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「有事法制」&テロ 関連スレッド2

1カマヤン:2003/12/26(金) 04:16 ID:Xnu80rJA
 1;戦争は経済の延長に過ぎない。
ブッシュは経済破綻の辻褄を合わせるため、「荒っぽい公共事業」であるイラク戦争をした。
小泉は、アメリカ市場での日本製品販売のために、自衛隊派遣を決めた。
 2;「戦争でテロに対抗する」という言葉は、語義矛盾だ。
都市である日本は、テロには無力だ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875554206/qid%3D1045752255/249-5557652-3102733
戦争はテロを増大させこそすれ、減らさない。
っつーか、テロ組織の親玉は、アメリカです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794211538/qid=1072379470/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/250-4891459-0776206
 3;「有事法制」は、究極のメディア規制法だ。戒厳令になると、オタク文化が真っ先に死滅させられる。
 4;「有事法制」は、日本軍をアメリカの下働きに法的に位置付ける。
今までも充分にアメリカの属国でアメリカの犬だったが、「有事法制」は、アメリカの犬であり続ける
必然は希薄なのに、日本の軍事力の「統帥権」をアメリカ軍令下に位置づけた。今後は更に
「アメリカの属国化」・「アメリカの植民地化」が進むだろう。なんちゅーか、アホかと思われ。
 5;戒厳令及び戦時体制は、多国籍企業のオーナーだけが儲かり、他のオレたちみたいな
庶民階層は、多国籍企業にただ貢ぐだけ、という、陰惨な未来を約束しますです。

第2スレ
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/news/535/1045591283/l100
第1スレ
http://www.jbbs.net/news/bbs/read.cgi?BBS=10&KEY=1021759674
「日米安保体制と現代政治」
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1025166092&START=32&END=47
資料
http://www.asahi.com/special/index.html

194。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 04:22 ID:oztHNW7.
共同 2004.04.16 News
 犯人グループ、自衛隊の撤退求める解放3人に声明託す
 【バグダッド15日共同】イラク・イスラム聖職者協会のスポークスマン、ムハンマド・ファイディ師は
15日の会見で「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループが、自衛隊撤退などを
求める声明を、解放した日本人3人に託したことを明らかにした。
 また声明で犯人グループは、3人を解放した理由として(1)聖職者協会の呼び掛けに応えた
(2)日本の中にも政府に反対し、自衛隊撤退を求める世論が起きた
(3)人質解放を求める日本でのデモを放映したテレビ映像で「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と
書いたプラカードを掲げる参加者がいるのを見た−ことを挙げた。
 フランス公共ラジオによると、ファイディ師は、日本人3人とは対照的にイタリア人人質が殺された
理由は、イタリア軍が治安維持軍として占領にかかわっていたためだ、と言明。犯人グループが、
人道復興支援を目的とする自衛隊とイタリア軍の役割を峻別(しゅんべつ)していたとの見解を示した。

195。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 04:24 ID:oztHNW7.
「部隊撤退に圧力を」=家族に共感、解放決定−犯人グループが声明
 【アンマン15日時事】
イラク・イスラム聖職者協会のスポークスマンは15日、バグダッドで行った記者会見で、犯人グループが
日本人3人を解放した際に声明を出したことを明らかにした。
 犯人側は声明で「日本の人々は東京でのデモで、アラー(神)の名を掲げてくれた。(われわれは)人質の
家族の気持ちにも共感した。従って、日本の首相の無責任な発言にもかかわらず、3人の解放を決めた」
としている。
 また、一方で「われわれは日本政府が方針を変えて部隊を撤退させるまで、親愛なる日本の人々が
圧力を掛け続けるよう求める」と自衛隊の撤退を要求した。 (時事通信)[4月16日3時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000003-jij-int

196。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 04:28 ID:oztHNW7.
> 「3名解放」のニュースが飛び込んできたのは、ちょうど「自衛隊イラク差止訴訟の会」スタッフ会議で、
>会としての声明文に何を盛り込むか議論しているときでした。ある意味では想定していた事態がいきなり
>変わったわけですが、「自衛隊は一刻も早く撤兵せよ」という要求は一層強めて行かなくてはならないし、
>政府によるNGO活動へのブレーキかけ、そして一部は政府自身が始め、今や大合唱になりつつある
>「自己責任論」→「「自業自得論」→「家族・本人達への誹謗中傷」(週刊新潮はそれで売ろうとしている)に
>対して「訴訟の会」としてはやはり、声明を出すことになりました。
>(後に拘束されているらしい2名については情報が乏しくて対処できていません)
>
> 宣伝とお願い。
> 4月14日に「第2次原告」1101名の提訴を行いました。第1次と合わせて2363名です。
> 引き続き、5/31をしめきりとする第3次原告募集を行っています(これが最後)。
> 「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」HP
> http://www.haheisashidome.jp/
> ホームページから原告登録をして、委任状もダウンロートして送付し、郵便振り替えで入金をして下されば
>原告になれます。
> 問題なのはどこかが欠落してしまうこと。特に委任状が間に合わないと意味がありませんので。
> ホームページなどを使わない人のために、第3次募集用の「セット」(呼びかけ文−原告登録用紙付き、
>説明文、委任状、振込用紙)を用意します。
> 事務局に連絡すれば、送ってくれます。ついでに周囲の人にもいくらか配って下さるとありがたい。
>また関係する集会などに積極的に持ち込んで頂けると更に有り難いです。
> 「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」

197。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 04:50 ID:oztHNW7.

中国残留邦人も「自己責任」論・「自業自得」論ですませるつもりだろうか?
http://www.kokuminrengo.net/2003/200303-ngn.htm
沖縄戦の軍民混在も、「自己責任」論・「自業自得」論ですませるのかなあ? 
沖縄戦の「防衛隊」「学徒隊」も、ブッシュの理屈じゃ「テロリスト」だったりするのかなあ?
沖縄戦の「防衛隊」「学徒隊」は、「便衣兵」呼ばわりかな?
http://www.ryukyushimpo.co.jp/special/irei/623-3.htm

「自己責任」論・「自業自得」論の出所は、瀬島龍三あたりかなあ?

>「命令されたから人殺しをした」という皇軍兵士の殺人犯罪は当然免罪される筈もなかった。
>いつの日かイラク人自身の国が建ち上がったとき、米英侵略強盗に加担した犯罪者は断罪される。
> 1996年12月、皇軍殺人兵士のたった16人だけを入国禁止にした 偽人権国家アメリカ
> 1996−12−4yomiuri
>米英侵略強盗に加担して給与を受け取る日本派遣軍とその派遣の計画者たちは個人としての断罪を
>免れない。家族を殺された無辜のイラク市民によって人殺しの共犯者として永遠に刻印される。
http://www.angelfire.com/journal2/esashi/ir26.htm

>イージス艦は1隻1200億円。船体をつくる三菱重工業に入るのは約300億円で、900億円近くは
>ミサイルのコンピュータシステムなどの心臓部を作っているアメリカの軍需産業に流れる
http://member.nifty.ne.jp/satokonews/tushin41.htm

198カマヤン:2004/04/16(金) 04:54 ID:oztHNW7.
>心労の家族に心ない中傷 留守電にまで「死ね」
> イラク日本人人質事件で心労の深まる3人の家族に、心ない中傷や嫌がらせが追い打ちをかけている。
>無言電話や「自業自得」と書かれたファクスなどは13日までで数十件。家族は留守番電話にするなどの
>対応に追い込まれ、警察は不測の事態に備え実家警備を強化した。「傷ついている人になぜそんなことを」
>と憤りの声が上がった。
> 札幌市の今井紀明さん(18)の自宅は、あまりの嫌がらせ、中傷電話の多さから13日に留守番電話
>にしてNTTの電話番号案内もやめた。だが、今度は留守電に「死ね」と吹き込んで切ったり、仏具らしい
>「チーン」という音だけが繰り返し録音されたりした。
> 北海道千歳市の高遠菜穂子さん(34)宅。強い調子で発言する弟妹の映像がテレビで流れた後
>「ふざけるんじゃねえ」などの電話が多数かかり、家の人は寝られなかった。(共同通信)
>[4月13日22時24分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000234-kyodo-soci

15年戦争の時と同じで、「ネット右翼」は、やっぱり、防衛機密費あたりで飼われていると
考えるのが正しそうだ。

199カマヤン:2004/04/16(金) 07:24 ID:CLgo8mCA

被害者家族を誹謗していた「集団」には、警察が絡んでいると思います。
道警・公安警察の「捜査」過程で、捏造が行なわれないよう、注視が必要だと思います〔資料1〕。
ヨルダン大使館でも謀略が行なわれないよう注視が必要かもしれません〔資料2〕。
日本政府が変に動くことで、安田純平・渡辺修孝両氏の生命の危機が招かれることが、懸念されます。
安倍晋三は、被害者家族を脅迫していた集団の親分筋だと思われます。
安倍晋三は、森政権の首相秘書官で警察官僚(一時、防衛庁に出向していたようだ)三谷秀史と関係し、
記者クラブを牛耳ってます〔資料3〕。安倍晋三は「内閣情報調査室」拡大に絡んでいます〔資料4〕。

200カマヤン:2004/04/16(金) 07:24 ID:CLgo8mCA
〔資料1〕人質事件、警視庁と道警が捜査へ 改正警察法を初適用
http://www.sankei.co.jp/news/040415/sha114.htm
 イラク邦人人質事件で佐藤英彦警察庁長官は15日、改正警察法を初適用し、警視庁と北海道警に
事件を捜査するよう指示した。
 改正警察法は4月1日施行したばかり。海外のテロ事件で警察庁が都道府県警に捜査態勢を指示する
権限を明確化した。長官が捜査態勢を直接指示するのは法改正前も含めて初めて。
 警視庁と北海道警は「人質強要処罰法」の「国外犯」規定を適用。人質3人が帰国し次第、拘束された
前後の状況などについて被害者として事情聴取する方針。必要があればヨルダンにも捜査員を派遣する。
 警察法改正前は、原則として被害者の住居地の警察本部が捜査を担当していたが、改正により
「国外で日本国民の生命、身体を害するおそれのある事案」は警察庁が直接、態勢を指示することが
できるようになり、外事事件の捜査経験が豊富な警視庁にも捜査を指示、住居地の北海道警も加えた。
 ■改正警察法 テロ対策強化を目的に4月1日施行された。海外のテロ事件で邦人が被害に遭った場合、
相手国の要請や同意があれば、警察庁が専門部隊を派遣し、捜査協力や情報収集などができるようにした。
「国外で日本国民の生命、身体、財産、日本国の重大な利益を害する事案」と認めた場合、警察庁長官が
都道府県警に捜査態勢を指示する権限も明確化した。 (04/15 23:15)

〔資料2〕
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
 警察庁も「赤軍ハンター」の異名を持つ塩川実喜夫国際テロ対策課長を現地に投入。政府筋によると、
ヨルダンや米英の諜報機関と接触し情報収集を進めている。

201カマヤン:2004/04/16(金) 07:24 ID:CLgo8mCA
〔資料3−1〕安倍晋三と「清和会の警察官僚」
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/simonosekisityousennhanazemutouhyouka.htm
 談合情報がいくら出ても調べようともしない下関署に疑問が強まっている。【安倍事務所は清和会の
警察官僚と関係】して山口県警の人事にまで影響力をもつといわれており、それに逆らえば警察が
動くというのが常識と語られている。商業マスコミも江島、安倍絡みとなると、黙して語らずで買われて
いると評価されている。

〔資料3−2〕「清和会の警察官僚」は三谷秀史だと考えられる。三谷秀史は森喜朗に忠誠心を持っていた。
http://n-gendai.cplaza.ne.jp/biz_web/business/news/current/20010424/
 三谷秘書官は〔略〕4つの官庁から派遣される秘書の一人、昨年4月に森政権誕生と同時に警察庁から
出向してきた。「〔三谷は〕“不作”といわれた1974年組の中では優秀といわれ、大阪府警警備部長、
岡山県警本部長などを務めて官邸に出向しました。〔略〕実は、えひめ丸の衝突事故があった時、
ゴルフ場にいた森に『そこにいてくれ』と指示したのがこの秘書官。周囲からは“危機管理がなっていない”
という声が出ていて本人も気にしていたようです」

〔資料3−3〕防衛庁にも三谷秀史の名前が見える。
http://www.fpcj.jp/j/fgyouji/br/brief2.html
 1996年 11月29日 防衛庁「防衛本部」設置 防衛庁防衛局調査第一課長 三谷秀史

202カマヤン:2004/04/16(金) 07:25 ID:CLgo8mCA
〔資料3−4〕三谷秀史は、共同通信・朝日新聞と、佐賀県警記者クラブを通じ、かなり深い繋がりがある。
http://www.geocities.jp/jjrc_rugby/history.htm
 1977年(昭和52年)夏、ラグビー大好き人間が佐賀で再会、県警記者クラブ(JJRC)が誕生した。
 共同通信佐賀支局の山田史生(東大OB)は、警察庁から赴任した新しい県警警備課長と対面して驚いた。
学生時代に定期戦で、お互いフロントで対戦した【三谷秀史】(京大OB)だった。自然と話題はラグビーの
話となり、記者クラブと警察合同でチームを作ろうという話がまとまった。前の年に開かれた若楠国体の
ために、県総合運動場に芝のグラウンド二面が整備されており、環境も恵まれていた。
 腰が軽いのが新聞記者の身上、動き出したら早かった。朝日新聞の菊池彰、久保田泉らが中心となり、
若手記者が狩り集められた。新人は有無を言わせず、中には事情はよくわからないまま、月会費1,000円を
払った記者もいた。チームの名前はJJRC、フルネームはシャレも入って「ジャパンジャーナリストラグビー
クラブ」と称したが、ホンネは「城内冗談ラグビークラブ」だった。ジャージー、ストッキングは緑と黒の
しま模様、パンツは白と決まった。監督には佐賀高時代に花園に出場した、かっての名スタンド山下哲夫、
主将に山田が就任した。「草野球」はともかく、「草ラグビー」なんていう言葉がなかった時期に、経験者
数人というラグビーチームが、アッという間にできあがってしまった。

203カマヤン:2004/04/16(金) 07:25 ID:CLgo8mCA
〔資料4〕新規情報機関設置と安倍晋三
 政府は二十八日、平成十八年度をめどに内閣官房の内閣情報調査室の人員を大幅に増やし、
情報収集・分析機能を強化した情報組織に改組する検討に入った。
 政府関係者によると、構想は、現行百五十人程度の内閣情報調査室の職員の規模を一千人体制に
拡大し、国家の安全保障にかかわる情報の収集・分析能力の向上を図る。
 増員分は法務省管轄下の公安調査庁などから職員を派遣して充てる考え。これに伴い、同庁は法務省の
部局として二百人体制に縮小され、活動対象は左翼や共産党、旧オウム真理教(アーレフに改称)などに
限定される方向という。
 日本にはこれまで、米国のCIAやイスラエルのモサドに匹敵するような強力な情報機関がなかった。
加えて冷戦終結後、内閣情報調査室や公安調査庁、外務省国際情報局、防衛庁情報本部など
情報部門の要員は約三割減らされ、予算も大幅に削減されており、専門家からは国家的な情報能力の
弱体化を指摘する声も強まっていた。
 しかし、二〇〇一年の米中枢同時テロ「9・11」を境に日本国内でも国際テロをめぐる脅威や、
北朝鮮の日本人拉致事件、不審船による工作活動への危機感が高まり、政府は危機管理体制を
早急に整えておく必要があると判断。安全保障をめぐる情報機関の機能強化に動き出した。
与党内でも【安倍晋三】・自民党幹事長ら幹部が日本独自の強力な情報機関の設置に前向きとされ、
政府・与党は十六年度から、構想実現に向けて本格的に動き出す。
 http://www.sankei.co.jp/news/morning/29pol002.htm 〔リンク先は現在途切れている〕

204。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 07:47 ID:CLgo8mCA
心労の家族に二重の苦しみ 相次ぐ中傷電話やファクス
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/hostages/news/0414-116.html
 イラク日本人人質事件で心労の深まる三人の家族に、心ない中傷や嫌がらせが追い打ちをかけている。
無言電話や「自業自得」と書かれたファクスなどは十三日までで数十件。家族は留守番電話にするなどの
対応に追い込まれ、警察は不測の事態に備え実家警備を強化した。「傷ついている人になぜそんなことを」
と憤りの声が上がった。
 札幌市の今井紀明さん(18)の自宅は、あまりの嫌がらせ、中傷電話の多さから十三日に留守番電話に
してNTTの電話番号案内もやめた。だが、今度は留守電に「死ね」と吹き込んで切ったり、仏具らしい
「チーン」という音だけが繰り返し録音されたりした。
 北海道千歳市の高遠菜穂子さん(34)宅。強い調子で発言する弟妹の映像がテレビで流れた後
「ふざけるんじゃねえ」などの電話が多数かかり、家の人は寝られなかった。
 「自業自得」とのはがきも届いた。嫌がらせは連日続き、十三日、母京子さん(65)が「二人が感情的な
発言をして大変申し訳ない」と報道陣の前で陳謝し、涙を流して理解を求める場面も。
 郡山総一郎さん(32)の宮崎県佐土原町の実家にも、数は少ないものの郡山さんの行動を批判する
電話や手紙があった。
 北海道庁には「人質家族に東京事務所を使わせるな」と多数の抗議。東京事務所のファクスには家族
あての嫌がらせが入り、職員をかたってタクシー十台を呼ぶ業務妨害も発生した。
 インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」は「クソ家族」「死にさらせ」などの書き込みだらけ。
高遠さんのホームページ掲示板は嫌がらせの書き込みが集中して閉鎖された。
 評論家の樋口恵子さんは「憂さ晴らしをしたい人が、いじめやすい人を狙っている。目立つこと、自分に
できないことへの一種のねたみだろうが、苦しむ被害者をいじめるとは本当にひどい」と嘆いている。
 ジャーナリストの大谷昭宏さんは「自衛隊撤退要請を圧殺しようと、組織的な嫌がらせがあったの
ではないか。これでは民主主義国家とはいえない」と警告した。 (了) 04/13

