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第4汎用スレ

1「鍵を持つ者」:2011/10/15(土) 15:39:40 ID:???
ご利用は計画的に!

1835とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:42:29 ID:0cwk4uGs
>>1834
「ん……んじゃ、一緒に行ってもいいか?
俺も、そこに用事があるからな。」
(んで、JDに会ってどうするか、聞いておかないとなぁ……。)
と言って、一緒に行くことを提案して

(……他の連中が俺に襲ってくるかもしれないし、用心棒となってくれるだろうしなぁ。)

1836とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:46:54 ID:XclLJzQA
>>1835
「?…ああ」

不思議そうに男。
そのまま迷わず歩きだす。

1837とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:49:34 ID:0cwk4uGs
>>1836
「……さっき娘って言ってたけど、子供を探してるのか?」
歩きながら、男の顔を見てJDの面影あるか確認しようと

1838とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:53:05 ID:XclLJzQA
>>1837
面影は…ないように見える。
精悍な顔つきだし、そもそも男女差があるから。

「ああ、子供だな。あれはマダマダ子供だ」

1839とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:58:37 ID:0cwk4uGs
>>1838
「……見つけたらどうするんだ?
なんか、無理やりにでも連れ出しそうにも思えるし、暖かく見守りそうにも見えるし口数が少ないからよくわからないんだよなぁ……。」
性格も顔も似てねぇなと、失礼なことを思いながらそう訪ねて

1840とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 17:59:30 ID:XclLJzQA
>>1839
「…着いた」

質問に答える前に私塾に到着。
つかつかと中へと入っていく男。

1841とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:04:51 ID:0cwk4uGs
>>1840
「あ、おいちょっと待てって!」
(どうする!?ドゥクスさん呼ぶか!?いや、それより先にJD見つけるか!?
……何かあったら騒ぎになるだろうし、そしたら人来るだろうからあいつについてくか…。)

色々考えた後に、男の後ろを付いて行って、なにか変な行動をすれば止めに入ろうと。
…すぐにやられるだろうが、それでも騒ぎにはなるだろう。

1842とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:10:44 ID:XclLJzQA
>>1841
JD「あれ?」
男「…」

数分後、当然のように邂逅するJDと男。

男「帰るぞ」
JD「…いや」
男「何処に行くのも儀を受けてからにしろ、仕来たりだ」
JD「……RRにーちゃん、うっさい!!」

手を、というか足を出したのはJDの方からだった。
閃光と見紛うばかりのハイキック。
ガスン!という重々しい音、周囲の空気を震わす衝撃波。
そして僅かに陥没する地面。

RR「…」
JD「ぐぬぬ…」

ジグザルザーの一撃を止めたように腕でその蹴りを止めている男。

1843とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:16:07 ID:0cwk4uGs
>>1842
「ん、にーちゃん?娘って言ってたよな……?」
んん、と小声でそういった後に首を傾げて

「こりゃ、ドゥクスさん呼ばないとやばいんじゃ……!」
この一瞬の互いの動きを見て、時間稼ぎすらできないと確信して一旦壮年を呼ぶためにここから離れようと

1844とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:20:49 ID:XclLJzQA
>>1843
ガスン!ドカン!
ただの殴り合いでは絶対に出てこない音が周囲に鳴り響く。

ドゥクス「何の騒ぎだい…?」
?「うっさいなー…」

そりゃ壮年も出てくるってもんである。
一緒に短パンで緑髪の背の小さい野生児風褐色少女が出てきた。

1845とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:25:48 ID:0cwk4uGs
>>1844
「いや、早くこっちに来てくれよ!
JDとそのお兄さんが戦っててヘタしなくてもJDが連れて行かれそうだよ!」
褐色少女には目もくれず、壮年に対してそう伝えて

1846とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:29:18 ID:XclLJzQA
>>1845
ドゥクス
「ああ…やっぱり来たのか。
 しかしこうも早いなんて…グロース、頼んだ通りだ大丈夫かい?」

グロース
「任せろ!とーちゃんにも頑張れって言われてきた!!」

ててて、と褐色少女が喧騒へと向かっていく。

ドゥクス「これで暫く大丈夫だろう…多分」

1847とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:32:04 ID:0cwk4uGs
>>1846
「……えーと、これで大丈夫なのか?
あいつがJDの兄だか親に勝てるとは思えないけど。」
走っていく褐色少女を見送って。

「というより、JDって親に言わないでここに来たのか?
連れ返しに来たとしか思えないけど。」

1848とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:36:00 ID:XclLJzQA
>>1847
ドゥクス
「と、おもうだろう?」

ガッスン!
暫くして大きな音が響く。
そのあと数回ガシ、バキとか打撃音が響いて静かになった。

「JDは王都から遠く離れた群島の出でね。そこは王国領なのだけれど…
 まあ、昔からの風習で儀式を受け成人しないと外の世界に出てはいけないとされているんだ」

その間、場から動かず語る壮年。

1849とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:40:48 ID:0cwk4uGs
>>1848
「………マジかよ。」
静かになった様子から、褐色少女がべらぼうに強いことを悟ってそういうことしかできず。

「……、なんでJDはわざわざ儀式しないで外に出たんだ?
要は、儀式受けりゃあ何やったっていいんだろ?」

1850とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:43:57 ID:XclLJzQA
>>1849
ドゥクス
「私塾内最強じゃないかな、格闘においては」

