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rukario「これが世界を壊すという王の力…!」
1
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/10(土) 07:56:20 ID:zFyHI8H20
登場人物
rukario basya-mo myutu-
kuti-to denryu abusoru
da-kurai jyukain kirikizan
riza-don erekiburu erureido
gaburiasu banngirasu aruseusu
2
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/10(土) 08:14:17 ID:zFyHI8H20
かつて、神話の時代に突然現れた、異形の姿をした謎のポケモン、『ロード』が存在していた。
各地に現れた数体のロードは、その場にいた全てのポケモンを喰らい尽くし、7日にして世界の半分が血の海へ化かした。
やがて、神と呼ばれしポケモン達にも喰らいかかり、半数のロードは神々を喰らった事で更に禍々しい姿へと変貌し、
残りの神々はロードを道連れに自らを封印した。そして、更に3日間、世界を喰い回った禍々しい姿をしたロードは、
突然現れた神々しい姿をした12体の騎士によって倒され、どこかの暗い場所に全て封印された。
そして、12体の騎士もその世界から姿を消した。ある姿となって。
3
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/11(日) 00:08:48 ID:zFyHI8H20
第1話『ロード』に食われた者は『名』を失う
ジーク「チッここまでか、帰るぞアルゴス」
アルゴス「ま待ってよーーー!」
フェンリル「ちょっと待て、今帰れば『奴等』と鉢合わせする事になるぞ」
アルゴス「そ、それもそうだ、もうちょっとこの森を探索しようよー」
ジーク「探索は十分したハズだ、それに奴等と鉢合わせをしても俺達には戦う力がある。」
フェンリル「…侮るなよ?奴等はこの土地の者ではない、そしてフィオレの地とアルミナの地を滅ぼした者達でもあるぞ」
ジーク「それもそうか、だが俺達には戦う力がある」
フェンリル「だから言っているだろう。奴等は2つの大地を滅ぼした者達だ、俺達がたった3人がかりで掛かっても奴等を倒す事は出来ない」
ジーク「『たったの3人』じゃない、『最強の俺達3人』だ」
フェンリル「だから言っているだろう、最強の俺達3人で掛かっても奴等を倒す事は出来ない、と。」
アルゴス「・・・・・・・・・・・・・・・」
4
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/11(日) 00:19:41 ID:zFyHI8H20
アルゴス「あのさあ・・・」
ジーク「何だよ」
アルゴス「取り込み中悪いけど」
ジーク「何でお前だけ取り込みに参加してないんだよ」
アルゴス「イヤイヤ、僕なんかが取り込みに参加しても白けるだけだよ」
ジーク「ああ?白けるだあ?てめえ何自分で自分の中の価値観を自分で勝手に悪い方向に押し付けてるんだ?」
アルゴス「別にそんなんじゃ…」
フェンリル「いいかよく聞けアルゴス、お前の価値観は決して間違ってはいない。」
ジーク「はあ?」
フェンリル「あえて言おう、間違った価値観を持つものはジーク、お前だ」
アルゴス「え?」
ジーク「はああ?なんだとてめえ?俺のどこが間違ってるんだよ」
フェンリル「一言指摘してやったのにわからないのか、フッ。これだから無能は」
ジーク「あんだとてめえ言いたいことがあるならハッキリ言えよー?」
アルゴス「あ、あ、あわわわわ」
5
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/11(日) 00:26:23 ID:zFyHI8H20
アルゴス「あ、あのさあ・・・」
ジーク「ああん?」
フェンリル「何だ?」
アルゴス「そうやって取り込んでる間に奴等が来てるよ・・・」
ジーク「なにっ」
フェンリル「チッ」
アルゴス「しかも、そうやって話を続けてる間に奴等に囲まれちゃったよ」
ジーク「早く教えろよバカ!」
アルゴス「僕はバカじゃない!僕にはビ……アルゴスというちゃんとした名前がある!」
フェンリル「そんな事よりこの数はまずいな、奴等が2つの大陸を滅ぼしたという人数同じ数だ。」
ジーク「そいつは不味いなー、どう切り抜けるべきなのかなー?」
フェンリル「ククッ・・・俺に考えがある、・・・耳を貸せ。」
ブチッ!
