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第4汎用スレ

1「鍵を持つ者」:2011/10/15(土) 15:39:40 ID:???
ご利用は計画的に!

1457とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 22:52:03 ID:aUGFCy4E
>>1456
【もちろん、その中にビィバードはいない。
魔力の反応も無く、アリーサの考えどおり転移したと見て間違いは無い。

とはいえ、少年は腕に装着したあの装具が無ければ、満足に魔法を扱えもしない。
道具頼りのあの少年が、そう自由自在に転移が可能なのだろうか。

おそらく、アレは自身の命に危機を感じたことによるガムシャラな転移である。】

【と、〝どこか〟で魔力の反応が現れた……その次の瞬間――――。】

「――――ッ!」

【空気を切り裂く音と共に、何かが落ちてくる。

その左腕にありったけの魔力を籠めた状態のビィバードである。その落下は隕石のごとく。
もちろん、目標は鳥かごを引きずり出そうとしているアリーサである。】

1458とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:00:23 ID:o4QTYJeE
>>1457
「あー、やっぱりっ。」

【むぅ、と膨れ顔】
【その後に大きく溜息を吐いて、鳥籠を崩して】

「ビィくんだし、ちゃんとお友達になれると思ったんだけどなぁ……、
 むぅ……しょーがない」

【空気を切り裂く音を聞きながら、その場でた、たん、とステップ】
【降ってくるビィバードから逃れる事もせず】

「――こわすしか、ないかぁ。」

【ためいき、ひとつ】

1459とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:08:27 ID:Nyy4LJKI
じゃ、と砂が擦れ合う音と共に二本の影がビィバードに飛来する。
それはドロリとした赤と黒を綯い交ぜにしたヘドロの様な
ヒトの胴を簡単に握れそうなほど大きな手、
それに不釣り合いなほど細く、そして酷く長い二の腕が付随してる。

その先には
薄汚れ所々擦り切れた革の服を着、眼の下には濃いクマ、半端に長い耳を持つ短髪の少女。

「見ぃつけたぁっ!!」

1460とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:08:47 ID:aUGFCy4E
>>1458
【上空に転移してからの、落下。もちろん、魔力を使っての落下である。
速さは申し分も無く、そこから放たれる左腕からの一撃は、大地すらも砕くことが敵うだろう。】

「――――――ッ……!」

【もはや、どこまで自分の意思かも分からない。
言ってしまえば、転移が可能ならば、逃げる事だって可能だったからである。

どう考えても、現在の状況で攻撃を仕掛けるのは余りにも愚策である。
それでも、攻撃を仕掛けたのだから、ある意味で錯乱状態といえる。

左腕を振りかぶった状態で落下するビィバードは、まるで測ったかのように狂いなくアリーサを目指す。】

1461とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:16:47 ID:o4QTYJeE
>>1459-1460
「まぁ、余計なのもきたし……今度で良いよね? ビィくん」

【乱入者を一瞥した後に】

【たん! と強く足で地面を踏みつける】
【娘の身体が砂のように、ざら、と弾け、融ける】


【残るのは術、能力によって荒らされた地面のみ】

1462とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:24:14 ID:aUGFCy4E
>>1459-60
「…………ッ、あ゛!?」

【自身に襲い掛かろうとする不気味な影を察知したらしく
落下の軌道をとっさに魔力を爆発させて、変更させた。

危機から逃れたい、無くしたい、というただそれだけの思いである。
つまり、それは迫り来る影を避けるためだけのアクションである。

その後のこと、すなわち、アリーサのことや変更した落下先のことなどまるで考えていない。
否、最初から落下後のことなど頭に無かったのだろうが。】

「……ぐ、ぁ……っふ――――ぐ、あ゛ぁ……は、ぁ゛っ!」

【案の定、その体は軌道を変更して、少々、スピードは落ちたとはいえ地面に激突。
しかし、勢いは止まらず、まるで玩具の様に不恰好に地面を削り、木に衝突して、停止した。

とりあえず、死んではいないと思うのだが。

無論、アリーサがこの場から去ったということは分かっていない。
下手をすれば、ノイエが現れたことすら、認知していないだろう。】

//アリーサの方、お疲れ様でした!

1463とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:27:05 ID:Nyy4LJKI
>>1462
「うん?他に誰かいたのかしらね…まあ、いいや」

のんびりとビィバードへと歩みを進める。
歩くたびにジュ、と何かが焦げるような溶けるような音をさせて。

「おーい、死んでる?それだと困るんだけどねー」

1464とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:37:02 ID:aUGFCy4E

「……ぁ゛……はぁ……。」

【衝突した木に手をかけながら、よろよろと立ち上がる。
そんなに頑丈な体を持っていないため、もうボロボロである。

体は既に傷だらけであり、頭も切ってしまったのか出血し顔に赤い筋を作っている。
だが、それでも〝魔力は生成され続けている〟ようで魔力の反応は消えていない。

つまり、この体には負担になるほどの魔力が作られており、その魔力がまるで漏電でもしているかのように
時折、体からバチン、とはじける。】

「っ、く……げ、ほ――――ッ……!」

【だが、体は限界なのだろうか、血混じりの咳を吐き出す。
落下の衝撃も原因の一つであろう。】

1465とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:41:46 ID:Nyy4LJKI
>>1464
「あー、あー…やっぱチカラに食われてるねえ。だから言ったじゃん」

グズグズと何かが煮えるような又は崩れるような音を立てて、
女の足元に赤と黒の色彩が広がる。
そこから例の二本の奇怪な腕が出現する。

「まあ、死にたくは無いんだろーけどさぁ…こっちは医者じゃあないっ!!」

ジャ、と音を立て左右から掴みかかる様に奇腕が伸び迫る。
掴み上げ捕食せんが為に。

「いい加減、食い応えのあるものが欲しいんだよねっ!!!」

狙うは一つ。
溢れんばかりの膨大な魔力のみ!!

