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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第8部

252正樹 ◆6z10n91cnw:2009/11/16(月) 21:33:00
 
 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科設立記念紙上座談会
 中国の台頭と日米中関係の未来
岡部達味・東京都立大学名誉教授  中国経済は成長し、まもなく日本を抜き
      世界第2位になりますし、軍事的にも発展しました。とは言え、
      一人当たりの経済規模は日本に遠く、軍事面もアメリカの質・量
      には及びません。しかし、それの潜在性や将来性から、アメリカは、
      今や中国を地域大国ではなく世界大国として競争相手のレベルに
      位置付けている。この状態が続く限り、アメリカは日本より中国を
      圧倒的に重要な存在と見るのでしょう。
       米中関係は当面は、中国近海に対してアメリカの制海・制空権を
      巡(めぐ)る摩擦など覇権争いで対立する面もありますが、最近は
      協調面が強く表れています。アメリカは台頭する中国への平和的
      対処の必要性や、経済的依存があり、一方で技術的にアメリカに
      依存する中国は、劣勢のうちは対立したくない。また、今の中国は
      日本対策としてもアメリカとの関係を良好に保ちたいはずです。
厳善平・桃山学院大学経済学部教授  中国人は長い間を、欧米列強や日本の
      侵略で、被害者意識が強く自信が持てなかった。しかし経済大国化
      した今に、かつての強者への反発が出ている。これは危険です。
      幸い中国メディアはそれを批判しているので、少しは安心して
      います。ただチベットやウイグルの問題は、今後も中国を悩ます
      と思われます。
岡部達味・東京都立大学名誉教授  日中の友好関係は不可欠ですが、日本側に
      プライドや自信がなければ望ましい関係は築けません。またそれには、
      日米同盟の堅持が前提です。更に、極めて不活性な状態で是正が
      必要。島国で対外的に閉鎖的だった歴史を持ち、国際政治への
      理解がヨーロッパ諸国に比べると非常に低い。そこを認識した上で
      平和とは何か、深く考えねばならない。簡単な議論で済ませがちな
      ことは、メディアや教育者の責任もあるのかもしれません。
加藤千洋・朝日新聞編集委員  日本は経済大国第2位のキャッチフレーズを
      失っても、環境、省エネ技術、社会の治安、国民意識の安定など、
      目に見えないものを含めて優位性が色々ある。高度成長する中国に、
      日本が苦労した道でのノウハウや技術、人材で協力することができる
      部分は相当にあります。岡部さんのお話通り、プライドや自信を
      持って中国に対応すべきです。そうすれば、今回の政権交代も
      あり、日中関係は改善されるのではと期待することができます。
      ただ、当面は、靖国問題や台湾問題など原則問題が後ろに下がる
      代わり、東シナ海ガス田開発など海の問題が際立って来るのでしょう。
 
          ===朝日新聞2009年11月14日(土)===
 
 そんなことは、戦略ではないのだろう。「中国企業製商品や中国で生産された
商品を買ったことでの罰(バチ)が当たったんだ。中国企業製商品や中国で
生産させた商品を買うことを止めて、中国以外で生産するように企業に要望すれば
済むことだろう。


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