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規制推進派とオタクとの関係性について

18カマヤン:2003/02/05(水) 04:48
 以下、以前書いた私の日記から。
 
 宮台真司氏の人間の五類型の話を編集さんとする。
 調査した時点の消費者類型として五類型は意味があっただろうけれど、「五つ」というところが、ちょっと胡散臭い。二つなら判る。一つの基準で二分するのが区別の基本だからだ。2×2で4類型なら判る。

 こう整理しなおしできるんじゃないか。
 社会への人間の基本態度には、楽観的ガンバリズム(当事者的態度)と悲観的(傍観者的態度)がある。
 オタクは悲観によって現実に耐えようとしている。悲観的になるのは、信用に足る情報を自分が持っていないからだ。自分が持っている情報が信用できず、それゆえ状況に関与できないから、悲観的になる。
 社会にはさまざまな有意義有意味な情報がある。それを得るためには、「興味アンテナ」を立てる必要がある。「興味アンテナ」さえ立っていれば、情報はいくらでも入ってくる。だが、「興味アンテナを立てる」という精神的行動が、非常に困難だ。
 オタクは、アニメやマンガに関する興味アンテナは立っている。だが他のジャンルへの興味アンテナを立てていない。他のジャンルにいる人間も、全てにおいて興味アンテナを立てるのは不可能だ。人が何に興味アンテナを持っているのかは、偶然に左右される。アンテナに受信しないものに対しては、人は傍観者にならざるを得ない。アンテナを素通りするものの多さに自覚的になれば、悲観的にならざるを得ない。
(続く)


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