6
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/13(火) 09:40:08 ID:zFyHI8H20
ジーク「おい囲まれちまったとかどうすんだよこの状況」
アルゴス「もうダメだ」
フェンリル「貴様等は何も見えていないみたいだな」
ジーク「ナニ?」
アルゴス「どういう事だそれは?」
フェンリル「言葉の通りだ。奴等ではない、奴だ!」
ジーク「奴だと?どういう意味だ?」
アルゴス「意味がわからないよ」
フェンリル「はあー、これだから弱者共は」
ジーク「ああん?誰が弱者だテメエ」
アルゴス「まあまあフェンリルは何かに気づいてるみたいだし抑えて抑えて」
ジーク「・・・チッ、わーったよ、じゃあ何なのか早く教えろよ」
フェンリル「・・・一言言っておくが」
ジーク「一言って何だよ?」
フェンリル「奴の正体に気づいた、だが、奴を倒せるわけではない、」
ジーク「はい?」
フェンリル「どっちにしろ俺達3人がかりでも勝てる相手じゃないという事だ」
ジーク「マジで?」
7
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/13(火) 23:21:09 ID:zFyHI8H20
アルゴス「そんな・・・どっちにしろ勝てないなんて」
ジーク「いいから奴の正体を言えよ、まだ勝てないと決まったわけじゃないだろ!」
フェンリル「しょうがないな、どうせ私達はここで死ぬんだ、いいだろう教えてやる」
ジーク「てめえナニネガティブになってんだよ」
アルゴス「フェンリルがこんなに弱気に・・・一体どれほどの力を持つ敵なんだ?」
フェンリル「あいつの正体は」
ジーク「誰だ!」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すれた」
ジーク「は?」
フェンリル「あいつの名前は忘れた、スマン」
ジーク「そうか死ね」
アルゴス「死ねよカス」(まあまあ誰にだってド忘れする事ぐらいあるさ)
8
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/14(水) 09:56:54 ID:zFyHI8H20
アルゴス「ところでさっき貸した僕の耳は」
フェンリル「捨てた」
アルゴス「へ・・・」
フェンリル「捨てた」
アルゴス「ちょっ、ちょっと待って」
フェンリル「だから捨てたって言ってるだろ」
アルゴス「そ、それマジで言ってるのかい・・・」
フェンリル「ああ」
アルゴス「・・・・・・・・・・」
フェンリル「・・・・・・・・・・・」
ジーク「な、何で捨てたんだよ」
アルゴス「そ、そうだよ!」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
9
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/14(水) 10:03:04 ID:zFyHI8H20
フェンリル「・・・心配するな、ただ捨てたのではない」
ジーク「いやいや捨てるのにただも糞もねーよ」
アルゴス「返してよー僕の耳ー!」
フェンリル「話しは最後まで聞け、耳も後で回収してやる。」
ジーク「そ、そうか、ならいいんだ」
アルゴス「本当に回収できるの?」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・・・!」
フェンリル「・・・ああ。」
アルゴス「それなら安心・・・」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・」
ジーク「・・・・・・・・・・・・」
アルゴス「・・・・・・?」
10
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/14(水) 10:16:21 ID:zFyHI8H20
フェンリル「それよりもだ」
ジーク「ああ、この状況をどうするかだ」
アルゴス「あうう・・・」
フェンリル「すまない、もう一回耳を貸してくれないか」
ブチッ
ジーク「お、俺のもかよ」
フェンリル「奴らの数体の正体は影分身だ。その本体を炙り出すのに必要だ」
ジーク「マジで?それならいいけどよ」
フェンリル「あーらよっと」ポイッ
