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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第8部

193正樹 ◆6z10n91cnw:2009/11/12(木) 20:52:07
 
 『こんな自衛隊に誰がした!−戦えない「軍隊」を徹底解剖』
 (廣済堂出版2002年3月14日第1版第1刷:清谷信一)
 −255頁〜257頁−
 (FSX、現F−2攻撃機は)当初は、我が国独自の開発で行く予定だったが、
我が国の航空産業に脅威を感じた米国が、1986年から無理矢理に、F−16を
ベースにする案を押し付けて来た。日本の貿易黒字問題が深刻化していた当時に、
日本政府はFSXを生け贄(いけにえ)に差し出したわけだ。
 FSXは本来は安価なF−16をベースにしたのに、世界で最も高い戦闘機と
なった。こんなことなら、既に空自が導入していたF−15をベースに開発
すれば安くついた。何しろ三菱重工がライセンス生産をしていたので、既に
図面も設備もある。部品も、訓練も殆(ほとん)ど共通だし、量産効果によって
コストの削減も期待することができた。空自の運用コストも極めて低く抑えられた
はずである。実際に米軍では、F−15をベースにしたことでの、対地攻撃を
主体としたF−15ストライトイーグルを開発している。
 当時に、比較ではF−16の方が安いと言う判断だったが、そんなことは
机上の空論だと言うことは、軍オタクでも分かることである。単に空自が新しい
玩具を弄(イジ)ってみたかったと言うことが本音だったのだろう。
 空自はこれまでF−4やF−15など高価な双発戦闘機を導入する理由として、
「双発の方が、単発機より墜落の危険性が少ない」ことを、それの理由に挙げて
来たが、単発のF−2の導入は、墜落によることでの民間人の被害の可能性を
上げてでも、アメリカの利益とご機嫌を尊重したのだろうか?


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