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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第50部
573
:
正樹★
:2020/09/22(火) 03:35:28
『週刊朝日』2020年9月4日号
スクープ!職員が本誌に告発
コロナ禍“密室”高齢者ホームの“虐待”
録音記録入手、苛立つ職員が認知症高齢者に暴言連発「ブン殴るよ」/骨折や顔に痣(アザ)…3月から怪我人続出も施設は見て見ぬふり/人手不足で「虐待は今後も増える」と専門家
===朝日新聞2020年8月25日(火)===
実像・菅義偉首相
「スガ案件」、官僚を動かすことでの天の声
官僚の側も、菅への「対処法」を学ぶ。
「『できません』『難しい』とは言わないこと」。国交省の幹部は、そんな「原則」を頑(かたく)なに守る。対菅の「バイブル」もある。『新・観光立国論』『新・生産性立国論』。最近に官僚たちが読み漁(あさ)る本のタイトルだ。筆者は英国出身で、元金融アナリストの企業経営者デービッド・アトキンソン。観光政策などの菅のブレーンだ。
「私は、アトキンソンさんの言う通りにやっている」。菅は講演などでアトキンソンをそう持ち上げる。
昨年末に、菅が熊本地震の視察先で「日本各地に、世界レベルのホテルを50カ所程度を新設する」との目標を打ち出すと、官邸官僚は「事前に聞いていなかった。これは、アトキンソン案件だ」と呻(うめ)いた。
菅肝煎(きもい)りの政策について経済官庁の中堅幹部は「何で必要なのかがよく分からない物もある」。ある省庁の元幹部は「官僚は生き残るために、おかしいと思っても抜け道を絞り出す」と語る。政策を繋ぐ社会像が不透明なままで、菅の肝煎り案件が最優先で進められる。そんな政策遂行のありようが、これからどうなるのか。
菅が立ち上げたばかりの新内閣を、「国民のために働く内閣」と呼んだ。それの実態は、これから明らかになる。
===朝日新聞2020年9月19日(土)===
菅のゴリ押しに対しての、官僚は内心では「これは、やらない方がいいのに」とか「本来なら、こうやるべきなのだが」と思っていることを、現在に流行(はや)りの旧日本軍との対比させながら検証する記事の連載を希望します。
陸軍内部にも、日独伊三国同盟締結に対して、日本の将来のために危険であると反対した人達もいた。それの主唱者の辰巳栄一大佐の同盟締結反対の意見具申に対して、東条英機は「卑怯者!」と怒鳴り付けて黙らせた。
ガダルカナル作戦でも、二見秋三郎少将を始めとして航空参謀・久門有文中佐や山本筑郎少佐などの少数の幕僚はガダルカナル島の放棄や撤退を主張したが総攻撃を前にして馘(クビ)にされたり、「青二才の弱虫め!」とばかりに一喝され、常に「蚊帳の外」に置かれ敬遠されたりした。
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