1466とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:50:29 ID:qnBUbtBI
>>1464
「死にかけた人が一人
助けても害しかもたらさないのでしたら、
助けないという選択肢も視野に入れますか」

ビィバードの落としたナイフを片手に、木陰より様子を伺うのは、
黒い髪の中性的な容姿の青年

手を下さずとも、死の足音は彼に近づいていたのかもしれない
そんなことを思いながら

1467とある世界の冒険者:2013/02/06(水) 23:56:22 ID:aUGFCy4E
>>1465-6
「…………ふぅ、はぁ……っ……!」

【その血を自身の腕でぐぃと拭う。
息も何かしているというわけでもないのに、荒れている。】

「……よ゛……るなぁぁぁ゛ぁァァ゛――――!」

【潰れ掛けた喉でなおも抵抗を試みる。
その過剰にまで供給された魔力をただ、勢いに任せるがままに開放するだけ。

単純な力押し、愚かとしか言いようの無い力の使い方である。
また、現状況では自身の命を削っているかもしれない正に諸刃の剣である。

しかし、それでも、その圧倒的なまでの魔力から放たれる衝撃は並大抵のものではない。】

1468とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:02:33 ID:IpzoW.6U
>>1467
「その足掻きは前に見た」

びしゃあ!と腕が弾けた。
赤と青のタールが宙に四散する。

「だから三本目よ」

ビィバードの足元の大地を突き破って三本目が手を大きく開き現れる。
二本はブラフ、全ては足元のコレにかけた。

「ぐぅ!」

衝撃は本体たる女にも届き身体を揺さぶるが…女もただのヒトではない。
そのあり方は化け物に近い。

1469とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:05:03 ID:iSZubJkI
>>1467
ただ解放するだけならば、ここまで届くこともないだろう
青年はこの前と同じように、人形を木々に縛り付ける

霊と自然を利用して、追い打ちをかけるべくして

1470とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:12:09 ID:Qj6wunX2
>>1468-9
【前に見たというのなら、ノイエは分かるであろう。
恐ろしいまでに魔力の燃費が良いビィバードでも、ここまでの派手な開放は消費が激しい。

ゆえに、次の行動までに明らかなラグが発生することを。すなわち――――。】

「っ……ぐ……?!」

【その三本目の腕に捕まってしまった。
この魔力の爆発ともいえる開放は周囲全てを蹴散らすための手段である。

ビィバードにとっては腕の本数など関係は無い。ただ、目の前から消せればよいだけだ。
だが、それも敵わずこうして、ノイエの怪腕に甘んじてしまっている。】

1471とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:19:43 ID:IpzoW.6U
>>1470
「…死なないでよ?寝覚め悪くなるからさぁ!!」

凶悪な笑みを浮かべ捕食にかかる女。
見た目凶悪な奇腕であるが、やることは酷く単純で対象から魔力を奪うだけである。
まあ奪われた方は色々と不快な感覚に陥るらしいが、
女自身は食らった事がないのでその感覚は知らない。

1472とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:26:09 ID:iSZubJkI
>>1471
「殺すつもりはないと……、さてどうなるか」
場合によっては、ナイフを返そうか
そんなことを思いながらも

1473とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:33:32 ID:Qj6wunX2
>>1421-2
「……っ、ぐ……うぅ……。」

【自身の中身が吸い出されていくような不愉快な感覚に力なくうめき声を上げる。
抵抗する気はあるようだが、抵抗できないのだろう。既に満身創痍だ。

まして、その力の源である魔力を吸われているのだから、しょうがない。
だが、魔力は一向になくなる気配はない。無尽蔵だ。】

「…………う、ぅ……。」

【だが、ここに来て妙なことが起こる。
魔力を吸収してしばらくすると、いきなりビィバードの魔力とは明らかに〝別物〟が侵入する。

〝それ〟はノイエに吸収されると、ノイエの中にある魔力を侵食し始めようとはたらく。
それはまるで、毒の様なあるいは寄生虫の様な……そんな異常がノイエの体にへと襲い掛かる。

放置をすれば、いわゆる魔力が無くなる感覚に陥るのである。】

1474とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:41:35 ID:IpzoW.6U
>>1473
「うん?なんか妙なのが…要らないわね、そんなのは」

ビィバードを捕えていた腕が不自然に膨らんで弾け飛ぶ。
おそらくそれで侵入してきた異常も
実体があるならそれが何であれ宙に投げ出されるはずである。

「あー…違和感のせいでロクに捕食もままならないじゃない」

1475とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:44:02 ID:iSZubJkI
>>1474
「不具合が生じたみたいですね
さて、どうなることやら」
もう少し様子を見て、
その上で離脱を図るか戦線に参加するかを決めることにする青年

1476とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:47:18 ID:Qj6wunX2
>>1474-5
「…………はぁ……はぁ……。」

【いったん、開放されるものの、ほぼ動けない。
一応、意識はあるようで何とか動こうと地面を爪で削り、もがいている。

一方で、弾け飛んだ腕からは何も出てこない。
強いて言うならば、弾けた瞬間、一瞬、紺色が空中に飛散したくらいである。

……このビィバードの状態である。捕食は容易だろう。】

1477とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:54:22 ID:IpzoW.6U
>>1476
「なんなのよ?ああ、スッキリしない…ったく!!」

再度奇腕を一本生じさせビィバードを掴み上げる。
しかし今度は捕食でははく純粋なる捕獲である。

「くたばったら意味ないからねぇ。とりあえず…あのヤブ医者か」

病院にぶちこんで身体を回復させつつ、
おそらく其れとは関係なしに流れつつけるだろう魔力を捕食。
まさに何時でも好きな時にご飯が食べれる機能が確立出来る!と歩き出した。

1478とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 00:59:10 ID:iSZubJkI
>>1477
「……捕まるのでしたら長居は無用」
届かない場所に行ってしまうなら興味はなくなる
青年はどことへどもなく去って行った

//眠気が……
特になにもしていない気もしますが、お疲れ様でした

1479とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 01:03:29 ID:Qj6wunX2
>>1477-8
「や、……っ、めろ……!」

【まだ、動けるらしい。
あっさり捕獲されるも、それから逃れようともがいてみせる。

しかし、魔力も回復していない今では、その抵抗も赤子程度のものである。
ノイエの邪魔をするにしても弱すぎる抵抗だ。】

//了解、ヴァッシュの方、お疲れ様でしたー。

1480とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 01:06:23 ID:IpzoW.6U
>>1479
「あ?死にたい?死にたくない筈よね?」

笑みは凶悪なものしか浮かばない。
思考は素敵な計画でほぼ占められている。

「文句あるの?このまま放置したら確実にくたばるけど?」

1481とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 01:14:23 ID:Qj6wunX2

「――――る……せぇ、よ。……ん、はぁ゛……ぁ……。」

【潰れ掛けた喉で力なく声を絞り出すも、最後には、ぜい、と血混じりの咳を吐く。
魔力は回復しつつあるようだが、肝心の本体がこの様では動くのが難しいのだろう。】

1482とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 01:17:06 ID:IpzoW.6U
>>1481
「あははははは!んじゃ、目的の為には手段は選ばないので好きにさせてもらうわね!!」

こうしてビィバードをひっ捕らえ、女は病院へと向かうのだった…Foにしたいです!!

