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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第38部

91正樹★:2014/12/27(土) 00:11:38
 
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 『原爆犯罪−被爆者はなぜ放置されたか』
 (大月書店:椎名麻紗枝(しいなまさえ))
 (1985年10月28日第1刷発行、1985年11月25日第3刷発行)
 −94頁〜95頁−
 荒井信一教授も、原爆製造を推進したことでのアメリカやイギリス、カナダの
三国の政府首脳には、アジア人に対することでの抜きがたい「人種差別」があった
ことを指摘している(「原爆投下と人種主義」、日本現代史研究会編『日本
ファシズム』?、大月書店、1981年)。
 それの他に、当時のアメリカ政府首脳や、占領軍の最高司令官マッカーサーらが、
日本人に対する差別意識を持っていたことを示す話はいくつもある。
 例えば、1945年9月8日に、スチムソン米陸軍長官が、トルーマン大統領に
次のような対日占領支配についての進言をしている(ハーバード・ファイス著、
佐藤栄一訳『原爆と第二次世界大戦の終結』南窓社、147頁)。
     「ドイツと日本との差異を認識し、別々に取り扱うこと、日本人は
     本来は微笑を忘れない国民であり、もしも日本人と親しくなりたい
     のなら、彼らに親切な行為を示すことが最も良い方法であるから、
     日本を処理するに当たっては如才なさを示すことが重要である」。
 また、占領軍の最高司令官であったマッカーサーも、占領後の間もなく日本
国民について、「征服されると、殺されようが、面倒を見てもらおうが、それを
運命だとして、完全に自らを征服者の手に委(ゆだ)ねる」と論評している
(西鋭夫『マッカーサーの犯罪−上』日本工業新聞社、1983年、47頁)。
同司令官は、ドイツと日本とを比較し、「ドイツは、科学、芸術、神学、文化
などの発展において、十分に成熟しているが、日本人は、十二歳の子供のようだ」と
述べ、また、「日本人は生まれたばかりのようなもので・・・・・・どうにでも
コントロールが利くのだ」と述べている(西鋭夫『マッカーサーの犯罪』48頁)。
 アメリカは、日本国民を、戦争に「敗ければ、奴隷のように服従する」国民だと
見做(みな)していたのである」(西鋭夫『マッカーサーの犯罪』、48頁)。
このことからも、アメリカが、原爆投下に対することでの日本人の反米感情を、
対日占領支配上で重要な傷害になるとは考えていなかったことが分かる。明らかに、
アメリカは日本人を見くびっていたからこそ、無警告・無差別爆撃を強行した
のである。


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      『軍靴の響き 第2巻』
      (徳間書店:作・半村良、画・かわぐちかいじ)
      −あらすじ−
      刻々と軍事体制を強め始めた日本。
      それに反対する市民団体の一部は、送電線や変電所を破壊する
     武力闘争を開始した。
      しかし、政府の追及で、その集団は、逮捕や射殺が相次ぎ壊滅した。
      −92頁−
      その集団に加わったことでの元大学教授の島田も逮捕され、収監
     施設で嘆くのであった。
           「しかし、日本人とは、何と従うことに慣れた人間
           なのだろう・・・・」
           「鬼畜米英と叫んだ、その口でマッカーサーのチョコ
           レートをねだり、原水爆のデモに連(つら)なった、
           その足で高度国防国家への道を歩んでいるのだ・・・・」


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