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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

941とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:14:07 ID:6XIzsRP2
>>939-940
「……………」

ゼンショウを睨みながら、懐に手を入れる
竜牙の人については何も知らない、しいて言うならJD兄妹が悪い人ではない、という程度
そして目の前の鬼滅衆の一人についてはどうだろうか、侵食を浄化してくれるし目をつぶっていれば自分には何もしてこないはずだ

「………刀を収めるにはまだ早いんじゃないかな。 大人しく引き渡すとは一言も言ってないよ、ゼンショウさん」



「後ビート君多分そうじゃない そうじゃないから」

942とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:21:22 ID:mf3ssyUY
>>940>>941
じたばたともがく無口。
パッと見普通の歯…と見せかけて中は鋭い歯ばかり。
…竜牙?

『ああ、俺も刃を納めたつもりはつもりはね―

斬ッ!という音。
素浪人が一歩前へと足を出した瞬間、衝撃が3人を襲う。
下から上へと閃光が走った、そう見えたが…

―えな…ちっ、ちょいと距離が足りなかったか』

943とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:30:10 ID:qRiHg9qw
>>942
「んじゃあディフ、こいつのどこが竜なんだ?」
子供の口を見てどこも竜っぽくねぇなと毒づいて手を離し

「……とりあえず―――ッ!」
逃げろと促す前に閃光が走り、驚きつつもバックステップをして

「………やるのか?」
(えーと、ステップは二度だけだったけどその後の動作に繋げなかったら大丈夫だよな……?)
と、左右にステップを刻みながら構える。
……一度も使ったことがない魔法を、更に不安定なシロモノを一発勝負で使う気らしい。

944とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:38:08 ID:6XIzsRP2
>>942-943
「種族とかそんなのだよ ……多分」

だけど口の中、それっぽいような気もしなくない
いやだから竜牙というのは ありえるか

「居合斬り、それも斬撃波付きの……」

「うん、獲物の前で刀しまうような真似しないよね」

軽口を叩きながら、内心ヒヤヒヤしている
今の攻撃、間合いの範囲内で打たれた物だったとして反応していただろうか
少なくとも障壁を展開するまでの間、間違いなく当てる事ができた そう思う

「……鬼滅衆は侵食を浄化しに来たんじゃないのか?」

945とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:45:27 ID:mf3ssyUY
>>943>>944
しかしビートの足元には無口。
ちょっと邪魔くさい。
あと、ステップから始まる魔法がどうなるかは神のみぞ知る。
因みにこの場合の神は言わずもがな私だ!

『浄化の前の準備だ。それ以外の何物でもねえ』

じり、とすり足で間合いを詰める素浪人。

946とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:52:43 ID:qRiHg9qw
>>945
「………邪魔だ!どっか行ってろ!」
さすがに足元に要られては邪魔なのか振り落とす気でステップを続行。

「…………コイツがそんなに重要な人間なのか?」
そう、ステップをしながら素浪人に尋ねる。
シュールである。

947とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:55:01 ID:6XIzsRP2
>>945-946
「(……それ以外に亜人駆除っていう名目もあるんだろうな)」

間合いを詰める素浪人から離れるように、後ろ歩きで自分も離れる
相手の都合は何となくわかっている、それが何の武器になるかはさっぱりだが
星渡の事を持ちかけようにも、何かしらのきっかけがないと陰で聞いていた事がばれるだけだろう
そして肝心の戦闘ではというと さっきの技術を見る限り難しい

「この前はこういう子無しで侵食の死体の山作っていたじゃないか? それ以外の何物でもないって」

948とある世界の冒険者:2013/05/05(日) 23:57:57 ID:mf3ssyUY
>>946>>947
無口「…」

何処に、とその目は問うている。
当然だ。安全な場所何ぞどこにもない。
そしてビートの問いに素浪人は答えない。
そもそも如何でもよければ刀抜いて襲ったりはしないだろう…

『ありゃ宣戦布告みたいなもんさ。
 俺達が来たからには手前らバケモノに好き勝手させねえって言うな』

949とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:03:37 ID:1akNgDdc
>>947
「………だぁ!とにかく離れろよ!
これじゃあ俺だってぶった切られてお陀仏だ!」
今度は一回転して無理やり引剥剥がそうとする。

「…………んで、コイツを俺たちが渡さないって思ったらどうするんだ?
わざわざ攻撃してきた相手にむざむざ渡すと?」

950とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:06:18 ID:.fOFUQz6
>>948-949
「ゼンショウさん、それはあの死体の山を作った理由であって浄化の準備にこの子を必要とする理由じゃないよ」
「………さっきから妙に、話をぶらしたり、意味ありげに言わなかったりしてるけどそれは何故なの?」

理由は分かっている、何度も心の中で唱えている通り
ただ時間を稼ぎたい 戦闘に入るにしても逃げるにしても覚悟を決めたい

951とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:12:23 ID:/uiyl4JE
>>949>>950
「!?」

振り回され転がる。
はっきりいってそれは致命的なやり方だった。

『あー…もう面倒くせぇよ御前等』

横凪に閃光が走る。
放たれる衝撃は風によって相手を刻むカマイタチ。
ディフやビートは問題なかろうが無口には身を守る術などない。
抗う事なくその身がズタズタに切り裂かれる。

952とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:16:35 ID:1akNgDdc
>>951
「………ッ!」
横薙ぎの閃光が見えた瞬間に自身もそれに対抗するために両手を前に突き出して動作術式を完成させる!
正直言って、相打ちする気で放ったため、無口の怪我の状態には気づいていない。

953とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:20:51 ID:.fOFUQz6
>>951-952
「――――っ!」

無口が転がされ、相手にはカマイタチ
どっちも守らないといけないというのはわかる、だが遅かった

とっさに障壁を展開するが、完全に防ぎきる事は出来なかった
右手、顔、胸に深くはないが傷ができた
だが、今はそれよりもズタボロになった少年の方が不味い

少年に駆けより、再び背中で庇うように立つ
今回は、少し屈み、少年の息を確かめるように

954とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:27:29 ID:/uiyl4JE
>>952
ぶすん、黒煙が出て魔法は終わった。
動作の合間合間に喋るとか『ノイズ』が多すぎるのだ。
下手すれば暴発して自身の腕が吹っ飛びかねない。
習得していない魔術なんぞ使うものではない…

結果、カマイタチの餌食だ。

>>952
…息は、無い。
致命傷を受けてしまったようだった。

『…終わりだ』

955とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:34:11 ID:1akNgDdc
>>954
「………へへっ、やっぱ俺って………。」
「ぐわぁ!あだっ!ぎゃぁぁあああ!!」
無理やり振り切った結果、こうまでひどい結果になるとは思っておらず
多くの人間に致命傷を与えた自分を情けなく思いながらカマイタチに晒される。

そしてたっぷりと食らった後、傷だらけの状態で膝立ち状態になる。
意識も戦う気もあるが、相当に消耗している状態だ。

956とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:41:27 ID:.fOFUQz6
>>954-955
「  」

頭の中が真っ白になり、目の前が暗くなる
今の、今の一撃で……

「ケ、ア……」

とっさに回復魔法をかけようとするが、声が震える
短く息を吸い込み、落ち着かせる
まだだ、まだ確定している訳じゃない

「…ケアルラ!!」

短く、はっきりした声で治癒呪文を唱える
まだ息を吹き返す可能性だって残っている、いや低くないはずだ
そう簡単に諦められる物ではない

957とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:44:11 ID:/uiyl4JE
>>955>>956
『無駄だ』

冷たく言い放つのは凶刃を振るった本人。

『餓鬼に…それも竜の流れを汲むものなら尚更今の一撃耐えれるもんじゃねえ』

その言葉は事実。
無口な子供が動くことは二度とない。

958とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:48:10 ID:1akNgDdc
>>956
>>957
「……………。」
膝立ちのまま、少しも動かずにいる。
と言うよりここで動いてもただ刃を返されて殺されるだけだろう。

奴が隙を見せるか、そのまま立ち去るまで動く気がないのだ。

959とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:52:41 ID:.fOFUQz6
>>957-958
「…………」


青年の手から出ていた治癒魔法が、静かに消えた
治癒を行使した瞬間から薄々気づいてはいた
人間の傷を治す時とは違う、感触が死体を触った時の其れだった

960とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 00:54:51 ID:/uiyl4JE
>>958>>959
『じゃあな、恨んでくれても構わねえが…まずは手前の弱さを恨めよ?』

そう言うと素浪人は背を向け去っていく…

961とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:01:17 ID:1akNgDdc
>>959
>>960
「………えっと……行ったか………。」
一方、素浪人に気を取られていてそれ以外の状況を全く把握できていないビートは、立ち上がると倒れている無口を見つけて。

「………………あ?え?
………おい、嘘だろ?」
その、無残な姿に唖然としている。

962とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:08:59 ID:.fOFUQz6
>>960-961
「…………」

ビートに向け静かに首を振り、肩を落とす青年
この前の侵負に負けてヒトガタに落ちた冒険者とは、訳が違う
今回は完全に、自分の落ち度だった

963とある世界の冒険者:2013/05/06(月) 01:10:17 ID:/uiyl4JE
これからどうなる、今日は此処までFo

964とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 20:58:45 ID:Kj1mzhDk
>>961>>962
子供の身体は急速に風化し消えていく…残る襤褸布も刻まれ朽ち果て粉々だ。
何も残っていない。

965とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:03:40 ID:1uwSbmv.
>>964
「…………どういうことだよ、俺のせいなのか!?
………他の連中になんて説明すりゃあいいんだよ!!」
無口が風化していくのを見てパニック状態になっている

「………俺が悪いのか?俺が振りほどかなかったら死ななかったんか!?」

966とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:14:39 ID:yHscXv4M
>>964-965
もはや死体さえも残らず、塵と化した無口がいた場所の横を肩を落としたまま身動き一つしかしない青年
あまりにもあっけない、早過ぎる終わりだった
護る事ができなかった無口への申し訳なさ、早めに行動しなかったことへの後悔
そしてそれとは別に冷たく暗い何かが胸の中で広がるのを感じた

目の前が暗くなりかけたところに、耳に入ってくるビートがパニックを起こしている声
この事態に向けられる感情は同じであれど、青年はビートほど錯乱していなかった
少なくとも、見た目上は

「……それは、違う……… よ…‥」

「………」

「………違うよ、ビート君」

ビートの言う事を否定しようとして出たのは弱弱しい声
一度つぐみ、再び出したのは無理やり強さをつくろった、否定の声

967とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:21:59 ID:Kj1mzhDk
>>965>>966
「弱いから死んだ、それだけのことだろうがよぉ…何をそんぐらいで、うろたえてんだ?」

