したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第1部

61正樹 ◆6z10n91cnw:2008/04/27(日) 23:23:47
 
           『中性子爆弾と核放射線』
           (連合出版、1982年9月25日第1刷:安斎育郎)
           −19頁〜20頁−
           オランダに端を発したことでの中性子爆弾反対の運動は
          ヨーロッパ全土に輪を広げ、今に、ヨーロッパをヒロシマに
          するなと叫ぶ“ノー・ユーロシマ”の声が高まっている。
          中性子爆弾の生みの親と言われるサミュエル・コーエンは、
          第三次世界大戦はヨーロッパを舞台に必ず起こると言うことでの
          不穏な予言をしたと伝えられたが、彼はまた、「西ヨーロッパを
          占領から守るためには、広島程度の被害は受忍すべき代償だ」と
          述べ、中性子爆弾を用いるのならば「生き残った者も、
          通常戦争の場合のように一生を苦しむことはなく、完治する
          のであろう。日本への原爆投下の放射線被爆者の場合も
          そうであったように」と弁じている。果たしてそうだろうか。
          爆風で手足を捥ぎ取られるわけでもなく、熱線で火傷の
          傷跡を残すわけでもなく、中性子爆弾は放射線で人を殺傷する
          だけだから“人道的な核兵器”だと言うのであろうか。
           −188頁〜189頁−
           人間の尊厳を否定することでの筆舌に尽くし難い体験を
          強いられたことでの夥(おびただ)しい数の人間は、心を
          苛まれ続け、被爆の後遺に苦しめられながら原爆による死の
          不安に直面しつつ苦渋の生活と悪闘しなければならなかった。
          広島・長崎に投下されたことでの二つの“古典的原爆”は、
          単に、そう途轍もない死傷数によっては汲み尽くすことは
          できないことでの人間と人間社会の凄まじいことでの全面的
          破壊の様相を呈したのであった。中性子爆弾の生みの親と
          言われるサミュエル・コーエンが、西ヨーロッパを占領から
          守るためには広島程度の被害は受任すべきものと思われると
          言ったと伝えられる今日に、広島・長崎の被爆の実相は、
          更に世界に伝えられる必要があろう。
           −219頁〜220頁−
           中性子爆弾の生みの親と言われるサミュエル・コーエンは、
          上空1千メートルで爆発させれば高熱と風圧の破壊力は
          地表には余り達せず、放射線によって人間は殺すが物は
          壊さないこと、そして、その場合にの人間とは敵兵である
          から、一般市民の財産を破壊することなく敵兵のみを殺傷する
          ことは反道徳的ではなく全く正しいことであると主張している。
           彼は第三次世界大戦はヨーロッパを舞台に必ず起こると
          した上で、西ヨーロッパを占領から守るためなら、ヒロシマ
          程度の被害は受忍すべき代償であると述べた。加えて彼は、
          中性子爆弾を使えば、生き残った者も、通常戦争の場合の
          ように一生を苦しむことはなく、治療は完全な物となると
          さえ述べ、驚いたことに、日本に対する原爆投下の放射線
          被爆者の場合にしてもそうだったとまでも断じている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板