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酒場バッカス
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ここは王都にある酒場だ。二階より上は宿屋になっている。
この店に無い飲食物は存在しない。思う存分飲み食い歌い踊れ。
・ここはあらゆる客を歓迎する。乞食だろうが皇帝だろうが、アルコールの下に人民は平等だ。
・ここには王都以外の場所ともゲートで繋がっているため、外国人なども参加できる。
・マスターが不在の時でも、好きに飲み食いしてくれ。キッチンも自由に使え。
金はカウンターに置いてくれれば良いとの話だ。
・宿での宿泊も自由だ。同じく金はカウンターに置いてくれとの事だ。
・マスターが不在でも、人形の「監視カメラで酒場内の悪行をしっかり見張っちゃうよ君」が居るので無銭飲食はやめておけ。
・金が払えない場合は体で払ってもらうらしい。
・店の物を破壊し、その弁償が出来ないときも体で払ってもらうそうだ。
・乱闘は外でやれ。辻斬りは犯罪だ。
・俺には勝てるだろうがマスターに勝てると思ったら大間違いだ。
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>>12
「へぇ、いわゆる看板娘って奴か、なるほどねぇ。」
【改めて永崎の方を上から下まで眺めながら。
広告という言葉を聞いている所為もあって、永崎のことを経営者だとは思っていない。】
「は、褒めたって何も出ねぇし、出さねぇぜ?
……ま、お世辞でも言われて悪い気はしないけどな。」
【手を否定するようにパタパタと振りながら。
とはいえ、サーベルや酒を持っていたり軽装だったりと風貌だけではチンピラっぽい。】
>>13
「お互い苦労が絶えないみたいだな。」
【はぁ、と憂鬱そうに溜息を吐く。
ネモは分からないがこちらはクエストで生計を立てている身である。
クエストの質はそのまま、彼の命に直結すると言っても過言ではない。】
「……ってか、アンタのそれ邪魔じゃねぇか?」
【と、ネモの方を示しながらいう。
パリーのいう〝それ〟とはネモの目が隠れるほど長い前髪の事。】
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>>13
「んー。ほら、そこのあなたもじゃよー」
「線の細い美青年、って感じだと思うんじゃが。どうじゃろ。自覚とかないんじゃろか」
けらけらと調子よく笑っている……。
>>14
「んー。まぁ看板娘なんじゃろうな。経営者も従業員も全て自分自身じゃもんな」
となれば、看板娘のポジションも自分しかいないわけである。
若いうちにせいぜい愛想を良くして後継者を探さなければならない。
「こう、豪快な男らしい感じするんじゃよー? まぁ、少しアウトローっぽいところは減点じゃが」
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>>14
「ん?いえ、気にはならないですね」
最初それが何なのかと間が空いたが直ぐに察した青少年。
「目の粗い布を被っているようなものですよ。
相手からはこちらの視線を見定め難いので時々重宝しますよ」
お勧めですと言わんばかりだ。
絶対鬱陶しいと思う。色眼鏡かけた方がいい。
>>15
「あはは、冗談がお上手ですね」
きょとんとしていたが、口元に拳を当てて苦笑している。
「貴女も素敵ですよ、異国風な感じが新鮮味ありますし」
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>>15
「あ、そうだったのか。そいつぁ、色々と大変だろ?」
【その言葉に目を丸くして、経営者どころか女手一つで
店を経営している事に驚いている。】
「アウトローな感じ、じゃなくてそれなりにアウトローだけどな。」
【と、肩をすくめて答える。
まともな仕事に就かず、クエストで生計を立てているのだからそれに近い。】
>>16
「それなら良いんだが……。
てか、視線を隠すためだけならもうちょい上手い方法がねぇのか?」
【重宝するのも時々らしいし、結局のところ邪魔な要素の方が
大きいのではないのかと考えて。
ちなみにパリーの髪は癖毛なので目が隠れるほど伸ばしても
癖の所為で目が隠れる事は無い。】
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>>16
「あはは。ありがとうじゃよ」
上機嫌そうにころころ笑う。
褒められなれ、というよりはリップサービス慣れはしているということだろう。
商売においては、まぁ何するにしてもその手のことに慣れてくる。
「やっぱり、顔がいいのを生かす仕事じゃろか?」
……どういう仕事だというのだろうか。
>>17
「まぁ楽ではないんじゃよ」
ぐびり、とまたお酒を一口やる。
ネオベイのお酒は度数が強くて甘いのが特徴だ。酔うのも早い。
「ありゃ。悪い人じゃったんか」
それは驚いた、とわざとらしくもろ手をあげた。
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>>17
「うーん、自前ですから維持管理とか金銭面からも上手い方法だと思うんですけど」
首を傾げ、悩む。
合理的なのかケチなのか、
とにかく発想はズレていると思われる。
>>18
「いえ、僕の生活費は大抵立ち寄った町でクエストやアルバイトで稼いでいますので。
あ、時々道中で得た貴重品を売ったりもしますね。
なので特定の場所に落ち着いて稼ぐ仕事にはついていないです」
つまりパリーの生き方とあまり変わっていない。
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>>18
「だろうな。
にしても、結構イケるクチだな、アンタ。」
【そういうとこちらも腰に下げてある酒瓶を手に取ると
永崎の飲みっぷりに対抗するかのように酒瓶から直接、酒を飲む。】
「なーに、その辺のゴロツキほど落ちぶれちゃいねぇから安心しな。」
【手を下げる様に動かして、挙げた手を下げさせるような素振りを。】
>>19
「眼鏡とかそっちの方がよっぽど有益じゃねぇか?
