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第二裏ゲート
2751
:
とある世界の冒険者
:2014/07/07(月) 22:24:21 ID:JMYQy.mM
>>2750
「慣れませんと、女将様に叱られますよ……っと」
一度止めた掃除の手を再開させる。
およそ半分終わったところなので、もう半分に取り掛かるところだ。
陳列されたガラスの小物や食器類をどかし、拭いて、ガラスをソレ用の布で磨く。
そうしてから、床にモップをかけて、といった流れである。
ただし、専用のケースに収められて陳列されている部分に関しては、丁稚の自分はそもそも足を踏み入れてならないスペースである。
そこは、本当に高級品であり、鐘という職人の技術の見せ札ということでもある。
彼に信用がないから、というよりは、自分と客以外の誰にも触られてはならないといったところである。
「何でもそつなくこなせるわけじゃ、ないですよ。算術は苦手です」
読み書きは問題なく習熟していってるが、ことソロバンが少し苦手であった。
それでも、算数嫌いになることなく、根気よく取り組もうと発想をするのが子供らしからぬところである。
「剣を振うことができれば――最低限は、困らなさそうですよね」
自分にはできない事だ。
彼は作業を続けながら、ため息をつく。
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