmUE
 政府や与党の幹部も初期の段階から, 人命のかかった事件とは思えない言動を, オフレコの席で
繰り返していた.
 「(武装グループが刃物で被害者を脅す映像の感想を問われて)相手は脅かすことを目的としているわけ
ですからね.その手法に乗って対応するというのも, いかがなもんでしょうか」(4月9日, 福田官房長官)
 「(アルジャジーラを通じて犯人グループに呼びかけるつもりがあるかと問われて)誰が出るの? それに
応えるようなタマなの? 日本政府が何でそんなことしなきゃならないの」(同日, 同)
 「自作自演の可能性も否定できない. 分らないことだらけだ. ヨルダンから 3人が出国したという記録
もない」(同日, 官邸スタッフの一人)
 「ネットに書き込みがあったようだが (注・『今井』と称する人物が掲示板に書き込んだもの. 自作自演を
ほのめかす記述がある), いつ書かれたんだか, 本人のものなのかどうかも分らない. イラクに行きたいと
いう人が書くんだから, どうしようもない」(同日, 細田博之官房副長官)
 「『自衛隊でも行くのは危険だから行くな』と言っている親が, 未成年の自分の子供を止めることが
出来ないで, ああいう戦地に行かせてしまう. やっぱり, どこかおかしい」(4月12日, 平沼赳夫前経済産業相)
 公明党は, 3人が拘束されたニュースが流れた直後に,今井さんが共産党員の家族であることを掴み,
被害者家族と早い段階で接触していた. 冬柴鐵三幹事長は, 鬼のクビをとったかの如く,
 「連中が何者かを掴むのが, ウチは早かったよなぁ」
と自画自賛したが, 被害者家族が自衛隊撤退を政府に要求すると,
 「もうあいつらに何も教えてやらない」
と憤った. 政府関係者に強い調子で, 自衛隊撤退を求める被害者家族の態度は, 政府にとって完全に
敵対勢力のそれと認識されたようだ.
 「もはや官邸も公安関係者も防衛庁幹部も『どうせ共産党の人間だろう』『事件が片付いたら, 家族の
ことを徹底的に暴いてやる』『自業自得. 殺されても仕方ない』『何様のつもりだ』と憤りを隠そうともしなく
なりました」(全国紙社会部記者)
 いまは被害者かも知れないが, 事態が収束に向かえば,普段から敵視する共産党勢力として公然と
叩いてやるという態度を露にしていた. (略)

297。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 05:23 ID:xDRdTmUE
 当然, 後から拉致された二人の邦人についても思想・信条が洗われている.
 「反戦を訴える『人間の盾』に参加した経験や, 左翼系出版社と付き合いが深いことなどを挙げて,
『今回のほうが自作自演の可能性が高い』という声が早くも上がっています」(全国紙官邸詰め記者)
 北朝鮮の拉致問題では, 被害者家族の信頼を得ることで存在感をアピールした安倍晋三幹事長も,
今回は被害者家族に同情できないらしい. 9日, 人質家族が東京に集まり,各党を回った際, 当然自民党に
最初に来るものと待ち受けていたが, 民主, 公明を先に訪問し後回しにされたことがいたく気に入らなかった.
久間章生幹事長代理と中川秀直国対委員長に交代を頼んで, 怒って出て行ってしまった.
 ハネ返り連中のために身を粉にして情報を収集してやっていると言わんばかりの対応だが, 現実には
官邸が被害者救出につながる情報を収集していたとは言えない. その危機管理能力は, 4月13日に
アルジャジーラが「3人が解放された」と誤った速報を流した際の対応ぶりから推察できる.
*** 誰だ!? 情報を漏らしたのは
 その際, 官邸は一様に色めき立ち, 岡田秀一秘書官は,「アルジャジーラの報道で期待しちゃうよね」
とニヤけ, 飯島秘書官も,「ロイターが解放を配信したから飛んできた」と, 笑みを浮かべた.
安倍幹事長にしてからが「(テレビ速報で)『政府から与党幹部に解放知らせる』って字幕が出たでしょ.
あの幹部ってボクのこと! もう解放されないことはありえないよ. 複数から情報があった」
 と, さも解決したといわんばかりだったが, 人質は解放されなかった. 犯人グループに足元を見透かされ
そうな,なんともお粗末な情報収集能力だ.
 政府は派遣地域周辺のテロ情報を扱う英国の危機管理コンサルタント「コントロール・リスク・グループ」と
契約を結んでいる. 同社による危機管理のアドバイスを受けた福田官房長官は, アドバイスが満足に
実行されていないことに愕然とし, 怒りの矛先をマスコミに安否情報を伝えている政府要人に向け始めた.
 イラクに派遣された逢沢一郎外務副大臣は, 仲介人と称して登場したイラク人権擁護組織代表の
ミゼル・ドレイミ氏と独断でコンタクトしようとしたことや, マスコミへの会見の内容が「話すぎ」だとして
とばっちりを食った.
 福田官房長官は逢沢氏に向かって国際電話で,「確認もしないうちにウロウロするな! 情報管理をちゃんと
しろ!」と, 怒鳴りつけたという.(略)

299 [,@∇@]ノ@カマヤン:2004/04/20(火) 06:17 ID:xDRdTmUE

「連合」軍から、スペインが抜けて、米日伊の枢軸になったのか…
あ、イギリスがまだいるか… 

ドイツから鬼畜米英に切り替わっただけで、今回も60年前同様の敗戦だあねえ。
60年前のイタリア見習って、早いとこアメリカを、っつーか共和党を見限ったほうがいいのだがなあ。

ところで、今、世界情勢で美味しい位置にいるのは中国だなあ…

「ファルージャ虐殺」では、まるっきり日華事変を再演しているから、中国は動きやすいだろうなあ。
歴史に手本があるから。60年前と同じことしていたら最終的には中国は勝てるわけで。
中国を警戒せよ。

それに引き換え、日本はなぜ歴史に学ばないかなあ。

300。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 06:31 ID:xDRdTmUE
オーストラリア:陸軍中佐がイラク大量破壊兵器問題で告発
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040420k0000m030087000c.html
 【シドニー田中洋之】オーストラリアの陸軍中佐がイラクの大量破壊兵器問題などに関する豪情報機関の
失敗を“告発”し、調査のため司法委員会の設置を求める書簡をハワード首相にこのほど送った。
米英とともにイラク戦争に加わった豪州では年内の総選挙を前にイラク派兵の是非が政治的争点に
なっており、波紋を広げそうだ。
 告発したのはランス・コリンズ中佐。1979年入隊の情報活動専門家で、近接するインドネシア
東ティモールの独立をめぐる動乱時に情報作戦の指揮を執った。現在は軍の訓練部門に属している。
 中佐によると、豪情報機関には「組織的な欠陥」があり、分析ミスや未然防止できなかった例として、
イラク問題のほかに多数の豪州人が犠牲となったインドネシア・バリ島の爆弾テロ事件、オウム真理教が
豪州内の牧場で行ったサリン実験など多数を指摘した。
 また、情報機関内には隠ぺい体質がはびこり、自己改革はできないと厳しく批判している。中佐は
過去にも、独立前の東ティモールに関する情報が軍内で無視されたとして国防相に直訴したことがある。
 ハワード首相は「情報機関を信頼している」と委員会の設置を拒否。しかし、豪州では国防省付属機関を
今月解雇された女性分析官が「イラクの大量破壊兵器の脅威を誇張する国防相のメディア向け発表文を
書くよう指示されたのを拒否したのが原因」と大衆紙に暴露する騒ぎが起きたばかりで、野党陣営は
徹底調査を求めている。
 オーストラリアは現在、約850人をイラクとその周辺国に派遣している。ハワード首相に対抗する野党・
労働党のレイサム党首は「総選挙で勝利すればクリスマスまでに軍をイラクから撤収する」との公約を
打ち出している。毎日新聞 2004年4月19日 21時00分

301。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 06:32 ID:xDRdTmUE
イラク:ファルージャ停戦交渉 武器の放棄が焦点に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040420k0000m030163000c.html
 【バグダッド小倉孝保】イラク中部ファルージャの停戦交渉で、米軍と地元指導者は19日、イスラム教
スンニ派の武装勢力が武器を放棄すれば米軍のファルージャ包囲を解くことなどで合意した。
事態収拾に向けた8日の交渉開始以来初めての具体的合意だが、これが最終的停戦につながるか
どうかは不透明だ。
 米軍側が明らかにした合意内容は、(1)武装勢力側が迫撃砲やロケット弾、手りゅう弾、ライフルなどの
違法な武器を捨てる代わりに、米軍はファルージャの包囲を解く(2)米軍側が住民の生活状況改善を
約束する代わりに、住民側はイラク治安部隊が治安維持を担うことを認める−−など。
 米軍はこの合意が実施されない場合、「直ちにファルージャを攻撃し奪回する」と圧力をかけている。
 しかし、住民側の米軍への不信感は極めて強く、武器を捨てる可能性は低い。ファルージャには
外国から侵入したアラブ・ムジャヒディン(イスラム戦士)と呼ばれる武装グループもいるとされ、
こうした組織が武器供出に応じるとは考えられず、この合意が最終的な停戦につながると見るのは
少数派だ。毎日新聞 2004年4月20日 1時10分

302ふじながたかみ@自称真性右翼:2004/04/20(火) 07:08 ID:fEXVRLBU
>>299
それは簡単です。「日本人が忘れやすいから」。
吉田ドクトリンの本懐を忘れている人間が大勢いることからも明らかでしょう。

303。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 07:09 ID:xDRdTmUE
再び緊急発言
http://www.amaki.info/
 私は今回の小泉首相、川口外務大臣、竹内外務次官たちの「自己責任」工作には本当に怒を
覚えました。これは「小泉政権は敵だ、自衛隊派遣はイラクに対する敵対行為だ」と世界に公言された
衝撃を隠すために、世論の矛先を彼ら三人の攻撃に仕向けた情報操作以外の何物でもありません。
 私たちは彼らのペースにハマって自己責任論に巻き込まれてはなりません。むしろ次の二点を
繰り返し訴えて政府の責任を追及していくべきです。

1. 今回の出来事を通じてイラクが対米追従の日本政府をイラクの敵だと明言し、自衛隊の派遣は
必要ないと世界に公言したのです。受け入れ先であるイラクの国民がそう言っている以上、いくら
日本が人道援助と叫んでもその正当性も必要性も無いことは明瞭です。直ちに自らの誤りを認め
撤退をすべきです。

2. 武装グループは人質と交換に政府の代表を人質にすると言ったことがあったと記憶しています。
「テロに屈しない」を連呼する小泉首相は命を捨てる覚悟があるのか。川口、逢沢、竹内は自らが
唱える国益のために、国民に代わって死ぬ覚悟があるのか。明らかに否です。国民の命を軽視して、
フランス料理とワインを楽しむことを止めなかった小泉首相は、その事実だけでも辞職に値します。

 マスコミは不思議なぐらいこの二点を書きません。都合の悪いことをこれ以上国民の間で議論されては
責任問題に発展することを恐れた小泉首相の意図的な思惑が感じられます。(続く)

304。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 07:09 ID:xDRdTmUE
http://www.amaki.info/
  最近の世論調査ではさらに小泉首相の支持があがった、自衛隊の撤退を行わなかった事を支持する
意見が7割以上に上っているという報道があります。それには驚きと失望の念を禁じえませんが、
私はこう思います。たとえ小泉首相の政策を支持しない国民が3割であっても、この3割は、私も含めて、
極めて強い反対の意思があります。それを裏付ける情報と意識があります。この三割が7割の国民の
意識を変えていけばよいのです。
 他の二人はジャーナリストということもあり政府は「自己責任」を振りかざしてあまり苦情を言っていない
ようです。ようするに若くて、抵抗の術をもたない三人をいじめたわけです。小泉のやりそうなことです。
しかしこんな弱いものいじめは許されません。日本で一番権力を持っている男が最も弱い若者を
いじめているのです。このことを我々は声を大にして訴えなければなりません。我々は帰国する二人の
ジャーナリストを味方につけて日本政府を糾弾していくべきです。
 中東情勢は悪化の方向に向かう事は必至です。それはすべてブッシュの間違った政策によるものです。
いくら小泉首相が自らの判断が正しいと強弁しても中東情勢がそれを許さないでしょう。国際社会の
多くの国がそれを認めないでしょう。愚かで強引な小泉首相のために日本が世界の孤児になること
だけは避けましょう。日本国民はもはや日本政府を支持していないのだということを、イラクだけでなく
世界に発信しましょう。違憲訴訟が全国的に広がり、デモや集会が大きくなっていくと、小泉首相の政権は
必ず揺らいでいきます。そうなれば世論は急転するでしょう。打倒小泉首相の声を全国に広げていきましょう。
  2004年4月19日  天木直人