いらない時は外せるぜ?」
【こちらの言い分が正しいとは限らないが、そのように髪を伸ばすよりは
着脱が出来るものを付けた方がいいとの考えだ。】
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>>19
「冒険者らしい冒険者って感じじゃな」
「大冒険には出会えたんじゃろか?」
町から町へ、トラブルを探して解決してお金にする人たち。
彼女の冒険者の認識はそんなものだ。
たまに、ドラゴンと戦ったり、国の行く末を決めることもあったりするんじゃろうな、と彼女はくすくす笑った。
>>20
「んー。一口が少ないからそう見えるだけかもしれんのじゃよ」
「べろんべろんに酔うわけにはいけないようじゃしな。脱ぎ癖があるっていう死に設定思い出したところじゃし……」
メタな事を言う。なんにせよ、お酒は楽しくである。
「んまぁ、それなら安心はしておくんじゃよ」
愉しげに笑いつつ、手を下げる。
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>>20
「動きについていけず外れたり。
紙一重で攻撃を避けた時に、万が一破損すると目を傷つけそうですし…」
不安があるらしい。
>>21
「大冒険、ですか?」
一拍置いて考える。
「あー、そんなに大したことはないですが現在進行形で竜関係の仕事をやってますね」
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>>21
「そんな理由があるなら御尤も。
その癖を発揮されてヘンな誤解受けたらこっちも溜まったもんじゃない。」
【もし、この状況でそれをされると、まず疑われるのはこの男で間違いない。】
「おう。
それに俺がゴロツキレベルでもここで騒ぎを起こそうなんていう馬鹿な真似はしねぇさ。
ここでそんな事をするなんて自殺行為だしよ。」
【酒場のセキュリティは万全な上に、この酒場は様々な者が集まる。
その中に名の知れた猛者がいても何の不思議もない。】
>>22
「なるほどな、それなりに理由も利点もあるってワケか。」
【少々、気負い過ぎな気がするがその理由を聞いて納得している。
この男も眼鏡のようなモノは付けていない為、実際の感覚が分からないからだろう。】
「まぁ、視線を読まれない為にそこまでするのは単純に凄いと思うけどよ。」
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>>22
「へぇ、ドラゴン。そりゃすごいんじゃな……」
「やはり冒険者は不思議なお仕事をこなすんじゃな」
ふむふむとひとしきり関心している。
一一般人からしてみれば、ドラゴンなんて霞の上の存在であり、どうにかできるものとは到底思えない。
それでも、世の中にはドラゴン殺しの逸話は溢れている。
>>23
「後先考えない設定は腐るもんじゃなー」
「まぁ、うん。異様に安全じゃしな、ここ」
バッカスはかなりの安全地帯と見て相違ない。
女性が一人で来店し、一人でお酒を飲むことができ、帰ることができるのだ。
普通では、なかなか考えられることではない。
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>>23
「あ、それは後から気がついたんです。
髪を切るの面倒だなあ…っていうのが最初の動機ですから」
変わり者のケチな物臭だった。
>>24
「ふたを開ければ地味な調査ですから、今想像しているものとは違うと思いますよ?」
「下級とはいえ、竜相手にたち回れる筈もありませんので出会ったら全力で逃げますし」
だがドラゴンキラーなんてのは一握りの者が行う偉業であることに変わりはない。
逸話は溢れていようが、だ。
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>>24
「ま、そういうモンだろうな。
全てを腐らせずに消化できる方が少ないさ。」
「ホントホント。争いなんかほぼ無ぇし。
偶に別の街から来たのか勝手を分かって無い奴が暴れて
色々とボッコボコにされるのを見るくらいさ。」
【酒場には割と顔を出している為、そういう光景以外での
争いはほとんど見ていないようだ。】
>>25
「……アンタ、意外と物臭なんだな。
俺もそうだが俺とは似ても似つかない風貌なのによぉ。」
【色々と衝撃を受けている。
物臭なのに物臭には見えない姿だと得する事もありそうだ。】