あっさりと。

「…その儀式が受け入れ難いものだから、だろうね」

1851とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:50:30 ID:0cwk4uGs
>>1850
「ああいう、強いやつを見るたびに自信がなくなっていく感覚がするんだよ。
………、やっぱり俺には拳は向いてないのかねぇ…。」
ため息を吐いてうなだれる。

「……受け入れがたい儀式ねぇ…。逃げ出すほどの?」

1852とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 18:55:18 ID:XclLJzQA
>>1851
ドゥクス
「君が今まで見てきた格闘家でニンゲンが何人居たか冷静に数えるといい。
 此処には人外で鎧や得物に頼らない、身そのものが武器な子が多い」
「諦める前に拳で戦うための準備をすればいい。正しく冷静で的確な」

何でもないことのように。

「少なくとも彼女にとってはそうだったんだろう。
 詳しい内容までは聞いていないからそれが何かは私にもわからないね」

1853とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:03:58 ID:0cwk4uGs
>>1852
「……人外じゃないとやってられないって聞こえるんだよ。俺じゃあ出来ない手段でみんな対抗してるし。
だから、準備って言われたら俺が人間やめることぐらいしか……はぁ。」
ボリボリと乱暴に自分の頭を掻きむしって

「……んじゃ、俺が聞いてくるわ。」
といってJDのところに戻ろうと

1854とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:09:45 ID:XclLJzQA
>>1853
ドゥクス
「道具には頼っているが人間である続けている男を私は知っているよ。
 彼は自身のあり方の為に剣を振るう。
 だが、使えるものは何でも使う。剣は手段でしかないからだ。
 そういう聞こえ方しかしないなら君はニンゲンという種族の可能性を軽んじているな。
 もっとも弱く最も強いのがニンゲンだ。
 道端の石ころにコケる者もいれば、小山ほどの竜を屠るのもニンゲンだ」

「……そういうところが君の成長を妨げているようなそうでもないような…すきにしたまえ」

1855とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:17:54 ID:0cwk4uGs
>>1854
「………俺は、俺の可能性すらもわからないんだ。
そんで、周囲の人間に嫉妬しても越えようと思っても普通の手段じゃ超えられないから変なものに手を出してこのザマだ。
俺を思って言ってくれてるその言葉も拳を捨てて武器を取れって聞こえるくらいどうしようもない人間なんだよ…。」

「……なんで、成長を妨げてるって思うんだ?」
ピタリと足を止めて壮年と向かい合い

1856とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:25:16 ID:XclLJzQA
>>1855
ドゥクス
「宙ぶらりんだ、君は。
 自身の問題すら解決していない状況で更に厄介事を増やそうとする。
 処理できていない、それでいて切実な問題を今いくつ抱えている?
 好奇心旺盛なのは結構、行動力があるのも評価しよう。
 失礼なのは百も承知だが君は関わる事柄に真摯に向き合っているように見えない。
 流れの結果や理不尽に巻き込まれた状況もあるだろうが…」

「JDは馬鹿じゃあない。
 それなりの理由を抱えて此処にいる。
 半端な気持ちで関わるならそれは誰の為にもならない」

1857とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:34:15 ID:0cwk4uGs
>>1856
「………、俺は、俺は……。」
何か言葉を絞りだろうとするが、何も浮かばず、下を向いて。

「俺は、どうすればいいのか、わからないんだよ。全然。
腕の侵負をどうにかしたいんだけど、これがなくなったら俺は何もできない無能になっちまう。
どれをすればいいのか、何が正しいのか、何もかもがわからないんだ……。」
と、頭を抱えながら言う。

「………とりあえず、JDに事情を聞くのはやめよう。うん。」
まぁ、少しは話しもわかっていた様子ではあるが。

1858とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:41:13 ID:XclLJzQA
>>1857
ドゥクス「…そりゃあ分からないだろう」

当然だ、と壮年は言う。

ドゥクス
「だから仲間がいるし我々教員がいる。
 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
 三人寄れば文殊の知恵。
 そもそもニンゲンなんて弱い生き物だ。
 ひとりでやって行けるなんて思い上がりも甚だしい。
 私なら先ず使えるものを片っ端から思い浮かべて聞くね、拳で戦うためのものを」
「さ、JDの事情は置いて考えてみ―

JD「ドゥクスー!にーちゃんが私の心臓、ドラゴンに渡すって言ってきかないよー!!」
ドゥクス「成程、これがなし崩しというやつかい!!」

1859とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:47:32 ID:0cwk4uGs
>>1858
「……わかった。このままじゃ、俺は永遠に変われないよな。
だったら、とりあえず適当に挙げて……」
とりあえず何がいいんだろうかと考えようとした所で、JDの声が聞こえ

「なる程、そりゃあ出て行くわな……。」
そういったあとにハッと何かに気づいたかのような表情になって

「お、俺は関わらないぞ!さっきの話聞いといてそれはできんし!」
と言って

1860とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:51:34 ID:XclLJzQA
>>1859
JD「このヒトデナシぃ!困ってるんだから助けておくれよぅ!!」
ドゥクス「まいったな…しかし何故、竜に心臓……」
?「何かそれが一族と竜の間で交わした契約なんだってさ、マジすげくない?」
RR「…」