ゆらり、と暗闇からにじり寄る影一つ。
鬼を模した面を付け黒い洋服の上から白の和服を着崩すヒトガタである。

968とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:35:47 ID:1uwSbmv.
>>966
>>967
ディフから、自分は悪く無いと諌められてなぜか無性に腹が立つ。
自分を頼ってきたのに、それを振り落とした結果『殺して』しまったのだから。
ましてや、足にしがみつかれたのは初めてではない。すべてが始まったあの日にもしがみつかれていた。
あの日は足にしがみつかれていても戦おうとしていたのに、なんで今回は無理やり引き剥がしたのか。
自分が、自分の心が弱くなっているからだ。自分がもっと強くなければ守れるわけがないのだ。

「俺が悪いんだ!!お前に同情なんてしてもらいたくない……!
こんなんじゃあ、ヒロを守るだなんてとても無理だ……!!」

ディフの言葉が同情にしか聞こえない。
アイツが俺の立場だったらもっとうまくやっていただろう。だからこそ、情けなんてかけてほしくなかった。
そう、うなだれているところにかけられてくる声に

「……うるせぇ、弱いから死ぬんだとしたら俺はとっくに死んでるよ。
………守れなかったから死んでしまったんだ。」
と、言葉を返す

969とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:48:36 ID:yHscXv4M
>>967-968
考える余裕がほとんどなくなった頭でも薄々感付いていたごとが、
今回は嬉しくない事に命中してしまった
やはり、自分なんかよりもビートの傷の方が深い
言葉の端から、これが初対面でない事ぐらい読み取れた、
そして直前の行動からどうしても、自分の行動に行きついてしまう事も

「同情なんかじゃ、ないよ! 今回は………」

しょうがなかったと言葉を続けようとして、再びこみあげてくる自己嫌悪
運命とか、こうなるしかなかったとか 大嫌いな言葉に頼ろうとした自分に吐き気がこみあげてきた

「…………」

「……そんな風に割り切れるほど、楽な性格はしてないんだよ 残念ながら」

970とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 21:54:40 ID:Kj1mzhDk
>>968>>969
「あ?だから守れなかったのは手前等が弱いからだろ?」

小馬鹿にした様子でいきなり出てきた奴は語る。

「…にしても何も残ってねえな。こんな筈じゃあねえんだが」

971とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:04:53 ID:1uwSbmv.
>>970
「…………次があるとか、今度頑張ればいいとかそんなふざけたことを言ったらぶん殴る。そんで死ぬ」
ディフは、こんな状況でも必死に頭を働かせて言葉を発しているんだろう。
俺はそこまで頭が良くないのだから、考える必要はない、意味もない。立ち上がらなければ。
頭のなかで無理やり思考を切り替えて、生気のない顔で立ち上がって。

「………てめぇ!」
小馬鹿にされたことに苛立ちを感じて立ち上がり、ヒトガタに詰め寄る。
どうせすぐに倒されるだろうが、その前に一発ぶん殴って―――!

「………ん、お前、ジグザルザーにやられたんじゃ……。」
元気の無い様子でどこかで見たヒトガタにそう尋ねる。
………余裕が無いからか、今までヒトガタとすら気づいていなかった様子だ。

972とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:12:51 ID:yHscXv4M
>>970-971
そんな頭がめでたい事を言う訳ないし、急に現れた男の前後の言葉も繋がっていない
しかし今はそれに触れる余裕すらない、こっちも精神的にきつい
それよりも、先ずはビートを止めようとすることの方が先だった

「……ビート君、ストップ。 君もカマイタチ、モロで喰らっていただろ」


「そして『こんな筈じゃなかった』って、どういう事?」

973とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:22:42 ID:Kj1mzhDk
>>971
「やられるか、俺を誰だと思ってやがる」
「逆に返り討ちにしてやったぜ。
 ニンゲンって奴は偶に変なのを作りやがるな」

>>972
「あの餓鬼がくたばれば石が残る筈だったんだよ。
 龍玉とでも言えばいい代物がな…何故残らねえ」

ガリガリと頭をかく。

「畜生め、封印を解くにせよ食うにせよモノがねえんじゃな」

974とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:29:34 ID:1uwSbmv.
>>972
「誰があんなんでやられるってんだ!」
そうは言っているが、体中が傷だらけで出血量も激しい。
痛がっていないのは単に体を巡っているアドレナリンの効果だろう。

>>973
「んん、それなら最初から助けなんていらなかったと。」
エルンストの言っていたように、初めから行動に方向性を持ってそれに向かって突き進めば、こんな事にはならなかったのだろう。
なんで自分は他人の言っていたことを生かせないのだろうかと憤りを感じて

「んで、わざわざ皮肉だけを言いに来たのか?」
不機嫌な様子を隠さずに、ヒトガタに文句を言い。

975とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:39:01 ID:yHscXv4M
>>973
「……龍玉」