205カマヤン:2004/04/16(金) 08:31 ID:CLgo8mCA
テレビ局は放送法により、総務省管轄下にあります。
http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM

総務大臣は、「自業自得だ」「自己責任だ」発言をした、麻生太郎です。
ちなみに麻生家は朝鮮人労働者を殺しまくった麻生炭鉱です。麻生太郎は吉田茂の孫で、
橋本竜太郎と親戚で、麻生太郎の妹は皇族の嫁です〔資料1〕。

民放は総務省による許可事業で、2011年のデジタル化を前にして、現在、民放へは、
許可取り消しを圧力としてチラつかせていると聞きます。その絡みで、とくに民放へは、
麻生太郎からの圧力が強いのだろうと想像します。
麻生太郎の選挙区は、近代ヤクザの開祖・吉田磯吉(17年間代議士を勤めた)の選挙区を
引継いでいるようです(確認はまだしてません)〔資料2〕。広域暴力団工藤会の縄張りと
重なると思われます。

〔資料〕
麻生炭鉱 
http://www.aso-group.co.jp/history1.html
http://www.coara.or.jp/~sanken/beppudic/asobettei.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200306/34512.html
朝鮮人坑夫の遺骨 
http://www3.lenin.gr.jp/~maekawa/mine/iizuka/reien.html
筑豊炭鉱
http://www1.ocn.ne.jp/~apuro21/fw02.htm
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/15/15.html

〔資料2〕猪野健治『やくざと日本人』
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0152.html

206。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 11:18 ID:IpZMiGrQ
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationaltopics.php?genre=politics&newsitemid=2004041601000653&pack=CN
必死すぎな与党

207。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:05 ID:vB2hSVng
4月15日 「3邦人の解放について」
 3人の日本人が解放されたのは、すばらしいニュースです。祈るような気持ちで、解放を呼びかけ、
行動されたご家族や関係者、支援者の皆様に心から敬意を表したいと思います。
 3人の中の今井さんを知っている私も、飛び上がりたいほどの嬉しさです。
 今回ほど、自分を含め政治の無力を痛感したことはありません。
 また、この事件で、小泉純一郎という政治家の正体がわかりました。こうした危機に対して、まったく
何もできず、また人間らしい感情も持ち合わせていない人物だということが明らかになりました。
 米国の顔を立て、自衛隊が水道工事を続けることの方が大切であり、そのために日本人の命を
見捨ててもよいと考えたのです。
 ところで3人の命は救われたというものの、本質的な問題は解決されていません。誘拐グループに
方針転換があって、幸運が訪れただけです。それに新たに行方不明になった2人の日本人の問題は
未解決です。数ある反米グループの多くは、スペインでの爆破事件でも分かるように、容赦のない
攻撃をします。自衛隊が駐留する限り、今後も危険は増大します。何度も言いますが、テロがあろうと
なかろうと、ほとんど意味のない自衛隊駐留を止め、撤退するのが賢明な外交です。実際はテロを
増加させるような愚行を続けているのに、「テロに屈しない」と言うのは詭弁の典型です。賢い国々は、
最初から派兵などしていません。
  中村敦夫

208。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:06 ID:vB2hSVng
イラク:「占領下の苦しみ、日本人はもっと考えて」
 【バグダッド小倉孝保】イラクで拘束されていた日本人人質3人が解放されたことについて、イラク市民の
多くは歓迎している。一方で、イスラム教スンニ派住民の一部には、「占領下にあるイラクの苦しみについて
日本人はもっと考えてほしい」と語る人もいた。
 3人の誘拐事件は、発生時に犯人グループに目隠しをされた人質のショッキングな映像が流れたことも
あり、アラブでは極めて関心が高かった。そのため、イラクを含むアラブ諸国の各テレビはトップニュースで
解放の事実を報道した。
 親日家の多い一般のイラク人も、このニュースを喜ぶ人が多く、日本大使館前の衣料品店主は
「日本との関係が最悪の状態になるのを避けることができた」と笑みを浮かべた。
 部族長として「日本人解放のための派遣団」を結成したドレイミ族のフシャム・ナジブ・ハッサン・ドレイミ氏
(43)とベニサアド族のムハンマド・ハミス・サアディ氏(35)も祝辞を伝えたいと大使館を訪問したが、
厳戒態勢のため入館できなかった。
 両氏は「人質解放は近いと思っていた。日本の友人の喜びは我々の喜びでもある」と語った。
両氏は、人質になった可能性の高い2人の日本人男性についても解放のために全力を尽くしたいと語った。
 しかし、イスラム教スンニ派のジャーナリストは「日本人は3人の命が助かったといって喜んでいるが、
イラクでは数百人、数千人が米軍の攻撃で家族を失っているのだ。そのことを忘れないでもらいたい」と
くぎをさした。  毎日新聞 2004年4月16日 10時40分

209。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:06 ID:vB2hSVng
イラク駐留米士官:唯一の解決策はファルージャを地図から抹消
 15日付の中東バハレンのアラビア語紙、アハバール・アルハリージは、イラク駐留米軍士官に
同行している(イラク人)通訳は、「同士官が唯一の解決策はファルージャを地図から抹消すること
だと語った」と報じた。
 イラクのファルージャの包囲する米第4連隊に所属するフランク・ドルベク少尉は、「ファルージャでの
ジレンマを平和的に解決を目指すのは結構なことだが、選択肢は一つしかない。ファルジャを(爆撃で)
平らにして、地図から抹消することだ」と言い放った。
 「抵抗勢力はらルージャでの停戦を利用して米軍陣地の近くに防塁を築き、迫撃砲を我々に昼夜を
問わず浴びせ始めた。やつらは手強い敵だ」
 一方、14日付のイスラム通信は、米海兵隊の軍役を捨て帰国することを決めた将校、ジェームス・
マーシー氏が、イラクの子供を含む民間人をも殺害する命令を、訓練中に受けていると明かしたと報じた。
 「1ヶ月間で私と私の部隊は、バグダード近郊の村落の包囲と検問所を監視する任務遂行中に、
約30人のイラクの民間人を殺戮した」と語った。
 フランス紙、ロマニテによるとジェームスは、「検問所で停止しないいかなる車にも、我々はいささかの
躊躇いも無く発砲したものだ」と明かした。
 米軍がイラクで犯している犯罪的行為を認める理由として、「イラクで犯した犯罪を恥ずかしく
感じている」と説明し、「民間のイラク人の血や死体が目に浮かび眠れなかった」
http://www.akhbar-alkhaleej.com/Articles.asp?Article=87754&Sn=WORL

210。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:06 ID:vB2hSVng
米軍がモスク攻撃し尖塔破壊 48時間の停戦中
 イラク駐留米軍と武装勢力が一時停戦で合意している中部ファルージャで、15日夕(日本時間同日深夜)、
2番目に大きいモスクが米軍から攻撃され、尖塔(せんとう)が破壊された。AFP通信が伝えた。
停戦の期限は16日午前9時(日本時間同日午後2時)とされているが、米軍は戦闘態勢を崩しておらず、
散発的な衝突が続いているようだ。
 モスク攻撃では、尖塔の先端部や宗教学校の外壁が崩れ、窓ガラスが割れたという。
 ファルージャの二つの病院再開を目的とした48時間の停戦は、14日午前9時に始まった。現地の
米海兵隊指揮官がAFP通信に語ったところによると、武装勢力は15日、ファルージャ東部の病院の
敷地を攻撃した。
 一方、AFP通信によると、2500人規模の米軍部隊が集結する中部のナジャフでは、スペイン軍部隊の
駐屯地が迫撃砲で攻撃された。ナジャフには、米軍が拘束を目指すイスラム教シーア派対米強硬派
指導者サドル師が滞在している。 (04/16 13:05)
http://www.asahi.com/international/update/0416/009.html

211。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:06 ID:vB2hSVng
イラクで行方不明になった安田純平さんが「東京新聞」に書いた原稿です。
 「ナオコは戻ってくるのか?」
 十代後半の五人の少年がこちらに手を振りながら近寄ってきた。高遠さんが支援活動をしていた
ストリートチルドレンたちだ。
 「俺たちは親もいないし、家もない。ナオコは食べ物をくれたり、靴をくれたりして面倒を見てくれた。
事件を聞いて驚いたけど、この問題はもう終わったんだろ?」と一人の少年が眉をひそめて言った。
今は、箱入りのティッシュペーパーを売って生活しようとしているという。
 一方で、うつろな表情で「金くれよ。メシが食えないんだ」と迫ってくる少年もいた。シンナーのにおいが
漂っている。「彼女が戻ってきたら、怒るぞ」と言うと、シンナーの入ったペットボトルを投げ捨てた。
 高遠さんが彼らの中に入り込んで、関係づくりをしてきた様子とともに、長期で住み込んでの活動を
考えていたという背景もうかがえた。しかし、再び現地で活動するのは厳しい情勢だ。自衛隊派遣を
巡っての今回の事件によって、現地支援の形がさらに限られたものになっていく恐れがある。
 シーア派指導者ムクタダ・サドル師の支持者が集まるサドルシティでは連日、同師の民兵組織マハディ軍と
米軍の交戦が続いており、あちこちに破壊された車両の残骸などが転がっていた。
 「俺たちを殺そうとする連中は殺す」
 九日、金曜礼拝で数千人が集まったモスクの近くで、駐車場の整理をしていたハムザさん(20)は勢いよく
語った。しかし、日本人拉致について問いかけると顔を曇らせ、「普通の市民に手を出すようなことをしては
いけない。もちろん、こんなやり方に同意なんてできない」と真剣な表情になった。
 一方、ファルージャなどと同じスンニ派住民の多く住むアダミア地区は、周囲を米軍戦車などに囲まれて
いる。私の顔を見て「シット(くそったれ)!」とつぶやく少年もおり、人々も明らかにこちらの存在を無視
している気配があった。
 モスク内の事務所にいたアルベルさん(50)は「日本とは友好関係にあったが、米国の下で軍隊を
派遣した以上、ムスリムの敵だ」と断定。「一度撤退し、国連の下にやってくるならば歓迎する」との
提案もしたが、事件の犯行声明を出した組織「サラヤ・ムジャヒディン」については「聞いたこともない」
という。
 「事件は悲しい出来事だ。このやり方には反対する。無事に戻ってくるよう祈っている」と繰り返す一方で、
拉致事件について取材に来た私を「日本人三人のほうが価値が高いのだろうが、この数日だけで
何百人も死傷しているイラク人のことも同様に尊重すべきではないのか」と皮肉った。(了)
http://www.creative.co.jp/top/main1287.html

212。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:07 ID:vB2hSVng
自作自演説の情報源、実は官邸(週刊誌報道)
  以下転載です。
今回、私の気持ちを暗くさせるのは、ご本人やご家族に対する誹謗中傷が行われ「自作自演説」が
ネットを中心に流布されたことです。
この「自作自演説」の「根拠」を検証するページがありました。
http://www.creative.co.jp/top/main1289.html
これをご覧いただければ、如何に根拠薄弱であるかが分かります。
  この「自作自演説」の情報源が、実は総理官邸であるという記事が次の3誌で取り上げられています。
●週刊文春4月22日号P28〜29 「自作自演ではないか」との疑念
●週刊新潮4月22日号P34〜35 「官邸」にまで達していた「自作自演情報」
●FRIDAY 4/30 P10〜11 小泉&官邸「許されざる家族への暴言!」オフレコ言行録
 週刊新潮によると、警察庁から出向中の小野次郎首相秘書官と飯島勲秘書官との間で、当初から
自作自演の可能性が話し合われていたとのこと。週刊新潮ですら「被害者に対して失敬な憶測」と
評しています。
 週刊文春によると、事件発生当夜「自作自演」の疑念が官邸で蔓延し、事件翌日、疑念を裏付ける
証拠のごとくネット上に飛びかった書き込みが「捏造物」だったことが明らかになった後も疑念は
根強く残り、このために初動が遅れたことは否めないと官邸記者が語っているそうです。
 FRIDAYでは、小泉首相の側近や公安担当部門が、記者たちに「調べてみろ」と圧力をかけていた
形跡があるという全国紙政治部記者の発言を紹介しています。
 官邸が自作自演説を流していたとは、驚きを通り越してしまいます。
 だから、事件直後に「自衛隊は撤退せず」という発言が政府首脳から自信をもって飛び出したのでしょうか。
政府首脳の発言を聞いたご家族の気持ちになれば、記者会見で感情的になったり、自衛隊撤退を訴える
ことを非難できないと思いますが。

213。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:21 ID:vB2hSVng
「フライデー4・30」から「自作自演説」に関する部分を引用:(閣僚や外務事務次官そして小泉首相の
それぞれの「家族への暴言」を紹介したあと)
 P.10〜11
 『 なぜ、こんな耳を疑うような暴言を政府首脳が連発するのか。そこには不可解極まる、ある政府内の
動きがあった。
 「事件が発覚した直後のかなり早い段階から、『3人と、その家族の素性を洗え』という動きが一部の
メディアにありました。同時にネット上には、3人があたかも事件を前もって計画していたかのような情報が
氾濫しだした。誰が煽っているのかと情報源を辿ってみると、どうやらそれが、官邸周辺なのです。
小泉首相の側近や警察の公安担当部門が、記者たちに『調べてみろ』と圧力をかけていたという形跡が
ある」(全国紙政治部記者)
 実際にこの頃、ある政府首脳を囲んだオフレコ懇談で、記者たちとこんなやり取りが交わされていたという。
 政府首脳「○○新聞さん、なんか新情報ないの?」
 記者「実は、人質に△さんはですね・・・」
 政府首脳「(知っていたという態度で)ふうん。それは××新聞さんに教えてあげれば。すぐ記事に
なるんじゃないの」
 記者が告げたのは、人質とその家族の中に、共産党の関係者がいるという情報だった。だがそれが、
今回の事件に直結する明かな証拠など、何も確認されてはいない。しかし、政府首脳はこの情報を、
「記事にしろ」と示唆したのだ。はっきりいおう。これこそ、政府による「情報操作」「世論誘導」だ。
 現実に、こうした政府側の動きに基づき、一部のメディアは、「今回の事件は3人の自業自得」との
論調を強めた。同時に、ネット上などではあたかも事件に「日本人」が関与しているというような“証拠”が
溢れ始めた。<中略>(続く)

214。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:21 ID:vB2hSVng
 その結果、追い詰められているのが誰かといえば、人質3人の家族である。今井さんの自宅では、
「自業自得だ」などという嫌がらせ電話が鳴り止まず、留守番電話に「死ね」との暴言や、「チーン」という
仏具の音が吹き込まれたりしているという。心労から、高遠さんの弟の修一さんは病院に担ぎ込まれた。
家族には連日のように、「自業自得で拉致されたのに、態度が大きい」「迷惑をかけた他の国民に対する
謝罪の気持ちがない」などと、罵詈雑言が浴びせられている。
 こうした「世論」を、率先して形成した張本人が、まさか政府だとは誰も思うまい。いま政府は、イラク現地
での情報収集能力ゼロ、頼りはアルジャジーラと米軍のみ、という無能ぶりを曝け出している。外務省も、
川口順子外相が「確認した」と“断言”した人質解放の報がガセだったり、逢沢一郎副相がイラク入りも
せず「情報がない」と嘆いていたり、対応はお寒いの一言だ。
 ところがそのウラで、彼らは特定の方向にせっせと世論を誘導していたのである。いかなる理由であれ、
こんな行為は許されるはずがない。これは小泉政権が国民を完全に舐めており、実は民主主義を根幹
から否定しているという、恐るべき事実を示している。<後略>』
================================================================================
★ [自作自演説」を疑ったこと自体は誤りではない。政府が隠れて「自作自演説」を洗わなかったとしたら、
それこそ無能の謗りを免れない。(事件の構図を掴むことは、事件の解決にとって重要である。
表に出ていることを信じ込んでしまえば、9・11などのように、解決できる事件も解決できず悲惨な現実を
生み出し続けることになってしまう)
 それをリークすることさえ愚かなことなのに、自己正当化と政治的自己保身のために、自らがその普及
(世論誘導)を主導したことがとんでもない振るまいなのである。
 そして、「人質テロ事件」という国家国民あげての緊急事態に放り込まれたメディアの人たちが、
今やるべきことを見失い、政府の誘導にやすやすと乗った言動に走ったことが歯止めなき日本の危機
なのである。
 さらに、そのようなメディアやネットの情報を信じたのか「タメにする」絶好機と考えたのか、思うだけでは
なく実際に、人質の家族に罵詈雑言を浴びせた日本人が少数とはいえいたことが最大の危機であり醜状
であると思う。