305。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 10:13 ID:lyTwx62.
★首相靖国参拝、評価2分 若年層は肯定的 本社世論調査

・小泉首相が靖国神社への参拝を続けていることを「良いことだ」と思うか、
 「やめるべきだ」と思うか。朝日新聞社の全国世論調査で聞いたところ、
 全体では「良い」「やめる」がともに約4割で並び、評価は二分された。
 40代や50代の働き盛りに「やめるべきだ」が目立つ一方、若年層では
 抵抗感が薄れているようだ。福岡地裁が違憲との判断を示した首相参拝は
 年齢別や支持政党別に見ると、まだら模様の反応が浮かび上がった。

 全体では「良いことだ」の42%に対し「やめるべきだ」が39%だった。
 40代が「良い」32%に対し「やめる」45%となるなど、50代を含めた
 働き盛り世代で否定的な見方が強い。

 反対に、この世代をはさんだ若年層と高齢層は肯定的で、70歳以上では
 「良い」52%に対し「やめる」36%だった。20代もそれぞれ46%、36%と
 なった。特に、20代の男性で「良い」が55%にのぼった。

 支持政党別では、自民支持層は「良い」が59%と過半数を占めたものの
 連立与党でも公明支持層は「やめる」59%と否定的だ。「やめる」は民主
 支持層で54%、共産55%、社民59%と野党各党の支持層でそろって
 多数を占めた。無党派層でも「やめる」40%、「良い」36%と否定的な
 見方が、わずかながら上回った。

 小泉首相の靖国神社参拝を巡っては、01年にも「参拝に積極的に取り
 組んでほしいか」と尋ねている。「ほしい」は、同年7月には41%で「慎重に」
 の42%と並んでいた。だが、韓国や中国などの反発もあり、8月には
 「ほしい」26%、「慎重」65%と慎重論が強まった。
 http://www.asahi.com/politics/update/0420/001.html

306。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 12:56 ID:9bIRdWBw
日本では人質は己の解放費用を支払わなければならない フィリップ・ポンス特派員 @ ル・モンド4月20日付http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3216,36-361630,0.html
 頭を垂れて、顔つきは暗い。それが、最初の3人の日本人の人質が4月18日に東京に到着した時の
様子だ。コメントは何もなし。この慎ましさが示す「心的外傷後ストレス」は、おそらく誘拐だけによるもの
ではあるまい。3人とも(他にも誘拐後に解放された日本人が2人、火曜に日本に到着の予定)、子供が
日本政府を困難な状況に陥れたとして家族に向けられた批判にショックを受けているのがありありだ。
周りの人たちは、事態をさらに悪化させないようにと、彼らを報道陣から遠ざけている。
 解放直後、人質のうち2人はイラクに戻りたいと述べた。高遠菜穂子は人道支援活動を続けたいと言い、
郡山総一郎は写真の仕事をこのまま続けたいと語った。2人の発言は、保守系新聞と政府の間に、
無理解と激昂の嵐を巻き起こした。
 「家族は謝罪をすべきだ」
 「おしおき親爺」となった小泉純一郎首相は、このボランティアたちを叱りとばした。「よくもまあ、人が
寝食を忘れて解放に尽力したというのに、そんなことが言えるもんだ。目を覚ましてもらいたい」と、
中川昭一経済産業相がさらに厳しい調子で述べる。
 こうした無遠慮とともに、制裁を求める声が上がる。「家族は自分たちが引き起こした問題について、
また自衛隊の撤退を求めたことについて、謝罪をすべきだ」と、防災担当の井上喜一大臣は述べた。
 だが、家族たちは、社会秩序を乱した者は遺憾の意を表明するという日本の習慣に従って、すでに
何度も謝罪を繰り返している。
 報道によれば、解放された人質は、受信した医療検査と帰国の費用として、それぞれ35万〜40万円
(3200〜3700ユーロ)を支払わなければならない。議員の中には、解放に要した費用(右派の産経新聞
によれば20億ドル)の一部負担を主張する者もいる。その一方バグダッドでは、ムスリム・ウラマー
委員会(スンニ派)から、同委が5人の人質の解放に決定的な役割を果たしたことに対し、日本の首相が
一言の感謝も述べていないことへの不満が出てきている。
 日本の政治家と保守系報道機関は、必ずしも誉められたものではない日本のイメージ(死刑制度の維持、
限定的な難民庇護政策)を引き上げているはずの、一本気と直情を備え、人道的な価値観に突き
動かされる若者たちを誇りに思うべきなのに、解放された人質の「無責任」をこれでもかとばかりに
叩きまくる。彼らが励ましの言葉を受けたのは、コリン・パウエル米国務長官からだった。
「誰もリスクをとろうとしなければ、決して前に進むことはできない」と、彼はテレビで述べた。

307。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 13:59 ID:JFaylk5Y
>>303
意図的に、「犯行グループ」と「イラク」あるいは「イラク人」を混同している。典型的な論理のすり替えだ。
煽りに属する、信用するに足りないサイトだ。

308カマヤン:2004/04/20(火) 21:03 ID:2dAfqeHE
>>307
「武装グループ」は「ファルージャ虐殺」などに対し基本的自衛権を
発動させたイラク住民だから、その批判はあたらないと思われ。

309。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 21:03 ID:2dAfqeHE
イラク:米兵銃撃?TV記者ら2人死亡
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20040420k0000e030016000c.html
 【バグダッド小倉孝保】イラクのテレビ局「アルイラキーヤ」は19日、同社の記者ら2人が、バグダッドの
北方約120キロのサマラで、米兵に銃撃され死亡し、同行していたカメラマン1人も負傷したと発表した。
事件について、駐留米軍は「(事件についての)情報はない」としている。
 発表によると、殺害されたのは、アサド・カディム記者と運転手のフセイン・サーレ氏。負傷したのは
カメラマンのハセム・カメル氏。AP通信によると、「アルイラキーヤ」は米国防総省の資金援助で設立。
カディム記者の死を伝える放送はされず、追悼を表すコーランの朗唱のみが放送されたという。
 ニューヨークに本部を置く「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)のウェブサイトはイラク戦争開始以来、
これまでに報道関係者の死者は少なくとも26人に上るとしている。
毎日新聞 2004年4月20日 10時30分

310。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 21:09 ID:2dAfqeHE
ホンジュラスもイラクから撤退へ 大統領が表明
http://www.asahi.com/international/update/0420/011.html
 中米ホンジュラスからの報道によると、同国のマドゥーロ大統領は19日、イラクに駐留している
約370人の軍隊を「なるべく早く」撤退させると述べた。一方、エルサルバドルとドミニカ共和国は
今夏までの任務を全うする意向だが、スペインの撤退を受けて自国軍の撤退を求める世論が国内で
勢いづいている。
 ロイター通信によると、マドゥーロ大統領は国民に向け演説し「部隊に安全を確保しながら撤退するよう
命じた」と述べた。ホンジュラスは昨年8月から1年の予定で部隊を派遣し、地雷除去や医療活動を担当。
今年2月に交代要員と入れ替わったところだった。
 一方、約380人を派兵しているエルサルバドルのマルティネス国防相は19日、「我々が受けている
指示に変化はない」と述べ、7月までの任務を遂行する意向を明らかにした。同国では今月初めの
イラクでの戦闘で初めての死者を出し、野党が軍撤退を求めるなど親米政権への批判を強めている。
 またAP通信によると、約300人を派兵しているドミニカ共和国のメヒア大統領は18日、スペインの
サパテロ首相に電話で「7月までの任務を果たす」と伝えた。中米の各国はスペイン軍の指揮のもと、
イラク南部で連合軍を構成していた。しかし、撤退論が高まったニカラグアは「予算不足」を理由に、
すでに2月末で軍を撤退させている。(04/20 12:29)

311。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 21:41 ID:3/qi9Ed.
>>308
驚いた。
目的が正しければ手段は正当化されるってことですか。

312カマヤン:2004/04/21(水) 03:44 ID:3QzezEMw
>>311
おや、自然権としての自衛権を否定しますか?
田島泰彦みたいな面白いこと言いますね。戦争は反対でレジスタンスは
認めない、という理屈ですか? 一番トクをするのは一番武力がある
連中ですね。
アメリカによる「侵略」は、目的も正しくないし手段も正しくないし、
非戦闘員を大量殺戮しているので国際法違反ですが。
自分の安全を守るための「緊急非難措置」や「正当防衛」は、違法では
ないです。

313。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 07:38 ID:swTZ5YmU
>>312
自衛権を否定しているように読めるとしたらおかしいですね。
自衛権を無制限に認めると、それはアメリカのアフガン・イラク侵略の論理といっしょになっちゃいますよ。
たとえ目的が正しくても、その手段として犯罪を行なうことは正しくないのじゃないですか。
今回の場合、民間人を標的とする犯罪であり、米軍をはじめとする占領軍を標的とする場合とはわけが違います。
さらに、武装グループの主張が全イラク人民を代表しているかどうかの裏づけが、天木さんの主張にはないじゃないですか。
これでは、むしろテロリストや米帝のやっていることを肯定していることになりますよ。
国際法違反に対するに、国際法違反を以ってすることを肯定するなら、大二時世界大戦中の日本や米軍の原爆も非難できなくなります。
ダブスタもほどほどに、ってことですな。

314カマヤン:2004/04/21(水) 07:54 ID:py5YArBs
>>313
君がダブルスタンダードでないかどうか確認するのが困難なので、
コテハンを使ってくれないかな (´ー`)y-~

315。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 11:49 ID:XBvL6Q9w
    自己責任上等! 04/04/20 3:33
 思えば、先日、日本には外務省や内閣官房に機密費として2002年度だけでもそれぞれ
14億6千万円、33億4千万円が割かれていますが、これらの大半が特定政党の政治目的や
指摘流用に消えていることが発覚しました。
 また、北海道警察の事件で警察による組織的裏金工作が明るみに出ましたが、あれは氷山の一角と
言われていますね。全国の警察署がやっていることでしょう。しかもその使途はというと、部長経費の
上納と異動の際の餞別でしかも、餞別に与れるのは警部以上のみ。また、警視庁の機動隊では
一人一ヶ月五万円の旅費、三千円の日額旅費といった経費が本人の知らないところで請求されていて、
その額が月に一億、年鑑十二億に上るそうだけれども、機動隊員に還元されるのはごくわずか。
それから、警察庁で一人頭15万円、それを全警察官の頭数だけ予算から割かれる人当庁費もまったく
使途不明。裏金に近いと言われています。
 そうそう、今ちょうど物議をかもしている中医協を巡る汚職事件も年間30兆円にのぼる国民の医療費に
かかわる深刻な背信行為でしたね。
 いや、そんなことはひょっとしたら大した事件ではないのかもしれません。年金問題がありました。
年金積立金と掛け金で2400人以上の天下りOBを養っているそうですが、年金資金運用基金
(旧年金福祉事業団)がそこでも大活躍しました。先日大きく報道された国内13箇所のグリーンピアには
4兆五千億円が投じられ、1兆8000億円が国民の手に回らずに消えていきました。土地や建物の
補修費も次々と年金資金を投じた赤字経営だったわけです。
 いやいや、これも氷山の一角だそうじゃないですか。2000年までに、同基金が147兆円の年金積立金の
大半を財政融投資に運用していて、しかもこれを回収可能性の厳密な審査なく貸付まくっていたために、
実は半分近くが消えてしまっているのではないか、と言われていますね。半分というと73兆5千億円ですね。
かつて同基金の前身年金福祉事業団による1兆7千億円の株運用失敗が知れ渡ったとき、
国会で積立金の株運用のリスクが指摘されたこともありましたが、当時の厚生省は
「一時的にはそう見えるが、国債等で利益を出しているので損はしていない」と言い続けた、
その責任をとらないで不始末の当事者たちが居座ったまま名前だけ変えたのが年金運用基金で、
無責任な財政融投資を続けた結果が数十兆円の損失。(続く)