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>>25
「地味。冒険者の言う地味、って、どの辺りからなんじゃろうな?」
「やっぱり竜ってのは強いんじゃなぁ……」
こくこくとネモの話にうなずく。
興味を引くお仕事をしているというのは、それだけで話が続くというものだ。
>>26
「……んむ。では、その治安の良さに感謝しながら帰るんじゃよ」
「ぶっちゃけ中身が限界に近いってこともあるんじゃし」
最後の鶏肉を口に放り込み、それをお酒で流し込む。
立ち上がるときにややふらついたが、これぐらいはまだ許容範囲だ。
カウンターにお金を置いて、彼女はからりと首の鈴を鳴らしながら店を出て行った。
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>>26
「旅人ですから、極力しなきゃならない事を減らすって発想があるんですよ」
旅人だからかどうかは個人差だと思うが、青少年はそう思っている。
「中でも身嗜みは最小限でいいでしょう。
着飾る必要なんてよっぽどの事がない限りありませんし」
>>27
「強いですね…さようなら」
見送った。
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>>27
「おう、それなら無理せずそうしてくれ。
(…………まぁ、大丈夫か。)」
【ふらつく永崎を見るが大丈夫だろうとここは見送ることにしたようだ。
出ていくその背に手を軽く挙げて見送ったとか。】
//お疲れさまでした!
>>28
「確かにそれは尤もな意見だな。
俺だってどうするかって言えば、そうするな。」
【旅と言えるかは分からないが自分もそのようなことは経験がある。
そのため、ネモの言うその発想については容易に理解できる。】
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>>29
「でしょう?」
同意が得られたようで満足気。
「…そして明日も遠出しなければならないのでソロソロ失礼します」
ふらふらと二階に上がっていったそうな。
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>>30
「あいよ。まぁ、お互い頑張ろうぜ。」
【と、ある意味で同志なネモに励ましの言葉をかけながら
手を挙げて見送ったとか、FO】
//お疲れさまでしたー!
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「ふらっとここへ現れてみたはいいけど、暇だなー」
そういって、一人の若い青髪の男がバッカスに入ってきた。
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「本当に暇だなー、よし、移動するか!」
そういって、青髪の男・カイサはどこかへ去って行った。
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「はぁ〜…ジメジメした季節がやってきたのぅ……。」
酒場の隅っこの席で紅茶を飲みつつ、窓の外を眺めて物憂げに溜息をつく少女が。
王都もすっかり梅雨の季節に入り、連日の雨天に見舞われている。
彼女が口にする茶菓子のクッキーも、どことなくしけってしまっているのであった。
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(カランコロ)
梅雨のジメジメした季節だって、綺麗なアジサイ見てるだけで心は晴れるもんだよっ!
【眼鏡をかけたセミロングの少女が、その物静かそうな見た目に似合わないような元気な声をだして入ってくる】
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「ふむ?アジサイの花は確かに雅なものじゃのう。」
と、しけったクッキーを齧りつつ言葉を返す。
「しかしのぅ…この季節、雷も良く落ちるしのぅ……。
……わらわ、雷は嫌じゃ。」
尚も憂鬱そうな様子の少女なのであった。
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>>36
雷ねぇっ…何か音とか光とか何もかもがヤだよねっ。
何よりあの地響きとかっ!あれもう大魔術レベルだよっ!