封印、龍。
噂の一つが頭に浮かんだ

確か、森の奥のどこかに転がる竜の卵
関連付けるならあれしかない

問い詰めようと口を開ける青年
このヒトガタが何故、そんな事をしようかと言いかけ

「……そうか、残念だったな」

……なぜか、やめた

>>974
「………」

ビートに自身の傷ついた右ほおと手を、さりげなく見せる
深くはない、けれども浅くはない傷 治療しなかったら不味いだろう

「……障壁で防いでやっとこれだ。 今は単に痛みを感じていない、それだけだ」

976とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:41:20 ID:Kj1mzhDk
>>974
「忙しい身で雑魚に一々構うかよ。
 こちとら餓鬼に用があったんだ。正確に言えば餓鬼の躯にだが」

>>975
「手前らが何かしたってわけでもねえようだな
 …あー、さっきの奴にでも問いただすか」

クルリと身をひるがえすと素浪人が立ち去ったほうへと歩いていく。

977とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:50:46 ID:1uwSbmv.
>>975
>>976
「だったらなんだよ、だったら痛くないうちに治療するしかねぁじゃねーか」
ディフに比べると一つ一つの傷が深いものの、幸運にも致命傷になりそうな箇所には傷が及んでいない。
無論、今も血が流れていて失血がひどい状況であるが。

「………ザコってなぁ!ふざけんな――――――ッ!」
ヒトガタの物言いにブチ切れたのか先ほどの忠告を無視して駆け出そうとした所で急に足がもつれだして地面に無様に倒れる。
……流れた血の量が酷い、倒れた原因は貧血だろう。

978とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:55:11 ID:yHscXv4M
>>976-977
「っ……! ビート、君!」

倒れたビートに駆け寄る青年
互いに血を流し過ぎた、すぐにでも傷を防がないとまずいだろう

「待ってろ、今治療、魔法を………」


「………こんにゃく」

青年の懐から、銀色の半固体が出てきた
今の持ち主である青年に向け、顔を向ける

「こっちの子の止血と治療を……頼む。」

青年がそう声をかけると、ビートの体に飛びつき特に傷が深く多い場所に、
体を広げてぴったりと張り付いた
血が少し吸われているのを感じるが、塞がっていくのも感じた

979とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 22:58:00 ID:Kj1mzhDk
>>977>>978
周囲に何かの気配はない。
戻るにせよ進むにせよ目的地にはすぐにつけそうである

980とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:03:56 ID:1uwSbmv.
>>978
>>979

「………ッ!いらねぇ――――――いや、すまん。」
もろにカマイタチを食らった右肩に張り付いた銀色のなんかを引剥剥がそうとするが、頭がやっと冷えてきた様子でディフに礼を言い

「とにかく、魔女の家に行こう。
色々と報告しなきゃならん。ベルの事とか、あの子の事とか。」
と言って傷ついた体に活を入れて起き上がり、ヨロヨロと先を進んでいく。

981とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:08:40 ID:yHscXv4M
>>979-980
「……肩貸すよ」

貧血で倒れた人間を一人で歩かせるわけにはいかないと、左側からビートの腕を回す青年
こっちの傷がしみるが大したことじゃない、魔女の家に辿り着けば多分、手当てしてもらえるはずだ

「予想以上に冷静で、安心したよビート君」

982とある世界の冒険者:2013/05/07(火) 23:10:24 ID:Kj1mzhDk
>>980>>981
さてはて魔女の家には…てなところで今日はおしまい。
次回は多分、青いのも居ないと出来ない。

983とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:26:54 ID:XURBCLKA
そんな訳で魔女の家!

えっちらおっちら家へと水を桶で運び中なのは、
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘、エクゥスである。

エクゥス「よいしょー」

984とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:33:29 ID:x.7V6fdc
>>981
>>983
「………ああ、やっと着いた……。」
ディフに肩を支えてもらいながら歩いてくる軽鎧を着た青年。
体のあちこちから血が出ていることへの疲労感によって、悲しみが薄れている状態である。

「………あー、どうも。
………少し、話したいことがあるんだ。悪い報告がある。」
エクゥスを見かけるなりボロボロの状態のままそうはなしかけ

985とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:40:04 ID:TcXzft5E
>>983-984
「ゼェ……ハァ………ゼェ……ハァ………」

「や、やっと……か……」

魔女の家に辿り着く少し前から、息が切れるようになった青年
戦闘で感じた衝撃とダメージと疲労、そしてそれよりも前に魔力が切れる寸前になっていた
今になってようやく疲れを感じ始めたのだろう

エクゥスとビートが知り合いらしく、ビートが先に声をかけてくれたため
今回は黙って会話に参加しない青年

986とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:41:51 ID:XURBCLKA
>>984>>985
エクゥス「なっ…ど、どうしたんですか!?」

その惨状に慌てる娘。
ワタワタ。

エクゥス「な、何でしょうか?」

987とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:47:15 ID:x.7V6fdc
>>986
「………とりあえず、家に入れて休ませてくれないか?
………正直、立つのも辛い。」
体からもう血は流れていないが、それでも血が足りていない状況だ。

俺を支えてくれているディフも限界が近づいてきているし、今はもうベットで寝ていたい。
いろんなことがありすぎた。せめて考える時間がほしい。
だが、その前に報告すべきことがある以上、休むわけには行かなかった。

988とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:54:08 ID:TcXzft5E
>>986-987
「…………今ここで、説明……するのは、かなりキツくて………」

ビートを支える体に何とか力を入れ、疲労の色がハッキリと出ている声でエクゥスに言う青年
今ここで長々と説明したら間違いなくぶっ倒れる

989とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 21:59:33 ID:XURBCLKA
>>987
エクゥス「…あ、でしたらいい場所がありますよ!」

