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レス数が2900を超えています。3000を超えると投稿できなくなるよ。
第二裏ゲート
2184
:
とある世界の冒険者
:2014/03/02(日) 00:28:48 ID:dqp21UH2
>>2183
「……熱心ですねぇ、アナタ」
医者は目を丸くして驚いたように言う。
怪我がつきものな冒険者には大雑把な人間も多く、そういう人ばかり診てきたのだという。
「あ。そうだ。いや、あんまり言いたくないんですがネ?」
途中、医者は何か思い出したかのように手のひらを叩く。
それから、言いづらいことでもあるらしい。
医者は鐘にも聞いて欲しいからと刹忠の隣に座るよう促すと、おもむろに切り出した。
「……お二人とも若く健全な恋人だとお見受けしますが、だからこそ忠告したいことがあるんです」
「そりゃ簡単に開くほど柔な処置はしていませんが、物事には限度がありましてーあー」
ごほん、と医者は咳払いをする。
「”お盛んに”はならないようお願いしますよ。本当に。冗談じゃないんですよ。いるんですよ! ああもう医者として馬鹿らしいやら悲しいやらなんですよ?」
「……くふ。んむ。心得た」
恋人同士ですがすごく健全な関係です、とわざわざ告白する理由もなく。
鐘はくすくすと笑いながら頷くのみであった。
医者はくれぐれもお大事に、と言い残してふらふらと出て行ったが、最後に名刺をくれた。
「ニパレノール」という名の医者らしい。何かあれば病院でこいつを呼び出せ、という意味だろう。
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