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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第8部

315正樹 ◆6z10n91cnw:2009/11/22(日) 22:22:46
 
 BOPビジネス
 BOPビジネスへの関心が高まっている。
 BOPとは、“Base Of Pyramid”の略で、一日当たり5ドル
以下で生活する人々を指す。世界人口の7割に当たる約40億人が対象となり、
市場規模は5兆ドルに上る。BOPビジネスとは、こうした人々を対象にした
ビジネスであるが、企業の利益だけではなく、人々の生活水準向上にも貢献して
行くビジネスを指す。両者を両立させる点において従来のCSR活動とは一線を
画すものである。
 ノーベル平和賞を受賞したことでのバングラディッシュのユヌス博士による
グラミン銀行が有名であるが、近年はユニリーバやフィリップスなどの多国籍
企業も参入している。例えばユニリーバはインドにおいて、石鹸やシャンプーを
低所得者でも買えるように小口で販売すると同時に、体を清潔にすることの
大切さの啓蒙活動を展開。多くの雇用を生み出すと同時に人々の健康維持にも
貢献、利益も確保すると言うWIn−Winのビジネスモデルを展開している。
そして潜在的巨大市場へのブランド浸透効果も狙っている。
 日本企業の先例もある。ヤクルトによる海外事業がそれである。同社は40年
以上も前にヤクルトレディーによる訪問販売の仕組みをアジアにおいて展開。
現在ではインドやベトナム、インドネシアなどの途上国を含めて、3万人以上の
雇用と同時に健康な生活を提供している。
 これまでの日本企業は技術力を武器にハイクラス市場をメーンターゲットと
して来た。韓国、台湾などの台頭によって、その地位も磐石とは言えなくなった
今に、新しい仕組みも必要ではないのだろうか?巨大な潜在市場を巡る競争は
まだ始まったばかりである。
 
          ===朝日新聞2009年11月21日(土)===
 
 そうそう、縫製業などは中国以外製にもってこいだし。


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