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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第42部
723
:
正樹★
:2016/06/04(土) 23:17:07
悲観的な想定をする理由の第一を挙げれば、小林節のイメージがこの半年間で完全に「野党共闘」と同じ範疇に溶け込んで埋没してしまっていて、「野党共闘」とは異なる独立した一つの勢力のシンボルという認識が一般にできなくなっているからである。民進党と共産党が一つになった「野党共闘」、小林節はその「野党共闘」のシンボルであって、「野党共闘」を支持しない層に訴求して共感を調達する政治的性格をすでに失っている。「野党共闘」と一心同体の存在だ。何より、そのキーワードは立憲主義に他ならない。「野党共闘」の旗印と同じだ。だから、比例で「国民怒りの声」に投票する有権者は、本来は民進党か共産党か社民党か生活党に投票する人々であり、そこから削られて票が流れるという具合になる。民進党も立憲主義を言い、共産党も立憲主義を言い、小林新党も立憲主義を言い、結局、同じ立憲主義のバスケットの中から一つを選ぶという投票になる。立憲主義のスローガンで本当に票が取れるのだろうか、新しい票を開拓できるのだろうか、その点は実は大いに疑わしい。というのは、現在の日本の政治における立憲主義という言葉は、反安倍・反安保という意味しかなく、そのレベルでの概念定着しかないからだ。
立憲主義は、きわめて皮相的というか、表面的な政治スローガンに意味が回収されてしまっている。たとえば、現時点で、NHKの世論調査を見ると、安倍政権を「支持する」と答えた層が45%も存在する。「支持しない」と答えた層は33%しかない。立憲主義という言葉を政治変革のイデーとして積極的に受け止めている層は、全体の33%しかなく、45%にはその説得力が全く届いてないのだ。それが現実だ。昨年からずっと言い続けてきたことだけれど、立憲主義について、国民の間で議論の機会があまりに少なすぎたことがある。一人一人が立憲主義の概念について学び、樋口陽一の本を開いて熟読し、学習会をやり、個々人のレベルで立憲主義を自分のものにするという思想の内面化のプロセスがなかった。それは立憲主義じゃないとか、オレはこうだと思うとか、そういう侃々諤々の日常の討論の反復を通じて、個々が立憲主義を自分の思想にすればよかったのだけれど、つまり、昭和21年から22年の民主主義のような形で、立憲主義の限界も含めて、豊かに立体的に、国民が自家薬籠中のものにすればよかったのだが、そうした経験はなく、単に「野党共闘」のスローガンとして、反安倍のフレーズとして活用され普及するにとどまった。
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