フェンリル「イアー・スモーク」
アルゴス「耳から煙が!」
ジーク「なんだこれは!?」
フェンリル「俺を誰だと思っている。無能共が」
ジーク「見ろ!影分身が消えて敵が一体になったぞ!」
フェンリル「煙に消されてそう見えるだけだ、影が見えなくなっただけで実際は10体ぐらいいる」
ジーク「じゃあ煙で影を消す必要無かったんじゃね!?」
フェンリル「確かにそうだな、分身の姿が見えずらくなった分、余計こちらが不利になっただけだ」
ジーク「オイ」
11
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/15(木) 08:34:20 ID:zFyHI8H20
ジーク「どうすんだよこの状況!ますますヤバいじゃねえか!」
アルゴス「もうダメだ」
フェンリル「フッ、これだから無能は。何の為に耳を2つ借りたと思っている?」
アルゴス「えっ?2つも貸した?いつ???」
フェンリル「お前じゃなくてジークからだ」
ジーク「っつっても何か知らんけど煙を吐き出すだけだろ?」
フェンリル「いいや、アルゴスの耳からしか煙は出ない」
アルゴス「僕の耳一体どうなってるの?」
フェンリル「勿論ただ煙に巻いただけじゃ奴から逃げ切れるとは思ってないさ」
アルゴス「つーか倒すんじゃなくて逃げる気だったんだ」
フェンリル「まあ聞け。影は今煙に巻かれて見えなくなっている所、つまり」
アルゴス「つまり?」
フェンリル「影が弱まっている所に強い光をぶつけてみたらどうなるか?・・・そう。」
ジーク「オイまさか!?」
フェンリル「あーらよっと」ポイッ
フェンリル「閃光弾!」
???「ナニッ!?」
フェンリル「影が弱まっている所に強い光を浴びせると影は消滅する、これが光と影の法則だ」
ジーク「おお!お前すげーな!」
アルゴス(・・・なんかその法則間違ってる気がするけどまあいいか)
フェンリル「よし逃げるぞ、フェンリルとアルゴスの耳の犠牲は忘れない・・・!」
ジーク・アルゴス「は!!?」ビクッ
12
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/15(木) 22:59:47 ID:zFyHI8H20
???「ククク・・・この俺から逃げ切れると思っているのか?」
フェンリル「ナニッ!?もう追いつかれたのか!」
ジーク「バカな!?分身は消滅したはずだろ!」
アルゴス「いやアレ分身じゃなくて本体や」
フェンリル「貴様はどうやら俺達の言葉で喋る事は出来るようだな、まあいい名を名乗れ」
???「ああ?貴様こそ誰に向かって口を利いてるんだ?私は偉大なるロード様だぞ?」
フェンリル「いや、お前はロードじゃない。ロードならとっくに俺達は喰われてるからな」
???「へえー。君ロードに対しての知識よく知ってるねー。でもさあ」
???【俺は他の奴らとは違うんだ。 『知性を持ったロード』なんだよ】ゴゴゴゴゴゴ
フェンリル「ロードにも一味違う奴らがいたか。だがロードはロードだ。お前の目的を言え」
???「俺の目的?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっはっは・・・・・・」
???「ソンナモンねーよ!!強いて言うならなぁ、俺は他のただ喰うだけのロードとは違う、そうだな・・・」
???【どこの誰かも分からないような奴の苦しむ様を見て、散々苦しませた挙句最後には一思いに殺してやる、そして喰らう、事こそが今の俺様の生きがいって所だな】
アルゴス「こいつ最悪だ」
フェンリル「ただのロード1体にならまだ勝機はあった。だがコイツの場合は残虐性と知性を兼ね備えた最悪のロードだ、しかも奥の手はもう使えないだろう」
13
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/16(金) 10:10:42 ID:zFyHI8H20
ジーク「奥の手っお前」
アルゴス「返せよぉぉぉ!僕の耳ぃぃぃ!!」
フェンリル「・・・・・・後で返してやる。まずはアイツをなんとかしないとな」
ジーク「本当に返せるんだろうな」
フェンリル「知り合いに漢方薬屋がいてなぁ」
アルゴス「絶対ゲロみたいにマズい薬飲まされるでしょ、最悪だよ」
フェンリル「とにかく奴を倒す事に集中しろ、イヤ、今は奴等だ」
