ウサマ・ビン・ラディン掲示板

36：ビンラディン掲示板：2011/05/08(日) 00:52:32: （上からの続き。）

　この間もビンラディン容疑者の行方はようとしてつかめず、０６年には死亡説も流れた。しかしモハメド被告らの供述をウソと見破り、電話・電子メールの傍受などエリントも総動員してクウェイティの人定に全力を挙げる。
　そして０７年、連絡役の身元を特定した。ビンラディン容疑者の側近であるばかりでなく、モハメド被告らの側近でもあった。さらに追跡調査を続け、０９年になってクウェイティとその兄弟かいとこに当たる男がパキスタン北西部のペシャワルに出没することをつかんだ。
　１０年７月、ＣＩＡのエージェントであるパキスタン人がペシャワルでクウェイティを発見。一方、同年、情報当局はクウェイティの元に旧友からかかってきた電話を傍受した。旧友に近況を聞かれると、「以前一緒にいた人々の下に戻った」と返答。この会話からビンラディン容疑者のそばで働いていると確信し、携帯電話の番号も判明した。
　それらをもとに慎重に追跡を続け、８月にはついにアボタバードの隠れ家を見つけ出した。同市内には少人数のための秘密拠点を確保して監視活動を続けたほか、偵察衛星でビンラディン容疑者とみられる人物の画像を確認した。
　クウェイティとその親族については、パキスタン国籍のパシュトゥン族で、名前は「アルシャド・カーン」（アルシャドは偽名との情報も）と「タレク・カーン」と伝えられる。どちらがクウェイティなのかは判然としないが、２人とも米軍の襲撃の際、射殺された。

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