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damierダミエ

986名無しさん:2018/08/19(日) 22:32:39 ID:3gyKjpWo0
129 :1/3 八訂版:2014/09/19(金) 07:01:19.13 ID:Ykp2rQ4d00円で東大早慶大に合格する方法 (YELL books) 2011/3/4
林 直人 (著) エール出版社 (2011/3/4)
101〜104頁

余談ですが、私は前述したように受験英語に関しては、
英和辞典を引くことにはほとんど意味がなく、基本的に単語帳に書いてある英単語を習得することで間に合わせるべきだという考えを持っています。

しかし、こと日本語に関しては分からない単語があれば国語辞典を引いたほうがいいという立場です。
それは、小論文・現代文の課題文が、英文読解で出てくる文章よりも極めて難解な文章が出題されることが多いためです。

このような現象が起きる理由は、大きく分けて二つあります。

まず第一には、日本語という言語そのものの読みにくさです。

特に早稲田大学の現代文などは、逆茂本文といわれるような、どのように修飾語句がかかっているかのかすら分からなくなるような複雑な文章が出題されます。
難解に書けば書くほど、理解してくれる人が少なければ少ないほど、
自分の頭が良いのだと考えるのが日本の知識人というものなのです。
特に早稲田を出た学者に多いのですが、とうてい日本語とは思えないような粗末な文章を平気で世に出す人が散見されるのは極めて残念なことです。どうでもいいことですが。

また、主語や目的語が省略されがちなのも、日本語の文章が読みにくい原因の一つでしょう。

もう一つには、日本語は多くの受験生にとっては母国語であるし、受験問題を作る教授の先生方が
若い頃に読んでいた程度の文章なら問題なかろうという、出題側の大きな誤解があります。

そもそも、出題側の教授にしても、そうした難しい文章の字面をただ追ってみただけで、実際に若い頃から完璧に理解していたというわけではなさそうなのですが、
とかく難しい文章を出したがる教授というのは、特に早稲田あたりだと多いようです。難関の国公立大の一部でも見られる傾向です。

こうしたことを考えたときに、早稲田や難関国公立大学を受けずに、いっそ受験校を慶應だけに絞るという選択肢も、在校生の私としては大いに歓迎すべきものなのです。

しかし、慶應の学者は、難しい言葉や逆茂本文を書かない代わりに、
助詞以外のすべての日本語を外来語にする傾向があります。
こんなことをされては、元も子もありません。




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