1483とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 01:22:58 ID:Qj6wunX2

「……ッ……く……!」

【捕らえられてもなす術なし。以前に転移の術を使ったがアレはまぐれの様なものであり
狙って出来るほどの才能はビィバードには無い。

そして、この状況であるため、どうすることも出来ず、病院へと連れて行かれる。

だが、回復をすれば、ビィバードは……そして、ビィバードが居なくなったことにより
行動を開始する人物がいたとか、FO】

//了解。お疲れ様でした!

1484とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 21:06:19 ID:PJ4xa30.

王都冒険者にアンケートを取りました

Q:狼についてどう思う?
A:犬みたいで可愛いと思う。 牙と爪が無くて群れて無くて尚且つ王都内で遭遇することができたら


と、いうわけで

―――― 王都から程よい感じに離れた森 ――――

王都の冒険者アンケートの結果とは程遠い狼の群れ
牙と爪があるし群れているし何より基本的に安全な王都から程よい感じに離れた森の中だ
基本的に安全じゃない。 かつて百戦錬磨だった戦士やら盗賊やらが骨と化してゴロゴロと転がっているような場所だ。
そんな危険な場所の危険な群れの真っただ中、どういう訳か見るからに冒険者じゃないとわかる少年が立っていた。

まず身なり。 軽装備どころか普通の村人が着けているような布製の服。 今まで何回もこうして獣の群れに入って行った事を表すかのようにボロボロ
次に手に持った武器。木の棒。 加工も何もされていない木の棒、である。 そこら辺の木が落とすような木の棒
最後にその戦法…… いたってシンプル、木の棒で殴るだけ 魔法も技もあったもんじゃなく、殴るだけだった

近寄ってくる狼の頭を殴って怯ませ、また殴っては怯ませ。
脳震盪を起こせる程度にはダメージが通っているようだが、絶対的に決定打に欠ける
何より相手は野生の動物でなおかつ数が多い。持久戦に持ち込まれたら負けるのがどっちか明白だった

1485とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 21:15:18 ID:SlM1cxAc
「また道に迷ってしまったなぁ・・・・」

【辺りをキョロキョロと見ている赤髪の少女がいる】

「この唸り声・・・何か居るのか・・・?」

【ソロソロと警戒しつつ道を進んで行く】
【背中に装備した刀に手をかけつつ】

1486とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 21:25:49 ID:PJ4xa30.
「……もう、引き分けってことにしないか?」

狼のうなり声に混ざって若い男の声が聞こえた
まだ声変わりもしていない、少し高めの声…… 12、13くらいか?
声から疲労の色を感じる

「おれは食われる気はないしそっちも飽きてきただろ?だから、ここはお互い忘れて……」

ガウ!ガウ!ガウ!ガウ!!

「………もう勘弁してくれよ!」

何かを振り回す音と、何かにぶつかる音
両方が森の中に響いた

狼の数は7匹、うち3匹は地面でヒクヒクと痙攣中
ぐるっと一人の少年を囲むように立ち、一匹一匹が飛び掛かり
少年をディナー(あるいはおやつ)にしようとしている

1487とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 21:41:44 ID:SlM1cxAc
>>1486
「この唸り声は・・・狼か・・・?」

【ちらっと狼の方を向く】

「ちょっ!そこ!危ないぞ!」

【咄嗟に刀を振り、火の粉を飛ばす】

1488とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 21:49:40 ID:PJ4xa30.
>>1487
「ここより危険じゃない場所なんて百万はあげられるって! 好きでここにいるわけじゃ…… !」

紅鯉に声をかけられて気が逸れた瞬間を狙われた
背中に飛び掛かり肩に牙を喰い込ませようとした狼の口に、とっさに木の枝を入れた
怯んだところを腹に拳をくらわし、とりあえず回避
良いニュース:狼に食われるところを回避できた
悪いニュース:唯一と言える武器を失った しかも敵はまだまだやる気

「ま、まず……」

丸腰になった所を狙われた少年
前方にいた狼が少年に飛び掛かり、よけきれず馬乗りになった

1489とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:01:07 ID:SlM1cxAc
>>1488
「じゃあ何でここに居んだよ」

「・・・ったく面倒な奴だなぁ」
【馬乗りになった狼の脇腹に蹴りを入れようとする】

1490とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:03:50 ID:UTPldXlA
>>1488
「狼についてどう思うか……?
……最高の戦友だな」
アンケートでそう答えていたのは、
青い髪の、赤と青の狼を連れた青年

そしてこの場に差し掛かるまで、悠長にそんなことを呟いていたならば、
目の前が狼の

「でも、野生の狼は危険だよな
じゃ、行け!」
少年……
正しくは少年の上に馬乗りとなっている狼に、
赤い狼に命じる、あの狼に飛び掛かれと

赤い狼は飛び掛かる、狼を襲わんとして

しかしタイミングによっては、紅鯉と鉢合わせする可能性も

1491とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:14:24 ID:PJ4xa30.
>>1489-1490
紅鯉の脇腹への蹴り
赤い狼への攻撃命令

結論、脇を蹴ってどかされた後に赤い狼に襲われ一時退却
後方へと下がって赤い狼から間合いを開けた。
1対7の圧倒的有利な状況から一気に二人、しかも両方とも丸腰のチョロそうな少年よか手強い相手、
攻め方も変わってくるのだろう