ホットパンツに臍出しルックな少し小さめな服を着た緑長髪褐色肌の女がやってきた。

ドゥクス「グロース、詳しくきかせてくれないか?」
グロース「だから言ってるっしょ?JDとRRの一族って竜に関わりがあるんだって、マジいけてる」

1861とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 19:58:04 ID:0cwk4uGs
>>1860
「………いや、腕のこれどうにかしないといけねぇし…。
……お前らはまだ知らないから言うけどな、コレ、一度暴走したんだぞ?」
右腕を軽く何度か叩いて

「竜か……竜!?えーと、つまり、力を与える代わりに生贄を渡すと?」

1862とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:04:39 ID:XclLJzQA
>>1861
グロース「いや、暴走したのはアンタっしょ?話聞いた限りじゃ」

ずずい、と女がビートに近付く。

グロース
「その腕はあくまでチカラ。問題はアンタの心のほうっしょ?
 半端な覚悟でチカラ使うからそういうことになるんだって、マジダサい」
ドゥクス
「…言いすぎだと思うんだが」
グロース
「んなことないっしょ?JDなんか儀式受けてないのに儀式受けたRRと渡り合ったし。
 魔法使えるからビートとは状況違うけど。でも覚悟あるから行けるって話じゃん?」
「あ、それと生贄なんて前時代的なことしないし、あくまで心臓預かるだけだし。
 それでチカラつくんだし、お得じゃねって思う?
 まあ、乙女のやわ肌に傷がつくのは勘弁して欲しいよね〜」

よく喋る女である…風呂飯後続くかもしれぬ

1863とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:21:01 ID:0cwk4uGs
>>1862
「………そうだな。こうやって関わったのはたしかに軽い気持ちだった。
おまけに、俺の心が弱いってのも自覚してる。どうやっても鍛えられなかったんだ。」
(覚悟……か、生きるために戦うってのじゃ足りないだろうしな…。
こういう時、誰かを守るとか、そういう覚悟に目覚めるんだろうが……俺にはそういうもんもねぇしなぁ。)
こうやって関わった時にはそこまで考えていなかったことを思い出しつつ。

「……そんな簡単に強くなれるならいいじゃねーか、なんで拒否するんだよ?」
グロース同様、JDが儀式を拒否する理由がわからない様子である。

1864とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:48:36 ID:XclLJzQA
>>1863
JD「…」

だんまりを決め込むJD。

RR「兎も角理由は直接言え、行くぞ」
ドゥクス「ちょ、ちょっと待った。今から群島に帰るのか?確かあそこは今…」
グロース「キュウリュウサイの真っただ中ジャン!マジ半端ない、やばいって」

1865とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:54:54 ID:0cwk4uGs
>>1864
「……だんまりかよ。言わなきゃ誰も擁護してくれねぇぞ?」
はぁ、と呆れたように息を吐いて

「…キュウリュウサイ?なんじゃそりゃ?」

1866とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:56:32 ID:XclLJzQA
朽龍災(きゅうりゅうさい)。
読んで字の如く朽ちる龍によって引き起こされる災害。
一部の古龍種は成長過程で大量の魔力を身体に蓄積させ、
生物的にも魔術的にも強く大きく育ち、
そして死の間際、長きに亘って蓄積された魔力が体外に放出され消えていく。
放出される魔力は龍独特のもので龍の瘴気と呼ばれる非常に強力なもの。
放出範囲は相当に広く、場所によっては国がなくなる可能性すらある。
龍の瘴気は魔術的に生物全般へ影響を与える為、動植物は勿論、精霊等にも影響がある。
耐性のないモノがこの魔力に長時間晒されると物理的魔術的な変異が始まる。
端的に言えば龍に近くなっていくのだが、大抵不完全なもので酷く歪な存在になってしまう。
歪な存在は『アラズ』『ナラズ』等と呼ばれ、体内で起こっている魔力暴走に翻弄され凶暴。
因みに古龍が龍の瘴気を発するのは死の間際。
老衰などの場合、その期間が数世紀に及ぶとか眉唾の話がある。

ドゥクス「これが群島で起こり影響が王都にまで及び始めている…らしい」

1867とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 20:58:37 ID:0cwk4uGs
>>1866
「群島の連中は……体制があるってことか?
………、俺達にもその危機が迫ってると」
うげぇ、と嫌そうな顔をして

1868とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:03:40 ID:XclLJzQA
>>1867
ドゥクス「行ってみないことにはな…兎も角そういう理由で帰るのは危険だ」
RR「帰る必要はない、儀式を行う場所は違う」
JD「…あ、にーちゃんもしかしてクヴァレ連れてきたでしょ」
海月「ぴーぎゃ」
グロース「何この浮かぶ海月、まじぷりてぃ」

呼んだ?とばかりに
煌めき宙を漂う小さな海月の様な『ぴぎゃあ』と鳴く生き物が。

1869とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:19:14 ID:0cwk4uGs
>>1968
「……変な生き物。
…………これと儀式がはどんな関係はあるんだよ?」
ふよふよと浮かぶ変なものを見つめて

1870とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:22:56 ID:XclLJzQA
>>1869
JD「クヴァレは変じゃないよー、凄いんだって」
ドゥクス「気のせいか…空間が歪んでないか?」
グロース「え、まじ、空間歪んでるの?パネェ」

RR「陣を作る、少し離れろ」

海月が適当な地面に降り立つと、煌めきゆっくりと自転する魔法陣が展開される。

ドゥクス「移動陣か…何処につながっているんだ?」

1871とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:27:43 ID:0cwk4uGs
>>1870
「………空間が歪んでるって……。
なんか、俺のイメージと全然違うな…。」
数歩後ろに下がって何が起こるのか見守り

