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時事問題議論総合スレッド ②

412元気者警部:2009/10/07(水) 18:06:15
足利事件、検察「否認おかしい」 「自白」促す様子録音
2009年10月7日5時0分

 90年に女児(当時4)が殺害された「足利事件」で再審開始が決まった菅家利和さん(62)の取り調べ録音テープの存在が明らかになった問題で、別の2人の女児殺害事件=不起訴=だけでなく、足利事件そのものについても菅家さんがいったん否認し、再び「自白」に転じる様子が録音されていたことが、事件関係者の話でわかった。

 足利事件に関する供述の録音の存在が明らかになったのは初めて。21日から宇都宮地裁で始まる再審公判でのテープの取り扱いが焦点になりそうだ。

 複数の事件関係者によると、この供述が録音されていたのは92年12月初旬の2日間。足利事件について犯行を「自白」していた菅家さんが初めて否認に転じた第6回公判(同年12月22日)の直前にあたる。不起訴が決まっていなかった別の2件の女児殺害事件を取り調べていた。

 関係者によると、菅家さんは取り調べ中、担当検事に「やっていません」と、足利事件への関与を否認。起訴前の調べで「自白」した理由について「検察官も怖かったからだ」などと話したとされる。

 ところが、翌日の調べでは検事から「昨日の否認はおかしい。(菅家さんが)犯人であることは証拠上も間違いない」などと追及され、再び「自白」に転じたという。

 検察側は当初、テープは足利事件とは別事件の取り調べのものだとして開示を拒んできたが、再審協議で「本件(足利事件)の自白の任意性に影響を及ぼした可能性を否定できない」と地裁から促されて開示した。弁護側は「自白の任意性を調べる重要な資料で、法廷で再生されるべきだ」と主張している。

■足利事件の捜査の経過

90年5月 足利市の渡良瀬川の河川敷で女児(当時4)の遺体発見

91年12月 菅家さんを女児に対する殺人などの容疑で逮捕・起訴。別の保育園児に対する殺人容疑で再逮捕

92年1月 家族に無実訴える手紙を出し始める

92年2月 宇都宮地裁の初公判では起訴内容を認める

92年12月初旬 拘置所で菅家さんの取り調べを録音。「やってない」と否認。翌日の取り調べで検事に否認はおかしいと迫られ、再び殺害を認める

92年12月22日 第6回公判で突如否認に転じる

93年2月 保育園児と幼稚園児の二つの殺人事件で不起訴処分

93年7月 足利事件で宇都宮地裁が無期懲役判決

アサヒ・コム
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足利事件を否認後「自白」 検察官取り調べに菅家さん
 足利事件で再審無罪が確実となった菅家利和さん(62)が別の二つの女児殺害事件(未解決)で取り調べを受けた際の録音テープに、菅家さんが足利事件への関与をいったん否認した後、「自白」に転じたことを示す内容が含まれていたことが7日、関係者の話で分かった。

 足利事件について、菅家さんの供述が録音されていたことが判明したのは初めて。21日から宇都宮地裁で始まる再審裁判で、弁護側がテープを証拠採用した上で法廷で再生するよう求めているのに対し、検察側は反対の意向で、地裁の判断が注目される。

 菅家さんは1992年2月の一審宇都宮地裁の初公判で起訴状の内容を認めたが、同年12月の第6回公判で否認に転じた。関係者によると、テープの該当部分は、この公判前の同月7〜8日に担当検察官とのやりとりなどを録音した約2時間分の中に含まれていた。

 7日に検察官が別の2件について問いただしたのに対し、菅家さんは足利事件も含め3件への関与を否定。ところが翌8日の取り調べで、DNA鑑定の結果などを根拠に検察官が「足利事件は君が犯人ではないか」と聞くと、菅家さんは泣きながら認めていたという。

2009/10/07 12:27 【共同通信】


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