ふたり交互に見やり名案だとばかりに娘。

エクゥス「こっちです!」

がさり、と茂みをかき分け獣道を指し示し自ら進みだす。
先に何があるのやら。

990とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:04:32 ID:x.7V6fdc
>>989
「ちょ、死ぬ………!
…………行くけどさぁ……。」
疲労感で満たされている体に鞭を入れて、エクゥスについていく。

(………疲れた……。)

991とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:08:34 ID:TcXzft5E
>>989-990

「………」

「……………ああ、墓場か。なるほど」


妙に納得した顔で、重い体を動かしてエクゥスの後を追う青年
疲れすぎてテンションがおかしくなってきたようだ

992とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:11:36 ID:XURBCLKA
>>990>>991
エクゥス「違いますよっ!はい、此処です!!」

木々に囲まれた小さな庭のような場に出た。
地面の所々から虹色に煌めく結晶体が生えている妙な場所であった。

エクゥス「その中心でお休みください。すぐに楽になると思いますよ」

中心では何やら陣が浮かび上がっている…何だろう。

993とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:16:49 ID:x.7V6fdc
>>991
>>992
「……………。」
いかに綺麗で、幻想的な光景でもこんな体ではそんなことを思う余裕もなかった。
言われるがままに、陣のあたりまで何とか歩いたあと、ディフを巻き込むようにして倒れこむ

994とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:21:26 ID:TcXzft5E
>>992-993
「――――――――」

ビートに抗う間もなく、エクゥスの返答を耳に残しながら巻き込まれるようにして倒れる青年
体が疲れ切っているせいでうめき声を上げる余裕さえも無い、水晶やらも、せいぜい墓場じゃないと思っている程度に

995とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:22:29 ID:XURBCLKA
>>993>>994
だんだんと身体にに熱を帯びる感じがする。
そしてむず痒くなっていく。
次いで意識がはっきりしてくると…明らかに身体が回復していた、ただし腹がムショウに減る。

996とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:30:21 ID:x.7V6fdc
>>995
「……………んぁ?」
体への異変を感じて、目を覚ますと何故か体が楽になっていた。
そして腹が鳴る。無茶苦茶腹が減った。なにか食べたい。

「………魔女の家に戻るか?」
おそらくは、目をさましているであろうディフにそう提案して
……何故かはお察しである。

997とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:36:14 ID:TcXzft5E
>>995-996
「ふ、ふぅー……… ようやく、人心地がついた……」

疲れていた体にようやく活力が戻る
むしろ最近の平常時よりも心地いい、腹を減っている事を除けば

「……うん、戻ろう。 色々話さないといけない事がある」

ビートの提案に頷く青年 断る理由が無かった
怪我が治った事を確認するとビートの体から銀色の半固体的な何かが剥がれ落ち、青年の懐へ戻って言った

998とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:39:10 ID:XURBCLKA
>>996>>997
ベル「話なら此処で聞くわよ。水一杯だってくれてやるもんですか」
エクゥス「あ、ベルさん」

とある呪文が刻まれたポンチョを羽織る腰に短杖を携えた銀ウェーブボブの女性が現れた!

999とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:46:09 ID:x.7V6fdc
>>997
>>998
「………うぇっ!?」
今の状況では一番会いたくなかった人物に会ってしまい、頭のなかが真っ白になって

「あ、あー……その………ベルがいるってんなら………用事は一つ増えたな………うん。」
しどろもどろになっている!

1000とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:53:56 ID:TcXzft5E
>>998-999
「………その用事よりも先に、言わないといけないことがあるよね」

目に見えて焦っているビートに、ベルに対してあんまり関わりのないため冷静だった
一番最初に謝らせた方が、やりやすかっただろう だがどうしても先に伝えないといけないことなのだ
後謝った後にまた怒られそうな事であるし

「ベル、さん…… だよね」
「長髪の無口な男の子の事 ……知っている、かな」

1001とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 22:56:45 ID:XURBCLKA
>>999
ベル「…」←明らかに不機嫌
エクゥス「?」←何が起こっているかサッパリ理解できていない

>>1000
ベル「……ああ、あの子のことね」
エクゥス「長髪の無口な子?」

1002とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:09:39 ID:x.7V6fdc
>>1000
>>1001
「………あー、ディフ……コイツが言うよりも俺が言ったほうがいいな。
……あいつとは短い付き合いじゃなかったし。」
ディフの説明を遮るように言い
これを言ったらベルとの関係は永遠に修復できないだろう。
それでも、このことは自分から説明するべきだ。自分が悪いのだから。

「………ヒロと一緒にいたアイツ、俺のせいで死んだよ。
…………滅鬼衆だったか、そいつから追われてたのに守りきれなくて………」
と、ベル達に簡潔に説明をする。

1003とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:17:16 ID:TcXzft5E
>>1001-1002
「…………」

ビートの言葉に、黙って頷いた


「………滅鬼衆は、人間至上主義の一応退魔の集団だ」
「侵食どころか人外さえも目の敵にして、容赦なく殺害する」
「………………彼が襲われた所を、僕たちは遭遇した。 だけど…… ……力が、及ばなかった」

1004とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:18:00 ID:XURBCLKA
>>1002>>1003
ベル「は?…いや、其処に居るじゃないの」