???「ククク・・・影分身」
ジーク「オイオイ嘘だろ・・・?」
アルゴス「じゃあ僕の耳が犬死に・・・?」
フェンリル「チッ、どういう事か分からないが、奴は影分身を何度も使えるらしい」
アルゴス「何度もだって!?」
ジーク「オイオイマジかよ・・・レイズンブロード第3部隊長だって分身は1日1回しか使えないんだぜ」
アルゴス「え・・・レイ・・・ズン・・・ブン何とかって?」
フェンリル「・・・何故貴様がレイズンブロード三番隊隊長の必殺技が影分身だと知っている?」
ジーク「え?・・・あー、この前その三番隊隊長のガレオスが俺を助けてくれたんだ」
フェンリル「三番隊隊長の名がガレオスって事まで・・・チッ」
フェンリル(チッ、あのオシャベリ糞野郎が、アレ程軍事機密と極秘事項だけは、一般人と階級の低い者にベラベラ喋るなと言っておいたのによ)
14
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/16(金) 22:30:40 ID:zFyHI8H20
CM テレホン・テレビショッキング
「やあ僕はジャレッド・ジャクソン、このアメリカで一番うまいコーラの製造会社の社長さ」
「今日は君達にこの世界一うまいコーラを振舞おうじゃないか」
『おえええええええええ』『なんだこのクソ不味いコーラは!』『こんなの飲めるかよ!』
「オ、オイみんな・・・クッ、クソッタレエエエエエエエエ!!」
「やあジャレッド、もう君の社のコーラには誰も見向きしないよ」
「お前はボブ!?まさか本当に生きていたのか!?」
「ああそうだ、そして僕はフランスで世界一うまいコーラの作り方を学んでいたのさ」
「ま、まさか・・・」
「そうコレが僕の開発した世界で一番うまいコーラ、マリ・ファーナ・コーラサワーさ!」
「このコーラのせいで俺の会社のコーラが売れなくなったのか・・・クソウ!何でだ!」
「まあ試しに飲んでみな、このコーラを飲んだらもう他のコーラなんかクソ不味くて飲めなくなっちゃうから」
「ホントだな〜?もしこれが我が社のコーラより不味かったら『世界一なのはただのステマだった』って言いふらすからな?」ゴクゴクゴクゴク
「う、うまい!何だコレはうまいぞ!も、もう一杯!イヤ10杯くれ!!」
「だろ?だがこっからは有料だ、それでは世界一うまいコーラ1本100円の所を今なら10本セット値段は980円だ」
「安い!これ10本で980円は安いぞ大丈夫なのかボブ!?」
「お客様に安心の品質と価格を届けなくちゃならないからな、安いもんさ」
「では、みんなからのホットコールを待ってるぜベイベー!」
15
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/21(水) 21:55:51 ID:zFyHI8H20
ジーク「どうするんだよ」
フェンリル「まあ待て、まだ慌てる時間じゃない」
アルゴス「僕にもっと力があれば・・・」
ジーク「そうだ!アルゴスには一撃必殺のあの業があるじゃねえか!」
アルゴス「あ、あの技か、確かにあの技なら・・・」
フェンリル「イヤ、それはやめておけ。」
アルゴス「え?」
ジーク「おい!何で何だよ!」
フェンリル「アルゴス、確かにお前には力がある。だが、その強さを制御出来ず己の身を焼き焦がした過去を忘れたか?」
アルゴス「そ、それは・・・」
フェンリル「とにかく少しでも長生きしたいならお前はあの技だけは使うな。」
アルゴス「うん・・・」
ジーク「ちょっと待てよ!今なら制御できるかもしれないだろ!ちゃんと修行したじゃねえかよ!」
フェンリル「甘いな。あの『遊び』の何処が修行だと言っている?」
ジーク「アァ?、遊びだァ!?テメエあの時の修行を遊びだって言ってンのか!?」
フェンリル「遊びじゃないとしたら御飯事か?、これだからお前は何時までも俺に雑魚と馬鹿にされるんだよ」
ジーク「てめえ・・・!」
16
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/21(水) 22:21:30 ID:zFyHI8H20
???「ククク・・・こいつらのおしゃべりは何だろうなあ」
フェンリル「・・・ならばお前が雑魚じゃない事を証明してみろ」
ジーク「言ったな!?だったら俺がアイツを倒したらお前は俺に何をしてくれる?」
