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輸送力増強五ヶ年計画(УТП)実行委員連絡用2

1松代@管理:2004/12/06(月) 11:50
第二次輸送力増強五ヶ年計画(УТП)の掲示板です。 УТПはう〜て〜ぺ〜と読み、輸送力増強五ヶ年計画の頭文字とユートピアの語呂合わせです。

前スレが重くなったので、新規に立てました。

前スレ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/410/1024249084/

99СТАЛКЕР:2005/07/29(金) 10:11:12
>>94

鳥山氏の発言は「天然ガス限定」だとして、こんなのがあるね。
(あと、「全然」は「高い」にかかってて、「たりない」にはかかってないと思うけど、釈迦に説法?)

『天然ガスの市場と産業 ─現状と今後予想される展開─』
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20050720/m20050720001.html

>ネックとしてはエネルギー密度が低く、輸送の困難性から膨大なコストが
>かかることが挙げられる。

北東アジアのパイプライン建設競争
http://www.diplo.jp/articles05/0505-4.html

> 専門家は、これより北東にあるヤクーツクについても、まだ調査は終わって
>いないものの、大量の石油資源が埋蔵されていることを期待している。この土
>地で、石油・ガスを採掘して送り出すには、付近一帯の永久凍土を掘削しなけ
>ればならない。これは技術的には実現可能であるが、コストが非常に高い。

サハリン大陸棚における石油・天然ガスの開発と環境
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/sakhalin/hoppo/hoppo5.html

>開発地点のオホーツクの海象条件は極めて厳しい。そのために厳しい海象条件
>に応える海洋構造物を建造しなくてはならず、そのことはコスト上昇要因とな
>る。海洋のみならず陸上においてもパイプライン建設予定地のインフラストラ
>クチャーは劣悪であり、道路、橋、住宅などの整備のために巨額の投資を必要とする。


ロシアの天然ガスはたくさんあるんだけど、採掘・輸送するのが大変だ、って感じかな?どのくらい高いかはバイヤーじゃないんで詳しくはわからないんだけど、こんなの。

天然ガス事業「サハリン2」 クジラ繁殖地迂回、コスト増 供給ずれ込む公算
http://www.env-center.com/report/report02/ja05a.html

もっとも原油が高騰すればコスト高なロシアのガスでも「まあ、いいか」みたいな
感じらしいのでロシアは期待しているみたいだけどね。原油高に。

10094:2005/07/29(金) 10:26:24
ごめん。リンクがアベコベでした。

『天然ガスの市場と産業 ─現状と今後予想される展開─』
http://www.env-center.com/report/report02/ja05a.html

天然ガス事業「サハリン2」 クジラ繁殖地迂回、コスト増 供給ずれ込む公算
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20050720/m20050720001.html

101鳥山仁:2005/07/29(金) 11:16:59
カマヤンさん>
 99さんの資料と被るんですが、コストの問題に関して詳しく調べたら、これは国内のインフラも関係している問題で、少なくとも韓国では天然ガスのコストは25%低下するようです。
 後は簡単な資料を添付したので、ご自身で調査してください。

99さん>
 サンキューです。

資料1/NHKの番組(NHKラジオ第一放送「ラジオあさいちばん」2003年4月14日放送)
http://www.erina.or.jp/Jp/Radio/2003/ra030414.htm
 次に2つ目の天然ガス開発についてですが、こちらもシベリアのバイカル湖の近くのコヴィクタというところにある大規模なガス田が一つの起点となります。ここから中国や韓国、さらには日本までパイプラインで天然ガスを輸送しようということが考えられています。天然ガスは比較的クリーンなエネルギーとして期待されていることもありまして、関係各国による検討が続いています。ところが、ここでは輸送コストが高くなってしまうという問題があります。ガスの値段が高くなってしまえば、買い手が付きませんので、事業が進みません。そこで、今回の石油のパイプラインと一緒に建設すれば、両方ともコストを下げることができるのではないかということが期待されるわけです。