215。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:21 ID:vB2hSVng
誘拐事件で官邸の世論操作チームが先ず考えたこと
WA52 833 2004/4/16 15:37:18
 この誘拐事件で官邸の世論操作チームが考えたことは容易に想像がつく。これを小泉の失点にしない為
にはどうすればよいかと。それが次ぎの三点だろう。(もっとも、三人を救出できれば、小泉の得点になるが
その目途はつきそうにないからと言う前提の下にだが)
 ① これは誘拐された者達の「自己責任」であって、国の責任ではない。よって小泉の失策ではない。
これで世論統一を図ろうとした。それを補強するものとして、「やらせ説」、「自作自演説」なども大量に流す。
結果として、誘拐被害者の無謀な行為がいかに国家・国民にとって迷惑であるか、又国家・国民の利益を
損ねているかを世論に浸透させる。
 ② もし三人が殺されたなら、「テロリスト」はこんなにも残虐狂暴な連中なのだ。だから放置しておいては
いけない。「テロ」に屈してはならない。「テロリスト」とは戦わねばならないと世論を煽って、イラクへの
自衛隊派遣を正当化する。これは不幸な結果が出るの待ってからのことだ。
 ③ 海外で人質事件が起きた時、救出するには自衛隊を使う以外に手はない。その為には憲法を改正
しなければならない、と世論誘導を図る。これは何も出来ないボンボン政治家の安倍も言い出した。
これから、この世論作りが喧しく聞えてくることだろう。しかし、世界最強の軍隊を持つ米国人が一番
狙われていること見ても、自衛隊を振り回してもなんの役にもたたないは容易に想像がつくことだ。
 この三点とも単なる「戦術」に過ぎない。だから、時間には耐えられないシロモノだ。時間の経過と共に
次々と破綻して行く。時間に耐えられるのは「戦略」だが、これを編み出す人間は官邸にはいないという
ことだ。 http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/

216。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:29 ID:vB2hSVng
【表舞台にいたクバイシ師電話取材】「日本政府とは一切接触していない」 [TV朝日:ワイドスクランブル]
WA52 846 2004/4/16 16:51:56
 今日昼に放送されたテレビ朝日の「ワイドスクランブル」で、今回の「イラク人質事件」において、
犯行グループに解放を呼びかけたり、解放された3人を客人として迎えたりしてイラク側の表舞台に
立った人物であるイスラム法学者協会のクバイシ師に電話取材した様子を報じた。
 要点を列挙すると、
● 解放の呼びかけはしたが、自分から犯行グループに接触したことはない。
● 解放呼びかけ後に、犯行グループのほうから電話で連絡してきた。
● 家族の思いなどを汲み取り解放を決意したそうだ。
● 日本政府とは一切接触していない。
● 自衛隊撤退要求の声明を出したのは、犯行グループそのものではなく別のグループである。
 日本政府(小泉政権)は、自己正当化と政治的自己保身のために、今回の人質事件の解決が自分たちの
尽力の賜物であるかのように説明し、米国をはじめとした諸外国に協力を求めるとともにイラクの
宗教指導者や部族長など幅広い人たちにも支援を要請したとしている。
 そうでありながら、アルジャジーラで解放の呼びかけをし、最終的には3人を客人というかたちで
迎えることになった“立役者”のクバイシ師には一切接触していなかったというのはどういうことだろう。
 クバイシ師はTVにも出た人物なのだから、ツボを押さえた交渉ができないというレベルを超えた
無能ぶりを示すものと言えるのかもしれない。
 自衛隊撤退要求の声明を出したのは、犯行グループそのものではなく別のグループであるという情報は、
反「ファルジャー虐殺」を象徴とする反占領闘争が幅広い反占領勢力の連携のもとで行われていることを
示唆していると思われる。(政治的部門と軍事的部門の分協業構造なども)

217。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:29 ID:vB2hSVng
SEN 1130 2004/4/16 17:30:59
 人質三人を中傷する大新聞の記者たちは、自分たちも同様に外務省の退避勧告がでていたにも
かかわらず現地に残って、取材していたことを棚にあげて、自衛隊輸送機をタダで使って、クウェートに
脱出したという。
 井上大臣に問いたい。
 この記者たちの移動にかかった費用は、国民が負担するのか?
 ついでに問いたい。井上大臣は、公用車を私用に使ったことはないのか?
 もしそうならその費用を全額支払うつもりがあるのか?

218。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:49 ID:vH4aQjEs
救助にかかった費用は遭難者が支払なければ為らないのですか?

回答  海上保安庁や(社)水難救済会が行う救助活動や捜索活動にかかる経費については、遭難者などに請求することはありません。

次の質問
 病院までの搬送についても、消防機関の救急車で搬送しますので、費用はかかりません。
 ただし、民間のマリーナや漁協等に救助等を依頼した場合には、救助捜索費用を請求されることもあります。 
http://www.kaiho.mlit.go.jp/shitugi/faq/faq1.html

災害救助法
第3章 費 用
http://www.houko.com/00/01/S22/118.HTM#s3

自衛隊法
(在外邦人等の輸送)第100条の8
http://www.houko.com/00/01/S29/165.HTM#s8

219。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 17:59 ID:vH4aQjEs
>>218
公的機関からは請求が来ないのではないか?
という疑問。

税金使ってけしからんなどと吹いている連中は遭難してしまえ。

220。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 19:59 ID:zcpSlmTI
声明7(転載可)
 私たちはひとつの山を越えました。人質となった日本人三名、郡山さん、高遠さん、今井さんが
解放され、心から喜びたいと思います。しかし、この喜びを戦争開始以来、占領軍の攻撃によって
犠牲となられた無数のイラク市民の家族の方々と分かち合うことができないのは、たいへん
悲しいことです。また新たに拉致された日本人二名、渡辺さん、安田さんのことを考えると、手放しで
喜ぶことはできません。
 また、私たちは、ファルージャ周辺で、イラクの罪のない普通の市民たちがハエのように叩き
つぶされ殺戮されている最中に、日本人だけ<助けて!>とどうしていえるでしょうか?
私たちはその殺戮を犯しているアメリカと肩を組んで歩いているのです。
 とはいえ、私たちは私たち市民としての可能な限りのネットワークを広げることによって、
市民社会の連帯パワーの可能性を夢見させてくれたと思います。そのきっかけとなったのは、
なんといっても今回拉致された三人の方々です。彼ら、彼女は日本政府が主張しているような
アメリカの大義のない戦争に自衛隊を持って加担するのではない方法、すなわち愛情と友愛の
原則に基づいて、勇気を持って関わろうとした数少ない方々です。また現在の日本の硬直して
しまった時代の空気の中では小声でしかいえない本当の日本人としての真心と良心を身を持って
示してくれたからこそ、多くの市民や団体が彼らが何者なのかをあらゆる手段で拉致グループに
伝えようと努力をしたのだと思います。
 政府が日本の大半の民意を代表しようとしないとき、市民は市民独自の判断で行動を起こす
権利があります。そのことを実践したのが、これらの方々でした。
 そして、拉致したイラク人たちは、政府とは違う良心と愛に基づいた日本市民たちがいたことに
気がついたからこそ、またそのような市民を無為に殺傷することはイスラムの精神に反すると説いた
宗教指導者たちがいたからこそ、彼らは開放の呼びかけに答えたのだと思います。私たちは、
彼らがイラク民衆の心の絆を結んでくれた人たちであると解釈しています。その彼らを助けようと、
陳情し、デモし、アピールした多くの心ある市民たちが初めて得た大きな成果だと自信を持って
いいのではないでしょうか。
 私たちはこの連帯と共感をより広げ、イラクやアフガニスタンやパレスチナなどの最も抑圧された
民衆へと繋がっていくことを期待します。(続く)

221。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 20:00 ID:zcpSlmTI
 明日以降、日本で郡山さん、高遠さん、今井さんたちを待ち受けているのが、<北朝鮮>から
戻られた拉致被害者の方々と同じのように、何も言えなくなってしまうような鉛の状況を作り出しては
ならないとと思います。日本政府や保守のメディアが主張する自己責任論は、政府の責任回避であり、
根本的な 問題を不問にし、回避してやまない現政府のレトリックにすぎません。生命を一顧だに
しない政府がなぜ人道支援ができるのか、人道とはまず生命を尊ぶことではないでしょうか。
自衛隊の軍事的なプレザンスこそが、真の緊急人道支援を妨げているのです。
 本末転倒をしてはいけません。このような緊急時で、こうした事態にあった日本人がいた場合に、
日本政府が彼らの救援するのは当たり前のことで、そのために政府があり、行政府があるのです。
日常の事務ばかりではなく、そういう救援保護活動も公的行政府の遂行すべき任務のひとつなのです。
<迷惑をかけるな>などという福田官房長官の言辞は、私企業の社長のいうことです。
誘拐や拉致にあった犠牲者の家族が<心配をかけてすみません>と表明しなければならぬ事態。
これこそ本末転倒です。緊急時や不可抗力による場合は<迷惑>かけてもいいのです。

 戦火がこれ以上、広がれば、あらゆる人道支援が不可能になります。そうならぬためにも、
今予期されているこれからの再度のアメリカ軍のファルージャに対する大攻勢にストップをかける
運動やアピールがぜひとも必要だと思います。ブッシュ政権の対応をみていると、パレスチナでも
然りですが、自分たちの利益に役立たない国や民衆をゴミのように廃棄しようとしているのです。
それにストップをかけるための世界的な運動が不可欠です。そのひとつの運動を今回も経験しました。
 あらたに拉致されているお二人のためには、同じような努力が私たちには必要です。
アルジェジーラ放送局は理想的な放送倫理を持っているとはいえないにせよ、中東社会への大きな
影響力を持つメディアです。様々な働きかけをしましょう。私たちの闘いはこれからです。
グローバル・ウォッチ/パリ  コリン・コバヤシ

222。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 20:01 ID:zcpSlmTI
**************************************
声明7付記(転載可)

庇護権について

緊急時に、国民は国に保護してもらう権利と、国は国民を保護しなければならない義務があります。
その点が欧米でははっきりしているから、欧米の記者たちは拉致された家族がなぜ謝らねば
ならないのか、理解に苦しむわけです。拉致事件の場合は、どう考えても緊急時です。
福田官房長官、川口外相の発言がおかしいのは、この点です。
ところが、ペルーのフジモリ前大統領のような人には特別な庇護を与えている。
あの方はペルー人と認識するのが真っ当な判断だと思われます。彼はペルーから、弾劾され
国際刑事法でインターポルを通じて国際指名手配されているにも関わらず、かばっている。
迷惑だ、自己責任をとれとは、けっして言わない。あの人こそ、自己責任をとるべき人です。
ところが、一般の市民が良心の人道支援をしていて、拉致されると、迷惑だ、自己責任を取れと
いわれる。これまた全く本末転倒した事態です。泥棒にあった人が、泥棒にあってごめんなさいとは
いわない。単純なことです。

犯人たちはテロリストか?

 今回の事件の場合、拉致グループ(武装集団)をテロリストと判断するのは、困難だと思います。
これは戦時下、不当な占領に対する住民の抵抗の一形態と思われます。とりわけ、ファルージャの
ような無差別攻撃があった場合には、なおさらです。この戦争の本質を考えずに、しかも犯人像が
明らかになっていない以前から、テロと交渉するのはまずい、と小泉政権から社民党までいっています。
池沢夏樹氏でさえ、そのステレオタイプにはまっています。強盗にあったら、百万円払っても、命を
救うべきです。ましてやこのような民衆の抵抗の一形態としての挑戦にあったときには、撤退・譲歩も
当然、選択肢のひとつとしてあるべきでしょう。
 グローバル・ウォッチ/パリ   コリン・コバヤシ
**************************************:

223。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 20:10 ID:zcpSlmTI
>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−【コバヤシさんのプロファイル】
> グローバル・ウォッチ/パリのコリン・コバヤシさんとは『市民のアソシエーション フランスNPO法100年』
>(太田出版)の編著者です。また岩波新書では、「ゲランドの塩物語」があり、これはフランスの環境保護や
>有機塩業に関して書かれたものです。
>http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/syohyou/0812_09.htm >http://www.altertrade.co.jp/pages/book_gerando.html
> 訳書にピエール・ブルデュー/ハンス・ハーケ「自由−交換」(藤原書店)、ジョゼ・ボヴェら
>「パレスチナ国際市民派遣団議長府防衛戦日記」などがあります。
> さらに、岩波の雑誌、世界では 「フランス:イラクの影で殺戮しているのは人類全体だ!」という記事を
>書かれています。http://www.iwanami.co.jp/sekai/2003/ex01/directory.html
>その他、「フランス核問題の行方」と題して
>http://www.shonan-inet.or.jp/~kuri/aala/aala_8.html#anchor128746 
>インターネット上に、彼の考えが書かれています。
> 註補)Global Watchは、
>http://www.globalwatchonline.com/flashintro2.htm
> 世界社会フォーラム(WSF)論集「もう一つの世界は可能だ」にも出てきます。
> http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/another.html
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> そのほかに「世界」で、フランスでの反グローバリズム運動のルポ記事をいくつか書かれています。
> 「パレスチナ国際市民派遣団議長府防衛戦日記」はヨーロッパの市民がイスラエル軍の攻撃から
>パレスチナ自治政府のアラファト議長を守った一連の行動の記録です。
>この本では、国境なき医師団の創立者で元総裁のロニー・ブローマンが「弱者から強者に対する
>実質的な外交が出現した」という序文を書いています。
> コバヤシ氏の今回のメッセージの「市民社会の連帯パワーの可能性を夢見させてくれた」という
>部分は、それと通底する内容であり、ヨーロッパの社会運動に関わる人々の今の問題意識が
>うかがえるように思います。

224。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:10 ID:zcpSlmTI
政府は「事情聴取」の名による3人の「囲い込み」をしないよう願う。
WA52 858 2004/4/16 19:32:39
 解放された3人はドバイに到着したようである。ドバイで健康チェックを行い、その後日本に向け出発し、
明日関西空港に到着する予定のようだ。
 日本に戻ってから心配すればいいことだが、やはり、この間の政府(小泉政権)の動きを見てきたもの
としては、3人が自由に活動できるのだろうかということが気にかかる。
 軍事占領支配と虐殺が続くイラク情勢を受けて、人質事件とは無関係に自衛隊撤退論は広がっているし、
7月には参議院選挙が行われる。
 政府=与党は、どうであれ大きな注目を浴びるはずの3人がイラクの実情・イラクの人々の占領支配や
虐殺に対する見方や考え方・自衛隊派遣の是非について自由に発言することを望むとは思えない。
 自衛隊でさえ駐屯地にこもり切りに近いイラクに日本の警察権が及ぶべくもないが、警察は、被害者
として3人から事情聴取することを予定しているだろう。
 それを頑強に拒むことはしないほうがいいと思っているが、家族同伴で数時間というものにとどめるべき
だと考える。
 いちばん心配するのは、長期間にわたって「事情聴取」する過程で、自己責任論や国費浪費論などが
多数派の世論であるかのように吹き込み、しばらくは「イラク問題」で発言しないことを“承諾”するよう
求める暴挙が行われることだ。
 政府には、最後の最後ではまともな対応をして欲しいと言っておきたい。
(このような危惧をもつのは、今回のケースで見せた政府=与党のあまりにも酷い対応によるものなので
悪しからず)

