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第二裏ゲート
344
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 03:37:06 ID:iNrUsX9.
>342>343
「確かに二グラ家は退治屋として生計を立ててる……
父さんも母さんも、立派な退治屋だ……誇りに思ってる……!」
怒りの感情が改めて形を為すと、語気が強まって行く。
「でも、払う事と殺す事は一緒じゃない!!
今だって、追い返す事ができればそれで良かった……!
無為な殺生が退治屋だって言うんなら、ルーノは退治屋なんかじゃなくて良い!」
警戒はすれど、それは双方に最低限の被害で終わらせる為。
真っ直ぐにカロンへと告げる最中、その異変は起こった。
「ルーノはただ……―― ――……ッ!!?」
今までで一番に口調を強めて言葉を吐こうとした瞬間だった。
全身が爆ぜそうな程、強い鼓動に襲われた。
息が詰まり、盾となっていた体がくずおれる。
何が起こったのか分からない。そういった表情で胸元を押さえ
「………っ!!」
そのまま、王都へと全速力で駆け出す。
理屈で戦えないと思ったのでも、庇う気が無くなったのでもない。
ただこれ以上、ここにいてはいけない。
本能がそう命じたのだった。
その姿は、あっと言う間に王都へ向かって消えて行った……。
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