「……まさか、ドラゴンとか出てくるんじゃないよな?」

1872とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:32:42 ID:XclLJzQA
>>1871
RR「行くぞ、覚悟を決めろJD」
JD「…うう」
ドゥクス「……出てくるんじゃなくて此方が出向くのか」
グロース「ほへぇ…」

陣へと入るRR、そしてJD。
何故かグロースとドゥクスも入る。

グロース「何故って?ノリで」

1873とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:38:58 ID:0cwk4uGs
>>1872
「……俺も入ったほうがいいよな。
なんだかんだで結局、関わっちまうのかね!っと!」
その後に続く形で陣の中に入っていく。
なぜか?簡単である。

(ここで陣に入らなかったら、JDを見捨てたことになるしな!人でなし言われるかもしれないし!)
…結構みみっちかった。

1874とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:41:08 ID:XclLJzQA
>>1873
ガクン、と何かがずれるような感覚。
気がつけば…周囲は月が昇る閉鎖空間。
青白い光で照らされた穏やかな昼を思わせる場所だった。

JD「懐かしいな〜…」
グロース「何だ此処!何だ此処ー!!」
RR「…」
ドゥクス「驚いたな…凄い所だな」

1875とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:42:50 ID:0cwk4uGs
>>1874
「……なんか、もっと物騒な感じかと思ったんだが………、ここにドラゴンがいるのか?」
あたりをぐるりと見渡して

1876とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:47:55 ID:XclLJzQA
>>1875
「呼んだ?」

小さな城程度の全長を有する蒼白い結晶で構成された龍と思しき存在。
それが雲から顔を覗かせていた。

1877とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:52:21 ID:0cwk4uGs
>>1876
(えっ?あれ?なんか?ラフ過ぎね?俺達襲うとか、ないんだ?)
「………、え?え?」
なんかあっさりとし過ぎな登場に目を丸くしているしかない。

1878とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:57:34 ID:XclLJzQA
>>1877
竜「あ、JDお久だねぇ」
JD「…竜ちん、おいっす!!」

すごい和やかムードである。

RR「…」
グロース「え?二人はマブダチまっくすはーと?」
ドゥクス「……」

満足そうに頷いてるRR。
驚きポカンとしているグロース。
壮年はやり取りをだまって見ていた。

1879とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 21:59:39 ID:0cwk4uGs
>>1878
「………こんなに良好な関係ならなんで儀式したくなかったんだよ………。」
和やかムードな二人(もしくは一人と1頭)を見て、唖然とするしかなく

1880とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:03:41 ID:XclLJzQA
>>1879
竜「此処に来たってことは〜心臓預ける気になった?」
JD「うん、それ無理!!」
竜「えっ」

竜「RR〜、何か話が違うよぅ」
RR「…すまん、理由を語らないので取りあえず連れてきた」

1881とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:06:14 ID:0cwk4uGs
>>1880
「………とにかく事情話さなきゃダメだな。
俺なら強くなるんだったら心臓渡してもいいなって思うんだが。」
なんか緊張感ねぇなとか思いながらその場であぐらをかいて

1882とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:12:53 ID:XclLJzQA
>>1881
竜「そだねー。何で?」
JD「竜ちんはさ、昔からの約束で私たちを守ってくれるじゃん」
竜「そだね。心臓を預けてもらってその代わりに竜のチカラを渡してるね」

ドゥクス「成程、だからRRのチカラの底が見えなかったわけか」
グロース「え、そうだったの?気付かなかったなあ…」

JD
「でもさ、それって竜ちん弱くなるってことだよね?」

「そだね」
JD
「あたし思うんだけどさ、この周辺て危ないじゃん。
 でも竜ちん守ってくれるヒトいないじゃんって」

「ん…そだね。今気づいた」

1883とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:15:51 ID:0cwk4uGs
>>1182
「…………。」
(だから、死ぬかもしれない奴に心臓を預けられないのか、この竜を守るために預けないのか、どっちも有り得そうな口ぶりだけど……。
JDなら間違いなく……。)
変に口出しできる状況でもなく、黙って話を聞いている。

1884とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:24:02 ID:XclLJzQA
>>1883
JD「だからあたしが竜ちん守る!守れるくらい強くなる!!もち自力でぇ!!!」

RR「…我が妹ながら馬鹿だと思う」
ドゥクス「そうだろうか?私は応援したいし、している最中だよ」
グロース「なんかチョーいい話っぽいじゃん、なくよ?泣いてもいい感じ?」

1885とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:30:05 ID:0cwk4uGs
>>1884
「………これが覚悟ってやつか。
そりゃあ、強くなるわけだ…。」
(俺には、ああ言うのがないからなぁ……。俺の覚悟、探すしかねぇか。)
どこか違うことを考えながらそのやり取りを聞いている。

1886とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:32:12 ID:XclLJzQA
>>1885
竜「そっかー。頑張って!」
JD「おう!!」
RR「…では儀式は無し、か?」
竜「そだね、あ、でも他の人はしたいのかな?」

グロース「いや、アタシそもそもJDの一族じゃあないし」
ドゥクス「ははは…確かに適性があるかの問題になりそうではある」

1887とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:34:42 ID:0cwk4uGs
>>1886
「……ッ!」
ガタッと音を立てながら立ち上がるが、

「……虎で竜ってなんだよ………。」
と言いながら再び座る。

(むやみに手を出しちゃいけねぇからな。うん。適正だってあるかどうかわからないだろうし…。)