【うんうん、と賛同するように頷く】
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「うむ……
しかもその大魔術レベルのアレがのぅ、何故かわらわめがけて頻繁に落ちて来るのじゃ。
まるで狙い澄ましたかのようにじゃ。」
なにかそういう魔法的な体質なのだろうか、
彼女は去年あたりからやけに雷に撃たれる体質になってしまったのだった。
「……これまた何故かわらわ自身は無事で済むからいいのじゃがな。
びっくりするし本当迷惑なのじゃよ。」
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>>38
えっなにそれこわいっ
【一歩後ずさり】
どしたのっ?何か変な物でも食べたっ?飲んだっ?取り込んだっ?
【したものの興味津々ではある模様】
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「うーむ、そういった記憶は無いのう。
おそらく、婆様がくれたお守りを失くしたのが良くなかったのじゃろうが…。」
と、溜息をもう一つ…
「……それはそうと、そなた誰じゃの?」
と、今更ながら聞いてくるのであった。
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>>40
ほほーっ、婆様は立派なお祓いさんだったのかなっ?ふむふむっ
【一人で納得している】
物なんてなくしちゃう時はなくしちゃうよねっ!
魔術用の杖を一週間に三度なくした時はさすがに凹んだかなーっ
あっ、アタシっ?
アタシはまひるっ!名乗るほどのもんじゃあありませんっ!
そんな事よりさっ!お守りの事教えておーくれっ!
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「いやいや、婆様はわらわと同じ、ただの魔法使いの家系の娘じゃったよ。
綺麗な紅い石がはめ込まれたネックレスでな。
なんでも御先祖から代々受け継がれてきた古いお守りだったようでのぅ……。
………うーん…早く見つけねばのぅ……。」
結構貴重な物の様だが、そんな大事な物を失くしてしまう少女は結構うっかりしている様だ。
「ほぅ、まひるかや?わらわはミトと申すのじゃ。よろしくのぅ。」
にっこりと微笑み自己紹介を返す。
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>>42
おうっ、よろしくねっ!
【にかっ、と笑う。眼鏡がずり落ちる】
ミトちゃん、ミトにゃん、ミトさん、ミトっ!
んっ、呼び捨てがちょうどいい感じかにゃーっ!
ふーんっ、じゃあ優秀な魔法使いさんだったんだねっ!
紅い石かぁーっ、品物自体は王都じゃ結構ありふれてるからにゃーっ…
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「ほっほっほ、何とでも好きに呼ぶがよいぞ、まひるよ。
わらわとしてはミトにゃんも捨てがたいがのぅ…およ、眼鏡ズレたぞよ?」
「うむ、故郷では一番の魔法使いじゃったと聞いておるのじゃ。
……わらわ自身はいまいちぱっとせぬがのぅ……。」
「居眠りしているうちに盗まれてしまってのぅ……。
……どこぞの闇市にでも出回っておるといいのじゃが……。
紅い石に、銀の装飾のネックレスじゃ、そなたも見かけたら知らせてくりゃれ?」
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>>44
ははーっ、よきにはからえまするーっ!
【ひれ伏すようなジェスチャーをとる】
いやーっ、初対面にミトにゃんはどかなーって思ってたんだけどーっ。
そう言われるとミトにゃんも捨てがたいねっ!
【メガネクイッ】
んにゃーっ、闇市に出るようなトンデモアイテムだったりするのか いっ?
紅い石からビーム出したり天空の城を指したりするのっ?
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「ほっほっほ、苦しゅうない、よきにはからえ。」
なんとなく調子に乗って殿様的な態度の少女であった。
「価値はあるかも知れぬが…トンデモアイテムかどうかと言われるとちょっと分からぬのぅ?
古過ぎて一体何のお守りなのかもわからぬと、婆様も言っておった。
少なくとも、ビームは出たりせぬのう。」
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>>46
ははーっ、ミトにゃん様ーっ!ミトにゃん様ばんざーいっ!!ばんざーいっ!!
【どことなく溢れる新興宗教臭】
相当な年期ものなのさねっ。
マニアに売れそうな感じなのかなーっ。アタシそーゆーの疎いからわがんねっ!
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「ほっほっほ。まぁ楽にするが良いぞ、まひるよ。」
何故か満更でもない様子の少女なのであった。
「……わらわも正直疎いから分からぬのじゃ。
しかし結局探しているうちに1年近く経ってしまったのぅ。
まぁ雷に撃たれてもなんともないしのぅ、別に良いのじゃが…。」
大事な物の割に、随分とのんびりしているのであった。
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>>48
んじゃ楽にするーっ!