225。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:11 ID:zcpSlmTI
WA52 862 2004/4/16 19:56:26
 新しい情報が入ってこないせいなのだろうが、昨日の3人の解放でイラクの日本人関連問題は
解決したかのような雰囲気が漂っている。
 安田さん渡辺さんの「行方不明」事件は、同行イラク人のeメール情報を超えるものが出ていないようだ。
 反占領勢力が政治的目的で拉致したのであれば、その事実を公表し何らかの要求を出すはずだ。
イラクで起きた最近の外国人拉致事件で、これほど長い間消息が聞こえてこない例を記憶していない。
 このような状況から推測できるのは、2人が身代金目的で拉致されたか、非「反占領勢力」(たとえば
「戦争請負人」や米英協力者勢力)に拉致されたというものである。(もちろん、反占領勢力が、拉致した
2人をどういうかたちで利用するか決めかねているという見方もできる。ファルージャの取材をしてもらって
それを発信してもらうとかも含めて)
 身代金目的であれば、水面下で既に日本政府と交渉している可能性もあり、それが妥結して解放する
のを待つしかないだろう。
 非「反占領勢力」が拉致したという見方は、2人がバグダッド国際空港近くで撃墜された米軍ヘリを
取材しに?行く途中で行方不明になったことから可能性があると思っている。米軍ゲリが撃墜された後
なのだから、周辺は救出や撃墜した反占領勢力の探索などでCPA関係者が多数いたと思われる。
(撃墜した反占領勢力は米軍などの到着と探索を予期しているから現場周辺からは去っているはず)
 政府は、身代金交渉のための接触が来ていないのなら、同行していたイラク人から事情を聴取して
非「反占領勢力」の犯行という可能性も考え、裏で米国政権に釘をさしていただきたい。
 非「反占領勢力」が“反占領勢力は無実の日本人を殺害するような卑劣でとんでもないテロリストだ”
というプロパガンダに2人を使うことがないように...。
 イラクの反占領勢力に伝手がある方は、2人の考え方や活動実績を伝えていただくとともに、
反占領勢力が2人を拘束した事実があるのかどうかを広く確認していただくようお願いしたい。

>「人質解放の費用公表を」 政府・与党に自己責任問う声(04/16 17:28)
http://www.asahi.com/politics/update/0416/007.html

226。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:12 ID:zcpSlmTI
更新日時 : 2004年04月16日(金)15:48
「新たな人質、殺害辞さぬ」 犯行グループが解放時に声明
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20040416/KOKU-0416-03-15-48.html
 【カイロ=村上大介】
 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、邦人人質三人の解放を仲介したイラク・ムスリム・
ウラマー協会幹部のムハンマド・バッシャール・ファイディー師は十五日、バグダッド市内で記者会見し、
犯行グループが三人の解放時に託した声明文の詳細を明らかにした。
 犯行グループの声明は、「日本の友好的な人々は政府の政策を変更させ、軍(自衛隊)のイラク撤退を
実現するよう圧力をかけ続けてほしい」と呼びかける内容。
 「なぜイラクが米国に占領されることを受け入れるのか。とりわけ、広島、長崎で米国のテロの最初の
犠牲者となった日本が、そのような立場を取ることは理解できない」と述べたうえで、「そのような国々の
国民には、直ちにイラクを去るよう要求する。今後、われわれの手に落ちた者たちには、いかなる慈悲も
かけない」として、新たな人質に対しては殺害も辞さないと警告した。

227。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:13 ID:zcpSlmTI
No.26685 人質家族に口枷(くちかせ):南ドイツ新聞 梶村太一郎 2004/04/15 21:16
 昨日の東京外国人特派員協会での記者会見に関する南ドイツ新聞の記事を翻訳しました.
 参考になるとおもわれる方は転載転送して下さって結構です.

南ドイツ新聞記事の翻訳:2004年4月15日9面
タイトル:誘拐された日本人家族に口枷(くちかせ) ヘンリック・ボルク記者
  東京発・だれがどのように彼らを黙らせてしまったのだろうか?
 彼らイラクで誘拐されてた日本人の家族たちは, かれらの日本政府に対する批判に, 突然口を
閉ざしてしまった. 三日前には家族たちは大声で日本軍のイラクからの撤退を要求していたのである.
先の日曜日には, イラクで誘拐された34歳の高遠菜穂子の妹の井上綾子は「私たちが最も望むのは
撤兵によって(人質の)命が救われるようになることです」と述べていた. 高遠はイラクでストリート
チルドレンを援助しようとしていた.
 イラクの誘拐犯は, ビデオで高遠とともに18歳の反戦派の今井紀明と34歳のジャーナリスト郡山総一郎の
喉元にナイフを, こめかみに銃口を突きつけて, 日本政府が3日以内に550人の部隊をイラクから撤退
させなければ, かれらを「生きたまま焼き殺す」と脅迫した. 日本の小泉純一郎首相はこれを拒否している.
家族らは先の木曜日に人質劇が始まって以来, カメラの前で泣きながら, まさにこの撤兵を訴えてきた.
それにより小泉には次第に圧力が強まっていた.

228。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:14 ID:zcpSlmTI
[ファルージャ(イラク) 16日 ロイター]
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=?type=worldnews&StoryID=4848588
 医療関係者によると、衝突は未明に発生し、15人が死亡、20人が負傷した。米軍側はこの数時間前、
停戦交渉の継続が難しいとの認識を表明し、軍事行動の強化が必要になる可能性を示唆したばかり
だった。
 一方、シーア派の聖地ナジャフで国際部隊を指揮するポーランド軍の関係者らは、2500人の
米軍部隊がナジャフを包囲したことを受け、米軍の侵攻に反対する姿勢を表明し、ナジャフ侵攻が
「惨事」になると警告。
 米軍司令官らはナジャフに立てこもっているシーア派反米指導者サドル師の拘束もしくは殺害と、同師の
民兵組織の壊滅を図る意向を明言しているが、同師はイラク人が徹底抗戦するだろうと警告している。
 マイヤーズ米統合参謀本部議長は、連合国暫定当局(CPA)のブレマー行政官が、ファルージャ情勢の
安定化と、ナジャフでの武力衝突回避に向けて、複数のルートで交渉中であることを明らかにした。

229。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/16(金) 21:40 ID:vH4aQjEs
第28回:外務省 邦人保護課

海外渡航者の安全を守る、外務省邦人保護課
安全!のあの国も、渡航者が多ければ、それなりにトラブルは多いものなのです(2004.2.12配信分)
http://www.arukikata.co.jp/journal/oshigoto/33.html

230。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 02:48 ID:EYH.uMRA
WA52 907 2004/4/17 00:46:07
 自民、公明両党は16日午前、国会内で与党対策本部を開き、地域を限定した海外渡航禁止などの
立法措置を検討することを決めたという。
 自民党の額賀福志郎政調会長は「政府が何度も退避勧告しても100%ではない。自己責任の原則を
はっきりさせ、法律的に渡航禁止を検討すべきだ」と提案。
 公明党の北側一雄政調会長は「国民の海外渡航の自由を認めている憲法上の問題も、地域を限定
すればクリアできるのではないか」といったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00001062-mai-pol(毎日新聞)[4月16日13時36分更新]
 公明党の冬柴幹事長は、15日発表した談話のなかで、「政府は退避勧告の徹底をはじめ、国内外で
万全の対策を期してほしい。特に民間活動団体(NGO)や個人については一時的でもイラク国外に
退避するような自制的措置を取るよう関係者と協議してほしい」との見解をしめした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000215-yom-pol 読売新聞[4月16日2時30分更新]
 ここで、思い出さなければならないのは、昨年12月の公明党・神崎代表の電撃的なイラク訪問である。(続く)

231。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 02:48 ID:EYH.uMRA
--------------------------------------------------------
神崎武法・公明党代表がサマワを訪問
 【サマワ共同】公明党の神崎武法代表は20日午前(日本時間同日午後)、クウェートからヘリコプターで、
イラク復興特措法に基づく陸上自衛隊の活動予定地のイラク南部サマワにあるオランダ軍駐屯地に
到着した。
 オランダ軍報道担当者によると、神崎氏は到着後、オランダ軍司令官と会談した。神崎氏はムサンナ州や
サマワ市の関係者らと自衛隊派遣について意見交換、同日夕、クウェートに戻った。
[毎日新聞?2003年12月21日(日)]
--------------------------------------------------------
 この訪問について、石破茂防衛庁長官は12月21日朝のフジテレビの報道番組で、「決断は非常に
立派なものだった。責任与党の党首が(現地を)見てきたのは非常に大きな意味がある」と高く評価した
という。
 ところが、この訪問にあわてたのは、外務省だった。
 というのは、11月30日に外務省は、日本大使館員殺害事件を受け、イラクからの退避と渡航延期を
改めて勧告ていたからだ。しかも、「イラク以外の地域でも日本人がテロなどの被害に遭う可能性は
否定できない」として、海外渡航・滞在者全般に対し、テロなど不測の事態に巻き込まれないよう
注意喚起する広域渡航情報も出されていたのである。
 イラクからの退避と渡航延期が解除されていないなかでの神崎代表の訪問を高く評価した当時の
与党・自民・公明の幹部は、いま、同じようにイラクからの退避勧告を知りつつイラクに入国した
元「人質」の人々を非難している。
 与党幹部は、これをどう説明してくれるのだろうか。
 少なくとも当時、しきりに神崎代表の行動を賛美した自民党と公明党の幹部の説明責任が問われて
いるのではないだろうか。

232。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 02:49 ID:EYH.uMRA
WA52 910 2004/4/17 01:05:52
 まずは無事に解放された事を心よりお喜びいたします。しばらくゆっくり休めるといいですね。
 日本国内では今年の流行語大賞ともなりそうな「自己責任」の大合唱ですが、例えどれほど危険な所
であっても、人助けに行く勇気のある人が、その人を必要とする人間がいる所に行くのは間違いでは
ないと思っております。人道の前に優先されるものはありません。
 あろうことか、日本の政府の方達は(普段は莫大な無駄遣いをしているくせに)その費用の事を(卑しくも)
云々してますが、私は税金をこのような尊い目的で使われる事を喜んでいます。それに多くのイラクの
人達に「こう言う日本人がいるのだ」と知ってもらえた事を考えれば、言い方は下品ですがその
「費用対効果」は自衛隊の比ではありません。どうか胸を張ってこれからも自分の信条に添って
頑張ってください。影ながら応援しております。

233。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 08:50 ID:/a8axi0g
20億じゃ戦闘機一機も買えないにょ

234。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 10:14 ID:P6NtoZls
礼賛体制モードに突入してるなぁ。
むしろ君たちのほうがあぶないにゅ。

235。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 22:50 ID:M5uHJNfI
ジャーナリストら2邦人、バグダッドで無事解放
http://www.asahi.com/international/update/0417/017.html
 バグダッド西方で取材中、武装グループに拉致された日本人のフリージャーナリストら2人が17日
午前11時(日本時間同午後4時)ごろ、拘束から3日ぶりに解放された。バグダッド市内のモスクにある
イスラム宗教者委員会の事務所で保護され、日本大使館に移った。健康状態は良好という。15日には
人質となっていた日本人3人が解放されており、これでイラクで拘束されていた日本人人質全員の無事が
確認されたことになる。
 解放されたのはフリージャーナリストの安田純平さん(30)=埼玉県入間市在住=、市民団体メンバーの
渡辺修孝(のぶたか)さん(36)=栃木県足利市出身。
 外務省によると、17日午前11時35分(日本時間午後4時35分)ごろ、宗教者委員会から上村司・
駐イラク臨時代理大使に電話で2人の解放が伝えられた。上村氏は打ち合わせのため、同市西部の
ウンムクラモスク内にある宗教者委員会の事務所に車で向かう途中だった。約10分後、事務所で
2人の無事を確認したという。
 2人は午後0時56分、日本大使館に入った。
 宗教者委員会幹部のアルクベイシ師は朝日新聞の取材に対して、16日午後4時ごろ、武装グループ
から2人を解放するとの連絡を受けたことを明らかにした。その際、グループは「拘束したのは身元を
確認するためで、人質にする意図はなかった。2人が民間人で、米軍の協力者ではないと分かったため
解放する」と話したという。
 2人はモスク近くで車から降ろされ、歩いて事務所に向かったという。
 2人は「帰国させられてしまうので、大使館には行きたくない。ここに残って仕事を続けたい」と同師に
話した。外務省幹部によると、上村臨時代理大使が出国するよう説得しているという。
 拘束中の様子について、安田さんはロイターテレビに「食事は毎日与えられた」と語った。
渡辺さんは「目隠しをさせられ、毎日、居場所を移動させられた」と述べた。
 AFP通信によると、安田さんらは「武装グループは、我々2人が米軍のイラク占領と自衛隊派遣に
反対していることを知り、解放を決めた」と同師に語った。

236。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 22:50 ID:M5uHJNfI
http://www.emaga.com/info/7777.html
【投稿紹介】
▼後から拘束された2人も解放された。よかったよかった。
▼さて、「イスラムの人たちとも行き来がある友人からFAXがありました」というメールを、
読者のKさんからいただいた(17日昼)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
その人によれば、イスラムでは『恩義』を最も大切にする。にもかかわらず、日本の政治家や政府は、
まずは『感謝』を最初にいわなければならないイスラム聖職者に何もいっていない。
イスラムの人々が最も大切にする、生き方の根幹である「感謝の気持ち」を小泉首相は無視している。
これに何よりの怒りを感じる、というのです。
(中略)
今日届いた別の友人の手紙には「自衛隊の存在が3(5)人の命を脅かし、派兵反対のデモが3人の命を
救った」と書かれていました。まさに、その通りだし、これが今回の問題の本質だと思うのです。
犯人グループの解放声明はそのことをハッキリ書いていますし、イスラム聖職者協会の方の発言も
それを裏付けています。
実際、日本のテレビでは一切報道されていませんが、アルジャジーラでは、11日首相官邸に向かって
歩道から抗議する集団の映像が流されていました。また、参加者のひとりがアラビア語のプラカードを
掲げて、それがアップになっているシーンもありました。
11日は、デモではなく、要請行動だったのですが、イラクで見た人がそれをデモと思い、アラビア語で
「神は偉大なり」と日本人がいっていたというのは、それを指しているようです。
「自衛隊の存在こそがイラクの日本人の命を脅かしている」という視点を見失うことなく、できる限りの
行動をしていきたいと考えています。明日(18日)は渋谷の宮下公園で、午後2時から「自衛隊撤退」を
求める集会があるようです。とりあえず、それには参加しようと考えているところです。

237。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/17(土) 22:51 ID:M5uHJNfI
http://www.emaga.com/info/7777.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国会前の集会で、「もうひとつの世界は可能だ」と世界社会フォーラムを開催したり、資本のグローバル化に
反対する運動を国内でやっているAttac Japanの仲間からの発言がありました。
それによれば、ヨーロッパ社会フォーラムの仲間を通して、イラク現地とは様々なルートを持っており、
日本政府には入らないような情報や日本の運動、家族の声を届けているとのこと。
ヨーロッパには亡命イラク人も多数おり、その人達を中心にイラク現地と結ぶ分厚いネットワークが
構築されているようです。
日本のメディアではアルジャジーラしか報じられませんが、実はそれ以外にこうした確実なルートが
作られており、そこを使ったやり取りが行われているようなのです。
(中略)
3人が解放されると、日曜日の朝の解放情報でフライング気味に、自民党や政府首脳、メディアが流した
「撤退しないという断固たる決定が早期釈放を実現した」という発言や報道が洪水のように流されると
思います。
それとセットで、「危険なところに行ったのだから、3人は自業自得、自己責任をとれ」「家族はわがままだ。
国に甘えている」というネガティブキャンペーンも始まるのではないかと思います(石原慎太郎はすでに
公言しているし、誘拐された初日の駅でのチラシ配布の時にも、そういう人がいた)。
そして、それは今の「3人を救え」というメディアの報道のレベルが非常に浅い分、残念ながら、かなりの
国民の支持を得るのではないかと思っています。
そうした動きに揺るがされることなく、事態を見据え、やれることをやっていきたいと考えています。

238ふじながたかみ@自称真性右翼:2004/04/18(日) 03:13 ID:NhZ/1W7k
この分だとやはり私の懸念どおりになるようですね。
自己責任を問う前に、政府の責任を問えと言いたい。
思考停止でアメリカ攻撃支持したのだから責任は重大のはず。

やはり、日本は低民度から抜けられないんでしょうね。

239カマヤン:2004/04/18(日) 03:43 ID:gttgoAno
>>238
「民度」という言葉は、「概念攪乱語」だから、使用しないのがいいです。
5.15事件のとき「世論形成」に動いたのは在郷軍人会です。
関東大震災のとき「朝鮮人が毒を投げ込んだ」というデマを故意に流したのは憲兵です。
日露戦争終了時に「日比谷公園」で暴動起こしたのは、右翼と暴力団です。

マスコミでは、ときどき、暴力団などを「大衆」と呼称してます。
戦前の昭和天皇と、戦後のアメリカは、日本政府にとって機能等価物です。
日本のテレビは、元々、対アジア反共戦略としてアメリカが持ち込んだという側面があります。

戦前戦中の天皇制は憲兵と特高警察によって維持しました。
憲兵と特高警察を管轄していた省庁の後継省庁は、総務省と警察(と厚生省)です。
読売新聞社は特高警察出身者により作られ、大量の警察官僚を天下りさせてます。
テレビ局は総務省管轄事業で、今年の秋に「電波法」による放送免許更新があります。
麻生太郎総務大臣は免許付与権を濫用していると聞きます。

