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時事問題議論総合スレッド

4225裁判員裁判:2009/08/11(火) 20:27:27
証拠の包丁、食い入るように…裁判員2件目
裁判員
 裁判員裁判の第2号事件は10日、さいたま地裁で公判が始まり、いずれも男性の裁判員6人が裁判官3人とともに審理に臨んだ。被害者の証人尋問では、4人の裁判員が質問した。

 ◆開廷

 「被告人は証言台の前にきてください」

 午後1時14分、田村真裁判長が柔らかい声で告げると、裁判員6人の視線は、殺人未遂罪で起訴された三宅茂之被告(35)に注がれた。弁護士の横から立ち上がり、ゆっくりと進み出る三宅被告は紺の背広姿。白いシャツに青のネクタイを着けていた。裁判員は全員男性。1人はネクタイを締めた背広姿で、茶髪の人やひげの人など、年代も様々に見える。女性は補充裁判員と裁判官の計2人。

 「被害者特定事項の秘匿決定がされています」。起訴状朗読後、田村裁判長は被害者の男性(35)に配慮し、審理で被害者の名前などを明らかにしないことを告げた。その上で認否を尋ねられた被告は一礼し、小声で答えた。「まちがいありません」

 間川清弁護士が立ち上がり、「ただ、自首が成立しますので、執行猶予を求めます」と付け加えた。

 ◆争点

 午後1時20分、検察側は冒頭陳述で事件の概要を説明した。山根薫検事は裁判員に向き合って立った。「被告人が強い殺意で被害者を刺し、全治1か月の大けがを負わせたことは、争いがありません。問題は、被告の刑はどれくらいの重さか、つまり量刑です」。譜面台の資料を見ながら、丁寧でかみ砕いた言い回しをする声に、裁判員の1人は小さく2回うなずいた。

 検事は、壁や裁判員の手元に設置されたモニターに、被告と被害者の人形などを映して借金の経緯などを図解した。「被害者を襲(おそ)う決意をしたいきさつ」などと、一部の漢字にルビがふられていた。

 対照的だったのは弁護側の冒頭陳述だ。「これからお話しすることは、後ほどメモでお渡しします」。間川弁護士が切り出すと、下を向いてメモを取っていた裁判員は一斉に顔を上げ、間川弁護士を見つめた。

 被告の小中学校時代や会社を起業した経緯などを説明する間、モニターや資料は使わず、裁判員の視線を集めるため、被告を紹介するような手ぶりをする間川弁護士。被告が被害者に借金返済を迫られ、暴言を吐かれたことなどを訴えた。「三宅さんをすぐに刑務所に入れるべきではないと思います」

(つづく)


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