【もたれ掛かる、というか後ろから抱きつく構図だろうか。胸が、おっきい。】
んーっ、何より雷より強いミトにゃんの体の方が心配さねっ。
体質っ?病院で検査とか受けたっ?
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「ほほほ、これこれ。くすぐったいのじゃよ。」
抱きつかれると照れくさそうに身体をよじらせる。
…少女は少女で、小柄ながら割と出る所は出る体つきをしているのであった。
「……病院は嫌じゃ……。
……別に何処も悪い所はないし、大丈夫なのじゃ……。」
病院、と聞くや、かたかた震えて顔を青ざめさせる。
なにかトラウマでもあるのか、いい歳して病院が怖いらしい。
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カランコロン
「……こんなにハードだとはな……。」
【少々、乱暴に扉を開けて現れたのは赤茶の癖毛にパンダ目の男。
別に機嫌が悪いわけではなく開けることに気を遣えないほどに疲れているのだ。】
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「……およ、パリーではないかや?
……どうしたのじゃ、随分と疲れておるようじゃな。」
酒場の片隅で居眠りしていた小柄な少女。
パリーの入ってきた音に、目を擦りながら目覚める。
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「んぁ、悪い、ちょい加減できなかった。」
【自分でもここまで乱暴に開けるとは思いもよらなかったらしく
軽く詫びながら扉をやさしく閉めた。】
「ちょいと遠くのほうに行っててな。」
【何の用かはわからないが少しだけ、王都から離れていたようだ。
この男がわざわざ遠方に出向くとすれば、クエストぐらいしかないのだが。】
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「ふむ、そなたが旅行、と言う訳でもないし、また仕事かのぅ。
一体何処に言っておったのじゃ?」
欠伸をかみしめながら言いつつ、立ち上がるとすっかり冷めてしまった紅茶を淹れなおしに。
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「王都からちょいと離れた町の近くにある森さ。
クエストに近いもんだが、ちょいと大掛かりなもんさ。
とはいえ、やることはいつもと変わらず化け物退治だけどよ。」
【はぁ、と軽くため息をついて。
こちらに帰ってあまり時間が経っていないのなら、成功の余韻が残っていてもおかしくない。
とくに、この男の場合はそれがわかりやすい。
それが見られないということはよい成果は上がらなかったようだ。】
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「ほほぅ。それで、上手く行ったのかや?
その様子じゃと、そうでもないみたいじゃのぅ。」
ほっほっほ、と軽く笑いつつ、紅茶を手に再び席へ。
「まぁ、お疲れ様じゃよ。ゆっくり休むといいのじゃ。」
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「……あんまり、こういうのを見抜かれちゃマズいんだけどな。」
【どうやら、図星のようだ。
自身の顔に手を置いて、自分のわかりやすさにがっかりしている。】
「まぁ、当たりだ。
けど、正確に言えば倒したかどうかがわからないだけなんだがよ。」
【ミトの言葉に甘えるように近くの椅子にどっかりと腰を下ろす。】
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「ほっほっほ。そなた、顔に出やすいしのぅ。」
と、言う少女だが、彼女自身妙に勘が鋭いタチであったりする。
「ふむ、どういう事じゃな?