1888とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:42:25 ID:XclLJzQA
>>1887
ドゥクス「一つ質問をいいだろうか?」

壮年が竜へと尋ねる。


「ん?何?」
ドゥクス
「先ほどから感じていたが君…いや、貴方からプラーナの流れを感じる。
 もしや貴方が源泉、なのか?」

「…おお、そうだねえ。君のプラーナは間違いなく僕から繋がってるものだね」
ドゥクス
「そうか…よく分かった。
 しかしそうすると二段階目というのは心臓とチカラの交換になるのか…」
RR
「いや…おそらくそれはもう成されている」
ドゥクス
「何?」
RR
「こうして竜道に入った時点で既に竜の気に充てられている。
 変化は起きているはずだ」

グロース「え、マジで?こんだけで強くなってるって訳?」
ドゥクス「…言われてみればプラーナの質が違っているような」

因みにビートの侵負腕は此処に来た時点で綺麗に消え、
序に魔法が放出できるようになっているかもしれない、肉体変化が起きているので。

1889とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:50:05 ID:0cwk4uGs
>>1888
「………え?」
その言葉を聞いた直後、ビートの体から魔力が漏れ出す。
勢いよくは決してないが、ガズ漏れのようにただ魔力を垂れ流している状態に。

「え、ちょ、どうすんのこれ!何だこれ。なんか疲れてくるんだけど!」
無論、魔力のことなどわからぬビートにこれを止める手段はなく、ただ慌てるのみである。

1890とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:53:49 ID:XclLJzQA
>>1889
ドゥクス「大丈夫だ問題ない。死ぬほど疲れるがそれだけでヒトは死なない」
グロース「頑張って制御法を感覚で掴むしかないよね、マジで」
JD「何かあたしも強くなった気がする!」
RR「それは気のせいだ」

竜「あはは、じゃあ又ねえ」

空間が揺らいでいく。
どうやら送り返されるようだ…

1891とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 22:59:02 ID:0cwk4uGs
>>1890
「いや、なんかヤバイ、体から力が抜けてくるんだが。」
空間が揺らいでいくとともに体の力もどんどん抜けていって

「あ、ありがとな……。」
竜に礼を言った後に地面に倒れ込む。

1892とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 23:01:01 ID:XclLJzQA
>>1891
ドゥクス「さて、どうしたものか」
JD「頑張る、何かを」
グロース「あたし疲れたから帰って寝るね…おやすみ」
RR「…暫く王都にいる」

グロースとRRは去っていく。

JD「寝ちゃってるけど」
ドゥクス「頑張るしかないな、これは」

1893とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 23:05:23 ID:0cwk4uGs
>>1892
「………なんかコツあるかコレ。動けないんだけど…。」
別に寝ているわけではないが、相当に疲れている様子だ。
地面に突っ伏して魔力垂れ流している状態でそう訪ねて

1894とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 23:06:39 ID:XclLJzQA
>>1893
ドゥクス「あー…んー……」
JD「毛穴を閉じるみたいな気持で!」
ドゥクス「…まあ、魔法はイメージが大事だからね。強ち間違っていない」

1895とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 23:11:43 ID:0cwk4uGs
>>1894
「毛穴を閉じる?
……………こんなかんじか?」
イメージ通りにやってみて大半の量の魔力は体内にとどまらせることができた様子である。
…完全に閉じきったわけでもないのに、本人はうまくやったつもりのようだが。

1896とある世界の冒険者:2013/04/14(日) 23:12:40 ID:XclLJzQA
>>1895
JD「そーそー、そんな感じ」
ドゥクス「とりあえず今日はもう休むべきだな…色々ありすぎた」

てなわけで解散となるのであった、次回に続く。

1897siko:2013/04/15(月) 05:51:36 ID:QHgJ2jsM
なかっち 動画
http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0s



みんなで選ぶニコ生重大事件 2012
http://vote1.fc2.com/browse/16615334/2/
2012年 ニコ生MVP
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=103374&bm=
2012年ニコ生事件簿ベスト10
http://niconama.doorblog.jp/archives/21097592.html


生放送の配信者がFME切り忘れプライベートを晒す羽目に 放送後に取った行動とは?
http://getnews.jp/archives/227112
FME切り忘れた生主が放送終了後、驚愕の行動
http://niconama.doorblog.jp/archives/9369466.html
台湾誌
http://www.ettoday.net/news/20120625/64810.htm

1898とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 20:56:34 ID:O8R0Bd7Y
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。
誰かを待つように佇む鎧を纏った獣を見た、と誰かが言った。

ギィン!と金属同士がぶつかる甲高い音。
何者かが噂の場所にいるようで。

「ちっくしょっ!ソッチ行ったぞ!」
『分かっている!!』
《グシャア!!》

1899とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 21:32:04 ID:DtDCUAKE
「……?」

「普通の魔物……? 確か噂に鎧を纏った獣がどうとか、あったけど……」

人探しのついでの王都の森の噂の調査中、音を聞きつけた青年
茂みを掻き分け音の方向へ向かう

1900とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 21:37:06 ID:O8R0Bd7Y
>>1899
「でりゃあああああああああ!」
《グァオッ!》

ガィン!と金属同士がぶつかり火花が散る。

左片眼鏡をかけ燕尾服を纏った一房の赤髪が混じった黒髪の青年が
振るったネオベイ刀仕込みのサーベルと、
口と爪以外を奇妙な赤い文様が刻まれた漆黒の鎧で固める剣歯虎が
交差したところだった。