ビートとディフの背後。
其処にある木の上をさす。

エクゥス「?」

1005とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:20:40 ID:x.7V6fdc
>>1004
「…………は?」
おまえは何を言っているんだ、といった様子で指を刺された場所を見て

1006とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:22:53 ID:TcXzft5E
>>1004-1005
「……ちょっと待ってよ、何を、言ってるんだ?」

「治癒魔法をかけた時に確かに感じた、息をしていなかったし、それに…… それに」

ベルの言う事が理解できない
それでも機械的に、指さされた方向を見るしかなかった

1007とある世界の冒険者:2013/05/08(水) 23:26:07 ID:XURBCLKA
>>1005>>1006
無口「……」

木の上。
幹に手を当て太い枝の上に立つ姿。
身体を襤褸で覆う裸足でボサボサ黒長髪の子供が其処に居た。

ベル「……」
エクゥス「ええと…?」

何がなんやら、次回に続く。

1008とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 21:41:28 ID:qVUHxtE6
>>1007
「…………あ?え?」
なんで、死んだはずなのにそこにいるのか、
理解が追いつかずにただ唖然としている。

「………俺の頭がおかしくなったのか?」

1009とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 21:50:29 ID:/6nVioVE
>>1007-1008
「…………………」

この手ではっきりと、死んだ事を確認した そして塵とかし、死体さえも残らなかった子供が目の前にいた
死んだ人間はもう生き返らない、生き返る魔法なんてない
その大前提であるにも関わらず、だ

死んだはずの人間が目の前に現れた時、考えられるのは二つ
目の前にいる人間が偽者であるか、死んだこと自体に欺瞞があったか、この二つだ

「…………ベルさん、僕たちが今しがた言った事、どう考えてる?」
「目の前に立っている人間が殺されたとか言っていた、けれど どういう意図で言ったと?」

1010とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 21:54:07 ID:is/5gM.U
>>1008>>1009
ベル「…エクゥス、さっきから不思議に思っているだろうけど」
エクゥス「は、はい」

ディフの質問には答えずエクゥスへと語りかけるベル。

ベル「木の上、何か感じる?」
無口「…」
エクゥス「ええと…その、何かは居る、と感じられますけど……やっぱり何か居るんですね?」

如何やらエクゥスには木の上にいる無口が視覚として捉えられていない模様。

1011とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 21:58:04 ID:qVUHxtE6
>>1009
>>1010
「………………どゆこと?」
ベルが何が言いたいのかが全くわかっておらず、首を傾げながら話を聞いている。

1012とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:04:24 ID:/6nVioVE
>>1010-1011
「………」

無口の姿がはっきりと見えている自分たちに対し、一人だけ姿が見えていない
自分たちの共通点と、前に聞いた話を照らし合わせてみる

「ベルさん。 できれば、違っててほしいんだけど」
「その質問したのって 持っている情報の量が違うから、か?」

1013とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:12:15 ID:is/5gM.U
>>1011>>1012
ベル「そうね、その可能性が一番濃いと思ってる」

ディフの問いに頷く。

ベル
「正直な所、アレが何なのか私は知らない。
 気付いた時にはヒロの近くにいたし、仲良く遊んでた。
 かと思うと別の場所に一人で居たりするのを見たこともある」

淡々とベルは語る。

ベル「感じからすると侵負じゃないわね」

1014とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:18:00 ID:qVUHxtE6
>>1013
「あー、『関わってる』連中しか見えないってことか?」
ディフとベルのやり取りを聞いてなんとなく話を理解する。
………想像以上にわからない部分が多い子供だということが。

「………俺が関わる前から、ヒロと一緒にいるのは見たけど、それは渡り手だったからかね。」
……エクゥスが見えていないのに初めて侵負に関わった時にはすでに見えていた。
それと渡り手であることには関係があるのかな、と思い口に出す。

1015とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:27:28 ID:/6nVioVE
>>1013-1014
「だけど滅鬼衆の奴はあのこの事を『竜牙』って」
「竜牙の人なら例の事を知る前から見えていたし、それだと……」

「………死んだはずなのに、出てくる物が出てこなかった」

目の前で無口が殺された直後に、龍の玉だったかを探していたヒトガタ
それよりも、そもそもゼンショウのあの攻撃で、亞人とはいえ死体さえも残らず分解されるだろうか

1016とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:30:11 ID:is/5gM.U
>>1014
ベル
「可能性の一つだから結論は出せない。
 ともかく普通の存在じゃあないんでしょ」

>>1015
「竜牙?何よそれ。死んだら何か出てくる存在なわけ?」

1017とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:39:04 ID:qVUHxtE6
>>1016
「………えーと、まぁとりあえずだ。
あいつが無事だってんのは事実なんだな。」
理由はなんであれ、アイツが生きてるのであれば万々歳、でいいのだろう。
根本的な解決にはなってないがそれは俺が、俺達が強くなるほか無い。
そんなことよりも解決しなければならないことがある。

「えーと、だな………ベル、もう一つの用事なんだが……。」
ベルとの、和解だ。
すごい気まずそうにしながら、ベルに話を切りだす。
出だしは最悪であろう。

1018とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:42:26 ID:/6nVioVE
>>1016-1017
「それだと滅鬼衆の連中が過労死してくれそうな存在だけど…… 多分、違う」