深手は与えたが、トドメを刺せずに取り逃がしたかや?」
と、言いつつパリーにも茶を一杯淹れる。
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「あぁ、よく言われてた。トランプじゃいっつも負けてたしよ。」
【それについては一応、自分でも思い当たる節はあるらしい。
ポーカーフェイス、とは無縁なのだろう。】
「んや、それすらもわからねぇな。」
【話しながらも軽く手を上げて、茶を淹れてくれた事に礼を示す。
そして、その茶を口へと運んだ。】
「……こういう表現でいいのかはわからねぇが〝消えちまった〟んだよ。」
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「ふむ?消えてしまったとな。
それは奇怪じゃのぅ。一体どんな化物だったのじゃ?」
と、首を傾げて言う。
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「いろいろと突っ込みどころはあるが要するには〝でかい目玉〟だな。」
【自分の指を使ってぐいっと瞼を引き上げ、目を見せながら。
本当に目玉のことを言っているのだろう。】
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「むむ、何やらおぞましい化物じゃの。」
想像して少々震えあがる少女であった。
「しかし…なんとなく、じゃが
その類の化物なら死骸も残さず消えてしまう事もあるのではないかや…?」
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「確かにな。ンだが、そいつは攻撃が当たれば赤い血みたいな涙をだらだら零してた。
それも、その涙には魔力が異常なほどに蓄えられていてよ。
そんな派手なリアクションをするやつが何も残さずに消えると思うか?」
【納得できる部分はあるものの、こちらの攻撃に対するアクションは
あったため、消えるときだけそれがないと言うのは不自然だと考えて。】
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「むむぅ…話を聞くほどおぞましい輩じゃのぅ。
しかし、とするとそやつはまだ生きてその辺りを彷徨っておるのかのう…?」
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「……可能性はあるな。
何が目的かは知らねぇけど、森にあるものを吸収していたしよ。」
【食べるではなく、吸収と表現。
どうやら、その目玉の行為が食事には見えなかったようだ。】
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「吸収かや……。
……やだのぅ、そんな化物に吸われたくは無いのじゃ…!」
これまたえぐい想像が脳裏に浮かび、震えあがる少女であった。
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「それもあれは何かしらに寄生して現れるからな。
木の幹からボコッと目玉が現れたときはびびったぜ……!」
【こちらも思い出してあまりいい思い出ではないのかぶんぶんと頭を振って。】
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「不気味な奴じゃのぅ。わらわの部屋にいきなり現れたりしないじゃろな……。
……一体何と言う化物なのじゃろうな?」
きっと後で風呂に入って頭を洗っている時なんかに
背後に現れた様な気がしてびくっとしてしまったりするのである。
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「まぁ、いくら神出鬼没でもさすがに王都の中までにはこないだろ。
ってか、来たとしても誰かしらが気づくだろうしな。」
【自分なんかより強い人間は王都の中には無数にいるだろうし、と付け加える。
なので、そのあたりの心配はしていないらしい。】
「……さぁな。
依頼人も目玉の化け物としか言ってなかったし、集められた他の奴らも
知らないっていってたしな。」
【まさしく正体不明の存在といってもいいようだ。】
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「本当かのぅ……。
…そういう意味不明な化物は街中に突然現れそうで嫌じゃ……。」
実際王都までは現れないだろうが、しかし少女はなんとなく怯えてしまうのであった。
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「なら、こんな感じで夜の外出は避けるんだな。
昼間なら仮に現れても、それこそ誰か来てくれるだろうし。」
【自分が駆けつける、とは言わない他人任せな男である。】
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「むむぅ……。
外出はともかく、部屋で一人で寝てる時とかに出てきたりしないかや……?」
まるで子供の様な心配っぷりである。
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「……まぁ、そうなったら、諦めろ。」
【子供のように怖がるミトに呆れているが、突き放し方がひどい。】
「安心しろ、まだ王都の方にきたってわけじゃねぇし
それどころかそいつの生死すらわかってねぇんだ。」
【王都のそれも特定の人間の一室に現れる可能性はゼロに等しい。】
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「……そうじゃのぅ……もう死んでおるかもしれぬしのぅ……
……でも万が一……むむむ……嫌じゃのぅ……。」
相変わらずカタカタと震える少女であった。
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「……あんた、怪談話とか苦手だろ?」
【異様なほど怖がっているミトを見てピンと来たようだ。
まぁ、この怖がり様を見れば誰もが思いつくことなのだが。】
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「う、うむ……わらわ、そういう話はダメじゃ……。」
想像通り、かなり苦手らしい。
それこそ、夜一人で寝れなくなったりしてしまうタイプである。
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「なら、これからは気をつけるんだな。
そろそろそういう時期だし、物好きなやつらはたまにこういう所で披露してるからな。」
【そろそろ暑くなってくる時期で冷たいあるいは涼しいのが好まれる時期である。
それを名目に背筋が凍りそうな怖い話をする人も少なくはない。】
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「あ、でも…話自体は興味はあるのじゃがの?