国家を私物化している連中は、民衆の愚民化にあらゆるエネルギーを注ぎます。
「自己責任」論を展開しているのは、官邸だと聞きます。

240。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 03:44 ID:gttgoAno
04/04/16 10:03
> (略)イラクで3人の救出に努力してきたファディ・マディさんから以下の返事をいただきました。
---------------------------------------------------
 今は語る言葉がありません。
 後で、最初のコンタクトから最後の瞬間までの全経過をお話しします。
 でも、次のことを理解するのは私たちのよい教訓になるでしょう。もし私たちが自分の利益を忘れ、
人間性を求めるなら、誓って言いますが、私たちは命を奪うことも与えることもできる神の御手の
なかにわが身があることを知るだろうということです。
 私は生まれて初めて涙が心の中を流れるのを感じました。私は本当に幸福ですが、うまく説明する
ことができません。
 誰も私に「ありがとう」を言う必要はありません。しなければならないことをしただけです。
 イラクとパレスチナのレジスタンス万歳!
 ジュネーブの反戦集会で私は、帝国主義・ノー、シオニズム・ノー、人種差別・ノー、ブッシュ・ノー、
ブレア・ノーを言いにきたが、一つの、たったひとつのイエスを言おう、レジスタンス・イエスと発言しました。
その頃、私は孤独でしたが、神がともにいました。
 いま私は誇りをもって言います。
 私はレジスタンスだと。
 私はレジスタンスのために死にます。
 ファディ・マディ

241。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 03:45 ID:gttgoAno
(以下原文)
i have no words now
i will say the complete history letter
from the first contact untill the last minutes
but it is good lesson for all of us to understood that also if we forget all
our benefits and we look one time for humanity things i swear we will find
our selfs,nobady can beleive that our life in safe hand god and only god who
can take it or give it
the first time in my life i feel my tears runing to my heart i was happy
realy but i cant explain the picture
again no need from any one to say thanks to me
i did what i must did
long life to iraqi and palestine resistance
in geneve i said during the anti war assembly we are here to say no to
imperyalism no zionism no racism no us bosh no to blair
but lets say only one yes only one yes
yes to resistance
i was alone that day but god was with me
and now im proud to say
iam resistance
i will die for resistance
fadi madi

242カマヤン:2004/04/18(日) 03:51 ID:gttgoAno
>>239 補足

電波法
http://www.houko.com/00/01/S25/131.HTM

テレビの放送免許更新は、5年毎。

243。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 04:18 ID:gttgoAno
宗教者委のアルクベイシ師、自衛隊派遣への不満伝える
http://www.asahi.com/international/update/0417/021.html
 イラクで拘束された日本人のフリージャーナリストら2人の解放を武装グループに呼びかけた
イスラム宗教者委員会のアブドルサラム・アルクベイシ師は17日、日本の上村司・駐イラク
臨時代理大使に対し、自衛隊派遣への不満を伝えた。ロイターテレビが報じた。
 外務省によると、上村代理大使は17日夕、解放された2人を迎えに行ったバグダッド市内の
同委員会事務所で、15日の3人の日本人の解放への努力について感謝する川口外相名の
メッセージをアルクベイシ師に伝えた。ロイターテレビによると、この時に同師は感謝の意を
表したうえで、
「私たちは日本国民ではなく日本政府を責めているのです。自衛隊をイラクに派遣したことで
憲法に反する行動をとったからです」
 と話したという。 (04/17 23:36)

244。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 04:28 ID:gttgoAno
何故3人を批判する方が多いのでしょうか?
日時 2004 年 4 月 18 日 02:17:04:RWUXep5M2izbk
 マスコミが3人を批判するのはともかく2ちゃんねるでのあまりの批判の多さには驚きました。
 インターネットの掲示板に書き込む人達なら海外の情報も検索し、比較出来るはずなのに
意見は半々では無く3人を批判する方が「ほとんど」です。
 自衛隊派兵の時もそうだったしいつからこんな事になってしまったのでしょうか…

Re: 支配する側は情報操作に懸命
WA52 1116 2004/4/18 02:32:17
 情報操作の側面がたぶんにあると思います。
 私たちはそれほど意識しませんが、支配する側にとって、世論は非常に恐ろしく、また有効なもの
だからです。
 私たちには、未だ村社会的共同体意識が根強く残っています。
 村社会的共同体意識とは、「天下国家に何が起ころうと、関心がないし、何もしない。自分たちの
年貢さえひどくなければ、自分の土地さえ守られれば、何がおころうと知ったことではない。ただ、
「世間」を恐れ、基準からずれないようにしている」(『倫理21』柄谷行人、平凡社ライブラリー、33p)
といった心性です。
 世論の形成にはさまざまな手法がありますが、メディアの総動員と、今日ではインターネットの活用は
必須と思われます。
 支配する側は、おそらく膨大な資金と人材を活用して、今回の事件後、直ちにインターネット上での
世論の形成に動き出したのでしょう。
 政権の支持率操作なども、そうした世論形成の一環と思われます。
 世論の形成力は、よほどのアクシデントか、気が緩んで失態するか、組織内部での対立が起こらない
限り、支配者側が圧倒的に有利です。
 インターネットはそうした支配する側の情報操作に対抗するための有力な手段ですが、支配する側にも
開かれているという致命的な欠陥も備えているメディアです。
 いまのところ、過剰な期待はしないほうが懸命ですね。

245カマヤン:2004/04/18(日) 04:36 ID:gttgoAno
1;自公政府は、詐欺師のドレイミ氏を交渉ルートとして使い、人質解放を遅らせたようだ。
2;自公政府は、詐欺師ドレイミ氏他に、20億円騙し取られたくさい。
3;仮にそうだとしたら、「自己責任」を仮に問うのなら、自公政府は、騙し取られた税金20億円を、
私費で国庫に返還するのが筋というものだ。
 〔参照〕 http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/1089.html

246。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:12 ID:gttgoAno
2004年(平成16年) 4月18日
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004041701004860
「日本政府は解放望まず」 クバイシ師が痛烈批判
 【バグダッド17日共同】イラクで拉致された日本人解放に貢献したイラク・イスラム聖職者協会の
クバイシ師は17日、高遠菜穂子さん(34)ら3人の解放の際に川口順子外相が同協会に言及しなかった
ことに触れ「日本政府は人質が解放されず、日本人が誘拐されたり、殺されたりした方がいいと思って
いるはずだ」などと痛烈に批判した。
 同師は「日本政府は(事件を)イラクでの自衛隊駐留を正当化する口実にしたがっている」などとした
上で「多くの日本人が自衛隊駐留に反対しているのに、日本の外相が日本人の望みを感じようとしない
ことに心が痛む」と述べた。
 同師は、17日に日本大使館職員から、人質解放への感謝と、外相が聖職者協会に言及しなかった
ことを謝罪する書簡を受け取ったとしている。

247。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:14 ID:gttgoAno
「イラクに残りたい」と保護2邦人…クバイシ師明かす
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040417i117.htm
 【アンマン=長谷川由紀】イラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師は17日、バグダッドで会見し、
日本大使館に保護されたフリーライター安田純平さんら日本人2人について、
「2人は『イラクに残りたい。日本大使館に行くと、日本に帰らなくてはいけないので、行きたくない』と
話していた」と述べた。
 安田さんは、ロイター通信に対し「(2人を拘束していたグループは)とても優しかった」などと述べ、
2人が拘束中に比較的厚遇されていたことを明らかにしている。
 クバイシ師はまた、「(今回の事件で)日本政府は、イラク人や当協会に対し、感謝の意を表明して
いない」などと述べ、日本政府の対応を批判した。
(2004/4/18/00:25 読売新聞)

248。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:25 ID:gttgoAno
>イラク・イスラム聖職者協会は一躍有名になりましたが、イラク・イスラム聖職者協会会長の発言の
>肝腎な部分
>「 一、日本の国民は自国政府に対し、米国によるイラク侵攻、占領を支持する政策を撤回するよう
>圧力をかけてほしい。」
>はきちんと報道されていないと感じます。
>「人質解放」は、日本政府はイラク侵略占領軍支援をやめろ(日本国民は日本政府にイラク侵略
>占領軍支援をやめさせろ)、というメッセージであることが、意識的に覆い隠されています。

◎ザーリ師の発言要旨 【バグダッド14日共同】
イラク・イスラム聖職者協会会長のハーリス・ザーリ師の発言要旨は次の通り。
 一、犯行グループに人質解放を呼び掛けた声明はファトワ(宗教令)。
 一、ファトワを出したのは、われわれが衛星テレビで人質の家族が、人質になっている自分の
子供らの解放を訴えているのを見たためだ。
 一、友好的な日本の国民はこの事件に関心を持っており、ファトワを出せば日本や他国の人質の
解放への助けになると考えた。
 一、さまざまな国籍の人質がおり、ファトワに応えた犯行グループもいる。われわれは特に日本人を
人質にしたグループがファトワに応えるよう期待している。
 一、人質の家族には人質は生きていると断言したいし、すぐに解放されると強く期待している。
 一、(犯行グループが声明通りの二十四時間以内に解放しなかったのは)犯人らは人質の引き渡し時に
発見され逮捕されることを恐れて、どのようにしたら人質を引き渡せるか考えているからだろう。
 一、日本人がどこに拘束されているか正確には知らない。もし知っていたら私が行って交渉する。
 一、直接交渉しているのは神を満足させる以外に目的はない有志の人たちだ。
 一、犯行グループは政治目的で人質を取った。金目当てではない。
 一、日本の国民は自国政府に対し、米国によるイラク侵攻、占領を支持する政策を撤回するよう
圧力をかけてほしい。
(了) 04/14

249。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:43 ID:gttgoAno
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/
                  2004年4月16日 緑の市民 大野拓夫
 皆さん、本当にお疲れ様でした。「三人の人質解放と自衛隊撤退」を求めた私たちのいち早い行動と
情報展開が、今回の結果に与えた影響は少なからずあったのではないでしょうか。また、市民サイドの
情報収集力や国際的ネットワーク力が、政府のそれよりはるかに進んでいること(逆に政府のそれが
劣化していること)を示したことも、歴史的判断材料になってくると思われます。
 今回の私たちの行動がイラクの抵抗勢力を動かしたのは間違いないでしょうし、多くの日本人が
米軍による占領政策に賛成でないという「意志」を明らかに示したことが、人質の解放につながったことも
間違いないでしょう。しかし、一方で新たな課題もはっきりしてきました。
 大変長い文章ですが、何かの参考にして頂けましたら幸いです。
 尚、本文は転送可です。お友達や今回の行動に協力して戴いた方などにお送り頂けましたら幸いです。

■本当の問題解決はこれから
 3人の人質が解放されたことは、素直に喜びたいと思います。しかし、皆さん既にお気づきの通り、
根本的な問題はまったく解決していません。
ファルージャ住民への米軍による大量虐殺。
http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah.html
(その発端となった米国の民間人殺害の「民間人」とは、実は民間戦争会社の社員で、一般の米国兵
以上の「強兵」であったという事実。昨日殺害されたイタリアの「民間人」1名も民間戦争会社の社員でした。)
 また、フセイン政権崩壊から1年で1万人を越える民間人死者を出している、米軍の「占領政策」を
私たち日本の政府が支えているという事実。例え今後自衛隊派を撤退したとしても、すでに多くの日本人の
意識は、これまでの「戦わない」主義から、戦後60年で再び「殺す側の論理」に変わってしまっています。
つまり、経済の発展のためには「多少の犠牲はやむを得ない」という考え方です。
 こうした考え方が強くなれば、残る二人の人質救出も難しくなるかもしれません。また、自衛隊の「待避」
方法も真剣に考えなければ、さらなる犠牲と事態の複雑化は避けられません。「犠牲」を覚悟の上で
自衛隊を残留させ、米国への発言権を増した上で米国へ住民虐殺を止めるように働きかけてはという
意見もありますが、これは現在の日米の力関係からはあり得ないオプションでしょう。

250。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:43 ID:gttgoAno
■言論とメディアの問題
 70年ほど前の日本では、ほぼ同じ考え方のもとに言論への弾圧が始まり、政府の方針に反対した
思想犯が投獄、殺害され、徴兵制が本格化、朝鮮人などの強制徴用が始まりました。この頃の日本と
現在の日本はとても良く似ています。違うのは、当時暴走したのが日本の軍部だったのに対して、
今回は米政権だということです。日本政府は当時も今も強者の動きに追随するのみで、市民の生命を
守るためには機能していません。 
 そして、メディアが政府の戦争加担を追認しているという点でも、当時と今は似ています。事件が起きた
当日、小泉首相と安部官房長官が赤坂プリンスの部屋で朝日新聞と読売新聞の論説委員らと
フランス料理を食べており(しかも小泉氏はそのまま自宅に帰ってしまった)対応が遅れた(新聞社も
首相の対応への批判ができなかった)という事実は、メディアと権力の関係がグズグズになっていることの
一例を示しています。
 今や大手マスコミの社員であることは、上流社交界の一員であるがごときです。これでは、本来の
メディアの役割である「権力への批判」はできようがありません。
 今回非常に強く思ったのは、市民サイドの情報を流してくれるメディアが不在だということです。
例え発行部数が少なくとも、市民サイドの的確な情報を流してくれるメディアが、私たちの運動には
必須です。例えば、インターネットと紙媒体の複合系メディアを私たちのツールとして立ち上げて行くことも
必用かもしれません。

251。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:43 ID:gttgoAno
■「自己責任論」と「自作自演論」の出所
 また、最近流行っている「自己責任論」や「自作自演論」についても前提を忘れた議論になっていると
思われます。戦争を始めた「自己責任」は先ず米国政府やそれに追随した政府に側にあり、今回被害を
受けた側は言わば、その尻ぬぐいをしている人々です。「自作自演」を言うならば、「幻の大量破壊兵器」を
大義に戦争を始めた米国政府こそ「自作自演」の主犯と言わなければなりません。
 また、「自己責任」や「自作自演」論がどこから出てきたのか、メディア関係者の証言などを、時系列に
整理してみると、どうも出所は首相官邸の一部人物らであるようです。つまり、これらの論点は、まさに
「責任能力」を亡くした政権中枢の「自作自演」であることが伺われるのです。
少なくとも、これらの意見は、政府批判をそらすために「意図的に流されたもの」と考えた方が良いでしょう。
 第一3人に「自作自演」する程の経済的余裕や組織力があったなら、今回のような「無謀」な行動は
とらなかったでしょう。残念ながら、私は三人の判断自体には間違った部分もあったと思っています。

■真のテロリストは誰なのか?
 戦争を起こした人々が誰であるのか、平和を壊し、生活権を侵しているのが誰であるのか。そのことを
考えれば、「真のテロリスト」が誰であるのかは自明です。それはイラク戦争に於いてはアメリカ政府であり、
それに追随する日本政府でしょう。「テロに屈してはいけない」これは小泉首相の言葉ではなく、私たち
民衆の言葉であるべきなのです。
 もちろん、武器による威嚇で民間人を人質にとった行為自体は許されないものです。
しかし、ファルージャでの米軍による虐殺に見られるように、犯人たち自身が追い込まれ、抵抗運動の
一環として行ってしまったという状況については理解することができます。
 このような不幸が繰り返されないよう、私たちは心から平和を愛する者として、武力や威嚇によらないで
すべての戦争を終わらせるために立ち上がる必用があります。そして、そのためには圧倒的な民衆の力、
連帯が必用です。

252。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:44 ID:gttgoAno
(略)
■露呈した小泉政権の性質と世界市民の連帯
 今回、誰の目にも明らかになった事実。それは小泉政権が、国民の人命よりも米国への追従を
「明らかに」優先する政府であることです。
 彼らの「国益」とは米国に追従し「支配する側」に回ることであることがはっきりと示されました。
それは、国民の利益や世界の平和や安定でなく、「例え武力を使っても、経済的優位に立つ」という
米国の国家戦略に追随するものです。この先には「憲法改訂」などのプロセスが待っていることは自明です。
 しかし、それは本当に日本にとって「戦略上」も良いことなのでしょうか?
 現在のアメリカのグローバリゼーション(世界支配)戦略に対抗する力に育って来ているのは、普通の
人々の連帯です。それは、アメリカの経済・軍事支配に対抗する形で、イスラム圏、ラテンアメリカ圏、
アジア圏など人口にして世界の2/3にあたる国や地域に広がっています。
 そうした多くの人々を軍事的に屈服させるだけの力を米国や日本が維持し続けることは物理的に困難だと
思われます。少なくとも、日本の市民以上に発達した情報力、ネットワーク力を持つ世界的な市民の連帯が
これらの活動を監視し始めています。

