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第二裏ゲート
124
:
とある世界の冒険者
:2012/09/25(火) 22:19:19 ID:2ZMaX46E
「…………。」
"仕事"として先を話すなら決して褒められた話ではない。
それ故、今まで言葉にするのを躊躇っていた。
しかしエリスの聞く姿勢が変わった事を察し、話を続ける決心を付ける。
「……最後の群れ、な。
多分本隊だったんだろうけど、やけに数が多くてよ。
こっちも大分と消耗しながら一週間……だったかな、そんぐらい掛かった。」
ひとつ息を吸って、間を置く。
「やっと洞窟まで追い詰めたとこだった。
……最後に居た1頭。」
グラスに溜めていた水に入った氷が、山を崩して透明な音を奏でる。
「たぶん……母親だった。
不自然にハラだけ大きくてよ。すげえ動きも鈍いんだ。」
せせら笑う様な表情を、わざと作りながら言う。
その言葉の意味する所は、一つしかない。
「俺……撃てなかった。
クライアントは毛皮が大量に欲しかった。
ケチで強欲な奴で、雌の毛皮はツヤが良くて特に好みだった。
あいつ、俺の横でずっと早く撃てっつってたな。」
そこまで言うと、シャスタの言葉が途切れる。
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