316。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 11:49 ID:XBvL6Q9w
 この年金積立金の損失分、私的流用に消えた機密費、警察庁の裏金などを、当事者たちの自己責任で
ぜひとも弁償してほしいものです。で、今回の人質事件でいくらかかったんでしたっけ。え、20億円?
莫大な公費からすれば微々たるものですね。20億といえば国民一人15円ほどですが、73兆円だと
国民一人50万円です。この差の大きいこと。しかも前者は、人命救助のためのやむをえない出費、
後者は半ば故意による背任的浪費。こういう数字を眺めていると、人質三人の救出費用にかぎって
ことさらに税金の無駄遣いと言い立てる人たちって、いったいぜんたい日本の深刻な現実が見えている
のかしらん?と訝しく思えますね。
 みんな大抵、政治家や官僚たちが裏で不正をやっているんだろう、巨額の金が動いているんだろう、
というのは頭ではわかっているつもりなんでしょうけれど、こういう事件になると、そういう認識が吹っ飛んで、
人質になった3人の庶民のような身近な存在への苛立ちに翻弄されてしまいまいましたね。
なまじ同レベルの小市民に見えるがゆえに、自分たちと彼らに陰性の転移を行ってしまい、
まるで家族や仲間内の迷惑者に対するように感情を向けてしまう。ワイドショー番組を鑑賞するような
私的な感情が、そのままダイレクトに公的な民意のように自他共に錯覚されてしまう。そこには、
社会とは異なる価値観の人たちが共存する場だ、という感覚がまったく抜け落ちているがゆえに、
国益とか自分たちの税金を云々するわりに、公共性への配慮が一切かけていて、拡大された
私的空間としてしかパブリックなものが認識されていませんね。
 今回の事件で一番喜んでいるのは実は政府の方かもしれません。汚職や不正のスキャンダルという
爆弾をいくつも抱えていて一歩間違えれば非常に危ういところを、たかだか20億の金で、寛大で勇敢な
政府を演じて、株を上げられたわけですから。情報操作がなされた、とかではなくて、なにか国民の多くが
自らそうした物語に積極的に同一化していったかのような印象をうけて、強い違和感を覚えました。

317。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 11:56 ID:XBvL6Q9w

自己責任論を批判 「若者誇るべき」と仏紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000014-kyodo-int
 【パリ20日共同】20日付フランス紙ルモンドは、イラク日本人人質事件で、日本政府などの間で
「自己責任論」が台頭していることを紹介、「日本人は人道主義に駆り立てられた若者を誇るべきなのに、
政府や保守系メディアは解放された人質の無責任さをこき下ろすことにきゅうきゅうとしている」と批判した。
 東京発の「日本では人質が解放費用の支払い義務」と題した記事は、解放された人質が「イラクで仕事を
続けたい」と発言したことをきっかけに、「日本政府と保守系メディアの間に無理解と怒号が沸き起こった」と
指摘。「この慎みのなさは制裁まで伴っている」とし、「人質の家族に謝罪を要求」した上に、健康診断や
帰国費用の負担を求めたと批判した。
 記事は、「(人質の)若者の純真さと無謀さが(結果として)、死刑制度や難民認定などで国際的に
決してよくない日本のイメージを高めた」と評価。パウエル米国務長官が人質に対して、「危険を冒す
人がいなければ社会は進歩しない」と慰めの言葉を贈ったことを紹介した。(共同通信)[4月21日1時51分更新]

318。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 11:56 ID:XBvL6Q9w
【TUP論説】3人は解放後、ファルージャ訪問の正式招待を受けていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 あらためて、TUPメンバーでもある今井紀明さんを含め、5人の誘拐被害者全員の解放を喜びたいと
思います。すべての関係者・支援者に感謝いたします。
 3人の解放後、本来なら喜びの素顔や第一声などを“自前”で(つまりアルジャジーラ映像の繰り返しでなく)
伝えるべき国内メディアが独自取材停止状態になり、3人はまるで日本政府に拉致されたかのようです。
反面、保護の労をとってくれたイスラム聖職者協会の解放時のコメントが、日本にははっきり伝わって
いません。以下は、ヨルダンの通信社ペトラとイラクテレビの契約記者であるシリア人のカルドゥーン・
アザーリ氏が、アルジャジーラ放送から直接聞き取って英訳したもので、複数の現地関係者も内容を
確認しています。
 「イスラム聖職者協会のスポークスマンは次のように語った。
――犯人グループは同協会による人質解放の呼びかけを受け入れたが、そこに“仲介や交渉”はなかった。
――解放はもっと早く実現する予定だったが、他の人びとが“人質に危害を加えるおそれ”があったために
遅れた。
――人質は日本政府機での帰国を断わった。
――イスラム聖職者協会は解放された3人に、あらためてファルージャを訪れ、彼ら自身の目で
“アメリカによる組織的破壊の継続”を確かめるよう招待した。」
 郡山さんの「とどまりたい」という発言には、このような背景と文脈がありました。また、高遠さんの
「(子どもたちへの支援を)続けたい」という発言は、「これからも」という一般的な意味であって、
本気でNGO的な活動に取り組む人なら当然でしょう。米軍攻撃下のファルージャで人道支援中に
人質となり、無事に解放されたのち、いまもイラクにとどまって支援活動を続ける英国女性ジョー・
ワイルディングさんを、英国が官民挙げて非難することなどありえません。
http://www.opendemocracy.net/debates/article-2-95-1843.jsp

319どこかの7:2004/04/21(水) 12:23 ID:mXfYAiaY
>>314

無駄かもしれんけど、一応言っておきますが、
>>313における「ダブルスタンダード」という指摘にはそれなりの根拠が示されていますが、
>>314では「ダブルスタンダード」の根拠が全く示されていませんよ。

言うなれば、人から「ダブルスタンダード」と指摘されたので、
「君だってダブルスタンダードかもしれない……」
と、オウム返しのように言い返したのみであり、
まるで子供のケンカみたいだと言わざるを得ませんな。

大体、そんなに「コテハン名乗れ」なんて台詞を連発するなら、
掲示板のトップにでもその点を明示すべきなんと違いますかね。
掲示板の運営方針が「暗黙のルール」で支えられているというのは、
どうにもこうにも「ムラ社会的」ですな。

320。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 21:25 ID:xb3Pk6/o
管理人はIP見れるからね

321。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/21(水) 23:16 ID:.5x.Yzyc
銃持ってたらもっと深刻に 拉致事件の安田純平さん
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040421/mng_____sya_____010.shtml
 イラクで武装グループに解放され帰国したフリージャーナリスト安田純平さん(30)=埼玉県入間市=は
二十日、都内で本紙などのインタビューに応じ、解放された理由について「話すうちにスパイという誤解が
解けたことと、武器を持っていなかったことが大きかった」と話した。
 同グループのメンバーは「イタリア人四人の人質のうち一人が殺されたのは、銃を持っていたからだ」と
述べたといい、安田さんは「もし、銃を持っていたらもっと深刻な事態が起きていたと思う」と語った。
 また、メンバーと日本のことを話したり、イラクのスカーフ「クフィーラ」の巻き方を教えてもらうなどしながら、
少しずつ会話をつないでいった様子も話した。
 拉致された初日、武装集団は安田さんから取り上げたビデオで、安田さんらを脅している様子を撮影。
「(高遠さんら)三人のようなものを撮る」とアルジャジーラに流れた映像をまね、運転免許などIDカードを
持たせて撮影。その後、三人の武装集団がカラシニコフを構えて脅している様子を撮ったという。
 ただ、当初から「これは拘束ではなく、ゲストとして迎える。あすかあさってには解放する」と言っていたと
いい、メンバーは「受け入れ先のイスラム聖職者協会が休みだったため、解放が遅れたようだ」と説明した。
 武装グループについては「屈強な農民だった。昼は農民、夜はムジャヒディンで、組織として統率が
取れていた」という。四カ所を転々としたが、縛られることはなく、部屋の中を動いたり外のトイレにも行けた。
 日本については、「ヒロシマ、ナガサキでは何十万人も死んだ。なぜ(原爆を落とした)米国に従うんだ」
と聞かれた。
 「日本は友人だったけれど、軍隊を送った以上、すべての日本人が敵だ」と言われ、安田さんが
「イラク人には立派な人もいればそうじゃない人もいる。日本人にもいろいろいる。国単位で話しても
意味がない」と話すと、納得するようにうなずいたという。
 「この車はトヨタのもの」などと話すイラク人もいて、安田さんは「武装集団の根底にある親日感情は
変わらず、日本の歴史や企業のイメージに救われたのかもしれない」と語った。

322。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 00:04 ID:UGOphpEg
ドイツのニュース専門局n-tv
-----
”自業自得” 元人質を突き放す日本
 先日イラクで解放された日本人の人質事件被害者たちは帰国後、自らの捕虜としての体験だけではなく、
前例のない公の憤激の嵐に苦しめられている。同胞や政府代表らによって元人質たちは、イラクへ
入ったことが自業自得だと非難されている。被害者たちを帰国後に診察した精神科医は水曜、3人は
祖国にいて疎外されているという意味で今でも人質であり続けていると語った。
-----
http://www.n-tv.de/5236714.html

323。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 11:29 ID:XyZNUJ22
>>319
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3559/or_bwv140.mid

324。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 17:22 ID:B/wNXEGM
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040420&j=0071&k=200404204669
 「拘束は人質を取ろうとしたわけでない。(米軍と武装勢力との)戦闘行為の延長として起きたものだと
思う」−アンマンで十八日に記者会見した渡辺さんは指摘した。
 一緒に解放されたフリージャーナリストの安田純平さん(30)は、千歳市のボランティア高遠菜穂子さん
(34)ら三人の人質事件との共通点として、「戦闘の激しい地域で起きた」ことを挙げた。
 高遠さんら三人はファルージャ近郊で武装勢力に拘束。安田さんと渡辺さんはバグダッドから同市に
向かう途中、中間地点のアブグレイブ付近で拉致された。安田さんらは「アメリカと一緒に働いている
なら殺す」と警告され、尋問は米情報当局との関連に集中。「銃器を持っていなかったことも信頼に
つながった」とも語った。
 いずれの事件でも、武装グループはイラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師による解放呼び掛けに
従った。同氏は、ファルージャ周辺に信者の多いスンニ派指導者だ。
 クバイシ師は「ファルージャでは救急車で搬送中の妊婦まで殺されている」と語り、六百人以上が死んだ
「米軍による住民虐殺」(同氏)を告発。米軍の掃討作戦に対する批判を強めることで、外国人拘束の
動機を説明しようとしている。
 隔離場所はいずれの場合も、武装グループによって転々と変えられたが、ファルージャ周辺の農業地帯を
移動したとみられる。安田さんらの場合、鳥肉の載ったご飯が食事に出され、訪れた付近の住民らとお茶を
飲んだこともあったという。
 安田さんはNHKのインタビューに対し、「農場の一軒家にもいた。話をしたのは、五十人くらい。
(武装グループは)おそらく農民で、夜間にムジャヒディン(イスラム戦士)として活動しているのではないか」
と語った。
2004/04/20 08:00