フェンリル「どうせ倒せるわけが無いだろうがまあいい。・・・俺の目玉をお前にやる」
ジーク「はあ?・・・そんな事したらお前独眼なのに・・・」
フェンリル「ただし、・・・お前が倒せなかったらお前の眼を俺によこせ」
ジーク「はあ?俺はもう1つ耳を失ってるんだよ!そんな事したら余計不自由になるだろ!」
フェンリル「ならば俺が倒してもいいぞ。もし俺が負けた場合一生耳の再生は出来なくなるがな」
ジーク「はあ?・・・もういい!俺が倒す!」
フェンリル(ククク・・・眼を奪われる瞬間が楽しみだ。)
???「よお、長い事この俺様を待たせてくれたな」
ジーク「悪い悪い、後勝負の前に言っておくが俺は勝てない勝負なんか絶対にしないぜ、俺は勝てる勝負しかやらないんだぜ」
ジーク「ああ、そして最初に言っておくがお前は3分後にy」
パァン!!
ジーク「・・・なーんてな、・・・不意打ちだ、まさか不意打ちが来るとは思わなかっただろう・・・」
???「・・・フッ見事な不意打ちだ」
ジーク「ああ、そうだな、お前の不意打ちは中々のモノだ、クソッ・・・」
ドサッ
???「やはり私の不意打ちは見事だ。・・・不意打ち、影打ち、卑怯な手、なんでも上等だ・・・」
フェンリル(バカな・・・こんなハズじゃ無かった・・・)
???「確かにお前の不意打ちは素晴らしかったよ、まあ俺の不意打ちの方が一枚上手だったようだけどな」
フェンリル「アイツに期待した俺が馬鹿だったのか・・・」
17
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/21(水) 22:31:49 ID:zFyHI8H20
ジーク「クソウ・・・」
フェンリル「勝てないのに勝てると誤算してお前に怪我を負わせてしまった・・・済まない」
ジーク「チィッ!男の約束だ!・・・さっさと眼を抉り取れ!」
フェンリル「イヤ、アレは冗談だ」
ジーク「・・・え?」
フェンリル「お前は追い詰められた時に、どんな手を使っても勝とうとして、何故か最後には本当に勝つからな」
フェンリル(・・・60%の確立でだがな)
フェンリル「とにかく俺は、お前のその追い詰められた時の、『火事場のクソ力』に期待していたんだがな」
ジーク「・・・俺は牛丼よりカツ丼の方が好きだけど?」
フェンリル「・・・怪我をしてるのによくそんなふざけた事が言えるな?」
ジーク「はあ?別にフザけた事なんか言ってねえよ!」
フェンリル「・・・意味が分からん。」
ジーク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
18
:
ピュアでナイーブな野狼@ひっそりとおとなしく
◆JSCFDPLtKM
:2013/08/26(月) 22:51:02 ID:zFyHI8H20
???「ククク・・・もう終わりか?戦える奴はもういないのか?」
フェンリル「あうう・・・」
アルゴス「マズイな、ジークの火事場のクソ力が通用しない異状もはや勝ち目は無いだろう」
???「あっれー?まだ戦ってもいないのにもう負けを認めちゃうんだ〜?情けないなぁ〜?」
ジーク「・・・台詞言う奴逆になってね?」
アルゴス「あれ?」
フェンリル(チッ、余計な事を言うな馬鹿が)
???「・・・あれ?もしかして君達今入れ替わってた?」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・」(ジーク、お前のせいで今一瞬の内に俺が立てた作戦が台無しになった)
アルゴス「作戦がバレてはしょうがない。次の作戦で勝負だ。」
???「ん〜〜〜?」
フェンリル(アルゴスのやつ、今入れ替わりを解いたハズだが、そうか演技しているのか)
フェンリル「つ、次の作戦って?」
???「あのさあ、演技してるのバレバレだから。」
フェンリル「・・・・・・・・・・・・・・・・」
アルゴス「はははナニを言ってるんだい?俺はフェンリルだ」
フェンリル「バレていると言っているだろう、見苦しい真似はよせ。」
アルゴス「そ、そうだね」
ジーク「・・・こりゃどうやらフェンリルの能力とそれを利用した作戦が明かされるのはまた次の話になるだろうな」
フェンリル(フッ、そう思わせておいて・・・実は既に全員俺の術中に嵌っている。)
???(馬鹿な、この俺がいつの間にかアイツの術中に嵌っているかもだと・・・?)
