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「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第1部
1
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2008/04/20(日) 20:49:36
「法律や政策は、単なる決め事である。いつでも変えられる」第1部
法律や政策は、科学ではない。単なる決め事である。一旦決められてしまったら、
少なくとも十年は変えることができない物ではない。いつでも変えることができる。
〓〓〓〓〓
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
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305
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2008/06/28(土) 20:11:18
『新・核戦略批判』(岩波書店・岩波新書:豊田利幸)
−167頁〜168頁−
核シェルターは有効か
さて、核シェルターは、それの持ち主にとって、如何なるときに、
如何なる条件の下で、どこまで有効であるか?これは勿論、核シェルター
の構造、それが置かれている場所を具体的に指示しなければ、量的に
正確には答えられない。しかし、次のような基本的考察によって、
核シェルターの有用性は、それの構造や場所の問題に立ち入らなくとも、
全面的に否定されるのである。。
第一に、核シェルターを利用する人は、敵の核攻撃が行われる前に、
そのことを知らせられていなければならない。その時間は戦略核兵器
ICBMの場合、長くて30分、ソ連の戦域核兵器SS20の場合は
西独でも日本でも実際上は数分以下である。常時に、核シェルター内で
生活しているのならともかく、敵ミサイル襲来の警報が、仮に迅速に
出されたとしても、それを聞いてから自分用の核シェルターに駆け込む
時間的余裕はまずない。太平洋戦争におけることでのB29の襲来の
ときとは、わけが違う。今夜当たりに核攻撃がありそうだから、
核シェルターに早めに入って寝よう、などと言うわけには行かない。
従来の戦争は、国際的な緊張が高まることと平行して周到な戦争準備が
なされて初めて起こったが、核戦争の準備は、現在に既に完了していて、
いつに核ミサイルが発射されても不思議ではない状態にある。
306
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2008/06/28(土) 20:46:27
>>305
の続き
『新・核戦略批判』(岩波書店・岩波新書:豊田利幸)
(1983年5月20日第1刷発行)
『核戦争の悪夢』(1982年12月20日発行)
(みすず書房:N・コールダー,訳、服部学・坪井主税)
−81頁−
中国の指導者達は、「帝国主義者たち」−−即(すなわ)ち、
アメリカとソ連−−は、地球の支配権を巡って第三次世界大戦を
戦わざるを得ないと考えている。引き延ばすことはできても避ける
ことはできず、中国としては、こう切迫している核戦争から生き残り、
如何なる侵略者をも一掃することができる準備を急いでいるのである。
1970年以来、中国の都市の地下には、養兎場に似たトンネルが
掘られており、そこは、通常兵器や化学兵器や核兵器による攻撃を
受けたときに人民のシェルターになるのである。トンネルは都市の
外側にある出口まで延びており、都市の人々は地下道を通って
非難することができる。こうしたトンネルが掘られていることでの
いくつかの中国の都市を実際に見て来たフランク・バーナビー
(物理学者で、1982年当時にストックホルム国際平和研究所長)は、
それの報告の中で、中国の民間防衛の指導者の言を、こう伝えている
−−中央北京の4百万住民の大半は、警戒警報が鳴ってから約5分以内に
地下に潜ることができる。トンネルのシステムは、軍事用、民間防衛用、
そして平和時用の3つの役割が統合されている。地下商店や劇場も
シェルター能力を大きくしている。更にトンネルは、中国軍得意の
戦術であるゲリラ戦に格好な基地や通過道となる。
−213頁〜214頁−
スイス人は、中国人と同じように、核世界戦争が当然に起こり
うると考えている。彼らは、危険は、今に自らを守るための大きな
努力を正当としていると考えている。そこで中国がトンネルを掘って
いる間に、スイスは家庭用シェルターの高価な計画に乗り出して
いる。軍隊に入っていない者は全て民間防衛機構で働かねばならず、
州政府は戦時用の防御構築物を持っている。例えば、ベルンの
スケート場の下や、ルツェルンを通っている自動車道路のトンネルには、
大型の公衆シェルターが準備されている。ベルンの郊外で、私は、
素晴らしい設備を持ち、全く使われていないシェルター病院を
見たことがある。スイスは既に地下に7千以上の病院のベッドと
1千の営業劇場を持っている。
中立国のスイスは、ヨーロッパで核兵器の直撃を最も受けにくい
場所の一つであるが、住民は運を天に任せようとはしていない。
放射性降下物がシュトットガルト、リヨン、ツーリンから吹いて
来れば、スイス人は戦争と、それ後を、それのために精密に造られ、
交戦国になりやすい国の人々が得られることでのどんな物にも勝る
シェルターの中で見続けるのだろう。これは、核戦争の脅威に対して
西側の一国が慎重に考えて実行した対応である。これは、少なくとも、
スイスが多くの軍縮会議のホスト役を務め、それの成果を明らかに
殆ど信じていないことを考えるのならば、私達を勇気付ける物ではない。
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