「ごめん助かった!」

その間に起き上がり、カイサの隣へと逃げ込んだ少年
今や武器を無くした両手を見て、ギリリと歯軋り

狼達はカイサと少年を囲ったまま、動こうとせず牽制するかのようにうなっていた
体力を確実に削っていき、こっちにダメージがいかない戦い方はカイサの介入により不可能となった
なら、どうすればいいだろうか と考えた結果 一斉にカイサと少年に向け、跳びかかる狼達
少なくとも狼の下を掻い潜って逃げ出すのは無理、無論間を縫って逃げる事も無理そうだ

1492とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:28:32 ID:UTPldXlA
>>1491
「全然助かってないけどな!」
いくら質がこちらのほうが上だとしても、
所詮数では圧倒的にこちらのほうが不利

青年も一騎当千の力を持つわけではない
無傷でこの場を乗り越えることは不可能、と悟る

……ならせめて、自己犠牲精神なんて柄ではないのだけど

「……狼変化!」
と青年が言葉を発すると、
二匹の狼は輝きだし、光となって互いが組み合わさり、
そして子ども一人分の大きさを誇る盾となる

「これ使え!
さてと、俺は……」
少年に盾を渡したそのタイミングで、
一斉に自分達に飛び掛かる狼

少なくとも青年に飛び掛かった狼を、青年が避ける術などなく
相手が噛みつく気であったならば、
青年は食いちぎられることはなかったものの、
全身の至るところに、その牙が突き刺さる

身体から一筋の赤いなにかが流れる
しかし、屈することなく青年は唱えだす

「グッ……
風の精霊、今この時だけは俺に力を
守護せよ、巻き上げろ
破壊の風よ……!」
直後、青年を中心として、人ですら体制を崩す
それほどの暴風が巻き起こる

1493とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:42:29 ID:PJ4xa30.
>>1492
「え……」

「お、おい! ちょっとまてよ!」

狼が変化した盾を持った瞬間、カイサの意図がハッキリとわかった。
手を伸ばし止めようとした、だが届かなかった

「ち…… ちくしょう!」

そしてカイサに駆け寄る事もできず、盾を構え暴風が収まるのを待つばかりだ
カイサに歯を喰い込ませた狼達は暴風に煽られ、一匹、また一匹と吹き飛ばされていく

1494とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 22:52:26 ID:UTPldXlA
>>1493
「これが一番、確実かつ安全だっただけだ……
痛みも感じないな、どうにも」
力なく後ろに倒れながら
意識は朦朧としつつも、限界もまた近づいている

人がいなければ、拳銃を使ったであろう
しかし、乱射は誤射を招く恐れがあった

故に、青年にとっては被害の少ないと思えた、この方法を取ったわけであるが

衣服は血にまみれて、傷がふさがることもなく
傷も浅くはなく、血は絶えず衣服を赤く染め上げていく

なんらかの処置、もしくは病院にでも連れて行けば助かる可能性もある

「……行け……よ
もうこんな……、危ないことはするなよ」
見殺しにされても恨まない、かもしれない

1495とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:04:32 ID:PJ4xa30.
>>1494
「……好き好んで繰り返すほど頭おかしくないって。」

カイサの元に駆け寄ると、巨大な盾を地面に置きポケットを弄り始めた
小さな麻袋から、何かの食べ物の欠片らしき物を取り出した

「これを食べ…… いや、吐き出さないでそのまま飲み込んでくれ。」

カイサの口を無理やり開けると、何かの食べ物の欠片を口の中に投げ入れた
ほんのりとチョコレートのような、それでいて林檎系統の果物のような味がした。
大きさ的にそのまま飲み込んでも問題ない。そして飲み込めば、体の傷がほんの少し治り、少し楽になるかもしれない

1496とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:09:01 ID:UTPldXlA
>>1495
「あ、そう……」
目を閉じて、死の足音が聞こえてきたと思った矢先に、
食べ物が投げ入れられる

「……なんだこの薬、傷が塞がっていくなんて」
塞がりきることはないものの、
幾らか傷が塞がったことで、とりあえずは意識が戻りだす
が、すぐに

「……ぎゃああああああ!!!!!」
今頃になって痛みが全身を駆け巡る
断末魔にも聞こえる悲鳴をあげ、一瞬意識が飛びかける青年であった

1497とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:18:42 ID:PJ4xa30.
>>1496
「おれも何の薬…… いや、何の食べ物かわからないけど重宝して……」
「う、うわ!? 悲鳴を上げるなら一声かけてくれよ……」

肩を貸そうとカイサを持ち上げた瞬間断末魔、偶然にも耳のすぐ近く
一瞬こっちまで気を失いそうになった。 そして多分、さっきの狼のディナーと化していただろう

「……ところで、ここら辺って町か村あるのか? 行っても行っても木しかないんだけど」

1498とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:22:34 ID:UTPldXlA
>>1497
「何の薬かわからない、か
まさか副作用で寿命を削り取るような薬じゃないよな……?」
それで命を救われたわけではあるものの、
やはり不安は残るようで

「ああー、すまない
あまりにも唐突だったからつい」
痛みを感じながらも、にっこりとして誤魔化そうとする

「しばらく歩いたところに、誰もつかっていない
でも妙に設備の充実した小屋ならあったっけ」
思案しつつもそう返す青年
しかし街や村は覚えがないらしい

1499とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:28:02 ID:PJ4xa30.
>>1498
「寿命なんて元々どれくらいあるかわからないし減ってもわからない、そうだろ?」
「食べすぎたら体が燃え上がる、ってことくらいしか副作用がなかったはずだけど」

「小屋……… なるべくなら、人が多い場所に行きたいんだけどなぁ」

しかしカイサの怪我の事も気がかりだ。
カイサに肩を貸すと、目を合わせそちらへ向かうか無言で聞く

1500とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:31:54 ID:UTPldXlA
>>1499
「いやそうだけどもさ……
ってちょっと待てぇ!」
一つなら大丈夫、きっと大丈夫
念仏を唱えたくなる気持ちを抑えて

「痛ッ……
まあ近いのは小屋だからな、仕方ない」

ふらつきながらも、肩を借りる青年
息を切らすあたり、やはり傷は浅くはなかったということだ

「……任せる」
声に出してそういう青年であった

1501とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:40:39 ID:PJ4xa30.
>>1500
「OK、全力快速スピードで行くよ」