325。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 17:22 ID:B/wNXEGM
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040421&j=0071&k=200404215257
 十七日の仏紙ルモンドは「日本、人道主義の高まり」という論評を掲載。人質事件の背景に、
非政府組織(NGO)や若者による人道主義的支援活動の高揚があるとし、「日本が平和主義の理念を
捨てようとしているとき、NGOは戦争、暴力、不寛容を拒否する新たな方法を広めようとしている」と評価した。
 そして、今回の人質になった若者の行動が「無邪気で無分別」だったとしても、「彼らも(平和主義の)
理想を共有している」と擁護した。さらに十九日の同紙は、解放された若者が、政府などの激しい批判を
受け、費用弁償を求める声まであることを紹介し、「人道主義に基づく彼らの行動が日本のイメージを
高めたのに、『無責任』とこきおろされている」と疑問を投げかけた。
 二十日のロシア・イズベスチヤ紙(電子版)も、被害者の五人を迎えた日本社会の冷淡さを紹介。
「無責任だと責められ、警察は事情聴取をしようとしている。外務省は、費用をいくら請求できるか
計算している」とし、帰国後もストレスに苦しむ高遠さんらの様子を長文の記事で伝えている。
2004/04/21 02:00

326。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 19:52 ID:bR.dWa0Q
参考リンク

「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ
http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html

327。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 22:49 ID:QOsP9gyY
【朝日新聞 4月19日夕刊】  どこかの国の人質問題
《人生相談》
 わたしたちは、ついこの問、ある国へ行ってきました。そこで、劣化ウラン弾というものがどんなに
たいへんな被害を与えているかを調べたり、見捨てられているストリートチルドレンの世話をしたり、
「誤爆」で民衆がどんどん殺されていくのを止めるためにもカメラで現場を撮影したりしようと思いました。
周りの人たちも、それはいいことだといってくれました。そしたら、ある日、わたしたちは誘拐され、
人質にされてしまったのです。
 こわかった、死ぬかと思った。でも、やっと解放され、目の前に突き出されたマイクに「これからも同じ
活動をしたいと思います」といったら、わたしたちの国の政府やマスコミやいろんな人たちに「反省しろ」
とか「謝罪しろ」とか「迷惑をかけるな」とか「ふざけるな」とかいわれています。いったい、どうなっている
のでしょう。わたしたちは問違っているのでしょうか? (匿名希望)

◇答える人
高橋源一郎(作家)
 「匿名希望」さんへ。お気の毒に。あなたの国では、どんなにいいことをするより、他人に(あるいは
「お上」に)迷惑をかけないことの方が大事なのでしょう。
 家に閉じこもって、テレビを見ながら「戦争か、たいへんだなあ」と鼻毛でも抜いてる人がいちばん
立派なのでしょう。実をいうと、わたしの国でも同じようなことが起こっています。そのことについて書きます。
もしかしたら、あなたたちの役に立つことができるかもしれないから。
 その前に、一ついっておきますが、わたしは、きわめて穏健な生活保守主義者です。わたしは、わたしの
国の政府が信じられないぐらい無能で嘘つきの集団だと思っていますが、だからといって革命を起こそうとは
思いません。面倒くさいし。たいへんだし。それどころか、わたしは法律で規定された「国民の義務」を
遵守しています。つまり、わたしは「寝食を忘れて」働いて得た収入から毎年何百万もの国税を政府に
文句もいわずに納めています。そして、わたしは、わたしの払ったその金で、政府の役人や政治家たちを
雇っているのです。わたしは、わたしの義務を完全に果たしました。それ以上の義務はなにもありません。
あとは、政府の役人や政治家たちに、彼らの義務を果たしてもらうだけです。つまり、彼らにはするべき
仕事をしてむらわなきゃなんない。ところが、ですよ。信じられないことに、わたしの国の政府の役人や
政治家たちは、義務を果たさない。というか、仕事をしたくないっていってるみたいなんですねえ。(続く)

328。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/22(木) 22:49 ID:QOsP9gyY
 実は、わたしの国でもイラクでボランティア活動をしている人やジャーナリストが誘拐され、人質に
されました。そして、やっと解放された。よかったよかった。そしたら、その後、政府のエラい人が
「『寝食を忘れて』救出活動をした人」のことを考えろとか文句をいいだしたんですよ。わけがわかんないとは、
このことですよね。だって「国民の保護」は、彼らがいちばん先にやらなきゃならない仕事なんですから。
やって当たり前。もしかしたら、政府の人たちは「人質の救済」は「サービス残業」みたいなもので、
ほんとはやりたくないのに無理やりやらされたと思ってるんでしょうか。法律を知らないんじゃないですか。
 それから「迷惑をかけた」と怒ってる人もいました。ヘンですね。その人はいったいどんな迷惑を
かけられたんでしょう。わからない。少なくともわたしはぜんぜん迷惑をかけられてません。でも、
人質の人たちのしたことが「迷惑」なら、そういう「迷惑」はどんどんかけてもらいたい。わたしの「血税」は
そのために是非使ってもらいたい。大歓迎です。それから、「金がかかったから払ってもらえ」といってる人も
いましたが、この人もヘンですねえ。だったら、その前に為替差損で何兆円も国に損をさせた人や誰も
来ないホテルを年金基金の金で建てた人に請求書を回しなさいよーーっていったら、自分たちのところに
ものすごい額の請求書が来るからイヤか。
 人質の人たちは、いいことをしようと思って個人で海外へ行ったんです。そしたら、彼らの力を超えたもの
に拉致された。あのね、そういう時のために、わたしたちは政府とか役人とかを雇っているわけです。
「海外危険保険」を税金を出して買ってるわけ。まあ、ガードマンみたいなもんですよ。そしたら「保険は
効きません」といわれちゃった。どうやら、わたしたちは詐欺にあったみたいなんですねえ。
 アメリカ軍はイラクでがんがん女子ども老人をぶち殺しています。日本政府はもちろん見て見ぬふりです。
そんな国の軍隊"がのこのこ出かけてイラクの人たちの反感をかい、日本へのテロ攻撃の危険を増やして
しまったのを、民間のボランティアが (政府の勧告に反しで)民衆に向けて活動することでその危険を
減らしてくれたのです。彼らは日本人の名誉を高め(その結果、日本の安全に寄与し)ました。
 ブッシュに気に入られることばかり考えているコイズミのような人間だけではなくいい人間もいることを、
イラクの人たちに証明してくれたからです。つまり、バカな政府の犯した過ちを、人質の人たちが償って
くれたのです。10万人軍隊を送るより、彼らの果たした役割の方が大きかった。だったら、政府や
一部マスコミは、まず彼らに感謝状を贈るべきではないでしょうか。それが非難の嵐とは。
わたしはわたしの国の人質の人たちにこういいたいですー。こんな恩知らずの国のことなんかもう放って
おきなさい。(おわかりのことと思いますが、質問も筆者作です)

329。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/24(土) 01:40 ID:EszoH9kQ
> 産経新聞(4/21)の第一面の記事にあった「・・・『言って、言って』と、日本語で人質に発言を促すような
>音声が録音されていたことが内藤正典教授の研究室の解析で明かになった。」について、内藤教授に
>照会したところ、以下のようなご返事を頂きました。「言って言って」という声が録音されていると言ったのは
>産経記者自身であって、内藤教授はその音声は確認できなかった、と返事に書かれています。
>上に引用した部分は明かな嘘です。
> 以下は頂いたメールですが、その後、「先ほどの私の書いたものは、まだ公開できるだけの推敲を
>経ていませんが、その点を 含んでいただいたうえで、公開されてもかまいません。」という連絡がありました
>ので転載します。

---転載始---
Subject: Re: サンケイ記事についての照会
From: NAITOU masanori
Date: Wed, 21 Apr 2004 16:32:27 0900
 取材が続いているので、まずは簡単に真意をお話しておきます。
 私自身はアメリカによるイラク攻撃にも、戦闘状態にあるイラクへの自衛隊派遣にも一貫して反対の
立場です。
 記事のなかで、3面の私の寄稿記事だけが私の考えをそのまま載せているものです。
 私は、人質となった3人、およびその家族に対するバッシングに加担するなど毛頭考えておりません。
 そのうえでお読みください。
 犯行グループはファルージャに拠点をおくことは明らかです。現在、米軍に激しい抵抗を続けている
この地域の部族は、同時に、フセイン政権下では、体制側にあり、クルド人の大虐殺やシーア派の虐殺に
加担する側にいたのです。
 この部分を冷静に考えなければなりません。(続く)

330。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/24(土) 01:40 ID:EszoH9kQ
 人質事件に即して言うと、私が寄稿した記事に書いたとおり、犯行グループは、人質を脅して演技をする
よう命じたうえで、不自然な声を上げさせています。分析した素材はAPがマスコミ各社に配信したもので、
産経とは関係ない別の局が入手したものを、たまたま中東の専門家として分析したものです。
「言って」という音声については、きょうも各社から取材されましたが、私自身は、確認できません。
音声分析の専門家ではありませんので、「そのように聞こえる」けれども、断定する根拠を持ちません。
あの部分は産経の記者が独自のソースで聞こえると判断して記事にしたものです。
アラビア語に似た表現があるかという点は聞かれましたが、私が知る限り、ないだろうと返答したものです。
問題なのは、なぜ犯行グループが「やらせ」で脅した映像を送りつけたかにあります。
我々は、まず、アル・ジャジーラが編集を施し、さらに日本のテレビ各局が編集したあとの映像を
見せられていたのです。
 映像というのは怖いものです。私はたまたま専門家として、音声のある部分のアラビア語や高遠さんの
悲鳴が、イスラム勢力による拘束だとは到底思えないということを明らかにしたのです。イスラームでは、
戦時下であっても、決して女性を脅すことは認められません。まして彼女はイラクの子どもたちのために、
活動していたことは犯人側にもわかったはずですから、あんな脅し方をするのは不自然きわまりないのです。
では、犯行グループの意図はどこにあったのか。ということになります。
 むしろ、日米間の同盟関係にくさびをうちこみ、政府を揺さぶる意図があったと見ています。
 冷静に問題をみなければなりません。興味本位の扱いはもちろん、イラクから遠く離れた日本にいて、
事件のてがかりが、たった1分40秒の映像しかないのに、過剰な反応と、中東・イスラーム世界の常識
とはかけ離れた憶測で、語られていくことに強い危惧の念を抱いていました。お断りしておきますが、
産経に掲載されたのは、たまたま記者が接触し、私の主張をいじらずに記事にしたからで、私はかつて
朝日の論座や岩波の世界にも書きましたが、イスラームに敵対するような行動の危険性を一貫して
訴えています。犯行グループは、日本の反応を見越した上で、善意の日本人を人質にとり、最後には
本来存在しない「聖職者」なるものを登場させて(イスラムには聖職者など存在しません)、解放の受け皿
にしています。米軍に対する抵抗運動という側面と、市民のために活動しようとする善意の人を人質に
とるという、二つの側面を視野に入れると、私の寄稿記事になったのです。今日も各局の取材に対して、
絶対に人質がやらせに加担したなどと報じないように申し入れています。繰り返しますが、やらせをさせた
のは、犯行グループです。(続く)

331。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/24(土) 01:40 ID:EszoH9kQ
 私は9・11以降、世界のムスリム(イスラーム教徒)が、欧米による差別と抑圧にくるしんでいることを
フィールド調査で幾度も聞いてきました。このうえ、ムスリムには到底できないような今回の女性を脅す
内容の人質事件は、ムスリムに対する蔑視を一層強化しかねません。人質が解放された今、私が
言わなくても、マスコミは伏せていた脅迫部分のシーンを必ず流します。さらにムスリム、イラク人、そして
市民として活動する人々を危険にさらすような、今回の事件を許すことはできず、可能な限り冷静な分析を
しただけです。出たメディアが悪いといわれればそれまでですが、この間、私の言うことを、きちんと
聴いてくれるメディアはほとんどありませんでした。テレビは、短い映像が唯一の手がかりだったのに、
何の分析もしませんでした。検証もしませんでした。他に東京新聞にも16日に寄稿しています。
あわせてお読みいただければ幸いです。
 内藤
---転載終---