19
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ☆絶賛精神崩壊中☆
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/04(水) 22:52:03 ID:epwGsvC.0
???「そうだなー、念の為分身の術を使っておこうか」
フェンリル(この時を待っていた、私の能力はサイコ・チェンジ、精神を入れ替える能力だ)
フェンリル(この能力を使えばある条件を満たした相手となら相手の意思関係無くいつでも無理やり入れ替われる)
フェンリル(そしてもうひとつの私の能力はサイコダイブ、私が無理やり相手の心に進入する能力)
フェンリル(更にその後もう一つの能力はサイコイーター、進入した相手の心の中にある精神を喰らい尽くす能力)
フェンリル(そしてサイココピー、乗っ取った相手か喰らい尽くした相手の精神を自分の精神にコピーして上書きできる)
フェンリル(こんなに恐ろしい能力を全部で7つも持つ私は、故にこう呼ばれている)
フェンリル(私はレイズンブロード1番隊隊長【最強で最高でサイコなサイコマスター】と呼ばれている)
フェンリル(・・・完璧だ。後はスキさえ作れば私の勝ちだ)
???「馬鹿が、てめえの心の声は全て筒抜けなんだよ!」
ドスッ!ドスッ!グサッ!ブシュッ!!
20
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ☆絶賛精神崩壊中☆
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/04(水) 23:04:21 ID:epwGsvC.0
フェンリル「・・・馬鹿な」
???「あっはっはっは、残念だったけど今までにお前らが思ってた事筒抜けだったんだー」
アルゴス「そんな・・・フェンリルが・・・フェンリルが・・・」
ジーク「てめえ・・・」
???「心の中で何故かベラベラベラベラと能力を喋ってくれたおかげで俺は助かった」
???「まさか俺が心の中を読める能力があるとは知らないでねっ!」
ジーク「お前・・・」
???「さあ!食事の時間だ!」
アルゴス「やめろ!」
???【今こそ汝の罪を喰い改めよ】
ジーク「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
21
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ☆絶賛精神崩壊中☆
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/04(水) 23:17:29 ID:epwGsvC.0
???「チッ・・・コイツは既に【喰われていた】奴だったか、酷い味だった」
ジーク「てめえ・・・!」
???「おっと動くなよ?お前が余計な事をすれば腹の中にいるコイツはもう助からないからさ」
ジーク「どういう意味だ?」
???【だから喰い改めてるんだよ】
アルゴス「まさか・・・うわあああああああああああああああああああ!!??」
アルゴス「・・・・・・・・」
ジーク「オイ!アルゴス!しっかりしろ!」
???「どうやらこの様子だとコイツも昔【喰い改められた事がある】様だな、さしずめ昔の記憶を思い出して気絶したという所か」
ジーク「昔の記憶だと、どういう意味だ?」
???【喰い改められる前の記憶か、喰い改められた時の記憶って所だろうな】
ジーク「オイそれはどういう意味だ?」
???「一々俺に質問するな鬱陶しい、自分で考える事も出来ないような奴が俺に話しかけるな」
ジーク「な、なんだと・・・」
???「とにかくコイツを【喰い改め終えた時、次に喰い改めるのはお前だ、喰い改める余地のある者は全て喰い尽くす】」
ジーク「誰がお前なんかに食われるか!お前を倒してフェンリルの仇を取る!」
22
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ☆絶賛精神崩壊中☆
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/04(水) 23:28:39 ID:epwGsvC.0
???「ふはははは、やれる物ならやってみろ、ただし今攻撃すればこいつは助かる事なく【消費】されるがな」
ジーク「消費?どういう意味だ?」
