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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第1部

463正樹 ◆6z10n91cnw:2008/09/11(木) 21:10:46
 
 クロード・ルブラン「ロシアによるグルジアへの軍事介入」
 ロシアの決意と計画の前に、グルジアが何もできなかったことは驚くに当たらない。
ロシアは揺るがなかった。自国の当然の権利だと思っていたことに加え、「人道的
介入」や「予防的攻撃」など、欧米から着想を得た理屈を拠り所にできたからだ。
 ソ連の消滅以来、ワシントンと同盟国は競って暴力に訴え、その都度状況に
応じて「人権を守る」「テロとの戦い」「民主化推進」などと正当化して来た。
イラク戦争や、イスラエルによるレバノン攻撃、米国によるイランへの予防的
攻撃の脅しなどは、国際秩序が専制支配されて来たことを示している。
 今回、モスクワは同じ論法を用いている。ライス米国務長官が攻撃や武力
行使に言及すれば、ロシアは面白がるのだろう。これからはロシアもゲームに
加わり、ワシントンが定めたルールによって米国が裏切られる可能性もあることを
知っているからだ。
 国連と言うことでのコンサートの場で、孤立を避けるには、米国と同じ楽譜で
演奏する必要性があることをロシアは完璧に理解した。作戦は成功し、1991年の
ソ連崩壊後に米国が思い描いた国際秩序の終わりを告げた。
 
            ===朝日新聞2008年9月8日(月)===
 
 ロシアが、ロシアの行動が不問に付させたことの背景は、米国と同じ楽譜に
加え、軍事力の裏付けがあったことを忘れている。ロシアが、イラク程度の
軍事力だったら、とても米国が容認したとは思えない。


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