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「沖縄集団自決」について

1桐鳳柳雨:2008/03/10(月) 03:19:23
「軍が関与した」「いや、していない」と、オール・オア・ナッシングで捉えるのはいかがなものでしょう。

強要(或いは、そうと住民が受け取れるような表現)をした軍人もいただろうし、そうではない軍人もいた、という考え方ではいけないのでしょうか。

2桐鳳柳雨:2008/03/29(土) 14:13:47
2008年3月29日の新聞各紙社説を読んで、論点となっているのが「関与」ではなく「命令」だということを知りました。

前回の書き込みの「関与」を「命令」と、訂正致します。


産経紙
『日本軍の関与の有無は、訴訟の大きな争点ではない。軍命令の有無という肝心な論点をぼかした分かりにくい判決といえる。』

読売紙
『集団自決の背景に多かれ少なかれ軍の「関与」があったということ自体を否定する議論は、これまでもない。この裁判でも原告が争っている核心は「命令」の有無である。』

以上、「右寄り」といわれる2紙の社説抜粋です。

「命令でない関与」…。

軍人と一般市民との力関係を考えるとき、命令でない関与とはどのようなものなのか、イメージできないでおります。

3ロートル:2008/03/29(土) 14:48:25
同感です。
関与したが命令はしてない・・・は、言葉遊びのようですね。
つまるところ、同じ結果を招く・・という意味では同罪でしょう。
「暗に示唆した?」もイコール「命令」というのは日本人の得意技でもあるし、不都合な証拠は残さないのも権力者の常套手法なのは、古今を問わず殊更に論ずるまでもありません。

4ステーションマン:2008/03/29(土) 17:17:52
 本当にその通りだと思います。

 関与と命令の意味の違い、言葉づかいを争っても意味がないと思います。

 日本軍上層部が集団自決の関与したということは、その指示(指示という言葉はよいかわかりませんが)を正確に命令した隊長もいたでしょうし、それこそ示唆というか暗に示し口で命令しなかった隊長もいたでしょう。

 ただ日本軍の組織として集団自決に関与したのは事実ですから、これは大罪であり、歴史教科書で教えるべきことです。そこから戦争の悲惨さを教えられます。

 敗戦したのですから、戦争のおろかさを反省して、もう戦争はしない、人命を軽視するようなことはしない、このような観点で高校の歴史教科書も書いていただきたいものです。人名は地球よりも重いのですから。

5coward anonymous:2008/03/30(日) 20:33:57
根拠はどこにあるのでしょうか?
右も左もないのですよ.

うちの爺ちゃん,婆ちゃんも戦犯ですか?
僕は何を言われようが構いませんけど,爺婆に無辜の罪を被せんとする
無知蒙昧な輩には徹底的に抵抗いたします.

「豊かな想像力」にはうんざりです.
もちろん,「想像力」は愚者の言い訳なのでしょうけど.
たとえば,三光って,大陸お得意の伝統あるやり方でしょ.
そして帝国陸軍が三光作戦を決行したんですって.
笑止.
人は自分が行い,経験した範疇でのみ,語ることができる.
わずか15年余で日本人は身に染みついた世の倣いを
根底から覆すことができたんですって.
笑止.

戦前の大東亜主義者と現今の人権・平和・権利・人命第一主義者は
同じコインの裏表ですよ.

要するに,「他なるもの」を知ろうとしない.

そもそも,なにが「ニュートラル」なのでしょうかね.
そのnaivitat,そして,他人さんから詰られたくないという
せせこましさ.
笑止.

もう,やめましょうよ.
矮小な思いで語る,否,騙るのは.

6hatomame:2008/04/04(金) 21:47:55
神奈川県の横須賀市で起きたタクシー運転手刺殺事件の容疑者として最近日本の警察に事情聴取された、脱走米海兵隊員の証言をNHK報道で聴いていて、ちょっと気になることがあったので、(今回問題になっている事とは全く違うので日本人的発想からすればトテモ不謹慎かもしれないけれど、)掲示板に書いてみました。

彼は警察で、「人を刺せという声が聴こえた」とか「その声は何十にも重なった電子音のような声だった」とかいってるそうで、これは以前読んだダニエル・キイスという作家の、「24人のビリー・ミリガン」という話に出てくる多重人格者の犯人の証言とちょっと似ている。最もこの手の話は現代のコミックやペーパーブックス的SFに履いて捨てるほどありそうだし、日本でも幼女誘拐殺人事件の宮崎君も似たようなこと言ってたから単なる言い逃れと判断してしまうのは簡単だし、第一「精神分裂者」を罪を問えるのかどうかも難しすぎる問題だからこれ以上ここでは問わないけど、「二重人格」という「脳みその別人格化(心理的防衛本能)」は、今誰でも抱えてる問題なんじゃないかなあ。お酒飲んで暴れるくらいじゃとても消化できないくらいの身の置き場の無い分けわかんないものから逃げるための唯一の逃げ場として。

日米間の地位協定の見直しも、今後の両国の新たな関係をつくるため避けて通れない重要な問題だと思うのだけど、最近切れるヒトが増えたのも引っかかってつまらないことを書いてみました。

7hatomame:2008/04/04(金) 22:29:40
すみません。タクシー運転手刺殺事件のことを書いたものなんですが、掲示板のやり方がよくわからなくて違うスレッドに書き込んでしまいました。本来フリースペースに書き込むべきでした。ごめんなさい。
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ちなみに「沖縄集団自決」について思うことは、あの時の日本軍は軍隊の体なんて全く成してなくて、本来命令を出すべき責任者なんてさっさと本国に逃げちゃってるから、現地に踏みとどまってそれでも頑張っていた、本来命令する権限さえあやふやな中間管理職的上官と呼ばれる方たちが、その時の個々人の義務感と責任感と価値観で行動した結果、起こってしまった、まさに軍隊という組織の持つシステム上の最大の欠点を象徴した、これまた最大の悲劇だったのではないでしょうか。

すでに沖縄には軍隊が存在していない以上、命令の存在するはずが無い、だから無関係ではないがそれは命令では無いという考え方も論理上可能で、苦肉の策として関与という形で認めるというになったのではないかと思っています。

いずれにせよ戦後日本はアメリカさんの庇護の下、国家としての自発的戦争総括にあまり重点を置かなかったように感じています。

8ロートル:2008/05/03(土) 17:15:31
そういった視点の論調は聞いたことがありませんでした。
おそらく・・真実でしょう。
それにしても繰り返したくない悲劇であるのは事実です。
沖縄の方達に対するお詫びの仕方が、今もって充分では無いと思われる中で、更に現況が厳しさを増してるのも事実。
どういう方向を辿ろうとしてるのか?・・私には国の指針が見えない。

9hatomame:2008/05/26(月) 00:44:10
意見に関するレスありがとうございました。(ほとんど無いのでウレシイっす)

そして、一番驚いたのはロートルさんの
>そういった視点の論調は聞いたことがありませんでした。
という言葉でした。(こんなに論争好きの国なのに?)

私もロートルさん同様、今一番気がかりなのは、国の指針が見えないということ。
そしてそれは、意図的に見えないようにしているのでは無いかということ。
しかもマスメディアという我々一般市民に訴えやすい手段を最大の武器に...。

私は陰謀論も鵜呑みにしませんが、昨今の情報化社会という美名の元に虚実入り交えた情報を氾濫させ、逆に真実を覆い隠す手段としても有効利用できるIT化社会を今はまだ信じていません。誰かが意図したシナリオに踊らされた論争は真っ平です。

考え方の根本的視点が何か。
それだけは、見失いたくありません。


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