『ぬう、中々に厄介だな』

筋肉質の身体、淡い緑の肌と鱗、幅広で地に付くほど長い尾を持つ爬虫人が
その側で動向をうかがっている。

1901とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:04:48 ID:DtDCUAKE
>>1900
「……まただ、また噂が正確に伝わってる」

これで確か、八つ目だったか
現の話を聞くまでは噂の内容にしか目が行っていなかったが、
最近ではむしろ噂自体の方が怪しく思えてしかたがない
少なくとも人の手が加わっていると感じ取れるくらいに

「(だけど見た感じでは侵食された生物には見えない……かな、あんな模様無かったはずだろうし)」
「(侵負の影響で突然変異起こした可能性も無きにしかずだろうけど)」

燕尾服を纏った青年に手を貸すべきか悩みつつ、爬虫人に目を移す
善戦しているようには見えないが苦戦しているようにも見えない、というか手を出していいのかもわからない
ならば、出来る事は一つしかない

「………ええと、ちょっと手こずっているみたいだけど大丈夫か?」

善良でお人よしな冒険者を装い、なんなら助太刀しようか、と恐る恐ると言った感じに提案してみる
今までの経験則から、こういうタイプは基本的によほど苦戦でもしない限り断るはず
会話の糸口ができれば、それでよかった

1902とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:13:21 ID:O8R0Bd7Y
>>1901
『ぬ…いや、大丈夫だ。それよりもとばっちりを受けんようにな』
「つーか、そいつ賞金目当ての輩じゃないのか!ラガル、追い払え!!」
『そうなのか…?』

獣の噂には一つ胡散臭いものが付随している。
なんでもこの獣を大金で買い上げてくれる好事家がいるらしい…と。
ただその噂はあまり知れ渡っていない。
何故だか金に困ってそうな程度の低い冒険者崩ればかりが知っている。

「呑気なこと言ってる場ぐはっ!?」
《グルルゥ!!》
『ふうむ・・・如何したものやら』

鎧獣のタックルが青年に直撃。
青年が吹っ飛んだ。

1903とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:22:22 ID:DtDCUAKE
>>1902
「…… え、賞金って?」

賞金目当てと聞かれ、眉を顰める青年
クエスト発注所には少なくとも賞金首として出ていなかった
そしてお金が絡んでいるという広まり易い噂にも拘わらず、聞いた事も無い 妙だ

「噂自体は正確、嘘はついていない。 だけど重要なところが抜けている?」
「この噂に関しては広められたくないの…… って相棒的な人吹っ飛んでるのに反応がやたら淡泊だね」

1904とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:27:07 ID:O8R0Bd7Y
>>1903
『相棒ではない…事、この件に関しては』

淡々と爬虫人。
吹っ飛んだ青年はごろごろと転がったと跳ね上がってそのまま鎧獣に突っ込んでいく。
二、三、切り結ぶヒトとケモノ。
どっちも戦い慣れしているようだ。

『噂がどうのと何の話か知らんが…我らは我らの姫の為にあの獣を捕らえる』
「いわばコイツは従者間での序列を決める指針ってわけだあああああああああああ!!」
《ガォオオオオオオオオオオオオ!!》

火花散る攻防は続く。

『で、我はこうして漁夫の利を狙っているわけだ』
「んなこたあ、絶対させねえええええええええ!!」

1905とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:47:50 ID:DtDCUAKE
>>1904
胃の中に冷たい何かが流れ込むのを感じ、心臓の鼓動が早くなる
姫、噂の獣と遭遇して聞こえてきたのがつい最近聞いたばかり、会ったばかりの人物への呼び方だ
考えすぎかもしれないが、今の王都に姫と呼べる人が何人いる事か

「………お姫様、か」
「最近姫って呼ばれてた人に怖い目に合わされたから、あんまり好きな言葉じゃないね」

直接突っ込むのは早合点でもたまに当たる直感でも危険だと感じた
しかし無難な発言をしても、まともな情報は得られそうにない
ある程度暈しながら、侵負の姫を匂わせ相手の出方を探ろうと

1906とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 22:52:41 ID:O8R0Bd7Y
>>1905
『そうか、余程無礼なのか運が悪いのかどちらかだな』
「んぎゃ」
《グルルルル…》
『…さて、次は我がふぬ!?』

グオン、と鎧獣が吠えた。
それは衝撃波となって爬虫人へと襲いかかり吹き飛ばす。

「だ、だせぇぞ…」
『そんなことを言っている場合か…思いのほかやるぞコイツ』

青年も爬虫人もボロボロだった。
鎧獣にも疲れは少し見えるが…

1907とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:06:24 ID:DtDCUAKE
>>1906
「(………もういい加減、無駄に頭脳戦狙うのやめにしようか)」

「(自分の予想通りの人ならアレが逃げる手助けになるしいい、じゃないならそれはそれで問題ない)」
「(少なくとも状況が悪くなることは無いんだ……)」

それに二人ともやけにボロボロだし、逃げ切れる可能性だって十分にある
何だろうまた変な方向に暴走しかけているような気がするがもう止められない

「……変にごまかすのはここまでにしとくよ。 単刀直入に聞くけど」
「その『姫』って、 二つ目に『侵負』とかそんなのが着いてたりしないか?」

1908とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:11:24 ID:O8R0Bd7Y
>>1907
「は?」
『何を言って…』
《グオオオオオオオオオオオ!!》
「『しまった!?」』

