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【雑談上等】平成闇の床屋談義 避難所の噂7

965K馬鹿:2009/11/15(日) 21:56:05 ID:Ti8/TI9s
>959
ブエナの件は脇において・・・逃げ馬への評価なんですが・・・

今回のレース、有力馬は後方に陣取って末脚を武器にする馬が多かったですよね。
ブエナビスタもブロードストリートもそう。先行して実績のあるのはリトルとカワカミあたりですね。
このうち、ブエナはじめ3歳勢は2kgの斤量メリットがあります。1kgで0.2秒とよく言われますが、
これまでに実績を示してきた有力3歳勢との2kg差はかなり効きます。特にペースがアップする際に。

話を戻します。
で、2頭が大逃げを打ちました。この2頭、1頭はG2を勝っていますがハンデ戦を最軽量49kgで逃げ切り勝ち
のあとは別定or定量の重賞3戦を逃げ潰れ。もう1頭は格上挑戦のオープン特別を逃げ切ったあと、G2をハナ
切れずに沈没。
この2頭が連れ立って序盤から飛ばしていっても、後続集団の騎手にすれば「どうせ潰れる」or「捕まえられる」
「それよりは後ろの有力馬に注意しないと・・・」と思っていても不思議はありません。
レースが向正面まで進み、そろそろペースアップしておきたい場面でも、後ろが気になってアップできません。
誰かが動けばそれが合図となり各馬がペースアップします。つまり最初にペースアップすると各馬のマークを
一身に受けることになり、直線では馬群に飲み込まれるでしょう。
そう考えれば後続集団の馬は、牽制しあうだけで動くことができません。
こういう状況を打破して、自分から動くのを目撃したのは・・・最近ではディープインパクトの春天かなぁ・・・

そうやってレースが流れるうちに先行2頭は悠々とリードを築いています。後続が差されるリスクを覚悟して
ペースアップして追い上げ始めたのは3角の手前あたりから、残り800mというあたりです。約5秒以上の差
(30馬身近く)の差があります。距離にして100m近く。
坂を下りきったあたりで集団は崩れ、個々に追い上げ始めます。(残り600m)この時点で先頭と集団の間は
ほぼ絶望的な差ですね。先頭が4角回った頃には、後続はまだ坂を下りきったあたりですからね。

レースの上がり(ラスト600m)タイムが37.8秒でブエナの上がりが32.9秒ということで、残り600mの地点の
通過タイムとして4.9秒差あります。
クイーンの上がりが38秒かかるとして、後続は33秒以下のペースで追い上げなければ、600m手前での
4.9秒差を逆転できません。いくら強豪馬とて、33秒を切るのはなかなか難しい。

人気はない逃げ馬と、末脚勝負の強豪馬が複数、が出走するレースではたまにある光景ですが、
今回みたいなのはなかなかないですね。




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