怪我人の体に触らぬ程度の速さで小屋へ向かって歩きはじめた
本当なら、先の狼が戻ってこない内に全力で走りたいところだが、カイサの怪我じゃ仕方ない
そしてその怪我の原因は自分、誰も責められない


//丁度キリが良いところまで来ましたが、どうしましょうか?
//このまま絡みを続行するか一時中断するか、いっそFOしちゃうか

1502とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:44:30 ID:UTPldXlA
>>1501
「全速、快速なんだな
まあなんにしても、迷惑かける」

もっと別に手があったのかもしれない
しかし後悔先に立たず
命があっただけでも儲けもの、なのかもしれない

そんなことを思いつつも、小屋へと連れられるのであった

//長引き過ぎると身が持つかわからない……
というわけで、一時中断をお願いしたい次第……

1503とある世界の冒険者:2013/02/07(木) 23:49:23 ID:PJ4xa30.
>>1502
小屋への移動は幸運にも、魔物に遭遇する事無く無事終了したのだった
次回があるとするならば、おそらく小屋からの開始となるだろう
というわけで一旦〆

//了解、というわけで一時中断で
//お疲れ様でした

1504とある世界の冒険者:2013/02/08(金) 00:01:16 ID:Y7wwIOOw
>>1503
「二人っきり……、いや男女じゃないから問題ないか」
青年と少年の先に待ち受ける運命とは……?

//ありがとうございます、お疲れ様でした!

1505とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 18:40:23 ID:fBvRMLxE
【ユリちゃん家】

「(……でねー? ヒスイもクリスもかまってくれないんだよっ!)」
『そりゃまぁ、お受験だしねぇ』


友人宅にお邪魔しているゴスロリ幼女。
白布に巻いた杖を抱き締めるように持ち、椅子に座って不満気に念話を飛ばす。

足元には青い毛並みの大型犬。 なにやら愚痴っているようだが。

1506とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 18:50:03 ID:iCWk90Is
受験?何それ食えるの?MP回復するの?
『進学予定、元男時代中等部中退してるので心配』
「流石のあたしも進学受験は真面目にやるのですよ……?」
『何の問題もない元16歳くらい、知力はある』
[この中で一番心配なユリが一番リラックスしてるんじゃないわよ……]
『一番年齢通りなのに一番成績が良さそうな巫女服』

まぁボクとて何も対策も無しに突撃はしないよ?最悪リミルをせんにゃたんの胸元に忍ばせる
[アホな事考える前に勉強せい!!]
『スパーンとツッコミが入る、今日もキレが良い』

1507とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:01:15 ID:fBvRMLxE
「(しーらないっ。 魔法学部とかにいきたいんだってー。)」

つーん、と拗ねた様子でそっぽを向くゴスロリ幼女。
学校での成績は、殆ど勉強しないがそれなりの点を取れている。
……実技以外はだが。

「(べんきょー嫌いっ、遊んでる方が楽しいのになー)」
『そうもいかないのが辛い所だねぇ』

1508とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:10:20 ID:iCWk90Is
「ほへー、うちの学校にはそんなのもあったのですかー」
なかなか上を目指すねー……ボクたちにゃついていけない世界だ
[あたしも魔法関連になると、実際に使わないって辺りで必要ないのよね。巫術とか符術なら良いんだけど]

うむ、やっぱりカンニング要員を用意しておこう
「勉強する気全く0なのです!?」
もうダメだぁ……おしまいだぁ……!!
『ダメな王子みたいな声を出すユリ、少しはやろうという気持ちを出さないのか』

1509とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:13:15 ID:fBvRMLxE
「(なんかクリスは魔法薬? とか作りたいんだってー……それでずーっと勉強っ
  ヒスイとダイヤもゴーレムとか、魔法具とかいってるしー……)」
しゅーん、としている、妹達に構って貰えないのが寂しいらしい。


「(私、おとーさんみたいなヨウヘイになるから勉強しなくていーもーんっ)」
『えっ。』

驚く犬。

1510とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:20:57 ID:iCWk90Is
「これはあたしが追い抜かれるフラグバリバリなのですよ……!?」
『薬師のプライドはどうなってしまうのか!』
よくわからないが凄そうなのはわかった
[絶対分かってないでしょうが]

なるほどそれも一手か……
[さらっと流してるんじゃないわよ!?どんだけ危険な世界に首突っ込もうとしてるのよ!!]
『納得の表情を浮かべるユリとメノウの方を向いて即座に反応する扇奈』

1511とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:24:11 ID:fBvRMLxE
「(だいじょーぶだよっ、ミティちゃんのがすごいもんっ!)」
【とか言いながら抱き着くゴスロリ、来年中学生なのに直らない悪癖である】

『まぁ、皆なんやかんやボブに影響されてる……ってそうでなくて』

『いやいやいやいや、ダメダメダメ、絶対ダメだって』
「(え? でも、ジョルジュおじさんとかゼオさんとか……あと、多聞さんとかもそーだよ?)」
【そういう問題ではない、と言うかミティに抱き着きながら言うな】

1512とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:32:02 ID:iCWk90Is
「みなまで言うななのです……あたしの時代はもうおわ……んなことねぇのですよ!!」
[(あいつ抱きつかれて急に元気出したな……)]

いいんじゃねーんですかね、本人の希望なら……
[そこは関係ないでしょうが!いい?あんたが今挙げた人たちのことはそんなに知らないけど一つだけ分かるわ、それはそいつらがとんでもなく無茶をする奴らってことよ!!]
なんだ、知ってるじゃん
[想像通りかよ!!]
『今日も扇奈さんは忙しいです』

1513とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:34:59 ID:fBvRMLxE
「(そうだー!未ティちゃん時代だ―!)」
【抱きついたまま片手だけ離しておー、と腕を上に突き出す】

「(むー……大丈夫だもんっ! 私は杖あるしっ、ガルム達いるもんっ!)」
「(こんどは、私がおとーさん達をまもってあげるんだーっ)」

【えへへー、と夢見心地で笑うゴスロリ娘】
【犬はあんぐり、といった具合で口を開けている、牙鋭いな】

1514とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:42:43 ID:iCWk90Is
「そうなのです!来ちゃったかな……あたしの時代……!!」
『来てるのかもしれないしそうじゃないのかもしれない、多分来てない』