……でも、やっぱ怖い物は怖いのじゃがのぅ……。」
怖いもの見たさというかなんというか…
しかし、聞いてから激しく後悔するタイプなのである。
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「なるほどな、わからなくもないぜ、その気持ちは。
まぁ、あまり好奇心を持ちすぎてへんなことにならねぇようにな?」
【何だかんだ言って珍しいものにはホイホイと見に行ってしまいそうなミトに
対して、一言ほど釘を刺しておく。】
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「むむぅ…なんか色々な人から同じ様なことを言われるのじゃ。
……でも、気になる物は気になるしのぅ……?」
わりと箱入り娘だった彼女は、強い好奇心を抑えきれないタイプだったりするのである。
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「んや、気になるのは全然構わないンだがあんたにはまだ危険かそうじゃないか
っていう判断がちょいと出来てねぇところがあるみたいだからな。」
【別に行動を封じたいわけではない。
むしろ、そういう風に外に出て行くのは割と歓迎な立場である。】
「そういう判断ができるなら文句はねぇさ。」
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「……うーん……。
どうなんじゃろうな?わらわとしては大丈夫な気はしているのじゃが……。」
箱入り娘のお嬢様故、実際にそういった判断は甘い傾向にある。
しかし、判断が甘い自覚が無いので若干タチが悪いのかもしれない。
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「あんたの場合は気じゃだめだと思うぞ?
今のあんたの場合は、大丈夫って言う確信を持たないと動いちゃいけない気がする。」
【それほど、自衛の手段を持っていないであろうミトに対しての気遣いだ。
逆に言えば、自衛手段があれば奔放に外に出ても構わないのだろう。】
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「うーん、そうかのぅ……?
一応、気には留めておくのじゃ。」
とは言う物の、好奇心に駆られてすぐにホイホイと危ない物に
引き寄せられてしまいそうな様子である。
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「ま、俺が言えるのはこんな気休めぐらいさ。
ここまで言ったなら、騎士のごとく守れとか言われそうだけどよ。」
【と、肩をすくめて自虐っぽくぼやく。
口は立つのだが、そこからの行動が起こらないこの男。
おそらく、他人から指摘されたことがあり、それを自分でも理解しているのだろう。】
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「ほっほっほ、そこまではする事もないのじゃ。
それにわらわももう大人じゃ、自分の身は自分で守らねばのぅ。」
と、大して力は無い割に変な所で大人の自覚はあったりするのである。
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「おー、言うじゃねぇか。
そういうことなら、今まで言ったことは全部撤回するぜ。」
【と、自身が散々言ってきた好奇心に関するアドバイスをすべて撤回した。
だが、言葉には真剣さはなくむしろ、からかっている感じだ。】
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「およ、撤回するのかや?
……ならば、胸を張って色々な事に首を突っ込ませてもらうのじゃ…!」
パリーのからかっている口調を真に受けて言う少女なのであった。
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「あ、ああ、好きにしてみろ。」
【真に受けてしまっていることに少々、困惑しているが
そのまま、ごり押しで言葉を続ける。】
「(たぶん、一回何か痛い目に遭わないとわからねぇな、こりゃ。)」
【そして、ある意味、ポジティブなミトに対して匙を投げた。】
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「うむ。そうするのじゃ…!」
意気揚々と言うと、席を立つ。
「そろそろわらわは帰るとするかのぅ。
……帰り道、件の化物に会わぬと良いが……
……それはそうと、ごきげんようパリー。」
パリーに会釈をすると、店を出て行った。
//こっちはこの辺りで…ありがとうございましたー!
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「まぁ、よほどの運の悪さじゃねぇかぎりは大丈夫だ。……たぶんな。」
【少し自信がないのか、最後にぼそりと付け加えた。】
「ああ。アンタも気をつけてな。」
【そういって会釈するミトに軽く手を上げて、見送ったとか、FO】
//了解、お疲れ様でした!
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カランコロン
( 混)「時の流れはうつりゆけれど、変わらぬ我が身の恐ろしさ――」
( 混 )「ポケモン、カオス、名前はCHAOS!ここに降臨!」クワッ!!
