スティーブ・コール Steve Coll
1958年、ワシントンDC生まれ。オクシデンタル・カレッジ卒業後、『ニューヨーカー』誌のスタッフライターを経て、『ワシントン・ポスト』南アジア支局長(89〜92年)、同紙編集局長(98〜2004年)を歴任。現在、シンクタンク「ニューアメリカ財団」の会長を務める。90年に米証券取引委員会に関する報道でピュリツァー賞を、05年に本書で再びピュリツァー賞を受賞。このほかにも、米外交問題評議会アーサー・ロス賞、米外国人記者クラブ賞などを受賞した。主な著書に、The Deal of the Century(1986)、The Taking of Getty Oil(1987)、Eagle on the Street(共著、1991)、On the Grand Trunk Road(1994)、The Bin Ladens(2008)がある。