332。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/24(土) 18:12 ID:ogvqjT8A
「高遠さんは英雄」 アメリカで同情の声高まる
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index4.html?now=20040424123159
 イラクで解放された日本人の人質に対する自己責任論について、アメリカでは、むしろ同情を示す形で
大きく報じられています。高遠さんに2000ドルの小切手を差し出す人まで現れました。
 ニューヨークタイムズは23日、一面でこれを報じました。人質の家族に嫌がらせの手紙が届いたことや、
政府・与党から自己責任を問う声が噴出していることを伝えています。こうした現象の背景には、
「お上にたてつくことを罪とする日本人の体質がある」と記事は解説しています。日本政府が、もと人質に
航空運賃を請求するという報道を見て、ワシントンの日本大使館に抗議の手紙を送った人もいます。
ボストン郊外に住むジェンキンズさんは、大使あての手紙に「怒りを感じる」と書いたうえで、高遠さん分の
航空運賃として、2000ドル、約22万円の小切手を同封しました。
 小切手を送ったジェンキンズさん:「ショックだったし、怒りを感じた。アメリカなら英雄扱いなのに」
 多くの兵士、ジャーナリスト、そして民間人を送り込んでいるアメリカとしては、なぜ人質に捕られた被害者が
責められるのか理解できないというのが本音のようです。

333。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/24(土) 18:13 ID:ogvqjT8A
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040424k0000m030045000c.html
 【ローマ井上卓弥】民間警備会社社員4人がイラク武装グループに拘束され、うち1人が殺害された
イタリア人人質事件は23日、発覚から11日目を迎えた。「イラク駐留部隊の撤退」要求を拒否する
ベルルスコーニ政権は、バグダッドで活動を続ける伊赤十字社やイスラム聖職者らを通じ、水面下で
犯人側との接触を図っている模様だ。しかし、残る人質3人の安否にかかわる情報は20日から
途絶えており、関係者の焦燥は深まっている。
 主要各紙によると、伊赤十字社スタッフが20日、医薬品や日用品の提供を主目的に事件発生現場の
イラク中部ファルージャに入り、人質解放交渉の仲介者との接触を試みたようだ。米軍側も反米武装組織の
一時停戦状態を維持し、「有志連合」国の人質解放努力を側面的に支援。しかし、22日には戦闘が再び
激しさを増し、付近へのアクセスは困難になった。
 一方、22日付の中立系有力紙コリエレ・デラ・セラは「身代金500万ユーロ(約6億5000万円)が既に
仲介者に支払われた」との未確認情報を伝え、政府側は「検討したこともない」(ベルルスコーニ首相)と
打ち消しに懸命だ。
 首相は20日夜、訪問先のモスクワで「数時間以内に(望ましい)進展を確信している」と楽観的見通しを
明らかにし、人質の家族も強い期待感を表していた。しかし、その後の有力情報はなく、政府は人質解放が
予想より遅れていることを公式に認めている。毎日新聞 2004年4月23日 19時46分

334。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/25(日) 00:35 ID:/QVNfSlQ
>>332
リンクはこちら↓が宜しいかと。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/inte_news3.html?now=20040424212331

335。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/25(日) 00:48 ID:/QVNfSlQ
>>332
関連記事
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/hostages/news/0424-230.html

336。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/26(月) 12:02 ID:dhkl75yI
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2004/shuchou0426.html
(3)日本の「カミカゼ」「サムライ」が救ってくれたんだ!
 「イラク人は親日的だ」という話を続ける。日本なんて、どこに行ってもよく思われてない、と僕は自虐的に
考えていた。「フジヤマ、ゲイシャ、ソープ、ヘルス」なんていうイメージだろうと。ところが、イラクに行って
驚いた。皆、「日本はサムライの国だ!」と言う。「えっ、サムライなんてどこにもいないよ」と言おうと
思ったが、そう言ってくれる人は、ありがたいと思った。「カミカゼ」もよく知ってるし、「ヒロシマ、ナガサキ」も
知っている。
 どっかの新聞が書いていた。「ゲリラの声明文にヒロシマ、ナガサキとあった。向こうの人は知らない
はずだ。日本人が書いたのではないか」と。バカな記者だ。「ヒロシマ、ナガサキ」は、イラクの人は皆、
知っている。日本人よりも知ってるよ。
 「日本はアメリカと闘ったサムライの国だ」と尊敬している。反戦自衛官の沢口ともみさんが、「私は
被爆二世です。アメリカを許しません」と言ったら、ものすごい拍手だった。大国・アメリカと闘い、そして、
力つき、原爆を落とされ、負けた。そんな日本に限りない敬意を持っている。
 「そんな日本の文化によって私は救われたんでしょう」と安田さんは言っていた。4月20日(火)の
「ニュース23」に出た時に言っていた。安田さん、渡辺さん、そして先に解放された3人も、みなそうだ。
アメリカと闘い、サムライの意気を示した、そうした日本文化。そして、戦いで死んでいった先人たちが
今回の5人の人質を救ったのだ。
 木村氏から聞いて初めて知ったが、アルジャジーラテレビでは、毎日のように、各国の様子を紹介
している。そして日本については毎日、30分以上も特攻隊が突っ込むシーンが放映されてるという。
「これが日本のカミカゼだ。こんなサムライの国。それが日本だ!」と。ヘエー!と驚いた。そんなことは
日本じゃ、全く報道されてない。
 「9.11同時テロ」の時に、モスクワのテレビが、「カミカゼ・アタック」と叫んでいた。イラクでも、そう呼ばれ
ていたのかもしれない。「自爆テロだって、日本の特攻隊の影響ですよ」と木村氏は言っていた。そうか。
イスラム社会で、自分の体に爆弾をくくりつけて、自爆するというのは、特攻隊まではなかった。「一人一殺」
はあったが、「一人多殺」はなかった。大体昔は、爆弾がなかったからだ。多分、日本の特攻隊が爆弾を
積んで、敵艦に体当たりする。それを知ってからだ。パレスチナの自爆テロも、〈9.11ツインタワー特攻〉も、
全ては、日本の「サムライ」を見習ったのだ。
 その意味では、イラクの問題も、パレスチナの問題も、アメリカの問題も、皆、日本の問題だ。日本から
発した問題だ。そうとも言える。

337。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/26(月) 12:02 ID:dhkl75yI
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2004/shuchou0426.html
(4)新右翼から共産主義者に〈進化〉した渡辺氏
 3人が解放された日(4月15日)、新たに2人が人質になった。フリーカメラマンで、元「信濃毎日」記者の
安田氏と、元一水会活動家の渡辺氏だ。この2名が帰国した。4月20日(火)、安田さんは、
「助かった理由は?」と聞かれて、「武器を持っていなかったこと」と答え、さらに、(さっき書いたように)、
「日本の文化が私を守ってくれた」と言った。これはいい言葉だと思った。
 一方、元一水会の渡辺氏は、「日本人だというだけで、こんな目に会うのか」と言ってた。「悪いのは米軍」
「謝罪なんてとんでもない」とも言っていた。成田に着いた時は指を立ててガッツポーズをしていた。
支援者に向けてのポーズだが、日本中の人に心配かけたんだ。ガッツポーズはないだろうと思った。
 それに、「一緒に帰ろう!」と泣き叫ぶ両親を振り切って、支援者たちと共に帰り、3時から会見していた。
そこで、凄いことを言っていた。
 「私は共産主義者ですから、日本政府は救出してくれるとは思わなかった」
 エッ!共産主義者になったのかよ。昔は一水会だったのに、と思った。週刊誌や新聞に取材されたんで
僕は、渡辺氏の「熱心な民族派活動家」時代の話をした。自衛隊をやめて、他の右翼に入り、ビルマの
ゲリラの支援に行き、その後、一水会に入った。木村氏と共にイラクに二度行き、「沈黙を破った自衛官」
シリーズでレコンに何度も登場した。又、野村秋介さんの選挙の時は「風の会」のTシャツを着て、熱心に
活動していた。
 しかし、「一水会では生ぬるい。もっと命をかけて闘わなくては」と思い、左の運動にかかわっていった。
さらに、今は小西さんたちの「反戦自衛官」の集まりで一緒にやっている。
 実は、「一水会は左翼的だから嫌だ!」といってやめて、より過激な右翼運動をしてる人は多い。しかし、
「一水会はまだ右翼の残滓がある」といってやめて左翼に〈進化〉したのは渡辺氏ただ一人だ。たいした
ものだ。まあ、一水会の幅の広さ(だらしなさか?)を示すエピソードではあろう。

338克森 淳:2004/04/26(月) 23:24 ID:rkstZNsY
>柏村氏 人質は「反日的分子」(インフォシークトピックスより)

 あんたねぇ…。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/hostages_in_iraq.html?d=26kyodo2004042601002979&cat=38&typ=t

339似非コン:2004/04/26(月) 23:53 ID:Wqw5d33Q
>>338
日本は異論を封殺する独裁国家と勘違いしたような発言ですね。

340。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/27(火) 02:34 ID:zKWTu0LE
<イラク>オランダ軍が発砲、イラク人1人死亡 サマワ付近
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00002136-mai-int
 オランダ国防省によると、イラク南部サマワの南東約30キロで25日、パトロール中のオランダ軍兵士が
暴走中の車両に発砲、イラク人1人が死亡し3人が負傷した。車は検問所で停止命令を無視し、猛スピードで
ユーターン。近くの兵士が停止命令を出したが、スピードを下げず、兵士がタイヤめがけ威嚇射撃を行った。
(毎日新聞)[4月27日0時19分更新]

341カマヤン:2004/04/27(火) 03:44 ID:zKWTu0LE
>>340
いちおー、イラク特措法の枠組だと、これで撤退になるはずなんだけど、
どうなんだろ。

342。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/27(火) 22:54 ID:ju2tOsfI

 反戦翻訳団−Antiwar Translation Brigade−
 主として反戦運動にかかわる海外記事の翻訳紹介。
 http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/

343。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/27(火) 22:54 ID:ju2tOsfI
2004年04月23日 http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/437991.html
【帝国ノートより:現在のイラクにおける『言論の自由』】ラウル・マハジャン(2004/4/16)
 「イラクを中東民主化の手本に」などというアメリカのスローガンが、いかにデタラメなものかがわかる
文章です。発言そのものによって逮捕・拷問されたりすることはなくても、あらかじめすでに政治的影響力を
民衆が奪われてしまっているという状況は、日本にもまったく通ずるものだと思います。下手に「自由」だと
錯覚させられている分、前回の戦時ファシズム体制より今回のほうがさらにたちが悪いのかもしれません。
 著者のラウル・マハジャン氏はもともとの予定どおり、昨日バグダッドを発って無事アンマンに到着した
ようです。ほかにも興味深い文章ばかりで、まるごと訳したいくらいなのですが力量が・・・。
(2004/4/23 earthspider記)
  帝国ノートより:現在のイラクにおける『言論の自由』  ラウル・マハジャン
  原文 http://www.empirenotes.org/
 4月16日10:00 東部標準時 バグダッド、イラク
 言論の自由について少し考えてみる。占領の数少ない売り文句のひとつは、アメリカが「言論の自由」を
イラクにもたらした、というものだ。現在、これはまったく正しいわけではない。昨年6月、ポール・ブレマー
行政官は報道を検閲する法律を公布した。それにより、出版を禁止することのできる9つのそれぞれ
異なった理由がつくられた。これには、次のような情報を発表することが含まれている。明らかに偽りである
もの、反対意見を助長する意図をもったもの、「国内混乱、暴動、財産の侵害」を助長するためのもの、
などである。(私が昨秋書いた、「イラクでの銃口による民主主義」についての記事を参照のこと)
 サドル師の新聞であるアル・ハウザは、この法律によって発禁にされた最初の新聞ではまったくない。
検閲法は、暫定占領当局が望めばどの新聞でも発禁にすることを事実上、可能にしている。そして、米国が
国家独占のテレビ局、アル・イラキヤをつくりあげたこともまた事実である。この放送局は、サダム統治下の
イラク国営放送とほぼおなじくらい注意深くコントロールされ、検閲されている。アメリカによる新しい
衛星テレビ局、アル・フッラも同様である。
 こういったことはまったくろくでもないことだが、むろん、サダムの時代とは全然ちがう。ポール・ブレマーの
悪口を言ったからといって、舌を裂かれるわけではないのだ(これは1992年以降、サダムを侮辱した罪に
対する法律だった)。人々は自由に自分の意見を述べている。ジャナーリストに向けて、また路上で、
あるいは家庭で。こうしたことはサダム統治下にはまったくなかった。