大丈夫じゃない!って否定出来ないのがすごいところだよね。
[…………もしそんなことになったら、全力で止めにかかるわよ、ミティ……]
「なんであたしなのです?戦力的にはユリちゃんの方が上なのですよ?」
[あんたの泡魔法の方が拘束するには便利だからよ]
(うわぁ……考え方がガチだ……)
「(マジで止める気なのですね……)」
『本格的に対策中』

1515とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:48:16 ID:fBvRMLxE
「(おー……よく分かんないけどすごいね、ミティちゃん!)」
【離れてぱちぱち、と拍手、子供である】

「(でしょー? おとーさんにだって負けないもんっ!)」
【使い魔四匹を加えると無い、と断言出来ない】

「(むー……せんにゃたんなんで反対するのさーっ)」
【ぶーぶー、と足をばたつかせながら文句を】

1516とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:55:37 ID:iCWk90Is
「しかしあたしの時代って何なのですかね?何気に謎なのですよ……」
うーん、海風に揺れそうな発言だねぇ
[何言ってるのよ……]

おい犬、ボブの体調出来るだけ見ておけよ、弱ってる時がチャンスだ
[泣きっ面を狙わなくて良い!!]
『泣きっ面に犬』

[あんたが厄介なことに巻き込まれたら、みんなが心配するでしょうが……!]
そういうあなたは?
[あたしだって心配するわよ!大切な友達なんだから!!]
「珍しくデレたな」
たしかに珍しい
[うっさい!!]
『いじられキャラも辛い』

1517とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 19:58:06 ID:fBvRMLxE
「(んー……はーときゃっち?)」
【何の話なのだろう、本当に】

『いや今既に弱ってるってかそういう話じゃないワン』
【犬がワンって言った】

「(へーきだよっ、わたしつよいもんっ! だからだいじょーぶっ!)」
【とか言いつつセンナに抱き着くゴスロリ】

『いや、だいじょばない』

1518とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:08:34 ID:iCWk90Is
「多分それだ」
[そっちの話もよしなさい!よくわからないけど!!]

これは今がチャンスと言わざるを得ない……って本当に大丈夫?最近会ったばかりなんだけど
[心配ね……ってちょ、何するのよ!離れなさいって!]
全く素直じゃないぜ……
「素直に受け止めろと言いたいのですよ」
[今はそこは問題じゃないーっ!!!]
『このパターンは終わらないパターンだ!!』

1519とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:10:32 ID:fBvRMLxE
『いや、ボブの事はどうでも良いから、今メノウの話だからワン』
【犬が壊れたわん】

「(おとーさん最近つかれてるみたいだから、わたしがヨーヘイになっておとーさん休めるようにしたいのっ!
  …………だめ?)」

【必殺、抱き着いて上目遣い】
【人形の様に容姿が整ってる上、天然でやってるから破壊力が高い】

1520とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:18:54 ID:iCWk90Is
おい犬!そこは重要かと思われるところだからしっかり答えろよ!!いや、まぁいいか!!
『流されてしまった』

[ぐ……ぅ……ま、まぁ少しくらいはいいんじゃないかしら……]
(負けたな)
「(負けたのですよ)」
『したり顔の二人、ちなみに何もしてない』

んで、結局試験の対策はどうすりゃいいんですかね?
『スタート地点に戻ってきた』
「最悪裏取引もあるのですよ……」

1521とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:20:58 ID:fBvRMLxE
『ああうん、気にしない気にしない、気にしないワン』
【犬壊れっぱなし】

「(……せんにゃたん大好きっ!)」
【更にぎゅー、な上に頬にキス】
【抱き着き癖に加えキス癖もある、もうだめだ】

「(べんきょーしなくていいんじゃないかな!)」
【それもdまえだ】

1522とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:29:13 ID:iCWk90Is
(まぁそう簡単にくたばりゃしないだろう、気にしすぎだよね)
「この犬使えないのですよ……」
『考え過ぎだ、と思うユリだった』

[は、はぇ……ぅ……]
『オーバーヒートした!』
「完全にオチたのですよ」
今日は早かったね!
『もはやタイムアタックになっている』

しかしそうも言ってられないのがねぇ、お姉ちゃん的な意味で
『色々言われそうである』

1523とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:30:56 ID:fBvRMLxE
『(喋ったら殺されるよね、うん)』
【考えすぎではなかったりする】

「(あれー、せんにゃたーん?)」
【ゆっさゆっさ、揺さぶる】

「(ふつーに入れれば、いーじゃんっ!)

1524とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:38:04 ID:iCWk90Is
「……?」
まぁ犬に気を取られてる場合じゃないか
『少し何かに気付くミティとそんな事より扇奈だ!のユリ』

『顔が真っ赤で動かない!いつものことだ!』
「ユリちゃん、回復を頼むのです」
あいよー、ふろーらるういんどー
『こうして冷ますのがいつもの流れである』

入れるかなぁ……いや、意地でも入るけど!
「ポイントはあたしも教えるのですよ!頑張り屋のユリちゃんなら余裕なのです!!」

1525とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:39:32 ID:fBvRMLxE
『ん? どったの薬っ子』
【尻尾ゆーらゆーらさせながら諦めたのかくつろぐ犬】

「(せーんにゃーたーん?)」
【ゆっさゆっさ、がっくんがっくん】

「(だいじょーぶだよっ!ぶいっ!)」
【一方此方は楽観的】

1526とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:50:08 ID:iCWk90Is
「んにゃ?なんでもないのですよ?ちょっと耳にホコリでも入ったかなーと思っただけなのですよ!」
『こちらも気のせいだったらしい。うさみみを震わせながら返答する』

[お、起きてるわ、起きてるから離しなさいって……]
リカバリーも早くなってきたねぇ、これも日々の特訓のたまものだよ!
『数日に一回はやってりゃ早くもなる
……なお、耐性は付かない、全力で付かない』

その明るさに惚れたっ……!!
「今ならなんだって出来るのです!行けるのです!!」
待ってろよ中等部!チア部のユリはここからが本番なのだ!!!
『チア部、続けてます』

1527とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 20:58:49 ID:fBvRMLxE
『そーかい、大変だよねぇ、耳』
【わんこも解る、耳の大変さ】