253。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:45 ID:gttgoAno
■米国の軍事的な世界支配に対抗する勢力とは?
 今後の世界の中で予測されるのは、ブッシュや小泉政権に代表される「世界支配の軍事ネットワーク」と
「世界市民の非軍事ネットワーク」の対抗です。これは、過去の「資本主義」と「共産主義」に代わる新しい
対立構造と言えるかもしれません。経済的な立場で言うならば、前者は現状の自由主義経済万能主義、
後者はオルタナティブ派に属します。
 オルタナティブは、共産主義のように確たるイデオロギーではありませんし、完成した理論も持ち合わせて
いません。(むしろ完成された理論よりも現実のプロセスを重視するので)しかし、明らかに前者とは異なった
思想的背景、行動方針を持っています。オルタナティブは前者の「国家主義哲学」に対して「民衆の哲学」と
言い換えることもできるでしょう。イラクなど「生きるために」戦っている人々にとっては、「生きるための哲学」
と言っても良いかもしれません。
 また、オルタナティブは、明らかに政治潮流でありながら、既存の政治や政党には当てはまらない要素を
持っています。それは権威を嫌がり、党争を好まず、従って「議会」を絶対視しません。しかし、一方で既存の
支配体制を終わらせるために「議会」へ進出し、「議会」を変質させようという試みもなされています。これが、
世界で話題になっている「緑」の政治勢力の潮流です。ドイツ、フランスなど欧州各国が今回の米国による
イラク侵攻に極めて懐疑的だったのも、これら各国で政権の座についている「緑」の影響が大きいことは
言うまでもありません。
 残念ながら、日本の政治においては、こうした「オルタナティブ」は認識されていません。日本の政治状況は
基本的に55年体制のままで、その思想的基準も50年間変わっていないのです。海外の批評家から「日本は
政治の博物館だ」と言われる所以です。

254。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 05:45 ID:gttgoAno
■今後が問われる私たち日本の市民の戦略
 もちろん、それは私たち国民のせいばかりではありません。日本の政治が成熟しない背景には、
選挙制度の欠陥が大きく関わっています。ここでは詳しく述べませんが、日本の選挙制度は民主的なもの
ではなく、自民党一党支配を優位に進めるためだけのためにあると言って良いほどのものです。そのような
厳しい状況の中でも、私たちの代表を議会に送ろうという多くの市民の方々の誠意は掛け替えのない
財産と言えます。
 一方で、目前の参議院選にさえ、私たちは、平和やオルタナティブを代表する候補者を立てられない
状況にあることも事実です。これが、私たち、日本の市民の現状であることも深く認識しなくてはならない
でしょう。
 
■補足:緑の市民って何?
 最後になりますが、この間多くの方から「緑の市民」って何ですか? との質問がありましたので、
この場をお借りして、簡単に説明させて戴きます。
 緑の市民は、2004年2月に設立されたばかりの市民グループです。
その目的は、上記のような市民によるオルタナティブ勢力の創出を目指すことです。そのための具体的な
政策や暮らしの研究を行ったり、必用に応じて、政治や選挙の勉強も行う比較的規模の小さなグループです。
 残念ながら、緑の市民のホームページはただいま作成中で、今回のアクションには間に合いませんでした。
(ゴールデンウィーク空け頃公開の予定です。)

255。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 06:21 ID:gttgoAno
解放の2人 18日ヨルダンへ
http://www3.nhk.or.jp/news/2004/04/18/k20040418000007.html
イラクで武装グループに拘束され17日解放された、安田純平さんと渡辺修孝さんは、
バグダッドの日本大使館で夜を過ごし、18日、隣国ヨルダンのアンマンに出国することになっています。
04/18 05:11

256ふじながたかみ@自称真性右翼:2004/04/18(日) 06:50 ID:CdAPGNi6
>>239
まあ受け取り方は人それぞれでしょう。
ただ、私は宮台さんの著書を愛読しているもので(苦笑)。

お題目を額面どおりに受け取らずに、背後にある本質を見通すには、
ある種のリテラシーが必要で、それを僕は「民度」と申し上げてきています。
(奥平康弘・宮台真司「憲法対論」、宮台氏)

で、私思うんですけど、やはり諸悪の根源はアメリカだと思えるんですね。
自分が蒔いた怨念に攻撃を加えてまた怨念を増幅させてるんですから。

アルクベイシ師は「憲法=統治権力への命令」というのをよく存じ上げていらっしゃる様子ですね。
師のコメントのような発言をする連中が日本に皆無なのが口惜しい。

>>244
北田暁大さんが「2chは窪塚化してきつつあるように見える」と「M2」(サイゾー2004年3月号)で語ってました。

ともかく、それが閉鎖と排除、そしてネオ・リベラリズムへとつながるんでしょうね。
ちなみに私は自称リベラリストだから、そういった動きには反感を覚えます。

このような連中が多数いる中で、単にリベラリズムの概念を適用しようとしたら、
「価値的合意にコミットメントする」という部分で「ムラ社会的な合意」がなされるがゆえに
失敗あるいはネオリベ的な地獄を呼び起こす可能性があるということです。

あと、日本には「崇高な精神共同体と一体化こそが良きことである」という前近代的共同体主義・
枢軸国的尊厳観が跋扈していることもあります。

258カマヤン:2004/04/18(日) 07:02 ID:gttgoAno
>>256
>ただ、私は宮台さんの著書を愛読しているもので(苦笑)。

宮台先生の言葉の中でいくつか流用しちゃいけないものがあって、
その一つが「民度」です。
「民度」って言葉は、「オレは知的で洗練されていて西洋人ともツーカーだが、
お前らは愚民だからオレの言うことを黙って聞け」という含みがあります。

「リテラシー」と言い換えが可能なら、「リテラシー」と言うのが妥当もしくは賢明です。

259。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 13:44 ID:FGEm/ipQ
研究論文、学術書が読めるかどうか差ですよ。
端的言うと英語と数式で表現されたものが読めるかどうかです。
西洋人とツーカーかどうかも語学力でしょ。

こうしたリテラシー能力に差がついちゃうと
>お前らは愚民だからオレの言うことを黙って聞け
それ以前にリテラシー能力の差でもって、ディベートしても負けちゃうし
支配されちゃうんです、たぶん。

カマヤンさんに知識人を紹介してくれといってる、としゆきさん聞いてる?

260カマヤン:2004/04/18(日) 14:26 ID:6fd0Buto
>英語と数式で表現されたものが読めるかどうかです。

同意しないね。

>ディベートしても負けちゃうし

日本には、政治的に有効で公な討論はないです。だからディベートが政治的に意味のある欧米とは
その辺同一視すべきじゃないです。
国家を私物化している連中は、別に優秀なわけじゃないです。
恫喝の道具をたくさん持ってるだけです。

261。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 14:40 ID:6fd0Buto
>  日刊ゲンダイ 2004年4月17日(16日発行)
>「打つ手がなかった官邸が流し続けたインチキ・デマ情報」
> 人質事件で手も足も出ず、無能ぶりをさらした小泉内閣。裏では、マスコミにインチキ情報を流し、
>必死に”責任逃れ”をはかっていた。
> 「3人の『自作自演説』や『過激派説』が流れたのが、発信源は官邸周辺です。事件直後から執拗に
>記者に吹き込んでいた、なかには『これ以上、狂言説を口にすべきじゃない』と問題になったほどです。」
>(官邸事情通)
> 噴出した家族に対する批判にも政府の影がチラつく。
> 家族が特定の政党と結びついているという情報が飛び交ったのは、政府首脳が吹聴したためだし、
>ある秘書官は「家族の弁当代は誰が払っているのか?」などと何とか家族を悪者にしようという意図が
>ミエミエだった。
> 「政府の『世論誘導』は露骨でした。批判の矛先が小泉政権に向かないように『3人は自己責任だ』
>『家族も横柄だ』と世論をあおった。現職閣僚や幹部が『3人は危ない所に自ら行った』(小池百合子
>環境相)、『親が子供を戦地に行かせるのがおかしい』(平沼前経産相)と発言するのは異常です」
>(国会関係者)
> 口先だけはピカイチの小泉首相だけに「人質解放」を都合の良いように利用するのは間違いない。

262。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 14:44 ID:6fd0Buto
いわゆる自己責任論は、政府(政治家)・国家(公務員)の「自己否定論」【国家機構も分割民営化が必要?】
WA52 1239 2004/4/18 13:19:05
 自己責任とは、自己に選択の自由が存在することが前提でなければならない。自己に帰責する事柄に
関して選択の自由がなければ、責任を取りたくてもできないではないか?
 自己責任論を徹底すれば、そもそも「国家だの権力だのといった個人を束縛する機構はすべて廃止して、
個人の絶対的自由を確保しなければならない」という結論に達せざるを得ない(ある意味「無政府主義」
である→政府の存在しない無法地域こそ、真に「自己責任」のみが問われる「自由な世界」である)。
 今回の3人が問われたような自己責任論を唱えるなら、警察に窃盗犯を逮捕してもらう場合にも捜査経費
や裁判費用を被害者が払わねばならないのか、公共道路を建設する場合でも地域住民がその建設費用の
大半を、税金からの支出とは別に支弁しなければならないのか、という問題になる。さらに言えば、外国に
おいて日本国民として日本の在外公館に保護を求めるのもその実費を含め支弁し泣けれ場ならないのか、
という問題にもなろう。
 そうなれば、普段から税金によって警察なり建設省や地方建設事務所なり外務省なりを保持している
意味の大半は失われるであろう。普段から租税を持って養われているのに、いざとなったらまた別途費用を
請求されるのであれば、「公的サービス」としてそれらを維持している意味がなくなる。それこそ警察も
民営化して民間警備会社に業務委託するなり、建設省も建設事務所も廃止して、工事ごとに臨時で
企業体なり企業連合を結成し、官公庁はただ手抜きや談合がないかチェックする機能を果たす程度に留め、
外務省にいたっては、民間旅行業者と航空・船舶の協会にその権能の大半を譲渡した方が「民間活力」も
導入できて効率化が図れよう。
 今回の3人の事例を契機に「自己責任論」を政治家や官僚がやたらと唱えることは、自己の無能と
存在意義の無さとを自白するようなものであり、自ら墓穴を掘るあるいは自分で自分の首を絞める結果に
なる。
 国民の血税から支出された給料分の仕事もしない公務員も政治家も、単なる税金の浪費でしかない。

263。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:00 ID:O1tPWS/o
イラク問題 アピール集
http://www.gpwn.org.uk/aitop2004.htm

264。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:07 ID:O1tPWS/o
04/04/18 16:52
 イラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師が「日本政府は人質が解放されず、日本人が誘拐されたり、
殺されたりした方がいいと思っているはずだ」と強烈な批判をしていることを共同通信が報じています。
  「日本政府は解放望まず」 クバイシ師が痛烈批判(共同 2004/4/18)
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20040418/20040418a3910.html
 この指摘は、あながちウソとは言えないのではないでしょうか。
 3人の拘束が伝えられても、政府は、武装抵抗勢力の要求である自衛隊の撤退を選択肢として全く
考慮していなかったこと、小泉首相は家族に面会しようとしなかったこと、一度は3人が24時間以内に
解放されるというニュースが伝えられた時に、まだ3人の無事が確認された訳ではないにもかかわらず、
小泉首相が武装抵抗勢力のことを「テロリスト」呼ばわりしたこと、政府高官が「自衛隊を撤退しないという
毅然とした対応が解決につながった」などとするような発言をしていることなど3人を拘束している武装抵抗
勢力を怒らせるようなことばかり言っていることなどからも、そのことは感じられます。むしろ3人が
武装抵抗勢力に殺されれば、日本の世論を戦争の方向へ一気に持って行ける。つまり有事立法の制定、
戦争放棄・戦力不保持を謳った憲法第9条改悪など日本の戦争国家化をすすめる上で政府にとって
都合がよかったのではないでしょうか。
 しかし3人が解放されることにより、戦争という選択肢ではなく、国家、あるいは国境を越えた民衆同士の
つながり、相互理解ということが日本の一般民衆にも目に見えるかたちで現出した。言わば日本政府は
「肩すかし」を食らわされ、面子をつぶされた訳です。この間のイラクで拘束された3人に対する「自己責任」
云々のバッシングは、政府、御用マスコミあげての「肩すかし」を食らわされたこと、面子をつぶされたことに
対する「八つ当たり」「ごまかし」「仕返し」ではないでしょうか。彼らにとっては3人をバッシングする必要が
絶対にあったのです。(略)(続く)

265。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:07 ID:O1tPWS/o
 さらに言いますと「自作自演説」が言われていますが、拘束された人たちが武装抵抗勢力に殺されていた
方が、有事立法、憲法第9条改悪など日本の戦争国家化という点では政府にとって都合が良かったという
点から考えて、日本政府の末端につながる人間が3人をイラクの武装抵抗勢力に「売った」可能性すら
あるのではないかと疑っています。飽くまで疑いであって、確証はありません。しかし「自作自演」は命がけ
ですが、3人を武装抵抗勢力に「売る」のは大して労力はかかりません。その程度の労力だったら、
一国家にとっては簡単でしょうから。そういう点でも信憑性があると私は思っています。
 繰り返しになりますが、今回のイラクで武装抵抗勢力によって拘束された5人が解放された出来事ほど
国家、あるいは国境を越えた民衆同士の連帯の可能性を感じさせてくれたこと、勇気づけられたことは
ありません。
 私は一時期、デモで「第三世界の民衆と連帯して闘うぞ!」とシュプレヒコールをあげていたことがあります。
その「連帯」の内実となると、きわめてあやふやであることに気づき、ある時から「〜の民衆と連帯して
闘うぞ!」というシュプレヒコールをあげなくなりました。しかし今回ほど私たち日本の人間に対する中東の
人たちの信義、信頼、絆を感じたことはありません。その信義に私たちは応えなければなりません。
イラクで女性や子どもなどの一般の人たちを虐殺している米軍、そして兵士や武器を輸送することで
米軍のイラク侵略に協力している自衛隊をイラクから撤退させるよう声をあげていきましょう!
                                             2004年4月18日(日)

266。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:12 ID:ATXAKnc6
>>261 >>262 さん
よろしければソース元のリンクなども貼ってもらえませんか?
特に日刊現代のニュースなど、ついに出たと思わせるニュースなのですが、
掲示板のコピペされてたから、では他のところで使えないのですが…

267。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:18 ID:O1tPWS/o
2004年(平成16年) 4月18日
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SBS&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004041801002371
>イラク人質3人が帰国 東京で家族と再会へ
> イラクの日本人人質事件で、15日に解放されたボランティア活動家の高遠菜穂子さん(34)、
>フリーライター今井紀明さん(18)、フォトジャーナリスト郡山総一郎さん(32)の3人が18日夕、
>アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから空路、関西空港に帰国した。
> 国内便に乗り換え、羽田空港で出迎えの家族らと再会する。
> 家族の代理人の弁護士によると、3人は精神的にも肉体的にも休養が必要で、現地で合流した
>家族でさえ拘束中の状況を聞くことができないほど、精神的に不安定な状況にあるという。
> 武装集団に拘束された3人の痛々しい映像と、復興支援でイラクに派遣された自衛隊の撤退という
>要求をカタールの衛星テレビ、アルジャジーラが伝えてから10日ぶり。
> 混迷するイラク情勢の中で、政府と国民に大きな衝撃を与えた事件。警視庁と北海道警は、
>人質強要処罰法の国外犯規定を適用、犯人グループや拉致の状況などについて3人から事情を聴き、
>本格的な捜査に着手する。

在ヨルダン日本大使館で、変な薬飲まされたかな。
麻原彰晃も裁判のとき変な薬飲まされているって噂あるよね。

268。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:36 ID:O1tPWS/o
伊の世論、イラク駐留「賛成」急減 人質殺害事件受け
http://www.asahi.com/international/update/0418/005.html
 イラクの武装勢力に人質1人を殺害されたイタリアでは、有力紙の世論調査で国軍のイラク駐留継続に
賛成する人が急減したことがわかった。人質事件が明らかになった直後に「撤退しない」と表明した政府
への批判も高まっている。
 コリエレ・デラ・セラ紙は人質殺害がわかる直前の14日、拘束されていた人質4人に関する世論調査を
行った。同日深夜にファブリツィオ・クアトロッキさん(36)が殺害されたのが明らかになり、翌15日も同じ
質問で調査を実施した。
 イタリア軍のイラク駐留について、14日は47%だった「賛成」が、15日には38%に急減した。逆に
「反対」は51%から57%に増えた。また、駐留継続の支持が34%から24%に落ち、撤退支持が
20%から24%に増えた。
 武装勢力はイタリア軍撤退のほか、イラク政策で親米的な姿勢をとってきたベルルスコーニ首相の謝罪
などを求めた。世論調査では「首相が謝罪し、部隊が撤退すべきか」の質問に対して「どちらもすべきでない」
と答えた人が、14日の41%から15日は36%に減った。
 調査の対象者は14日が293人(回答率93%)、15日が800人(同94%)。
 一方、ANSA通信は、同首相が「イタリア軍は撤退しない」と明言したことを、クアトロッキさんの遺族が
批判していると伝えた。遺族は「政府はまず、武装勢力との交渉を進めるべきだった。強さをアピール
するために人々の命をもてあそんでいるようだ」と話したという。
 クアトロッキさんは結婚資金を稼ぐため、イラクで月給8000ドル(約86万円)の米国民間警備会社の
職を得たという。友人らは「国が国民にまともな仕事を与えられないため、彼は外国で死を余儀なくされた
のだ」と政府を非難した。
 危機感はカトリック界でも強まっている。ANSA通信は15日、バチカンが政府と武装勢力との「仲介役
になる用意がある」との意向を示したと伝えた。 (04/18 08:46)