344。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/27(火) 22:55 ID:ju2tOsfI
http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/437991.html
 アメリカ人による占領を支持する大きな論拠として、この事実が引き合いに出されるかもしれない。
たしかに、人々が自由に意見を表明できるということは、よりよいことだ。一方で、なぜそうなったかという
理由は明白だ。サダムが意見の表明をあまり認めることができなかったのは、認めた場合、政治の発達に
よって政策変更を余儀なくされたり、権力を失う可能性があったからだ。アメリカ人には、そんな問題はない。
戦車とアパッチヘリコプターで支配し、イラク人の世論や国内政治問題については幸福にも無関心で
いられるのだ。同じように、パレスチナ自治政府は意見の公的な表明に対して、オスロ・プロセスが
はじまる前のイスラエルより厳しい統制を維持していた。「劣等人種」の意見など、どうでもよい(最近、
ある英軍将校がイラクにいるアメリカ人がイラク人をどう見ているかを評して、この単語を使った)。
言うだけ言わせてやればいいじゃないか、というわけだ。
 バグダッド大学の政治学教授、ワミド・ナダミ氏に1月に取材したときのことが思い起こされる。
彼はこう語った。サダム統治下では、大っぴらに話すことはできませんでした。だがときどき彼らは大学を
訪れ、意見をたずねることがありました。そこで正直に話したからといって罰せられることはなかったのです」
 たとえば、と彼は言った。「1980年代の終わりに意見を聞かれたとき、民営化政策は経済を悪化させると
答えました。サダムは『われわれは社会主義政党なのだよ』と言ったので、私はこう答えてやりました。
『あなたはサッチャーよりたちが悪い。サッチャーは公共部門を小分けにして民営化しましたが、あなたは
大きなかたまりのまま売りに出そうとしている』」
 いま、とナダミは語る。「私は意見を言うことができる。でも、誰も聞きはしない」
 ナダミはサダムの支持者ではないし、はじめのうちはアメリカ人に融和的に接しようとしていた。ナダミの
ように政治的影響力を失ってしまった知識人たちが面白くないと思っているのは明らかだ。しかし、より
はなはだしい事実は、政策に対する政治的影響力を多少とも持っているイラク人などいないということ
なのだ。チャラビ評議員のような連中や、その反対側にいるシスターニ師のような人物を別にして。
(そして後者は、バグダッドでの大衆デモで力を示したあとにのみ、やっと影響力を持つことができたのだ)
 言論の自由という概念が意味を持つには、言いたいことを言えるという重要な権利が保障されるだけでは
不十分だ。社会政策の決定に関与できる権利の保障が、同じように重要なのだ。私の知るかぎり、
アメリカ人の大半は、エジプト人やシリア人の大半と同じくらいにしか政策の決定に関与することができない。
平均的なアルゼンチン人やボリビア人やベネズエラ人にくらべると、関与の度合いはかなり下回るだろう。
前に言ったとおり、他国による占領のもとで暮らしているイラク人やバレスチナ人にとっては、むろんさらに
はるかに度合いは低いのである。

345。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 02:36 ID:qxa9tc06
  『ニューズウィーク日本版5・5/12』P11
  「This Week」「人質『いじめ』の残酷さと見苦しさ」:
  ニューズウィーク日本版副編集長のジェームズ・ワーグナー
 「 イラクの日本人人質事件は、ひどく後味の悪い事件だった。人質が解放されれば人々は喜び、帰国が
大きく報じられ、騒ぎは静まるのだろうと私は思っていた。まさか人質が犯罪者のように扱われるとは予想も
しなかった。
 だが、現実に起きたのは、その「まさか」だ。政府は人質救出のために手を尽くしていると大騒ぎした後、
小うるさい教師のように人質たちに説教しはじめた。
 「自己責任」について、もったいぶって語る政治家もいた。先週、一部の閣僚が国民年金保険料を払って
いなかったことが発覚したことを思えば、お笑いぐさの発言だ。政府のいう「自己責任」は、命の危険を
冒してまでイラクで援助活動を行おうとした活動家の倫理的な責任感とはなんの関係もない。
 いや失礼、問題なのはお金のことだった。人実を攻撃する武器として、あるいは他の人々への警告として
使われる「金額」に転化された5人の市民の命のことだ。
 彼らの後に続こうとする人を思いとどませることが目的なら、単に「今後、救出費用は自己負担して
いただきます」と言えばいい。政府はむしろ、人質をさらし者にしたいようにみえた。これは「無鉄砲」な国民に
対する教育などではない。ただの「いじめ」だ。
 政府の反応以上に私がショックを受けたのは、一部の市民が人質に投げかけた毒気のある言葉だ。
のど元にナイフを突きつけられた人質とその家族の心理状態がいかに傷つきやすいかは、専門家でなくても
わかるはずだ。
 彼らがイラクに入ろうとしたことをどう考えるか(私は疑問を感じている)はともかく、今は追い打ちをかける
べきではない。「自己責任」で酒を飲み続けて依存症になった人が苦しんでいるときに、それ以上非難する
のは無意味で残酷で、見苦しいだけだ。」

346。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 02:40 ID:qxa9tc06
まるまる通信 #256 2003・10・7(火)
●アル中大臣
 今月発売の月刊現代に新大臣の中にアル中の大臣がいて、閣議の時も酒臭く、午後になると酔っ払って
仕事にならない、という記事が出ていました。そこで、総務委員会で自民党の人に聞くと、「そりゃあの
北海道選出のN[中川昭一]大臣だ、有名だよ!」という返事がすぐ返ってきました。
 見た目は若くて、清新な感じだけに意外ですが、大丈夫そんな人をあんな重要なポストに置いて? 
結局、小泉さん見た目だけで選んでるんじゃ?
  参議院議員 高橋千秋  (メルマガ:http://www.chiaki.gr.jp/

347。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 03:43 ID:drfxmjNQ
2004年04月27日(火) 日本は在イラク英軍指揮下 連合軍のHPで紹介
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4140.html
 イラクに駐留する米英軍主導の連合軍のホームページに、日本が英国軍指揮下の派遣国として紹介
されていることが27日、分かった。
 政府はこれまで国会答弁で憲法上の制約から「自衛隊は連合軍司令部の指揮下にない」としてきたが、
連合軍では軍事組織として指揮下に入るのが当然と受け止めているようだ。防衛庁はホームページへの
修正要請を検討している。
 連合軍は、4月23日に更新されたイラク駐留の連合軍(CJTF7、司令部バグダッド)のホームページで、
連合国の軍事組織「ザ・コアリション・フォーシーズ」の概要を掲載。イラク派遣35カ国の国旗やそれぞれの
部隊がどの国の指揮下に入るか紹介している。
 日本も国旗が掲載され、イラク南東部の多国籍師団に所属、英国軍をヘッドとする指揮命令下
(アンダー・コマンド)に組み込まれていることが明記されている。

348カマヤン:2004/04/28(水) 04:36 ID:drfxmjNQ
「国民保護」法案
http://www.ribbon-project.jp/yuji/index.htm

「有事法制」マンガ(この紙屋さんて人はちょっとすごい…)
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/YUJI1.html

平和と戦争を考えるページ
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/peacemenu.html

紙屋研究所
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/index.html
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/menu.html

349。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 04:59 ID:drfxmjNQ
陸自2次隊に派遣命令 5月にサマワへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000242-kyodo-pol
 石破茂防衛庁長官は27日、イラク南部サマワでの人道復興支援活動を継続するため、陸上自衛隊の
第2次隊「第2次イラク復興支援群(群長・今浦勇紀一佐)」に派遣命令を出した。
 第2次隊の中心となる第11師団は同日、司令部のある札幌市で部隊の編成完結式を行った。
5月中旬から第1次隊との交代が始まる。
 第2次隊は第1次隊と同規模の4百数十人で編成。5月に3派に分かれて日本を出発し、順次第1次隊
から業務を引き継ぎ、給水や医療支援などを行う。引き継ぎ完了は5月末。第1次隊は5月中に帰国する。
 地元との連絡調整にあたっている業務支援隊(隊長・佐藤正久一佐、約80人)は、夏まで第2次隊とともに
活動する。(共同通信)[4月27日20時56分更新]

350。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 05:35 ID:drfxmjNQ
> 841 名前:朝まで名無しさん 投稿日:04/04/28 05:22 mOqfEhj9
>これが同じ新聞社の書いた記事とはね。
>
>>「戦禍の狭間、見捨てられた命 “ストリート・チルドレン”に日本人女性が救いの手」
>>産経新聞2004.01.06 
>> ■北海道千歳市出身・高遠菜穂子さん(33)
>> ■バグダッドで少年たちを単身救済
>> ■「医者でもない私ができることを」
>> 【バグダッド=岩田智雄】イラクの首都バグダッドで、米軍の掃討作戦や武装勢力のテロ攻撃の陰で
>>イラク人社会からも国際社会からも見捨てられ、すさんだ暮らしに身を沈めている青少年たちがいる。
>>彼らはサダム・フセイン政権の弾圧や度重なる戦争で家族を失い、廃虚となっている雑居ビルの地下室に
>>集まってきた。そんな“ストリート・チルドレン”に、北海道千歳市出身の日本人女性、高遠菜穂子さん(三三)
>>が単身、救いの手を差し伸べている。
>                  
>>産経新聞4月10日・産経抄
>> ▼誤解を恐れずにいえば、“いわぬこっちゃない”とは、本来、人質になった三人の日本人に対して
>>いわねばならぬ言葉だ。イラクでは日本人外交官も殺害されて治安悪化は深まっていた。外務省は再三、
>>最高危険度の「退避勧告」を行ってきたのである。
>> ▼三人のうち一人は週刊誌に写真や記事を売り込むフリーのジャーナリスト、もう一人もフリーライターの
>>若者。女性だけはイラクの子供たちへのボランティア活動に従事していた。同情の余地はあるが、それでも
>>無謀かつ軽率な行動といわざるをえない。

> 843 名前:朝まで名無しさん 投稿日:04/04/28 05:28 mOqfEhj9
>>イラクでは日本人外交官も殺害されて治安悪化は深まっていた
>
>言うまでもないが、産経がこの高遠ボランティアまんせー記事書いたのは外交官が殺害されたあと。
>で、自己責任?とはな。笑えることだけは間違いない。
>あと、この時期、小泉もメールマガジンで、「イラク復興は自衛隊と政府関係者と民間で」と煽っている。

351。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 10:50 ID:VtQDzhfU
ファルージャで激しい戦闘 死傷者数は不明
http://www.sankei.co.jp/news/040428/kok054.htm
 駐留米軍とイスラム教スンニ派武装勢力が対峙(たいじ)するイラク中部ファルージャで27日夜、
米軍と武装勢力の間で激しい戦闘が起き、米軍側はA130攻撃機で武装勢力の拠点に攻撃を加えた。
AP通信などが伝えた。死傷者の有無などは不明。
 米軍が攻撃したのはファルージャ北部で、英BBCなどによると、10回以上の爆発があり、いくつもの
煙が上がっている。
 市北部では26日にも激しい戦闘があり、米海兵隊員1人と武装勢力側の8人が死亡している。
相次ぐ戦闘で、事実上続いていた一時停戦が崩壊する恐れが出てきた。(共同)(04/28 08:12)