「(え? やだ)」
【そして離すのを拒否するのもいつものことである】
【これを仲のいい男子にもやるのだからタチが悪い】

「(わたしもぶかつ、しよっかなぁ?)」

1528とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:03:53 ID:iCWk90Is
「ですよー、最近寒いのに耳だけ保護出来ないからすんごい冷えるのですよ……」
『寒いのは得意じゃない兎と狐のミックス、頭だけはどうしようもない』

(これが本当に同学年なのか……世界は広いよな、全く……)
『その顔は、熱く夢を語る青年のように輝いていた』
[…………]
『動 け な い 』

おー、それは良いことだ、なんか始めてみたらどうよ!
「趣味を持つと新しいものも見えるのですよ!」

1529とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:06:00 ID:fBvRMLxE
『あー……獣人用のフードとか、ボブに造ってもらう?』
【裁縫まで出来るのかアイツ】

「(?)」
【ホムンクルスだからか、何なのか】
【同学年の少女達と較べても頭一つ程小さい】
【尚、身体に影響は無い模様】

「(んー、何しよー……はい、ユリちゃんおすすめはっ!)」
【人に振るな】

1530とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:15:57 ID:iCWk90Is
「おー、貰えるんならもらいたいのですよ。寒さが続いてるうちに頼むのです」
『と、言いつつカバンから何か取り出す……頭のサイズを測るらしい』

世界の神秘だな、扇奈……
[いいからこいつをはがしてちょうだい……!]
『ユリさんが何やら語ってるがそんなことはどうでもいい扇奈、早く離れないと気が気でない、あとちょっと苦しい』

うお、ボクに振るかい……そーだねー、とりあえずチア部やめとけ
『まさかの自己否定である』

1531とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:18:20 ID:fBvRMLxE
『ん、じゃー連絡しとくわ』
【尻尾ゆっさゆっさしつつ、資料は貰う】

「(むーっ!)」
【何故かムキになって離さないロリ】

「(えーなんでー? ユリちゃんチア部じゃーんっ!)」

1532とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:25:30 ID:iCWk90Is
「うむ、多分元の体的にそれで成長限界だと思うのです、長いこと使えるのをよろしくですよ!」
『サイズ測定完了、しかしこんなのが即座に出てくる辺りコスプレも辞めないようだ……』

[いい加減にしなさいやー!!]
おおう、怒られた

いやはや、応援するってのも大変なんだよこれが、色々覚えることもあるし、でも何より…………
「何より?」
自分でやってても色気がない
『その胸は、ただまっすぐだった』

1533とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:29:39 ID:fBvRMLxE
『あいあーい。 しかし中学生になっても続けるの? コスプレ』
【本当にその道行くのかい、と】

「(きゃー!)」
【凄く楽しそうである】

「(色気……いろけー……? んーっ)」

【指を唇に当てて考えてみるロリっ娘】
【こちらもぺったんだが……】

1534とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:39:59 ID:iCWk90Is
「背格好の整うこれからが本番なのです!!……あたしはそんなに伸びないのですがね……」
『もっとスタイルのいい奴もやってみたくなる、と遠い目をしたミティだった』

[ぜー、はー……中等部に入ったらいい加減この流れはやめなさいよ!!]
やめられないとまらない……!
『誰もやめるとは思えないし思ってもいないだろう』

……そろそろミルちゃん辺りが覚醒しないかなぁ……彼氏効果で
『多分しない』
「ユリさん、自分には期待しないのですか」
したいけど!ボクだってしたいけど!!

1535とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:42:57 ID:fBvRMLxE
『ふぅん……あ、詰め物とかは?』
【おい】

「(やだっ!)」
【断言、強い口調で断言】

「(んーっと、えっと……)」
【ぱさぱさ、と服を着崩す娘、って何してる】

1536とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:55:14 ID:iCWk90Is
「……やってられるかっ……こんな世の中っ……!!」
『やさぐれミティさん』

[そこで意志を強く持つんじゃない!あとその色気は必要ないから!!]
こ、これは!幼いように見えるがそんな中に魅せる……これは……危険さか!!あぶないぞ!!
『解説のユリさん』

1537とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 21:57:44 ID:fBvRMLxE
『どうどう、ほら、あの……希望はあるよ』
【棒読みじゃねーか犬】

「(んーっと……)」
【しゅるしゅるー、っとはだけた後、目をちょっととろんとさせて】

「(……えへ★)」

【ユリの方を見てちょっと笑う】
【おい誰だこんな事教えたの】

1538とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:05:56 ID:0jelzor6
「いい……もういいんだ……これ以上いけない……!!」
『すでに自分の限界値に近づきつつあるので本当に希望がない』

…………公安ー!!こっちだー!!!早く来てくれー!!!!
『評価:犯罪クラス』

[はい、本気でやめようね?この家には危ない精霊がいるの忘れてない?]
危ない言うなよボクの契約精霊だぞ、危ないけど

1539とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:08:23 ID:fBvRMLxE
『……どんまい』
【犬に慰められるうさぎ】

「(あ、あれ、だめだったー?)」
【きょとん、と公安を呼ばれて】

『あ、大丈夫、来たら食う』
「(むぅ)」
【護衛の犬、大体勝てる】

1540とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:15:22 ID:0jelzor6
「……ところでそっちは成長しとるのですか?」
『ふと、素朴な疑問が浮かび上がる』

ちょっとね、ダメだよ……それは……
[それ、男子の前でやったら絶対ダメよ、後あの精霊の前でも]
マジで危ない奴扱いですねヴァンリーさん……
『マジで危ない奴なので問題はない
かわいそうだが本当に危ないやつなので』

1541とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:18:57 ID:fBvRMLxE
『メノウ以外はそれなりに?』
【らしいです】

「(えー……?
  あ、マリンくんはっ?)」

【マリンくんでもダメです】

『ああ、うん、来たら食う』
【警戒対象である】

1542とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:26:43 ID:0jelzor6
「……クッ、なんでや……なんでや……なのです……!!」
『どうしてもミティさんは成長しないのだ』

[誰が相手でもダメなものはダメよ!というか私たちの前でもやめておきなさい!]

