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福島原発 水素爆発×2最悪の状態 福島避難せよ

6881:2011/03/22(火) 22:58:40
画像 ttp://img.gazo-ch.net/bbs/2/img/201103/910047.jpg


東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質、放出続く 格納容器の圧力不安定
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110322ddm003040102000c.html

福島第1原発 見取り図(2011年3月22日付朝刊)(画像)
 ◇減圧排気/抑制プール/燃料プール
 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発から放出されたとみられる放射性物質が、周辺の都県で農作物や水道水から見つかった。1〜3号機で格納容器内を減圧するための排気が行われたほか、
1、3、4号機では炉内から漏れたとみられる水素による爆発の影響と、覆いの壊れた使用済み核燃料プールからも放出があるとみられる。また、格納容器が壊れた可能性も否定できない。
原発は外部電源が回復し始め、使用済み核燃料プールの温度が下がるなど、状況の好転は見られるものの、なお不安定な状態が続いており、今後も放出が続く恐れもある。【藤野基文、須田桃子、江口一】

 原子炉格納容器は、原子炉本体である圧力容器を守る重要な設備だ。圧力容器の温度が上がると、格納容器の中にある水が蒸発し、圧力が上がる。そのままでは格納容器が破損する恐れがあるため、蒸気を外部へ逃がす必要がある。

 3号機では20日、格納容器内の圧力が急に高まり、東電は一時、容器内の水蒸気を直接、大気中に放出する「ドライベント」と呼ばれる方法での排気を検討した。
通常は、格納容器内の水蒸気をいったん圧力抑制プールに導き、プールの水で冷やして体積を減らすとともに、含まれる放射性物質を取り除いて排気する「ウエットベント」と呼ばれる方法が使われる。しかし、この方法だと準備に約2時間必要だという。


原発から放射性物質が放出される仕組み(2011年3月22日付朝刊)(画像)
 伊藤哲夫・近畿大原子力研究所長は「ヨウ素もセシウムも水溶性なので、水を通さないドライベントでは、ウエットベントの場合の100倍近い放射性物質が放出されてしまう」と指摘する。

 3号機はその後、格納容器内の圧力が下がったため、ドライベントは見送られた。しかし、冷温停止した5、6号機以外は炉内の状況は不安定で、今後も圧力の上昇は否定できない。
東電によると、2号機では15日にドライベントを試みたが、実際には排気されなかったという。

 伊藤所長は「緊急措置であれば、ドライベントもやむを得ない。ドライベントによって住民の避難範囲を広げる必要はないだろう」と話す。

 一方、19日に採取した空気中から核分裂の際に発生する代表的物質のヨウ素やセシウムが、基準の約6倍の濃度で検出されたことから、東電は21日の会見で「詳細は分からないが、いずれかの原子炉が破損している可能性も否定できない」との見解を示した。
2号機では15日、格納容器内で爆発音があり、格納容器が破損した可能性が指摘されている。

 ◇爆発・火災のたび増加
 東京電力福島第1原発では、水素爆発や火災などが起こるたびに敷地境界などでの放射線量が増加し、使用済み核燃料プールの温度低下が確認された20日以降も依然として高いレベルにある。


福島第1原発の放射線量の推移(2011年3月22日付朝刊)(画像)
 市民団体「環境エネルギー政策研究所(ISEP)」(東京)が東電のホームページで公表している計測値を基に作成したグラフによると、正門で測定していた12〜16日は、トラブルが起きるたびに数値が上昇。
15日に起こった2号機の爆発後は1時間当たり1万1930マイクロシーベルトまで上がった。

 正門の線量が上昇したため、17日以降は敷地内の別の地点で測定した数値が公表されているが、事務本館北で18日午後5時に5055マイクロシーベルトを記録。20日以降も2000マイクロシーベルトを超えた状態が続いていた。
核燃料プールの温度は100度未満になったが、1、3、4号機は建屋が破損し、放射性物質が外部に出やすい状態になっているとみられる。【大場あい】

毎日新聞 2011年3月22日 東京朝刊


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