資料2/総コストについての試算
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050419202441-YNWZKNITLH.nwc
 ロシア政府は、極東のサハリンから同国中部のクラスノヤルスクまで広がる東シベリア地域で天然ガス田開発を推進するため、2030年までに総額316億ドル(約3兆4128億円)の資金が必要と試算した。露政府がまとめた報告書の内容をブルームバーグが伝えた。

 ロシアの産業エネルギー省は、同地域に約11兆3000億立方メートルの天然ガスが埋蔵されているとみており、同地域の開発を進め、米国、中国、日本、韓国などへの天然ガス輸出を強化する意向だ。

 露政府は具体的な資金の調達先については明確にしていないが、全体的な開発計画についてはロシア最大の国営天然ガス企業ガスプロムが統括する見込みだ。

 露政府は今年中にガスプロムの株式の過半数を取得する見込みで、同社が計画を管轄することで開発企業間の競争による天然ガス価格の下落を防ぐ狙いがあるとみられる。

 報告書では、アジア・太平洋地域へのこれらの天然ガス輸出については「法に基づき、政府がコントロールする必要がある」とした上で、同地域における多国籍企業の活動に対しては「規制が必要となるだろう」としている。

102鳥山仁:2005/07/29(金) 11:17:58
資料3/ロンドン大学の教授による見解
http://www.diplo.jp/articles05/0505-4.html
 天然ガスは、大気汚染を減少させる方法として、北東アジアの多くの大都市が使用を望んでいる。すでに日本、韓国、そして台湾の輸入量だけで、世界全体の液化天然ガス(LNG)貿易のほぼ80%に達している。中国の場合、LNGはコストの高さがネックとなっており、もっと経済的な手段を求めている。一方、中国にほど近いシベリアとサハリン島には大量の石油資源が埋蔵されている。中央シベリア東部高原地帯の、イルクーツク平原部の地下には、莫大な量の石油と天然ガスが埋蔵されているが、その全容はまだ明らかになっていない。将来試掘が進められれば、世界全体の埋蔵量は大幅に増えることになる。この地方の中心地で、イルクーツクに近接したアンガルスク付近の大型精製所でも、現時点では、西シベリアから原油を運び込んでいる状況だ。

 専門家は、これより北東にあるヤクーツクについても、まだ調査は終わっていないものの、大量の石油資源が埋蔵されていることを期待している。この土地で、石油・ガスを採掘して送り出すには、付近一帯の永久凍土を掘削しなければならない。これは技術的には実現可能であるが、コストが非常に高い。同様の地層に作られたアラスカ横断パイプラインには、80億ドルという巨額の費用がかかった(1975年当時)。西方クラスノヤルスク平原部の推定埋蔵量を加えれば、中央シベリア東部の天然資源は膨大な量になる。しかし、十分に調査し生産にこぎつけるまでに、どれだけの時間とコストがかかるかはまだ不明である。

 さらに、原油をどこから調達するかという問題が残っている。中央シベリア東部の生産力が潜在的には膨大であるとしても、現時点では、ナホトカ・パイプライン本線と大慶支線の両方に十分供給できるだけの生産力があるとは思えない。タイシェト=ナホトカ本線を満たすためだけでも、西シベリアで年間3000万トンを採掘することが必要で、その分、ヨーロッパ向けの輸出量が減らされるだろう。

 ロシア政府は、現在の生産量では、日本と大慶支線に8000万トンを供給することはできないと認めている(4)。中央シベリア東部の油田を開発する必要があるのはこのためである。現時点では、日本と中国への原油供給が2000万〜5000万トン不足すると考えられている。将来、油田開発とパイプライン建設の同時進行が肝要となることは明らかだ。

※ただし、インフラの整備の差異により、韓国がシベリアからの天然ガスを輸入した場合は、25%のコストダウンが試算されているらしい。

資料4/IEEJのシベリアパイプラインに対する見解
http://eneken.ieej.or.jp/data/pdf/660.pdf

資料5/判りやすい地図
http://www.iijnet.or.jp/IHCC/prj-sahalin-gas-kaihatu01-pro1.html


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