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福島原発 水素爆発×2最悪の状態 福島避難せよ

6421:2011/03/22(火) 01:00:30
福島原発、危機脱却の動き足踏み 外部電源は次々復旧 


 煙を上げる東京電力福島第1原発3号機。左手前が2号機、右奥が4号機=21日午後4時10分(東京電力提供)
 東日本大震災による福島第1原発の事故で、東京電力は21日、外部からの電力供給で電源が復旧した2号機で、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能の回復に向けた努力を続けた。ただ同日午後、3号機で煙が上がって作業員が避難し、東電は同日の復旧作業を中断。原発危機からの脱却に向けた作業は、1日程度足踏みする見通しとなった。

 東電は2号機から1号機に電力を回す作業も継続。5、6号機も外部電源が復旧し、一部機器を非常用電源から外部電源に切り替えた。安定した電力が得られれば中央制御室から原子炉や燃料プールを効率的に冷却できる期待もある。

 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は21日の緊急理事会で、状況は依然深刻ながら「改善の兆しが見え始めている」と述べた。

 21日午後3時55分ごろ、3号機の原子炉建屋屋上から黒っぽい煙が上がり、東電は作業員を避難させた。何かが燃えた可能性があり、煙は間もなく収まった。同6時20分ごろには2号機の建屋で水蒸気とみられる白い煙が上がった。

 同日夕の原発正門近くの放射線量は一時的に上昇。ただ原子炉のデータに変化はなく、枝野幸男官房長官は記者会見で「原子炉、放射能で問題のある状況は認められない」と述べた。避難による作業への影響について、経済産業省原子力安全・保安院は「1日以内の遅れで済むと思う」と説明した。

 水素爆発で建屋が損傷した3号機では20日に炉内の圧力が一時上昇したほか、燃料プールの冷却機能も失われている。

 東電は21日、原発を襲った津波の高さは少なくとも14メートルとの見方を示した。地震時の想定は5メートル強で、東電の甘さが問われそうだ。

 政府の対策本部は21日、放水や放射線量が高いがれきの除去を進めるため、自衛隊を中心に作業を調整することを決定。自衛隊の戦車が福島県内の活動拠点に到着した。長いアームで高所から注水できる「生コン圧送機」の投入は、3号機の発煙の影響で遅れる見通し。

 2、5、6号機は、一般家庭のブレーカーに当たる「受電設備」まで外部からの電力が届いた。東電は原子炉や燃料プールの冷却機能が失われた2号機の復旧を優先。一部の電気部品は交換が必要で、作業に2〜3日かかる可能性がある。3、4号機は22日中の電源復旧を目指すが遅れる可能性もある。

 東京消防庁は20日夜から21日未明まで3号機に放水。自衛隊も4号機の燃料プールに放水した。17日からの放水量は3、4号機合わせ約4千トンに及ぶ。

2011/03/22 00:28 【共同通信】


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