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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第38部

477正樹★:2015/02/12(木) 01:08:00
 
 輸出不振、観光で稼ぐ日本
 2014年の国際収支(速報)で、貿易や投資によることでの海外とのお金のやり取りを示す経常収支の黒字額は2兆6266億円と過去最小だった。円安でも輸出は伸び悩む。そんな中で、観光が新たな「稼ぎ手」となって来た。
 
           ===朝日新聞2015年2月10日(火)===
 
 頼りは訪日客・海外子会社
 旅行収支5千億円改善、前年比
 財務省が9日に発表したことでの2014年の国際収支の速報で、日本と海外のお金の出入りを示す「経常収支」は過去最小となる2兆6266億円の黒字だった。日本経済の「稼ぎ頭」だった輸出が伸び悩む一方で、日本を訪れる外国人旅行者の消費や、日本企業の海外での儲けが経常収支を押し上げるなど、日本の稼ぎ方は大きく変わっている。
 中国の旧正月に当たる「春節」を控え、東京の三越銀座店では、大勢の中国人観光客を迎える準備に追われている。「例年以上の態勢でお迎えする」(広報)として、銀座店では18日から免税カウンターを8席から15席に増やし、中国語が話せる接客係も5人から10人にする。
 増え続ける外国人観光客は、大手百貨店の経営にとっても無視することができない存在になりつつある。三越銀座店では昨年10月以降から、免税品の売上高が前年同期の3倍ほど増え、店全体の売り上げの十数%を占める。
 日本政府観光局によると、昨年に、日本を訪れた外国人は前年比3割増の1341万4千人だった。円安の追い風に加えて、東南アジアからのビザなし訪問を認めたり、免税品の対象を広げたりすることでの政府を挙げての外国人誘致策が功を奏した。
 外国人が日本で落とすお金は、日本経済全体の押し上げにも寄与している。国際収支を見ると、外国人旅行者が昨年に、日本で使ったお金の総額は、前年から3割増の1兆9320億円。そのお金から、日本人旅行者が海外で使ったお金を差し引いた「旅行収支」は1251億円の赤字だったが、前年からは5千億円余り改善し、日本の「稼ぎ」に貢献したことになる。このペースで増えれば「2015年の旅行収支は初めて黒字になる」(ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏)可能性がある。
 政府は「外貨を稼ぐと言う意味では輸出と同じ効果がある。観光業は造船業(2014年の船舶の輸出額は約1兆3千億円)を超えた『輸出産業』と言っていい」(国土交通省幹部)と見ている。
 
           ===朝日新聞2015年2月10日(火)===


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