???「そんな事も分からないのか?後悔したけりゃ攻撃してみればいいがな」
ジーク「ああ、お前に一発、フェンリルを殺した分の一撃を喰らわせてやる!」
ジーク「ウオオオオオオオオオオ!」
ヒョイッ
ズサア・・・
ジーク「嘘だろ・・・攻撃があたらねえよ!」
???「お前の攻撃は、【俺が喰い改めた8906人分】の攻撃を+しなければ足りないぐらい軽すぎる、故にお前の攻撃如きでコイツが【消費】される事はありえないだろう」
ジーク「何を言ってやがる・・・?」
???「お前の攻撃如きでは、【消費】にすら値しない、という意味だよ・・・クフフ」
ジーク(さっきからコイツの言ってる消費って何の事だ・・・?)
23
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ@
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/11(水) 22:52:36 ID:epwGsvC.0
???「さあさあ、もうすぐコイツは生まれ変わる、新たなる名前は・・・そうだな」
ジーク「生まれ変わるだと!?それじゃあフェンリルはどうなるんだよ!?」
???「コイツの場合は、我らと同じような素質がある」
ジーク「素質だと?」
???「つまり・・・我らと同じロードに生まれ変わるのだ!!」
ジーク「何!?」
???「さあ!罪を悔い改めし、これから我が同胞となる魔人よ、今こそ改に生れ落ちるがいい!!」
ジーク「やめろっ!ふざけんなっ!・・・クソウ体がうごかねえ・・・」
???「ふはははははは!造れろ!」
キュィィィィィィィィィィィィィィィン!!
フェンリル?「lskmⅩd巻mンyじぇbんhじゃhwzbんyふぇ」
???「さあ!新たなる【堕悪ロード】よ!お前のこれからの名は」
フェンリル「kぁsンdkmぅんhじゃうbcbんぇんgbdgby」
ジーク「フェンリル・・・?」
フェンリル「jdjwkmⅩdぬhshw氏qwqhdhwxぐ、lsmけうんvぬ」
???「・・・【堕悪ロード・フェンリオル】だ」
フェンリオル「絵おjかえfwxjgwくぅいwづw」
24
:
ピュアナイーブ・ワイルドウルフ一号機
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/14(土) 00:38:32 ID:gQm37sZw0
CM 予定変更のお知らせ、これは元々1話30レスで全25話か全13話か全10話で終わらせる予定でしたが、全1話80レスのOVA形式で終わる事になりましたのでご了承ください
25
:
ワイルドウルファウンデーション会長
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/19(木) 22:03:08 ID:FchztqaI0
フェンリオル「ふkjせうふぇhkfんjxxjskうぇjmじぇjm」
アルゴス「コイツ・・・ヤバイ!」
ジーク「おいフェンリル・・・その姿は何なんだよ?ちゃんと喋れよ?」
フェンリオル「、d、mkfrぇそjkcmfけmmfぃ、えr」
???「無駄だ、もはやお前の声は届かない、そして物語の黒幕は次にこう言う」
?????「最高傑作の喚声だ・・・」
ジーク「・・・何だお前は!?」
アルゴス「な!?・・・お前が何でここに・・・!?」
?????「くふふ・・・そこの赤き若者には初めまして、そこのオレンジの坊主には久しぶり」
ジーク「おいアルゴス知り合いなのか?」
アルゴス「ああそうだ、だが僕はもうアルゴスじゃない」
ジーク「どういう事だ?」
?????「くふふ・・・それはこの僕から説明しよう」
アルゴス「説明しなくていい。それより、ちょっと7秒程そこを動くな、お前を一瞬で消し炭にしてやるから」
?????「くふふ・・・怖いねー」
26
:
ワイルドウルファウンデーション会長
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/19(木) 22:12:36 ID:FchztqaI0
ジーク「後で説明してくれよ!」
アルゴス「ああ、そうするつもりだ」
?????「どうしたの?本当に動かないでやるから早くかかってこいよ」
アルゴス「・・・舐めやがって・・・まあいい、これで呆気無く終わりだ!喰らえ!」
?????「・・・ニヤリ」
アルゴス「ヴィクトリージェネr
グシャッ!