269。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 19:41 ID:O1tPWS/o
イラク復興費増大も、日本が追加拠出の可能性
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040418AT1F1700F17042004.html
 電気、通信、水道や油田再開発などイラク復興に必要となる費用の総額が昨秋時点の見通し
(550億ドル=約6兆円)より膨らむ可能性が出てきた。イラクで邦人が相次ぎ解放されたとはいえ、
治安への懸念は強まっており、当初の想定通りに復興が進まない公算が大きいためだ。
復興支援のため最大50億ドルの資金拠出を決めている日本政府の負担が増える可能性もありそうだ。
 複数の日本政府関係者は「人質事件が解決しても、6月末の主権移譲後の治安回復が進まなければ、
各国の資金拠出の前提となっている復興費調査を世界銀行などがやり直さざるを得ない」として、
必要額が膨らむ可能性を指摘した。イラクへの復興支援を巡っては世界銀行などが昨秋まとめた調査で、
2004年から2007年までに550億ドルが必要と表明。イラクの治安が回復に向かうことを前提にインフラ復旧、
教育、雇用など14の優先分野向けで356億ドル、治安維持や油田再開発などに194億ドルが必要になると
していた。 (07:01)

270。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 22:39 ID:AgUZCV.o
イラクのインティファーダ 定森 大治(編集委員)
http://www.asahi.com/international/w-watch/TKY200404150256.html
 これはもう、れっきとした民衆蜂起である。イラクの治安を守るはずの米軍が、パレスチナを占領する
イスラエル軍と同じようになってきた。
 標的は、武装した民兵にとどまらず、一般の民衆にまで広がり始めた。民主党の長老エドワード・ケネディ
米上院議員は、「ベトナム化」という表現で、軍事力に頼るブッシュ米政権のイラク政策が泥沼化しつつあると
批判した。
 (略)「米軍対テロ組織」の図式が当てはまらず、衝突は拡散しつつある。きわめて憂慮すべき事態だ。
 (略)米政府は米軍増派まで言い出した。7月までの占領終結と主権の移譲という政治プロセスを
打ち出しながら、力でイラクの安定化を図ろうとする。ブッシュ政権の掲げるイラク民主化とはほど遠い、
矛盾だらけの「どたばた対応」としかいいようがない。
 米共和党のルーガー上院外交委員長らは、治安の悪化を理由に主権移譲を延期する必要性を示唆した。
たしかに大統領選に合わせた日程にこだわることが、新生イラクの利益になるのかどうか。 (04/04/15 17:10)

271。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/18(日) 22:48 ID:AgUZCV.o
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/fallujah1.html
 一九九一年一月に始まった「第一次湾岸戦争」のときに、ファルージャでは、多くの民間人が犠牲となった。
最もよく知られているのは、英軍のジェット戦闘機が、レーザー誘導ミサイルを、人々で賑わっていた市場に
撃ち込んだ事件である。このときには、約二〇〇人が殺されたと考えられている。これとは別に人口の
密集した地域にも爆弾が投下された。さらに、レーザー誘導爆弾四発が、ファルージャ橋に向けて投下され、
そのうちの一発が、もう一つの市場を直撃している。
 二〇〇三年三月、米英主導のイラク侵略攻撃の際、地上戦こそなかったものの、ファルージャは、米軍に
よる空襲を受けた。二〇〇四年四月、米軍第八二空挺師団第二旅団の第一大隊が、ファルージャに侵入。
四月二八日、アル−カイード小学校を占拠したチャーリー中隊一五〇人が、小学校前で抗議行動を行なった
市民に発砲し、約一五人を殺害した。(略)
 二〇〇四年四月、米軍はファルージャを実質上封鎖、四人の傭兵会社社員を殺害した者たちを狩り出すと
して、ファルージャ住民への攻撃を開始した。これにより、四月半ばまでの半月で殺されたイラク人の数は
七〇〇人にのぼると推定されている。
 米軍による攻撃は、この文章を書いている二〇〇四年四月一七日現在も、進行中である。 (略)
日本政府は、今回の人質解放に際して、足を引っ張る以外何もしなかったのですから、「救出経費」を
公開して、これだけ無為に浪費してしまいました、私たちは無能でダメな政治家です、と国民に謝罪して、
憲法違反・国際法違反の自衛隊派遣を何も準備せずに送り込んだことで、三人の人道活動家と
イラクの方々にご迷惑をおかけしました、と自衛隊を撤退させ、謝罪して、ただちに辞職すべきでしょう。
私たちは、イカれた弱い者いじめを公言させるために、税金を払っているわけではないのですから。

272。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040415
■ 報道管制とテレビメデイアが作るバーチャルリアリティ
 (略)政府の自粛要請についてはウラがとれなかったのでほんとなのかなと疑問を持っていました。
 …のですが、ビデオニュース・ドットコムの丸激トーク・オン・デマンドで宮台氏が自粛要請についての情報を
言っていたので、仮に情報源が複数だとすると、報道管制疑惑は真実だった可能性が高くなりそうです。
 おそらくなんらかの圧力があった、と考えるべきなのでしょう。
=〔引用〕=
  ビデオニュース・ドットコム/丸激トーク・オン・デマンド
  第159回 [4月9日収録] 小泉政権の人質事件への対応は正しいのか
http://www.videonews.com/
  映像(無料プレビュー版)
http://www.videonews.com/asx/marugeki_pre.asx
  宮台真司:どうみても事態を小さく小さく見せようとしているのは明かで、これはある筋からの情報ですが、
 首相官邸からメディア各社に対し、つまり記者クラブ加盟各社に対し、そこは報じるなとどうも言っている
 らしいのですね。
 しかしだとすると、もし三人が惨殺され、そのあといったい誰の責任かということが問題になる時に、
 そのようにいわばマイルド化された情報を流すことによって世論を操作しようとした、首相官邸はともかく
 として、メディアの責任がやはり問われる可能性があるので、今日はぼくは一部メディアの人間に対して
 保身をはかるんだったらたいがいにしたほうがいいぞと(笑)言っておきましたけれども、そこが気になる
 ところですよね。
=〔以上、引用〕=
 メディアの責任がやはり問われる可能性ですが、もうひとつの可能性としては、メディアが自分の責任を
回避するため、護送船団にしてしまえと。
 つまり、みんなで危ない橋を渡れば怖く無いと、みんなで殺せば殺人にはならないんだと、ダイエーや
長銀のようにみんながひとつに一体化して大きくまとまれば、責任があっても責任を問われないんだ、
ということにしてしまう可能性もありそうな気がします。

273。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040415
 近い将来起りそうなシナリオとしては、護送船団になることを許さない少数派、みんなで危ない橋を
渡らせない少数派、オレは殺人者になりたくないと殺すのを拒否する少数派、みんながひとつに一体化して
大きくまとまることを拒否する少数派を非難し、攻撃し、非難、いやがらせ、デマ、虚偽などの手練手管を
使って少数派を排除し、少数派を排除することによって一体化を実現しようとする多数派の工作が発生
するかもしれません。
 具体的には、目の上のタンコブだったTBSがまたなにか不祥事を起して、というか起させられて、一斉に
各所からバッシングが発生し、世論がTBS憎しになり、そうした世論に後押しされるフリをしながら自ら
積極的にTBSを非難攻撃し、TBSの報道番組が潰れていっきに報道管制に歯止めがかからなくなって
大本営状態になるっていうイヤなシナリオが想像できます。
 とまあ以上の想像は予言に近いのでこれぐらいにしておきますが、そもそもテレビメディアや記者クラブ
やらに情報のソースが集中し、経営的多様性が失われていること自体が背景にある問題なので、
マスメディア集中排除を徹底して実現し、市民が管制情報ソースから独立した取材メディアを共有しない
限り、どうしようもないという気もします。
 放送免許の問題とか、クロスオーナーシップとか、新聞販売流通の独占とか、記者クラブ制度とか、
再販規制とか、記者特権の問題とか、新聞社の株式保有特権の問題とか、マスメディア自体に多くの
構造問題があり、且つ、マスメディア自身でそれを改革できないということになると、政府にまるごと
管理されて潰れてしまえ!なにもかも潰れて無くなった状態から最初からやり直せ!と言いたくもなります。
 以前はメディアが潰れたら権力を監視する者が誰もいなくなってしまうという危機感があったのですが、
これだけ権力との一体化がすすむと、政治からメディアを分離独立させて監視させるということに徒労感
ばかりがつのるので、もう権力ごと潰れていいのかもしれないなぁと私は思い始めていて、正直、迷っています。
 まあそういう迷いもあって、近い将来、権力と一体化したメディアが潰れた時の事前準備を、いまから
インターネットとかで活動を始めておく必要があるなぁとも感じています。

274。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 00:54 ID:GCogKpas
「日本が経済支援に言及」 クバイシ師が不快感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040419-00000003-kyodo-int
 【バグダッド18日共同】イラク日本人人質事件で、高遠菜穂子さんら3人の解放に尽力した
イラク・イスラム聖職者協会のクバイシ師は18日、3人を引き取りに来た在バグダッドの日本大使館
当局者がその場で、米軍の攻撃を受けている中部ファルージャへの経済支援に言及したと述べた。
 クバイシ師はこれに対し「われわれと討議すべき問題ではない。われわれは人道的問題を経済問題
との引き換えにする気はない。ファルージャへの援助物資搬入を認めるよう米国側に要請してほしい」と
告げたという。経済援助を人質解放の取引材料にするかのような日本側の言及に不快感を示した形だ。
(共同通信) [4月19日0時13分更新]

275。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 01:06 ID:GCogKpas
米長官、発言を軌道修正 イラク戦争「正しい決断」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000123-kyodo-int
 【ワシントン3日共同】パウエル米国務長官は3日、イラクの大量破壊兵器を理由とした対イラク開戦に
関して「ブッシュ大統領は正しい決断をした」と述べ、旧フセイン政権には兵器開発の「意図」と「能力」が
あったと指摘、開戦の正当性をあらためて強調した。
 「(兵器)備蓄がなければ政治的計算も変化し、答えも変わってくる」との、前日の米紙ワシントン・ポスト
への自らの発言を微妙に軌道修正させたと言える。
 長官は3日のアナン国連事務総長との会談後、記者団に対し「ほかの情報が早くから分かっていれば、
結果が変わったかは分からない。また結果が変わっただろうとも言っていない」と言明。「イラク戦争に
踏み切った判断は正しかったという点は確認している」と強調した。(共同通信)[2月4日12時29分更新]

276 [,@∇@]ノ:2004/04/19(月) 02:51 ID:GCogKpas
>>275
日華事変・蘆溝橋事件を、「ファルージャ」ではほぼ正確に再演しているから、
もう一発「戦線拡大」論のための謀略が行なわれると予測する。

〔参考〕
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1052070202&START=70&END=96
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/1274/1025166092/136-140
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1052070202&START=113&END=120

日本では、公安警察と官邸による大謀略が展開されそうな予感。

277。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:16 ID:.KUh5feg
<イラク人質解放>政治力強める聖職者協会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000128-mai-pol
 イラクで拘束された日本人2人は17日、犯人グループから連絡が入ったイスラム教スンニ派の
「イラク・イスラム聖職者協会」幹部のアブドルサラム・クバイシ師によって身柄を保護された。
クバイシ師と同協会は日本人人質事件の3人をはじめ、ほかの外国人事件でも仲介役となったことで、
イラクでの政治的立場を強めることになりそうだ。一方、同協会が反米闘争の急先ぽうであることから、
人質解放に対して謝意を示したい日本政府の本音は複雑なようだ。【バグダッド小倉孝保】
◇日本政府の本音は複雑
 クバイシ師の活躍は、シーア派指導者の勢力台頭と合わせイラクでの宗教勢力の伸長を象徴する
出来事とも言える。行政の主役であるはずのイラク統治評議会は影を潜め、米英占領当局(CPA)が
進める統治体制は崩壊の危機にひんしているからだ。
 「イラク統治評議会は米軍と宗教界という二つのナイフで切り刻まれようとしている」。最近のイラク紙では、
人質事件でのスンニ派指導部の活躍や、シーア派強硬派のムクタダ・サドル師の支持増大に比べ、
統治評議会が機能不全に陥っていると分析する論調が目立つ。
 人質事件が相次ぐ前は、クバイシ師も聖職者協会もイラクでそれほど知られた存在ではなかった。
しかし、中国人、ロシア人、フランス人に続き、今回日本人の人質を解放させ、知名度は国内のみならず
世界的に上がった。
 一方の統治評議会は、今月5日から米軍がファルージャへ猛攻を仕掛けた際も、手をこまぬいていた
だけだった。その後、統治評議会メンバーが米軍と地元武装勢力との間で停戦交渉に乗り出したものの、
事態は好転せず、最近、やはり聖職者協会が直接介入を始めた。
 クバイシ師ら聖職者協会の狙いは、はっきりしない。同協会はスンニ派の中でも反米的な組織として
知られ、同師本人も舌ぽう鋭く米国を批判する。協会そのものが武装勢力に極めて近く、いわば
「政治部門」と「軍事部門」の関係にあるのでは、との憶測もある。
 クバイシ師は人質解放に貢献すると同時に、反米的なメッセージを広報し、国内で注目を集めている。
それはイラクで多数派のシーア派に対抗する戦術の一つとも受け取れる。
 昨年7月、CPAが元亡命イラク人を中心に設立した統治評議会だが、「米国追従」「よそ者による統治」と
国民から不満は絶えない。統治評議会への支持が急落する一方、国民の期待は宗教勢力に集まり
始めており、クバイシ師は確実にその流れに乗っている。

278。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:16 ID:.KUh5feg
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000128-mai-pol
◇反米に同調の犯行
 日本人2人を解放した犯人グループは、人質にメッセージを託して「反米英」と「自衛隊の撤退」などを
訴えた。最終的にイスラム教スンニ派の聖職者指導部と接触したことから、スンニ派の反米武装勢力の
一部の可能性が強まっている。
 安田純平さんら2人が拘束されたのは、バグダッド郊外のアブガリブで、スンニ派住民が反米武装闘争を
繰り返すファルージャと近い。アブガリブにもスンニ派の過激派組織が存在することが分かっており、
ファルージャの反米勢力に同調する形で安田さんらを誘拐したのでは、とみられている。
 ただ、拘束中に犯行声明を出しておらず、自衛隊の撤退要求を出した日本人人質事件の犯人グループと
みられる「サラヤ・アルムジャヒディン」などファルージャ系の武装組織とは一線を画すとの見方もある。
 聖職者協会は最近、「米軍に関係のない市民の人質を解放すべきだ」と唱えていた。(毎日新聞)
[4月18日3時58分更新]

279。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 05:32 ID:.KUh5feg
「ニュースDrag」 April  12, 2004 撤退すべきは米軍
高成田 享 タカナリタ・トオル
http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040412.html
 イラクで3人の日本人が「サラヤ・ムジャヒディン」と名乗るグループに誘拐された事件は、
米軍のファルージャなどへの攻撃によって、イラク情勢が一段と悪化していることが背景にある。
 (略)イラクに派遣された自衛隊の「復興人道支援」という擬制が崩壊するのも時間の問題だと思う。
(略)早晩、駐屯地であるサマワ付近がだれが見ても「戦闘地域」になる可能性は高く、そうなっても
自衛隊の居残れば、自衛隊員への危険が高まるだけでなく、自衛隊派遣の根拠となったイラク特措法に
対して明確に違反することになる。
 (略)誘拐したグループと同じように、3人の行動を理解していない日本人がたくさんいることを知って、
こころが寒い思いをした。「2チャンネル」に「狂言」などと書き込みをしている人たちだ。人は自分という
物差しでしか他人を測ることができないといわれるから、高遠さんらの行動を見ると、そんな立派なことを
やれるはずがない、だから自作自演の狂言に違いないということになるのだろう。
 他人に向けた刃は自分に戻ってくることにいつか気づくだろう。「狂言だ」とわめいている人たちには、
かわいそうな人たちだと思うが、許せないと思うのは、高遠さんのホームページに今井紀明さんがこんな
書き込みをしていたといって、狂言をにおわせる偽のメッセージを2チャンネルなどに書き込んでいる
人間だ。「愉快犯」というのだろうが、しょせんは権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望を
自ら買ってでただけのお調子者でしかないことに、なぜ気づかないのだろうかと思う。

280。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 06:23 ID:.KUh5feg
516 名前:  投稿日:04/04/17 01:47
 自作自演説は2ch固有のものではなくて事件発覚当初の政府筋の考えなわけでしょ。官邸番や
公安担当の間では各社とも自作自演説はかなり広まっていた。朝日の高成田の論説は朝日社内でも
相当に自作自演説が流布していたことを前提にしないと理解できないし、朝日の社説が一日で論調を
変化させた大きな要因も自作自演説。
 朝日としては自作自演説が真実だった場合に備えて社説でアリバイを作っておき、自作自演説が
幻だった場合に備えて高成田に2chを批判させたわけでしょ。
 で、表で自作自演説を公然と書けないマスコミ関係者が2chで過剰に自作自演説を煽ってうさばらしをする。
 ↓これはさー。「嘆かわしいことにわが朝日新聞社内にも福田官房長官のオフレコ談話での与太話を
真に受けて自作自演説など信じているばか者がいる。
 あいつらが2chに書き込んでるんだろう! わかってるぞ!」という意味なんだよ。
 そうでなければたかが2chの書き込みに「権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望」なんて
大げさな修辞を使うわけがない。
 http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040412.html
 「しょせんは権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望を自ら買ってでただけのお調子者
でしかないことに、なぜ気づかないのだろうかと思う。」