352。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/28(水) 22:09 ID:G1VF/cxs
琉球新報 http://www.ryukyushimpo.co.jp/index.html
  掲載日 2004年4月28日(水) 朝刊 社説 屈辱の日4・28・独立国家になれたのか
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/shaindex.html
 もう「4・28(よんてんにいはち)」と言われても、首をかしげる世代が増えてきた。一九五二年四月二十八日
を復帰運動の世代は「4・28」と深く胸に刻み続けている。この日サンフランシスコ講和条約、日米安保条約
が発効された。沖縄県民を苦しめ続け、いまだに重荷を背負わされる最初の一歩の日が「4・28」だ。
 本来は、第二次世界大戦の敗北、そして占領下にあった日本が、主権を回復した戦後日本の大きな節目
の日であり、七年ぶりに独立を取り戻し、喜ぶべき日になるはずだ。だが、特定の地域だけは犠牲にされた。
沖縄と奄美は日本から切り離され、米軍による占領統治、支配が継続された。この日は沖縄県民にとって
「屈辱の日」でしかなかった。
 その後県民は自らの力で本土復帰を実現させた。その闘いのなかから、民主主義や基本的人権の
なんたるかも学んできた。本土の日本人はわれわれより長く日本国憲法で保証された諸権利を享受してきた
が、沖縄県民は二十七年間、支配者である米軍と対決しながら一つずつ基本的な人権を勝ち取ってきた。
だから、憲法に記された一文一文を尊いものとして受け止めることができる。
 だが、その憲法も一部が“形がい化”され、さらに書き改めようとする時代にまでなってきた。大多数の
国民の反対を、国会内の「数」で押し切ったイラク“派兵”に反対する者を、「反日的分子」と批判する
政治家まで出てきている。
 独立国家も怪しくなった。米国の外交戦略を補完することに終始し自らの意思で外交をすることができない。
自衛隊のイラク派遣も米国追随の結果だ。「戦後日本の大きな曲がり角」とも言われ、違憲という面では
限りなくクロに近い問題でだ。各国が撤退を検討するなか、まだ米国の顔色をうかがうことしかできない。
 「4・28」は沖縄県民にとって「屈辱の日」として深く刻まれているが、ここまで主権国家として怪しくなった
今、沖縄を犠牲にしてまで締結した講和条約の意義を、全国民が考えることも重要だ。
 さて、復帰後の三十二年間、講和条約発効で負わされた沖縄の重荷は取り払うための努力がなされた
のだろうか。講和条約とともに締結された安保条約が、復帰前と同じ状態で覆いかぶさっている。安保の
過重な負担は、依然として存在する。政府の努力のなさを示すものだ。すべて米国の都合が優先され、
県民の声が反映されない。
 「4・28」以降、県民一人ひとりの胸の中の屈辱感が大きなうねりをつくり、全国に復帰闘争を広げた。
あの時と同じような大きなうねりを生み出す要因が、まだこの地に存在することを政府は強く知るべきだ。

353。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 03:59 ID:SdLrtGRk
第159回国会 本会議 第17号 平成十六年四月二十一日(水曜日)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/159/15904210001017c.html
○若林秀樹君
 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま御報告がありましたイラクにおける邦人人質事件等に
ついて、関係大臣に質問いたします。
 日本人三人が拘束され、解放の条件として自衛隊撤退が要求された今回の人質事件は、新たに拘束
された二人も含め、無事全員が解放され、一応の解決が見られました。全員の無事解放を私も御家族や
国民の皆様とともに心から喜んでいるのはもちろんのことですが、政府の一連の対応をめぐっては、
危機管理体制の在り方やイラクの復興支援に対する政府の取組姿勢について、様々な問題点が浮かび
上がったのもまた事実であります。
 以下に順次お尋ねしてまいります。
 今、退避勧告を顧みずに渡航し人質になったことに対し、自己責任論が噴出しています。
 しかし、元はといえば、イラクをここまで危険な状況に作り出したのは、戦後の占領政策の準備を欠いた
まま戦争に突入した米国の責任であり、日本人誘拐の状況を招いたのは、米国によるイラク攻撃を盲目的に
支持し、自衛隊を派遣した日本政府です。
 もちろん、彼らの行動を全面的に支持するわけではありませんが、こうした因果関係にも留意する必要が
あります。
 最初の三人の帰国時の様子を見ると、日本政府やメディア等からの批判意見、自己責任として一方的に
批判する一部政治家等の発言の存在を知り、拘束時よりももっとショックを覚えたようであり、彼らの姿を
見るにつけ、この国の危うさを感じました。
 彼らが解放されたのは、イラク人のために純粋に人道的な仕事をしていたからであり、また、イラク国民の
真実の姿を伝えようとしていたからであり、そのことが日本人や自衛隊のイメージアップにつながっていること
をむしろ誇りに思うべきであります。もっと国として解放を率直に喜び、温かく抱擁して迎えるべきであり、
自己責任論を一時的に切り離してもよかったのではないでしょうか。
 改めて外務大臣は彼らに向かって今どのような言葉を掛けてあげるべきかをお伺いします。

354。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 03:59 ID:SdLrtGRk
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/159/15904210001017c.html
 また、渡航禁止の法制化の声が挙がっていますが、渡航の自由は憲法二十二条の外国居住、移住の
自由を保障する基本的人権の一つだと考えますが、改めて官房長官のお考えを伺います。
 また、国際貢献のためのNGOの役割と、国際社会の健全な発展を図り国民の知る権利にこたえる上で、
真実を伝えるために自らを危険にさらしながらも戦争報道に当たるマスコミの意義と責任について、
官房長官にお考えを伺います。
 今回の事件を誘発した背景の一つとして、昨年十一月二十九日に発生しました外交官殺害事件の
真相究明を政府が放置してきたことがあると私は思います。
 政府は、危険を理由に現地への警察の派遣を断念しました。代わりに、CPAや米軍、現地警察等からの
情報収集に責任を果たすべき外務省は、現地警察の証言から、病院で救命措置を受けたが、午後二時前に
死亡したとの報道もあった奥大使の死亡時刻の特定すらいまだにできていません。
 また、イラクのティクリートの援助会議だと外務省が報告し続けてきた二人の行き先が、実は更に北の
モスルであった疑いが報道番組の中での現地に駐留していた米軍幹部の証言から浮上してきました。
もしこれが事実だとするならば、真実隠ぺいのための情報操作の疑いが濃厚であり、真相究明を妨げる
ものと非難せざるを得ません。
 テロに屈することなくと強調し、真相を一番知りたいのは外務省だと繰り返される発言とは全く裏腹の
こうした真相究明に消極的な姿勢、それどころか意図的な不作為と断ずるべく外務省の姿勢こそまさしく
テロに屈するものだと言わざるを得ません。外交官を殺害されても黙って見逃す国だ、国際社会からの
そうした評価こそが日本に対するテロの最大の誘発要因であり、政府や外務省の怠慢な姿勢への猛省を
促すとともに、一刻も早い真相究明を強く求めます。
 特に、外務省の情報収集・分析能力を補う意味でも第三者による独立した調査機関の設置を改めて
強く要求したいと思いますが、川口大臣のお考えをお聞かせください。
 また、外交官殺害事件では、外務省本省や現地大使館の日々の危機管理体制や緊急事態発生時の
情報収集能力・分析能力が問われました。上村臨時代理大使が命じていた出張時の定時連絡の確認が
全く徹底されず、自らも確認を怠っていたことが一連の事実関係から判明しました。

355。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 04:00 ID:SdLrtGRk
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/159/15904210001017c.html
 警察庁の調査によれば、凶弾に倒れた一人、井ノ上書記官の体内からの弾丸は摘出されず、防弾ガラス
を通過し勢いの弱まったはずの弾丸が上腕部をかすめただけの傷が致命傷となり不運にも帰らぬ人と
なりました。実は即死ではなく、駆け付けた地域住民へ助けを求めていたことが最近のテレビ報道で
確認され、血染めの無線マイクの存在も判明したことで大使館に向けて必死に連絡を試みようとした様子が
目に浮かびます。
 イラクという危険地での安全確保に外務省省員一同が真剣に気を配り、定時連絡の途切れに気が付いた
時点で迅速に安否を確認していれば一命を取り留めることができた可能性もあることを真剣に受け止め、
重大な教訓とすべきです。
 また、川口大臣を本部長とする設置された緊急対策本部は名ばかりで事態を正確に把握するどころか、
むしろ情報錯綜を招くばかりでした。結果的に真相究明や犯人特定を大きく妨げるだけでなく、部族の
複合体であり多数の宗派から成るイスラム社会において情報収集のための十分なネットワークを構築
できないことが露呈しました。
 海外在住の外交官や邦人の安否確認、事件発生時の情報収集等、危機管理体制の在り方について、
外交官殺害事件への対応からどのような教訓を得たのか、また、その反省を生かして今回の人質事件に
どのように対応したのか、さらには、世界各国の実情に応じた危機管理体制についてどのように見直しを
図っていくのか、官房長官と外務大臣のお考えをお聞かせください。
 小泉内閣の原理原則であるテロに屈することなくとの姿勢を貫き、事件解決を図ったことを多くの国民が
評価しているとの世論調査結果があることも私は承知しております。
 ただし、軍事力を背景とした米国の占領政策への協力に対するイラク国民の根強い不信感が犯行の
動機として潜んでいることを我々は真剣に受け止めるべきです。ファルージャでの大虐殺や繰り返される
誤射事件に象徴されるイラク国民の生命を軽視した姿勢、軍隊主導の占領政策について、ここで
立ち止まって冷静に考え直すことこそが国際社会で名誉ある地位を占めるために我々が今なすべき
ことではないでしょうか。

356。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 04:00 ID:SdLrtGRk
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/159/15904210001017c.html
 列車同時爆破テロ事件直後の総選挙で社会労働党が勝利したスペインに引き続き、中米では
ホンジュラスがイラクからの軍隊撤退を決定し、複数の国が更に続く可能性があることが明らかに
なっています。これらの国々がテロに屈する道を選んだのか、それとも、アメリカの対テロ戦争の手法に
疑義を抱き、テロ撲滅のための新たな道を目指し始めたのかをよく見極めた上でアメリカへメッセージを
発信することこそが、信頼できる同盟国であるはずの我が国の取るべき道だと私は信じます。
 米国の占領政策の在り方をどう評価し、また六月に予定される主権移譲が今後円滑に実行に移される
のかどうか、現状認識について外務大臣のお考えをお聞かせください。
 ファルージャでの戦闘は正に戦争状態そのものであり、比較的安全として自衛隊の派遣先となった
サマワでさえも、自衛隊宿営地への迫撃砲騒ぎに続き、オランダと武装勢力との銃撃戦が発生するなど、
全土に戦争状態が波及しつつあります。
 イラク特措法における自衛隊派遣の前提である非戦闘地域という条件が現在満たされているのか、
また近い将来失われることがないのか、現地の治安情勢に関する政府の現状認識と、仮に将来自衛隊が
撤退する場合の条件について、官房長官よりお聞かせください。
 最後に、今後、我が国としてどのようにイラク復興支援に取り組んでいくのか、基本的な認識を官房長官に
お伺いして、私の質問を終わります。

357。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 04:25 ID:SdLrtGRk
「なぜバッシング」と疑問 拘束の2人に外国メディア  2004/04/27 19:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040427&j=0071&k=200404279203
 イラクで武装グループに拘束され、解放後に帰国したフリージャーナリスト安田純平さん(30)と
NGO活動家渡辺修孝さん(36)が27日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し、
外国メディアから、先に解放された3人の人質が「なぜバッシングを受けるのか」などの質問が相次いだ。
 安田さんは「人質の家族が心配のあまり感情的に言ったことを、政治的にとらえ反応した人がいた
のだろう」と分析。渡辺さんは「政策に反対する人々への締め付けだと思う。政府が何をしてきたのか、
事実が見えれば世論の流れは変わる」と述べた。
 2人は、相次ぐ外国人の拘束について「背景には米軍への不満がある」と指摘。渡辺さんは「自衛隊に
期待しているのは、サマワに住む一部の人たちだけ。今まで友好的だった日本が、なぜ米国に従って
軍隊を派遣するのか、大多数のイラク人は疑問を持っている」と話した。

358。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/29(木) 06:17 ID:SdLrtGRk
ナジャフ近郊で民兵ら64人死亡 米軍と民兵組織が戦闘
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200404270362.html
 AP通信によると、イラクでの戦闘による4月の米兵死者数は115人に達し、昨年3月のイラク戦争開始
から同5月の大規模戦闘終結宣言までの約1カ月半の死者数に並んだ。(04/27 23:11)
 