「死んだ後に出てくる物が、今回に限っては出てこなかったらしい よくはわからないけど」
「だからあいつらが考えている以上に、別の存在なんじゃ……」

しかし、一度死んだと思った人物が再び現れ、何もしてこないのも少し不気味な物がある
同一の存在なのだろうか、隣にいるビートや、今ここにいないヒロと遊んでいたあの子供と
そして自分たちが見殺しにしたあの子供と

木の枝に座っている無口な子供を、見上げる青年

1019とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:44:14 ID:is/5gM.U
>>1017
ベル「あ?」

そしてこの返事である。
最悪である。

>>1018
無口「…」

ひらり、と身を翻し森の奥へと。
同一人物…とは如何も違う気がする、確証はないのだが。

1020とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:50:06 ID:qVUHxtE6
>>1019
一体どう切り出せばいいのか、ビートにはわからなかった。
ここまで人を不機嫌にさせたこともなかったし、謝れば大丈夫だろうという確信だっていつもあったから。
必死に考えて出した結論は

「…………すまん!ほんとうに悪かったと思ってる!
土下座でもなんでもするから変なこと言ったの、許してくれないか!?」
……とりあえず謝り倒すことだった。

1021とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 22:54:28 ID:/6nVioVE
>>1019-1020
「…………」

引き留める事もできず、ただ無口を見送る事しかできなかった
目の前に現れても罪悪感は消える事がなく、むしろ前よりもひどくなったような気がする


「………あー、ボクは…… ……ああ、そうだこの水晶ここに来た時から興味が湧いてたんだよね、うん」

そして不自然にビートの隣から離れ、地面から突き出ている水晶を不自然にまじまじと見つめる青年

1022とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:00:54 ID:is/5gM.U
>>1020
ベル「許すか」

取り付く島、なし!

>>1021
エクゥス「あ、それ模造品なんですけどね」

そんなディフに近寄ってくるのはエクゥスだ!
動きがぎこちないぞ!

1023とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:08:24 ID:qVUHxtE6
>>1022
「……………お前がそんな反応をするのもわかる。
だけど、気の迷いだったんだ。初めて魔法を使って舞い上がったんだよ。」
速攻で拒絶されてもめげずに謝るのをやめず、

「……どうかしてたんだよ、冷静だったらあんな事言う訳ないんだ!
だから、今回は大目に見てくれ!頼むよ!!」
………とにかく謝り倒す気だ。
他に何かできることがあるだろうが、それでも謝ることしかしていない!

1024とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:11:50 ID:/6nVioVE
>>1022-1023
「模造品にしては効果があるもんだね、おかげで元気満タンだよ、うん」

不自然に笑みを浮かべ、やや自然な感じで水晶を見る
模造品とわかっていてもやはり不自然に気になる、特に模造品を置いている所が

「……あー、ベルさん」
「あの時のビート君はちょっとプロテス初めての魔法でシェル調子に乗ってプロテラいただけで、多分本心じゃなかったシェルんだよ」
「そこに何かプロテラ理由があったわけじゃないだろうしここは大目にヘイスト見てくれないかな」

ビートを庇う発言の端はしから物理防御魔法やら魔法用障壁呪文やら速度強化の呪文やらが出ているような気がする
というかベルを見る目にこっちも恐怖の色が見えるのは何故だろう

1025とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:14:49 ID:is/5gM.U
>>1023
ベル「みれるか」

今までが今までである…そりゃ愛想も尽きる。

>>1024
エクゥス「人工物ですからねえ、そこら辺はちゃんと気を使ってます」

そういった意味での模造品であるらしい。
つまり自然界に存在しているのだ同じものが。

ベル「……大目に見て全殺し」

ベルの背後、その怒りがドス黒い瘴気となって沸いているように見える!

1026とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:21:02 ID:qVUHxtE6
>>1025
「……………一度だけチャンスをくれないか?
こんな俺でも、受けた恩を仇で返して終わりだなんて人間的に駄目だってのがわかるんだ。」
愛想が尽きられているとは気づかずにそう懇願する。
ディフが守りに入りきっていることや、ベルが殺気をガンガン出していることには気づいてすらない。

1027とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:25:55 ID:/6nVioVE
>>1025-1026
「……………」

「ビート君、すまない。 僕の力が無いばっかりに」

どす黒いオーラを放つベルにもう打つ手なしと、今も贖罪を求めるビートに詫びる
魔法かけたし一先ずは自分は大丈夫だろう、遠くない将来ジェノサイド必須だが

1028とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:32:45 ID:is/5gM.U
>>1026>>1027
瘴気が湧いているように…否、実際湧いていた。
湧いた瘴気はベルを包み込むようにして物理化し…

黒ベル「そう、キヅクノガ オソカッタネッ!」

黒衣を纏う銀ウェーブボブの女性が漆黒を纏った右ストレートをビートに叩き込む!
その攻撃範囲はニンゲンの大人サイズ。
どこを狙おうが点ではなく面でぶん殴っている。

エクゥス「…わぁ」

1029とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:38:51 ID:qVUHxtE6
>>1028
「………いや、遅くてもどうにか―――ぐえっ」
謝り倒している最中にぶん殴られて吹き飛ばされていく
しばらく倒れこんだままだったが、やがてやけに低い唸り声を出した後、

「…………もういいよ……好きにしろよ………。
何だってするって言ったの俺自身だし……」
……ゆっくりと胡座をかいてただ待つという暴挙に出る!
諦めているというかなんというか、手出しを出そうとも考えていない様子だ!!