281。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:20 ID:N0IXQVWI
■ 「続・憂国呆談」番外編Webスペシャル 2004年4月19日更新
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html
 日本政府は日本国民を守るよりアメリカ政府の歓心を買うために行動するってことがはっきりしたわけだ。
そもそも断固としてテロリストと戦うと称してアメリカがイラクに攻め込んだために、それこそオサマ・
ビンラディンの思う壺で、かえってイラクがテロリストの巣窟と化しちゃったわけでしょ。そのアメリカの
お先棒を担ぐことで、誘拐犯の脅迫状にもある通りもともと親日的だったアラブ人を敵に回したちゃった
んだから、愚かと言うほかない。(略)
 今からでも遅くはないんで、むしろ今度の人質事件をきっかけに撤退する勇気をもつべきじゃないか。(略)
 だいたい、今回は超法規的どころか、完全に合法的に撤退できる──というか、撤退すべきなの。
幸か不幸か人質事件の起きる直前にサマーワの自衛隊の野営地が砲撃された。本格的な攻撃じゃなく、
被害もなかったとはいえ、これで明らかにサマーワは(実はイラク全土が)戦闘地域になり、「非戦闘地域」
というイラク特別措置法の要件を満たさなくなった。だから、法律に従って一時的に撤退する。で、防衛庁
としては、これは人質事件とは別問題なんで脅迫に屈したんじゃない、人質事件についてはわれわれは
直接関知しない、二つがリンクしていると見るのは勝手だけれど、われわれはたんに法律に基づいて
粛々と行動しているだけだ、とか何とか、むりやり強弁しとけばいいわけよ。(略)
 今回の危機の発端は、ファルージャでアメリカ人4人(イタリア人の4人の人質同様、民間人といっても
警備担当者で、いわばセキュリティ関係のアウトソーシングが進んでる証しだけど)が殺され、黒焦げの
死体が引き回されて橋から吊るされた事件だった。ソマリアのモガディシオで同じように米兵の死体が
引き回されたときは、世論が耐えられなくなってクリントン政権はアメリカ軍を引き上げたわけだけど、
それよりひどい事態になり、しかもソマリアからおめおめと逃げ帰ったトラウマは繰り返せないってんで、
ブッシュ政権はヒステリックな報復攻撃に出て、ファルージャを包囲し、一説では600人もの死者を出す
「ファルージャの虐殺」を引き起こしちゃったわけね。モスクまでミサイルで攻撃しちゃって、その結果、
犬猿の仲だったスンニ派とシーア派を反米の一点で結束させる始末。(略)

282。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:21 ID:N0IXQVWI
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html
 それにしても、この一週間、「2ちゃんねる」を中心に荒れ狂った3人の人質や家族へのバッシングは
醜悪そのものだったね。(略)「便所の落書き」で何が悪い、そもそもジャーナリズムというのはそういう
ところから発生してくるものじゃないか、と。ただ、そういう場所ではあくまでマイノリティとして──いわば
マイノリティとしての矜持をもって発言すべきでしょ。
 ところが、自分があたかも政府高官かなんかになったかのような誇大妄想に駆られて、やたらと「国益」
なんかを論じたがるやつが多い。(略)「自己責任」を振り回すヤツが、自分の発言に「自己責任」を取るか
というと、反論の届かない安全地帯から匿名で言いたい放題を言ってるだけなんだけどね。(略)
 僕の緊急発言の最初の部分が配信されてすぐに「2ちゃんねる」で話題になったんだけど、途中で
だれかが浅田彰がかつてインタヴューに答えたっていうインチキな記録を捏造して流したんで、
それに対する批判と嘲笑に流れが変わっちゃったのには苦笑したな。(略)
 「2ちゃんねる」に書き込もうっていうくらいのやつならすぐインチキとわかるくらいのメディア・リテラシーは
もっててほしいとこだけど、みんな素直なのかまんまと騙されて「ニセ浅田」叩きに狂奔してるわけ。
矮小な例ではあるものの、現在メディアを通じての情報操作がいかに容易になってるかがよくわかるね。

283。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/19(月) 16:44 ID:N0IXQVWI
平成16(2004)年4月17日[土] 解放の1人、日本大使館に移送後 聴取に不快感
「悪いのは自衛隊」「なぜ警察がいる」
http://www.sankei.co.jp/news/040417/morning/17iti002.htm
> 【ドバイ=田北真樹子】イラク邦人人質事件で、解放された人質三人のうち一人が解放直後に移送された
>在バグダッド日本大使館内で、今回の事件の責任はイラク人にあるのではなく、イラクに自衛隊が
>派遣されていることにあると批判し、自衛隊のイラクからの撤退を求めていたことがわかった。
>政府関係者が十六日明らかにした。
> 人質三人はバグダッド市内で解放された後、身柄を引き取りに来た上村司駐イラク臨時代理大使とともに
>いったんバグダッド市内にある日本大使館に入った。大使館内では、日本政府の担当者により、拘束されて
>いたときの状況など簡単な事情聴取が行われたもようだ。
> このなかで人質の一人は「イラク人は悪くない。悪いのは自衛隊だ」などと述べたという。さらに、人質事件
>解決のためバグダッド入りしていた警察庁の「国際テロ緊急展開チーム」のメンバーに対し、「どうして警察の
>人がいるのか」と不快感を示していたという。
> 政府の担当者は事件の解決に向けて、日本政府が全力を尽くしていたことや、世界から大きな関心を
>持たれていたことを、事件を報道した新聞などを見せながら説明。「こんなに世の中は心配していた」と
>理解を求めると、三人は事件の反響の大きさに驚いた様子だったという。
> 三人のうち郡山さん、高遠さんの二人はイラクでの活動の続行を希望し、これに対して日本国内では
>批判が強まっている。これと併せ、三人のうちの一人の自衛隊批判発言はさらに波紋を広げそうだ。
>これに関し、政府関係者は「解放された直後ということもあり、気分が高揚していたのかもしれない。
>三人の解放に向けて、政府をはじめいろいろな人が努力していたことを理解してもらうしかない」としている。

「事件を報道した新聞」とは、東スポの、「左翼による自作自演」記事のことだな。

287カマヤン:2004/04/20(火) 00:45 ID:zq9MxPG2
 「塩川実喜夫」というキーワードで調べてみました。

http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
> 警察庁も「赤軍ハンター」の異名を持つ塩川実喜夫国際テロ対策課長を現地に投入。

1;塩川実喜夫は、『政官要覧』によると、福岡県出身とあります。
 麻生太郎と、出身地(選挙区)が重なります。

2;2001年9月15日(9.11直後)に国際テロ緊急展開チームとして、米国治安機関と接触してます。
http://www.n-verde.co.jp/~kubo/n3.html
 2−1;
 このことから、塩川実喜夫は、CIAと繋がりがあると見ていいと思います。
 2−2;
 父ブッシュは1975年にCIA長官に就任、その後レーガン政権の副大統領時代には、ホワイトハウス
直轄で「危機管理システム」が新設され、その責任者を務めている。
 父ブッシュはアンゴラの資源を求め、アンゴラ内戦に介入した。CIA工作員を直接送らず、イギリス
空挺部隊の元隊員で構成される「民間」の傭兵会社を送り、アンゴラ内戦を泥沼化させた。
 1985‐86年当時、ホメイニ政権が支援するイスラム系過激派「ヒズボラ」は、国務省やCIA職員を
含む多くのアメリカ人を捕え人質にするという事件を起した。レーガン政権は人質と引き換えに
ホメイニ政権へ対戦車ミサイルなどの武器輸出をイスラエルを仲介し行なった。この武器輸出に
よって得られた代金の一部は、レーガン政権がニカラグア政府を転覆させるため支援していた
反政府ゲリラ「コントラ」へ密かに送られていた。84年の「コントラ援助禁止法」により、CIAやペンタゴンに
よる「コントラ」援助活動は禁止されていた。スキャンダルとなった。「イラン・コントラ」工作の中心人物は
オリバー・ノース海兵隊中佐。ノースは、ラテンアメリカ最大の麻薬ディーラーであるバジェステロスの
持つ航空会社SETCOと契約し、武器などの「援助物資」を輸送した。SETCOはアメリカ政府から
「人道支援企業」と認定され、ニカラグア人道援助機構NHAOを構成していた。(続く)

288カマヤン:2004/04/20(火) 00:45 ID:zq9MxPG2
 (続き)1982‐92年、CIAはソ連のアフガン進攻に対し、世界中の急進イスラム教徒をパキスタンに集め、
サウジアラビアの資金で、イギリス傭兵会社によって訓練した。ビン・ラディンはここで訓練された。
急進イスラム教徒は反共戦士としてソ連軍と戦った。KGBは更にそれに対抗し、ソ連軍が訓練した
アフガン・ゲリラを「CIAの支援を受けた反共戦士」としてアフガンに送り、急進イスラム戦士内に混乱と
内部抗争を植えた。アフガンは長い内戦に突入した。
  出典;菅原出『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』(草思社、2002年)203−223p。

3;塩川実喜夫は、平成15-16年(2003−04年)には神奈川県警察本部警備部長をしてました。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/pg/kaigikiroku.htm
 3−1;
 1986年、神奈川県警警備部公安一課による、共産党国際部長・緒方靖夫盗聴事件が起きました。
警察による違法な盗聴発覚により、神奈川県警本部長・中山良夫は辞職、神奈川県警警備部長・
吉原丈司は総務庁へ転出、警察庁警備局長・三島健二郎は辞職、警察庁公安一課長・小田垣祥一郎と
公安一課理事官堀貞行は配転になった。
 この過程で警察と検察の間で取引があり、盗聴捜査を合法化する「盗聴法」が作られることになった。
  出典;青木理『日本の公安警察』(講談社現代新書、2000年)126−136p
 3−2;
 公安警察の前身は戦中の特高警察です。GHQによる占領時代、参謀二部(G2)は元特高警察を
密かに利用した。1949年には「公安事件」と呼ばれる、「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」が起きた。
「労組による犯罪」との噂が「どこからか」流れたが、結果として共産党及び労働組合運動は大打撃を
受け、警察法改正の「機運」が形成され、51年に警察法が「改正」し、警察が強化された。1951年、
「破壊活動防止法」が国会に提出され、「血のメーデー」事件が起き、破壊活動防止法の口実となり、
成立した。
  出典;青木理『日本の公安警察』(講談社現代新書、2000年)44−59p

289カマヤン:2004/04/20(火) 00:46 ID:zq9MxPG2
4;塩川実喜夫は、オウム事件当時の公安総務課長です。
http://info.aleph.to/saiban/sankeihanketu.html
>(2)違法性阻却事由について
>イ 記事の真実性及び真実と信じたことについての相当性について
>平成12年5月25日午後2時から、警視庁本部において、公安総務課長であった【塩川実喜夫】により
>記者説明会が開かれ、次の内容が公表された。

290。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:44 ID:xDRdTmUE
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
> 警察庁も「赤軍ハンター」の異名を持つ塩川実喜夫国際テロ対策課長を現地に投入。

2004 年 4 月 20 日 01:26:00:CjMHiEP28ibKM
 「意味ありげな笑みを浮かべた」という産経記事の最後は面白い。
こいつは主犯の一人じゃないのか。

2004 年 4 月 20 日 03:26:06:ctKRGOvG/DIEQ
 そもそも「意味ありげな笑顔」などという主観に満ちて煽動的な表現は「普通なら」新聞では校閲の
対象になってもおかしくないのだろうが、産経は違うらしい。
 それは別にして、この現在となればこれは非常に面白い事実を浮び上がらせている。
 つまり、産経記事で紹介されているこの発言の日付である。報道は13日、発言は12日である。
>この二人のキーマンをはじめ、複数の情報筋が確実に 機能しているのは確かだ。
]>政府筋は「人質が殺されることはあり得ないと確信している。焦って譲歩しないことが一番大切だ」と
>意味ありげな笑みを浮かべた。
http://www.sankei.co.jp/news/040413/morning/13iti002.htm
 これは一旦出された解放声明にやにわに暗雲が立ち込める直前の言葉である。
 引き伸ばし工作を行っていたのはどこだったろう。
>やはり、日本の政府は人質解放を遅らせた黒幕だった!
>「一時は最悪の結果を覚悟した。これだけ早い解決はむしろ予想外だった」
>イラクで人質になっていた日本人3人が解放された15日夜、政府関係者は厳しい表情で語った。
> 武装グループは、人質解放の期限を「3日以内」と指定し、事件3日目の10日深夜(現地時間)には、
>「24時間以内に解放する」との声明を出した。
> この直後、隣国ヨルダンの緊急対策本部では、逢沢一郎外務副大臣が「進展してきた」と興奮気味に
>話し、政府内でも「即時解放」の観測が流れた。「我々には(武装グループと)きちんとしたルートがある」。
>政府高官の1人はそう言って自信を見せていた。
> 状況が一変したのは13日午後。それまで武装グループと外務省をつないでいた仲介者が突如、
>情報を寄せなくなってしまった。(続く)

291。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:44 ID:xDRdTmUE
(続き) そして、まさに状況が一変する直前にこの男がいた。その後情報が外務省に入らなくなるのだが、
それに先立つ塩川実喜夫の態度はまるで逆で、完全に事態を掌握しているかのような雰囲気だった。
 この男は産経に言わせれば「赤軍ハンター」らしいが、実態は赤軍もびっくりの「汚い工作」解放
引き伸ばしの黒幕ではないのか。
 それどころか取りも直さず犯人とずばり通じていたことを強く示唆するものではないのか。
 でないとしたら、その時の「落ち着き」は何なのだろう。
 そして思わず口に浮かんでしまった「笑み」は産経にとっても、北朝鮮と共に世界に取り残された
「赤軍スパイコントローラー」にとっても、本来の「仕事」を隠蔽するためにもまるで違う意味で伝える
必要があったのではないか。
 ここにいたのは米英、ヨルダン、そして日本のテロ関連情報筋だ。
 焦って譲歩するも何も、解放日付はもう決まっているので自衛隊撤退を訴えても無駄だという意味に
過ぎなかったのではないか。端から政府は譲歩などしていない。どこが譲歩するというのだ。
 「安心していい、オレが安全を保障する」
 塩川実喜夫は不気味な笑みを浮かべ、そう言い放った。
 3人が解放された今、塩川実喜夫は何を気にするか。人質が何かを見て話をしていないか、ということでは
ないのか。何をどこまで気付いたのか。そこが気になることだろう。

292。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/04/20(火) 04:48 ID:xDRdTmUE
「人質・家族バッシング」に異論噴出 政府責任問う声も
http://www.asahi.com/national/update/0420/003.html
 イラクで人質になったNGOメンバーやジャーナリストたちの「自己責任」を問う声が、政府・与党に根強い。
解放後には救出費用の請求まで取りざたされた。自ら出向いて危険な目に遭った人たちの自己責任を
連呼することで、国民を保護する政府の重い責任が見逃されている。NGOなどからは、異論が噴出している。
(略)アラブメディアを通して武装勢力に人質解放を呼びかけた国際交流団体ピースボートの吉岡達也・
共同代表は「彼らがこれまでの活動でどれだけ日本の評判をよくしたか、その効果は絶大なもの。
政府がその点を評価しないと、海外の人道支援活動をつぶしてしまう。自国民を保護するのは、そもそも
国家の義務だ」と話す。
 「彼らはなぜ捕まったか。自衛隊派遣で米軍に協力している日本の国民だから。なぜ解放されたのか。
非武装で人道援助をし、自衛隊派遣を批判していたからだ」
 棟居快行・北大教授(憲法)は「生きざまを選ぶのは個人の尊厳。憲法から言っても当然だ。『政府の
言う通りにすればいい』というのは過剰な干渉で、もっと成熟した国家と市民の関係が求められる。政府は
自己決定に干渉せず、どこがどの程度危険か、具体的な情報を最大限出すことに徹するべきだ」と話す。
 「日本人人質の家族に口輪(くちわ)」−−南ドイツ新聞は、家族らが外国人特派員協会で開いた会見の
模様をそう伝えた。「口輪」はドイツ語で、言論抑圧や箝口(かんこう)令のたとえとして使われる。
 同紙は「だれが彼らを黙らせたのか、そしてどのように?」と始まる。政府の批判をしていた家族が突然、
黙り込んだと指摘。会見で「政府側から批判を慎むように要請されたのか」と質問したが、「ノーコメント」
だったと紹介した。
 15日付で記事を書いたヘンリック・ボルク特派員は「会見では家族を批判するような質問が多かった。
家族ではなく、政府を批判すべきではないか」と話している。(略)(04/20 02:44)


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