ディフの問いかけに一瞬の空白を作った二人。
それを敏感に察したのか鎧獣が咆哮をあげる。
それは鎧獣の魔力を高め攻撃を行う合図。
次の瞬間には無差別無慈悲の広範囲魔法が…

?「かっくいいいいいいいいいいいいいいい!!」
鎧獣「きゃいん!?」
青年「あ゛」
蜥蜴「む」

放たれる前に鎧獣のわき腹に高速で何かが突っ込んでいった。
そのまま何かと吹っ飛び共に地面に横倒しになる。

1909とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:15:21 ID:DtDCUAKE
>>1908
「…………うん、大体予想していた、だけど」

「……ごめん!全力で勘違いしてた!!!」

最早手遅れ臭しかしないが右手に防御性魔力を集中させ、
展開まで後一歩 しかし防ぐどころか発動する事さえできずに死にそうだ
これは二人に本当に……



「……あれ、生きてる?」

1910とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:23:18 ID:O8R0Bd7Y
>>1909
青年「くそう、結局こうなりやがった」
蜥蜴「K…何故、姫をお連れしたのだ」
K「うん?にゃって、オジョーに散歩せがまれたんにゃ」
青年「…お嬢らしいが」

遅れて現れるのは
マント、腰の細剣、目深に被った羽根付帽、全てが金縁に紅の騎士服姿な紫長髪の女であった。

K「どうせあれにゃんでしょ?抜け駆けしようとか思ってたんにゃ」
蜥蜴「それはルベリエの発想でな」
青年「あんただって乗ったろうが…」
蜥蜴「鎧獣に興味があった。実際立ち合って満足のいく相手だと思ったが」
青年「違いねえ…お嬢も気に入ったみたいだしな」

?「ねえねえ、あそぼあそぼ」
鎧獣「ぐるぅ…」

鎧獣に纏わりついているのは魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つ裸足の幼女。
一撃で自身を倒した幼女に獣は困惑気味である。

1911とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:33:05 ID:DtDCUAKE
>>1910
「(………僕の二つ名の方が侵食されそうだ、ブラフばら撒きとかそんな感じに)」

一つの事に拘るとつい何にでも関連付けてしまう自分に少し嫌気が刺して来た
今回は運よく助かったもののもしこの二人が来なかったら
………次は無いだろうな、うん

「………本当にすみませんでした!!」

全力で深々と、二人に向け頭を下げる

1912とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:39:17 ID:O8R0Bd7Y
>>1911
青年「いや、俺たちもマダマダってことだ」
蜥蜴「その様だ。姫に助けられる兵士では立つ瀬もない」
K「にゃんの話かわかんにゃい」

特にディフを恨んだということはなく。

幼女「うっ、は〜い!」
鎧獣「がうがう」

幼女が鎧獣に跨って其処らを駆け回っている。
完全に主従が決していた。

青年「早ぇだろ…」
蜥蜴「ふむ」
K「いや、元々そういう存在にゃんよ、あの鎧獣って」
青年「なぬ?」
K「聞いてにゃかったの?長耳のおはにゃし」
蜥蜴「いや…知らなんだ」
K「ちゃんと図書館とかで調べにゃいと…噂だけ追っかけてたら足元すくわれるんにゃ」

1913とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:45:32 ID:DtDCUAKE
>>1912
「いやいや、そもそも助けられる原因を作ったのは僕だし……」

「……うん、全く、だよ………」

Kの最後の一言が地味に効いた
行動を起こそう、起こそうと焦りすぎていたようだ
もう少し落ち着いて行動しないと

「ところで……姫、というのは?」

1914とある世界の冒険者:2013/04/16(火) 23:49:10 ID:O8R0Bd7Y
>>1913
青年「お嬢の事だろ?ラガルがそう呼んでるだけだ」
蜥蜴「何か勘違いをさせたようだが…うむ」
K「でも何れはこの世の御姫様にゃ」
青年「確かにな、お嬢も何れは姫君様か」

うむうむ、と頷く三名。
容姿も性格も種族もバラバラだが…

幼女「なんのお話?」
鎧獣「がーお」
K「うん?未来のおはにゃし」

1915とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:04:52 ID:NP5K2rfs
>>1914
「ああ、あだ名か……」

「さっき話した方の姫に話すのも躊躇われる様な事されたせいで敏感になっていたようで……」

そういえばアレもそう呼ばれているだけか、と
しかし何だろうこの三人組は、状況じゃなかったら突っ込みを……
いや寿命を縮めるような真似をするのはやめておこう

1916とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:09:51 ID:q5AdhG2w
>>1915
K「ふぅん、まあ勘違いにゃら良かったにゃあ」

青年「そろそろ戻ろうぜ、最近物騒なのが多いしな」
蜥蜴「異議はない。鎧獣を得たとしてもマダマダ我らは弱小勢力…」
幼女「もりをせーするのにはしつもかずもたらんのだー」
鎧獣「ぐるるん」
K「にゃはは、オジョーはマスターの物まねが上手いにゃあ」

1917とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:19:35 ID:NP5K2rfs
>>1916
「…… うん、それじゃあ気を付けて」

あの姫の方について知らせるべきか、少し悩んだ
だがアレが多人数に同時に使えるとは思えないし、侵食関連なら耳に入っているはずだろう
とりあえず帰る4人と1匹を見送ろうとする青年