【久々に現れたと思えばいつも通りの白饅頭】
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「…………」
【酒場で分厚い本を読みふけっている、剣士っぽい格好の少年が1人】
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キュッキュ、キュッキュっと皿を拭いている白銀の狼亜人種の子供がいる
「綺麗になった!」
そういうとまた次の皿を拭きはじめた
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>>94
「…………」
【周りの喧騒などなんのその。
完全に集中している少年、再びペラリとページをめくる。
……と同時に、動かした手が机端にあったグラスを押し落とした!】
「………………」
【グラスがかなりの音をたてて地面に落ちても気付いていない!】
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>>95
「わふ?!」
グラスの音に気がついてそちらに向かう
「わふぅ……」
落ちているグラスを拾い上げて、リスタの方をみる
「あの……おちたよ?」
恐る恐る声をかける
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>>96
「ぁー、うん……ぬわあっ?!」
【初めは空返事だったものの、でるたに気付いて思わず声をあげる】
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「わきゅ?!」
大声にビクッと体を振るわせて驚いてる
「あ、あの……落としましたよ」
そう言って、グラスを差し出す
店のグラスか、客のグラスか分からないので様子を見ている。
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>>98
「あ、ああサンキュー」
【礼をいい、グラスを受け取る。
ちなみにバッカスのだ】
「騒がしいと、グラスが落ちたくらいじゃ気付かねーもんだな」
【騒がしい店内でも充分聞こえる音量でしたよ】
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>>99
「え、えと……」
少しおろおろとしている
というのも、騒がしくても聞こえる音量だったので同意しかねているようだ
「そ、そうですね。確かに煩いと、聞こえ難いですよね」
あははと苦笑いしてごまかしている
「何を読んでいるのですか?」
リスタが読んでいた本を見つめている
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(ガチャ)
おはようございます!
【夜中です】
いやー、久しぶりの酒場だよ
【フリフリの女物を着た突っ込み所しかない変なのが現れた】
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>>100
「ああ、植物についての本だな」
【いって表紙を見せる。
タイトルは『魔法植物の生態における進化可能性と属性影響に関する法則』】
>>101
「よお」
【分厚い本を開いている剣士っぽい格好の少年がいる】
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>>101
白銀の狼亜人種の子供が、弱々しそうな笑顔をうかべてる
「おはよ……こんばんわです」
つられて、おはようと言いかけたが寸前の所でこんばんわと言い直した
「えーと……」
何をツッコムべきか考えて
「……わふぅ……」
どうすればいいか、分からないようだ
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>>102
「植物ですか……」
タイトルをチラ見して
「えーと……凄く……すごそうです」
感想がそれだけしか出なかったようだ
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>>102
こんばんはですよ
【何事もなかったかのように普通に挨拶した】
>>103
こんばんはです
【これまた何事もなかったかのように普通に挨拶】
お久しぶりですかねー
【普段の動きやすさ重視の格好よりよっぽどにあっているのがたちが悪い】
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>>104
「なんだその感想」
【でるたの感想に吹き出す】
>>105
「なんだかんだでこの時間にも客はいるんだな」
【感心したように言いながら辺りを見回す】
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>>106
あはは、なんだかんだで人気の酒場ですからね
【ニコニコ笑いながら】
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>>105
「わ、わふ!」
嬉しそうにわらい
「お久しぶりです。何で女装してるのですか?」
割烹着を着ている、でるた
>>106
「だ、だって。其しかでないよぅ……」
わふぅ……と悲しそうに尻尾と耳が垂らしている
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>>108
いやー、負けたら女装の罰ゲーム付きのトランプで負けましてね
【少なくとも他の誰かが女装するよりはよっぽどましであろう】
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>>107
「まあな。
この時間に来たってことは、宿目的かい?」
【いいながら、親指で2階を指す】
>>108
「……アンタ、好きな果物とかあるか?」
【少し考えてから、でるたにおかしな質問をする】
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>>109
「わふぇ……」
納得しながら、頷いてる
「他には違う女装もあったの?」
違う女装に少し興味津々で聞いている
>>110
「え、えーと……」
上を向いて色々と考えている
「林檎やマンゴーが好きです」
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>>110
いやー、単なる暇潰しですよ
【暇潰し→酒場というのもどうなのか】
>>111
他の女装と言うと?
【首を傾げる】
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>>111
「りんご、りんごっと」
【ペラペラとページをめくっていく】
「『花は基本的に白いが、水属性を与えることで薄青に変化する』……あ。
土属性を強化するとハチミツがたくさん採れるようになるらしいぜ」
【本に載っている知識を読み上げる少年。
載っているのは小難しい話だけではないようだ】
>>112
「暇つぶし、ってなんだそりゃ」
【オリルの言葉に呆れ顔になる】
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