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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第48部

311正樹★:2018/09/29(土) 04:58:58
 
地図でみる東海と日本海
紛争・対立の海から、相互理解の海へ
 http://www.akashi.co.jp/book/b377039.html
 http://www.akashi.co.jp/book/b377039.html

沈 正輔 著


各国事情・文化 > 歴史・文化・各国事情 > 日本

同じ海を、日本では「日本海」と呼び、韓国では「東海」と呼ぶ。東西の古地図を探ると名称がないもの、「東海」「北海」「日本海」など様々な名称で呼ばれたものが混在する。21世紀の今、この海をどう呼ぶべきか。古地図、地理教育の歴史をさかのぼって検証する。



「まえがき」より


 東北アジアの歴史的対立の中で、東海・日本海表記問題が韓国国内及び国外で関心の対象となったきっかけは、1992年8月にニューヨークで開催された第6回国連地名標準化会議であった。これに参加した韓国と北朝鮮代表は、国際社会において通用している日本海という表記の不当性を指摘しながら、東海と日本海の併記を初めて主張した。その後、韓国と日本では東海と日本海の地名をめぐる研究会が作られ、大韓地理学会と日本地理学会では学術大会も開かれた。世界の数多くの地名の中でも東海と日本海は国際的な論争であったため、これまで国内外の学者らによって相当な研究が進められた。

 本書は、これまで筆者が東海と日本海の地名に関心を持つ中で、関連資料を収集して分析した研究論文を中心に、政治性を排除して個人的な立場から執筆したものである。したがって、韓国人が拒否感を抱き、言及することをためらう日本海と呼ぶ地名に関する内容も含まれている。それは、読者たちに総合的な観点から東海と日本海の地名に対する正しい歴史的理解を深めてもらうためである。本書の主な内容は、東洋・西洋の古地図と古文書に見られるこの海域の名称を考察したものである。地名は退屈に感じられ、古地図は専門的だと考えられがちであるが、筆者は中高生や一般の方にも理解できるようにできるだけ内容を容易に著そうと工夫した。

 (中略)

 本書では、日韓間において論争となっている東海と日本海という地名の発生と紛争を重点的に扱った。グローバル化の時代に、韓国と日本においては海の名称の問題により反日感情、反韓感情が形成され、ひいては排他的民族主義に陥る可能性がある。このような問題を解決する方法は、他でもなく事実中心の正しい歴史認識によって相手の立場を理解することである。日韓間の東海・日本海を巡る紛争と対立の海から、交流と協力、相互理解の海へと生まれ変わることを期待している。


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