1918とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:23:01 ID:q5AdhG2w
>>1917
青年「んじゃーな」
蜥蜴「さらばだ」
幼女「ばいばーい!」
鎧獣「がおん」

そうして去っていく面々。
が…女はその場に残った。

K「さて、ユーはいくつか不審な単語を口走った分けにゃんだけど」

目深に被った帽子からはその表情を窺い知ることは出来ないのだが…
空気が、悪い。

1919とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:32:10 ID:NP5K2rfs
>>1918
「………どういう意味での、不審?」

急に空気が悪くなってきた
鎧獣に関しては、侵食とは別の所にある物だと考えていたのだが

1920とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:36:12 ID:q5AdhG2w
>>1919
K「侵負の姫、にゃ」

ディフと女の間合いは女の腰にある細剣の間合い。
何気なく女の手が握りにふれている。

K「にゃにを知ってる?その様子じゃあ森に迷い込んだ訳でもにゃいよね?」

1921とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:43:44 ID:NP5K2rfs
>>1920
「…………」

細剣に手をかけるKを見ても、武器を抜く準備をしない
今更武器に手をかけても、恐らく向こうの方が速い
それにKの発言がこっちを完全に敵視した物ではない。 少なくとも、まだ

「………うん、そうだ。 僕は侵負について、今の王都を襲っている魔術的汚染について調べるために森に来た。」
「知っている情報の量は多くない。 ただ侵負の姫が触れちゃいけない物だって事は知ってる」

1922とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:45:51 ID:q5AdhG2w
>>1921

「にゃかまも連れず、単独でのうろつきは止めた方が賢明にゃ。
 敵が増えるのはお互い面倒と思わにゃい?」

1923とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:56:22 ID:NP5K2rfs
>>1922
「面倒だし危ない事だってのはわかってる、だけど……」
「……残念な事に頼れそうな仲間がいない、新しい犠牲者候補を作れるなら別だろうけど……」

侵食について教えてくれた人はそこまで親しくはない
そして周りにいる人に協力を仰いだら、侵食により悪く干渉される
なら侵食に対抗するメンバーに入ればいいと考えても思いつくのは
滅鬼衆の三人組でこっちの感情抜きにしても入れてもらえない

1924とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 00:58:48 ID:q5AdhG2w
>>1923
K「忠告はしといたにゃ、次はにゃいし」

踵を返す。

K「近頃の森は物騒にゃ、そうでなくとも一人で出来ることにゃんて知れてるにゃ〜」

そういって他の面々を追っていった…

1925とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 01:08:06 ID:NP5K2rfs
>>1924
「……一人で出来る事、か」

「わかってるつもりだったんだけどなぁ………」

ハッキリ言ってはしゃぎ過ぎていた、でしゃばりすぎていた
自分一人でやらないといけないと、勘違いしていた

「(躓いているのかな、僕………)」


「(……い、いやまだだ。 まだ何もかもやったわけじゃない)」

こっちも踵を返すと、王都に向け歩き出した
忠告は受け止めた、一人でいるには危険すぎるのだ

1926とある世界の冒険者:2013/04/17(水) 01:14:17 ID:q5AdhG2w
「さてさて、面白い事になってきましたが…どうなるでしょう?」
「…あまりに要素を詰め込みすぎではないか」
「おや、ご不満で?」
「動きの緩やかな内はいい…が直ぐに我らが手を離れるぞ、この一件は」
「それで良いではないですか?予想通りの物語など見聞きし語るに及びません」
「語り継ぐ相手が居なくなるような事にならねば良いがな…」
「ふふ…それこそ神のみぞ知る、でしょう?」

暗い暗い森の奥。
何かを楽しむように語る二つの影。
物語は拡散していく。
やがて訪れる結末は如何様なものとなるのか…次回に続く!

1927とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:27:12 ID:uVTVMIVA
-森の奥-

「…参ったものだ」

塵となって消えていく異形の躯を背に呟く者一人。
肩当付ボロマントと左側に刀傷のある仮面を纏うセミロングの剣刀士である。

「夢か現か、幻か…いや、その境もあやふやに成りつつある」

1928とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:30:08 ID:hvcRlTT.
>>1927
ん?誰か居るのか?
【大槌背負った青年がやって来た】

1929とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:34:51 ID:uVTVMIVA
>>1928
「む」

振り向きDDDを見る。
周囲は木々がなぎ倒され明らかに何かが暴れ回った跡。

1930とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:43:54 ID:hvcRlTT.
>>1929
いよう
【軽く挨拶】
(何故だ?初めてのはずなのに懐かしい感じがする)【そしてそちらをじーっと見る】

1931とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:47:45 ID:uVTVMIVA
>>1930
「…何者だ?」

DDDと違い、此方はあまり友好的ではなかった。
柄と鍔だけしかない剣を右手にDDDを訝しげに見ている。

1932とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:50:36 ID:hvcRlTT.
>>1931
ただの通りすがりだ
【まだじーっと見ている】

1933とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 21:56:22 ID:uVTVMIVA
>>1932
「…旅人か?最近ここ等は物騒だ、早めに通り過ぎるといい」

1934とある世界の冒険者:2013/04/19(金) 22:04:27 ID:hvcRlTT.
>>1933
いや、旅人ではない
【まだじーっと見ている】
大丈夫だ、俺はこれでも結構強いからな
【謎の自信】




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