ヴァンリー!!食われる前に逃げろー!!!
[なんか雷の感じが逃げてった気がするわね……]
『しばらく出てこないだろう……』

1543とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:27:47 ID:fBvRMLxE
『……どんまい』
【にくきゅうぱんち】

「(むー……かわいくない?)」
【逆です】

『精霊って美味しいんだよ、魔力たっぷりで』
【あぶないあぶない】

1544とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:37:56 ID:0jelzor6
「犬……お前は成長しねぇのかです……!!」

[それはそうだけどね、そうなんだけど止めなさい]
『ちょっと冷静になって、それでもやっぱりダメなものはダメと言わねばならない
自分以外にまともな同級生が居ないのだから……』

ちょ、ボクの魔力の補助もしてくれてるんだからやめろよ!
[なんだかんだ言いつつもアレの魔力はそこそこ良い物があるものね]
「あたしも何か契約でもしたいのですよー」
『契約精霊に憧れる二人』

1545とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:42:45 ID:fBvRMLxE
『いやあのね、僕これ制約掛かってるかアレだけど、ほんとは3mあるからね?』
【これ以上成長してどうなる】

「(……んー、せんにゃたんそういうなら……)」
【しぶしぶ、といった様子】
【意味わかってないなこの子】

「(あたしもけーやくっ!)」
『メノウは一杯いるでしょ』

1546とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:50:17 ID:0jelzor6
「……でけぇ!!」
『そういえば知らなかった、というか聞いても覚えてなかった』

[分かった?というか分かりなさい]

ヴァンリーさんの友達に色々居るみたいだけど、どこに居るかわからないらしい
「それじゃ意味が無いのですよ……」
[メノウはこれ以上契約したら大変なことになるでしょ……]
『最近また友人が増えたらしいヴァンリーさん』

1547とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 22:51:57 ID:fBvRMLxE
『氷狼だしねー、今わんこだけど』
【こんなにおとなしいわんこがあら不思議、メノウの一声で巨大狼に】

「(わかったっ!)」
【ぴっ、と可愛らしく手をあげる】

「(ふーん……さがす?)」
【探してどうする】

1548とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 23:05:14 ID:0jelzor6
「でけぇ!!!!!」
『想像以上の大きさだった』

[よろしい……で、あんたは今契約してる奴らを大切にしなさいよ]
探すって言っても……ヴァンリーさんが何処かに行っちゃったんだよね、犬のせいだ!
『とばっちりである』

「……精霊かぁ、探してみようかななのです」
『そして興味を持つミティさん』

1549とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 23:08:25 ID:fBvRMLxE
『ま、狭いから戻るけど……ヘイロンとかリーヴァはもっとデカいよ?』
【前者は黒災龍、後者は海龍である】
【尚、鳥がヒッポグリフになってるのはよく見る模様】

『そんばかな』
「(がるむ、めっ!)」
『そんなばかな!』
【理不尽】

「(ミティちゃん、せーれーさん好きなの?)」

1550とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 23:15:50 ID:0jelzor6
意外とカッコいいよね君たち……うーん、ボクのはみんな人型だからなぁ

[犬、あんたも大変ね……]
『苦労犬の気持ちのわかる苦労人であった』

「薬作りの時にも水は大切なのです、精霊の生み出す水ともなればすごく良い物になると思うのですよ」
確かにそういうのありそうだよね、雷とか闇とか光だとそこまで実感沸かないけど
「よし、これは本格的に探そうなのですよ!!」

1551とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 23:18:01 ID:fBvRMLxE
『まぁ、僕らはメノウが望んだからここに居るからねぇ』
【メノウが望んだのが、氷狼だったり龍だったのだろう……か?】

『慣れました、わんわん』
【かわいそうないぬである】

「(……よしっ、じゃあさっそくいこっかっ! がるむっ、いくよー!)」
『マジですかい』

【と、ぱたぱたー、と出掛ける用意を済ませる娘】
【……一体ドコへ向かうのか、それはだれもしらない……】

1552とある世界の冒険者:2013/02/09(土) 23:25:44 ID:0jelzor6
……本当にメノウちゃんの趣味なのか……?
[ボブの趣味が入ってたりしてね]

「おし、ここは頑張って探すのですよー!扇奈行くぞ!」
[はいはい、付き合いますわよ……んじゃユリ、またね]
おー。頑張ってくれよー!
『なんか精霊捜索隊が始まりそうな、そんな少女たちだったのさ。フェードアウト!』

1553とある世界の冒険者:2013/02/11(月) 21:49:09 ID:uesVTerY
<王都近くの森>

「む゛む……む、美味しそうな香りが……無くなった……rrrrrrr……」

【夜の森に不気味に響く声に、うなり声。
それは4メートルもあろうかという巨体だ。その体は黒く濁り、スライムの様な弾力に富んでいる。

体の中では、黒い何かが流動しており、それが外からでも窺える。
そして、この巨体には手足がついていない。だが、それを補うように体には夥しい量の触手がクラゲの様に生えている。

体内にある黒い何かの所為か腐臭や死臭を撒き散らしながら、森を蹂躙している。
そんな不浄の塊ともいえるこの存在だが、体に無数に埋まっている目だけが綺麗な青い色をしている。】

1554とある世界の冒険者:2013/02/11(月) 21:54:13 ID:TjBcq1Ik
>>1553
「う・・・うぐぅ・・・酷い臭い・・・」
【薄青髪の少女が森の中を歩いている】

「腐った肉のような臭いがする・・・」
「動物でも死んでいるのかな・・・?」
【鼻を指で押さえつつ歩いていく】

1555とある世界の冒険者:2013/02/11(月) 22:00:06 ID:uesVTerY

「………………フむゥ……?」

【体にある無数の青い目が一斉にぎょろりとレイヤの方へと向いた。
体が黒く、そして巨体であり、夜で視界が悪いため、さながら無数の青い目が浮いているように見える。

レイヤを見つけ、品定めをするように見つめ、うめき声を上げる。】

1556とある世界の冒険者:2013/02/11(月) 22:07:49 ID:TjBcq1Ik
>>1555
「ひっ!?」
【歩いて行くと突然現れた無数の目に飛び上がる】

「な・・・何!?」
【何か物凄い"気"を感じたらしく、ビクビク震えながら少し後ずさりする】




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