ドサッ・・・
アルゴス「」
フェンリオル「グルルルルルルrrr」
ジーク「・・・アルゴスが・・・食い千切られた!?」
フェンリオル「グルルルルルルル・・・!」
ジーク「おい・・・フェンリル・・・?」
?????「確かに『僕は』ここを動かないと言ったよ、僕はね」
ジーク「オイ!フェンリル!正気に戻れよ!!」
フェンリオル「グルルルルルルル」
27
:
ワイルドウルファウンデーション会長
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/19(木) 22:54:03 ID:FchztqaI0
?????「くふふ!・・・さあて、君はここからどうするつもりなんだい?」
???「一応フェンリルが元に戻る可能性もあるが、まあ何らかのショックを与えなきゃ戻れないだろうな」
ジーク「許さねえ!・・・絶対にお前達を倒す!」
???「へえー、でフェンリルはどうするつもりだ?」
ジーク「今すぐ元に戻れないのなら殺すしかない、アイツを抑え込めるほどの力なんて俺には持っていないからな」
?????「へえー、そうなんだ、くふふ、でも本当に殺せるのかな?2つの意味で」
ジーク「殺るしかない、全力で殺ってやる・・・!俺は殺る気マンマンだ、殺ルマンだ!」
?????「くふふふふ、ふあーっはっはっはっはっはっはっは!!」
ジーク「何がおかしい!」
?????「いいよ、殺れるものなら殺ってみなよ、くふふふ・・・」
?????「・・・ただし、このフェンリオルを倒した所で僕達【堕悪ロード】は後23体いるからね、それを忘れないでね。」
ジーク「・・・逃げる気か、まあいい、いずれお前達は全員殺すと決めたんだ、順番が変わるだけだ」
?????「へえー怖いねー、くふふふふ、そしてこの僕が【堕悪ロード】で一番強くて恐ろしい事も忘れずに、じゃあね♪」
ジーク「待て!まだ聞きたい事が!」
?????「残念だけどお話はここまでだ、くふふふふ・・・、あともう一つだけ言っておこう、僕は神を喰らって更なる進化を遂げた【滅我堕悪ロード】だ。」
?????「今この世界で僕を倒せる戦士は誰一人いないのさ、くふふふふ・・・、じゃあっ!まったねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
グシャッ!!
?????「!?」
?????「アレ・・・こんなハズじゃ・・・」
?????「くふふふ・・・・・・・・・・・グフッ!?」
フェンリオル「グルルルルルルルルル!!」
28
:
ワイルドウルファウンデーション会長
◆JSCFDPLtKM
:2013/09/19(木) 22:59:54 ID:FchztqaI0
???「な・・・、そんな馬鹿な・・・ルシファー様!?」
?????「」
フェンリオル「グルルルルルルルルルル」
???「クッ、サイコブレイク!」
フェンリオル「グルルルルルルルルルルル!!」
???「あんまり聞いてない・・・うわああああああああっ!?」
グシャッ!!
???「こんな所で・・・俺様の野望が・・・」
???「」
ジーク「・・・・・・・・・どうすればいいんだよ?」
29
:
うっ(´;ω;`)
:2013/10/06(日) 19:16:31 ID:gJHuLAoM0
あ
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