1030とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:41:35 ID:/6nVioVE
>>1028-1029
「ビ、ビート君……」

そこまで自分の言っている事に責任を感じているのかと、もはや畏敬の念が沸き起こってきた
そしてこの事態の発端を担っているであろうことに罪悪感を覚えない訳じゃなかった

1031とある世界の冒険者:2013/05/09(木) 23:48:42 ID:is/5gM.U
>>1029>>1030
黒ベル「エクゥス カエルワヨ」
エクゥス「え、あ、はい?!」

男二人を置いて魔女二人が帰ってしまった…これから如何する今日は此処まで!

1032とある世界の冒険者:2013/06/07(金) 23:45:45 ID:fIadZ/dI
-あらすじ-

婆ちゃんに会いに行ったら黒猫が応対するという結末。

黒猫「では長女に会いに行くとしようか…その前に言っておく。
    これから先、魔物が出る場所では何処であろうと気を抜くな。
    奴等は何時でも貴君を見ている。そうなってしまったからな…」

紅いマフラーを首に巻き二股に割れた長い尻尾の先だけが白い黒猫が
テーブルから軽やかに降りつつのたまった。

1033とある世界の冒険者:2013/06/07(金) 23:50:07 ID:BHk/I4fk
「……暫くは知ったツラ以外に近付かねぇ様にしとくわ。」
と言っておいて、闇に呑まれた青年にお節介をしに行くのはまた別の話である。

「そもそも、どういう理屈なんだ?連中。
俺もそこそこ面倒なヤツらとやり合っちゃいるけど、別段に面倒だぜ。」
その後ろに付きながら、まだいまいちはっきりとはしていないと言った様子で。

1034とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:07:56 ID:bFPZ9qsU
>>1033
黒猫「そうだな…諸説言われているが一番有力なのは汚染された意思と魔力の塊、だろうか。
    故に侵『負』等と呼ばれるのだろうが」
    
器用にドアノブを跳躍猫パンチで開け放ち外へと出る黒猫。
「いってらっしゃい」とセリューが見送る。

アイちゃん「汚染、というのは?」
黒猫「魔力とて使えばカスが出るものだ。そこに負の意思が結び付くとああなる…らしい」
アイちゃん「邪な魔術が使われるたびに生み出されるような物言いですね」
黒猫「否定はせんよ、だが…魔力とて如何使ったところでカスがでるものだ。」
アイちゃん「使用する魔術の種類に侵負発生の区別は無い、と?」

1035とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:15:42 ID:ebTv0aIk
>>1034
「……世界の滓、か……。」
セリューに軽く手を挙げると、黒猫に続いて歩き出す。

「俺ぁ魔力について学が無ぇから何とも言えねぇが……
ま、使わせて貰ってるツケならしゃあねぇやな。」
そして不意に零す言葉も、相変わらず楽観的と言うか前向きと言うか。

「所でアイオライト。暫く体アリで動くか?
あの攻撃だ。いざとなった時に庇える自信がちょっと無くてよ。」

1036とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:23:23 ID:bFPZ9qsU
>>1035
黒猫「肉の素体か?止めておけ、汚染されてすぐさまあちらの手駒にされるぞ」
アイ「……それはまた」
黒猫「身体は有機よりも無機である方が望ましい。
    が、ジュエルシリーズは有機体の方がすこぶる相性が良くできているからな」

酷い話である。

アイ「何か打開策を―……この反応は」
黒猫「ふむ、来たか」

家を出て数分もたたぬうちに周囲に立ち込める危険な雰囲気。
木々に囲まれ視界の悪い中、正面から存在感。

1037とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:36:37 ID:ebTv0aIk
>>1036
「……お前んとこの親父がハーレム作りたがった所為だぞ。」
と、姿を見た事も無い稀代の科学者に悪態を吐く。

「まーでも、もうああいうのはコリゴリだしなぁ……。」
しかしながらそう言われてしまっては躊躇うどころかその線はすっぱりと消える。
以前にも同じ様な事があったが、中々に胃に良くなかった。

「…………。」
すっと眼を細め、存在感へ向けて意識を集中する。

1038とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:41:02 ID:bFPZ9qsU
>>1037
ガサガサガサリ、ガシャン、ガシャン、と金属音を響かせて現れ出でるは…

「…フシュゥゥゥ」

腰に剣を提げ兜から赤い長髪が覗く魔物臭のする黒い甲冑であった。

黒猫「ほぅ?見たことの無いタイプの侵負だな。新種か…」

1039とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:45:39 ID:ebTv0aIk
>>1038
「……お、おいおい……何かの冗談だろ……?」

黒猫は首を傾げているが、こちらはそれどころでは無い。
何故ゆえまた、侵負と相対するにしても相手が相手なのか。

流石に動揺を隠せない様子で、ぽつりと零す。

1040とある世界の冒険者:2013/06/08(土) 00:51:24 ID:bFPZ9qsU
>>1039
黒猫「来るぞ!」
堕ハト「ジャッ!!」

右手を後ろに回したかと思うと何かを掴んで横に振ってきた。
それは竜の尾を模した蛇腹剣。
鞭の形態をとって刃が相手を刻みながら絡め捕るのだ!!


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