カルト情報収集室

66：NONAME：2008/04/11(金) 01:26:17: 霊感商法

霊感商法は　救うと言って騙す商法。　その意味では、悪質リフォーム業者や健康商法と変わらない。
他の詐欺と異なるのは　不可知な存在を信じさせ、それに依存させて思考を換え、継続的に搾取すること。
もちろんその根拠が、不可知な存在であるがゆえに、詐欺にもなりにくい。
信じ、依存させるには、受け入れやすい情報、たとえば、世界を救う、世界に認められている、先祖供養すればご利益がある、慈善事業もしている、
などを提供する。　馬鹿はそれを信じて「尊い」と思い、徐々に組織に染められて行く。
おかしい、と家族が気付いた時には遅し。　組織の刷り込みは、精神の深くまで達し、抜けなくなっている。
目的は営利なので、そこには当然、表面上の謳い文句との落差があり、
それが信者を戸惑わせ、脱退へと繋がることも多いが、信者は、脱退後も美辞麗句により与えられた現実逃避の味が忘れられず、
たとえば、「先祖供養しないと生きていけなくなっている」場合もある。
これも、後遺症の1つだが、その精神の不協和を発生させないために、疑問を持ちつつも未だ在籍を続けてしまう場合も多い。

そのようなカルトの手口に気付き啓蒙/対処していくことこそが　被害を消却する唯一の方法である。

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