空爆は米の対決姿勢のあらわれ 市民巻き添えの懸念も
http://www.asahi.com/international/update/0428/010.html
 イラク駐留米軍が27日夜行った中部ファルージャへの大規模攻撃は、武装組織に対する対決姿勢を
あらためて示したものだ。武装組織は住民の支持を得て活動しているとの見方が強く、掃討作戦が拡大
すれば、一般市民が巻き添えになる可能性は高い。 (略)
 この日は、主権移譲にからむ暫定政府づくりについて、国連のブラヒミ事務総長特別顧問が国連安全
保障理事会で構想を示した日に当たる。イラク復興に国連の関与を求めている米政権が、あえてこの
タイミングで停戦合意をほごにするような軍事作戦を命じたとは考えにくく、同夜の攻撃は武装組織への
反撃と掃討作戦に限定したものとの見方が強い。
 米軍は、武装組織のメンバーは外国から流入したイスラム過激派が多いとの見方を示している。しかし
ファルージャの関係者によると、武装組織には反米感情の強い市民の支持もあり、こうした組織と関係の
ある地元住民も少なくないという。攻撃開始直後、ファルージャ市内のモスクはスピーカーを通じて
「銃を取って防衛せよ」との指令を市民に流したとされる。 (04/28 14:27)

ファルージャで再び爆発音 宗教組織米軍非難
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/
 イラク駐留米軍のキミット准将は、中部ファルージャでは27日夜に空爆した北東部に加え、28日には
鉄道駅のある北西部で武装勢力と戦闘が続いていることを明らかにした。米軍は軍事力で制圧する態勢を
敷いているとしており、一触即発の状態が続いている。停戦の仲介をしてきた宗教組織や政党は、米軍の
攻撃を「停戦破り」と厳しく非難している。(04/29 00:17)

359。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:32 ID:1yck0mOA
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1082118321/53-74
53 :右や左の名無し様 :04/04/25 09:39 ID:???
 イラク人質事件のうち高遠菜穂子氏、今井紀明氏、郡山総一郎氏が誘拐され人質になった事件は、
政府と世論が人質の「自己責任」を問い、人質及びその家族に「政府と国民に対する謝罪」と「政府に
対する感謝」を強制して終結した。
 冷静に分析すれば驚くべき異常な事態である。
 しかも日本国民の誰一人として(自己責任論に反対する左翼論者でさえ)この異常性に気づいていない。
 この状況は社会学的観点から非常に興味深い現象なので、以下に常識を持って論を展開したい。
  1、自己責任の本来の意味
 まず、「人質の自己責任」とは何を指すのだろうか。
 これは、〔人質がどのような損害を蒙ろうとも、その賠償を誰か(この場合「政府」か、あるいは国際法廷や
外交ルート通じて請求することになる「犯行グループ」)に請求することはできない〕ということを意味する。
(例えば、ドライヤーを髪を乾かすのに使っていて事故が起きたら責任はメーカーにあり賠償するが、
何か工作に使っていて事故が起きたら責任は使用者にあり賠償を請求できない、これが自己責任である)
このイラク人質事件における人質の自己責任とは、『たとえ人質が犯行グループ・あるいは救出するための
特殊部隊に傷を負う、または殺害されても、本人や家族はその賠償責任を政府に要求することはできない』
ということであり『それ以外の意味はまったくない』のである。

360。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:32 ID:1yck0mOA
  2、責任の所在
 では、今度の事件で、非は誰にあり、責任を負うべきは誰なのだろうか? (この場合の責任とは、誰に
救出費用を請求するべきか?ということでもある)
 それはもちろん『犯行グループ』に非と責任がある。これは特に強調しておきたい。なぜなら国民の
大部分がこのことを忘却させられているからである。
この事件における『唯一の加害者=犯行グループ』こそ法的(国際法上、イラク暫定法上、イスラム法上の
どれにおいても)にも倫理的にも責を問われるべき『人間』である。(人間を強調する理由は後述する)
特に、『非』つまり犯罪性は唯一犯行グループに存在する。
次に責任を問うべきなのは、暫定的とはいえイラク国内を法的に管理しているイラク暫定自治政権であり、
イラク国民である。しかし、実際に治安維持を指示しているは暫定政権ではない。
 第三番目に責任を問うべきなのは、治安維持活動しているアメリカ政府である。
 アメリカはイラクの治安において(特に事件が起こった地域は米軍担当である)事実上全面的に責任が
あり、かつイラク国内の治安維持に失敗し、今回の人質誘拐事件を招いたのだから、その責任は徹底的に
追及されねばならない。
 四番目に責任を問うべきは人質が国民として属する日本政府である。退避勧告を出し、人質の危害に
関しては人質の自己責任とはいえ、政府には国民を守る義務がある。(タバコで火災を起こしたことが
タバコを吸っている人の責任であっても、消防士は救助しなければならない)そして、今回の事件で明らかに
なったのは、日本政府が人質の救出に実際には何もできなかったということである。政府の無力・無能が
白日の下に曝け出された以上、厳しく責を問うべきであろう。
 責任を問えるのはここまである。国連やほかの存在には責任は問えないだろう。
 ここで注意するべきは、人質になった3人には『事件に対する責任は一切存在しない』ということである。
 だいたい、人質3人はなんら犯罪を犯したわけではない。犯罪を犯したのはあくまで「犯行グループ」であり、
すべての責任および非難は犯行グループに問うべきである。3人の自己責任とは自分自身に対する危害に
対する賠償責任のことであり、事件に関しては、3人は『被害者』である。常識的かつ冷静に考えれば、
『犯罪の被害者に対し、事件の責任を問うなどということはありえない』はずである。

361。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:33 ID:1yck0mOA
 繰り返すが、断じて「犯行に遭ったことの責任(本来こういうものは責任とは呼ばないのだが、これに
ついては後述する)」や「国家政府に迷惑をかけた責任」が自己責任なのではない。
 つまり内閣官房長官以下政府関係者やメディア、またその影響下でネット上に氾濫する「自己責任論」に
おける自己責任という言葉の使い方は『完全な誤用』なのである。
 ちなみに、解放された人質の中でイラクに残りたいという発言をした人がいたがそれは当然だろう。
3人ともイラク人のためにイラクに入国したのであるから。
 イラクに残るかどうかは本人の勝手であり、残るならまた自己責任で活動すればよい。ただし危害が
加えられてもその責任は自分にあるし、怪我をしようと殺されようと、知ったことではない。
 もちろん政府にもその責任はない。政府は事件に対する対応の正しさが求められるだけで、人質の危害に
対しては一切責任を負わない。
 ここで問題なのはこの普通の発言に対してメディアの多く(そして国民の多く)が反発したことである。

  3、人質と家族は謝罪してはいけなかった
 上記からも明瞭にわかる通り、『人質となった3人やその家族は、断じて謝罪してはならなかった』のである。
 3人にもその家族にも、まったく非がなければ犯罪を犯したわけでもなく、犯罪を誘発するような挑発的
態度(イラク人やイスラム教を非難する等の行為)をイラク人に対してしたわけでもない。
 非はあくまでも犯人にあり、3人と家族は『被害者にすぎない』。
 「危険な地域に行ったほうが悪い」という意見があるがその意見は正しくない。
 国民の多くは今回の事件が「何か自然災害にようなもの」と混同し錯覚しているが、今回の事件は断じて
「自然災害」ではない。あくまで、『加害者という実際に存在する人間が、悪意ある行為を起こした』のである。
だから、雪山で遭難するのと犯罪者に誘拐されるのとは区別しなければならない。自然災害に対し自然に
責任を問うことはできないが、犯罪は犯罪者にすべての責任があるのである。
 (雪山の遭難でかかった救出費用を被害者が負担するのは当然であり、同様に犯罪における救出費用を
犯罪者に負担させ、犯罪者に能力がなければ政府が負担するのも当然なのである)
 しかし、ご存知のとおり、政府とメディア、それに扇動された世論の圧力によって人質とその家族は謝罪を
強制されて謝罪してしまった。

362。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:33 ID:1yck0mOA
  4、救出費用の請求
 さて救出費用であるが、現在犯行グループが依然として捕まっていない以上、事件の責任は次の責任者に
問わなければならない。だから、救出にかかった費用(公式見解で約20億円)は、まず犯行グループに
請求するべきであるが、それができない以上、イラク暫定自治政権に請求するべきであり、それもできないと
なれば、当然アメリカ政府に全額請求するべきである。
 この費用を一部でも犯罪被害者である人質に請求するのは論外と言わざるをえない。
 現在日本政府は3人を移動するのに使ったチャーター便の費用35万円を3人に請求する姿勢のようだが、
とんでもない。「イラクに残りたい」という本人の意思を無視して、強引に日本に連れて行こうというのに、
その費用を本人に請求するなど言語道断である。現在賠償能力があるのはアメリカであるから、日本政府は
堂々と20億円をアメリカに請求するべきである。

363。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:33 ID:1yck0mOA
  5、政府とメディアの「自己責任論」
 さて、ここまで述べれば政府とメディアが煽り立てる自己責任論がいかに異常でまたあからさまな
情報操作を目的としたものであるかがわかるだろう。
 政府が展開した自己責任論とは
 『一、政府の退避勧告を無視してイラクに入国した結果犯罪に遭ったのだから、犯罪の責任は犯罪被害者
である人質3人の方にある。これが自己責任原則(その1)である。
 二、この犯罪によって日本国政府と自衛隊、および日本国民全体は多大な被害と迷惑を蒙った。
犯罪の責任は犯罪被害者にあるのだから、政府と日本国民全体が多大な被害と迷惑を蒙った責任は
被害者の方にある。これも自己責任である(その2)。だから責任をとって被害者もしくは代理である
被害者の家族は政府と国民に謝罪しろ。
 三、日本国政府は人質となった被害者の救出に多大な努力をしたのだから、被害者とその家族は政府に
感謝しろ。
 四、この犯罪による人質の救出費用約20億円は、一部は犯罪被害者に負わせるが、できることなら、
全額被害者に請求するべきだと考える。
 五、危険なイラクに入国するような被害者は、全員異常者と思われるし、3人の素性を見れば、やはり
異常者であることは間違いない。3人は日本に帰国させ、政府の監視下におくべきだ。』
 この5点に集約される。ここで注意するべきは、この自己責任論において自己責任とは、「3人が犯罪に
遭遇したことに対する責任」と「3人の行動が招いた犯罪が政府と国民に迷惑と被害をかけた責任」の
2つあることである。
 この2つの自己責任は注意して区別しなければならない。

364。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/30(金) 04:34 ID:1yck0mOA
 ちなみに、「政府による洗脳・煽動策は存在せず、人質及びその家族に対する非難は国民の自発的な
義憤によるものだ」という意見が当然出るであろう。特に今まで非難し続けた者、つまり政府・メディアの
洗脳煽動策に溺れた者共はそう考えるのは当然といえる。
 しかし、冷静かつ常識的に考えればあまりにも異常なこの事態を大多数の国民が大なり小なり承伏
している事実、そして政府高官の人質及び家族に対する非難発言、及び政府高官筋が裏で利用するべき
保守メディアに「人質の自作自演説」「人質家族の意見は思想的要求であるとする見解」などを流し続けた
という証拠、そしてマスメディアが無批判的にかつ積極的に世間に流し続けた構造は、まさに典型的な
国民洗脳・煽動であり、世論操作であると断言できる。
(仮りに、この状況が政府の洗脳煽動策の結果ではなく、国民の自発的な世論形成によるものだとしたら、
日本国民とはなんなのか? ただのクズの集まりではないか!!)

  6、加害者と被害者は誰か
 ここでもう一度整理しておきたいのが、今回の犯罪事件で、果たして加害者と被害者は誰だったかという
ことだ。
 まず『唯一の加害者』は3人を誘拐し人質にとった犯行グループ、サラヤ・ムジャヒディンでありそれ以外
には存在しない。
 そして『唯一の被害者』は人質にされた3人とその家族である。そしてそれ以外の被害者はやはり存在
しないのである。
 この厳然たる事実がなぜかくも忘却され上記にような自己責任論が登場したのかそれをこれから明らか
にしたい。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板