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DAI五汎用スレ

1「鍵を持つ者」:2010/05/19(水) 01:24:24 ID:???
マジヤバウィッシュ。

10とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:02:12 ID:s4mxodYs
「外見よりもかなり広いですね・・」
木剣を引き抜きつつ答える少年

11とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:08:08 ID:TTBuGmbg
「家屋の外見を変えた魔法か、中の空間を広げた魔法か……何にせよ危険ね。先行するわ、殿はディフ、よろしく」

【三人で縦列になりながら、廊下を進む】
【歩く度に軋む床板の音が響くほど、家屋は静けさに包まれていた】

【家具やインテリアはあるが、生活感といったものがまるで感じられない家だ】
【と……窓枠に腰掛けていた人形がディフの足元に転がる】

12とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:10:47 ID:wESGmzbw
>>11
ちょうど列の真ん中にいる女性が転がってきた人形に気づき
おちてきた場所をみる。

13とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:14:29 ID:s4mxodYs
>>11
木剣で人形を突付き、転がして自分達から遠ざける少年

14とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:27:32 ID:TTBuGmbg
【落ちてきた場所にはめぼしい者はない。落ちたのは、据わりの悪いテディベアだったからだろうか?】
「ん……?」
【と、カーミラの隣の扉がゆっくりと音を立てて開いていく】
【とっさに身構えたカーミラ、剣の柄に手をかける】
【しかし、そこにいたモノ達は、彼女の想像の一つ頭を飛び抜けたモノ達】
クスクス…
フフフ…キャハハハ……
「なっ……!?」
【部屋一面、ぎっしりつまった様々な人形達】
【それらは一様に、包丁や針、鉈など様々な狂気を手にして彼女を見つめていた】
【ディフの木剣を、相当な力で掴むテディベア】
ツカマエタ
「これは……メガデウス!?」
「二人とも気を引き締めて!あたし達は既に、【攻撃】を受けているわ!」
【一斉に飛びかかってくる人形を前に、武器を構える一行。ここは生きたモノを赦さない、御伽の世界】

15とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:32:37 ID:wESGmzbw
音をたてながら開く扉を注意してみてる。

「・・・!」
そしてぎっしりと詰まっていた人形に一瞬おののくも
すぐに落ち着き、剣を構え後ろに下がった

16とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:33:03 ID:s4mxodYs
>>14
右手で木剣を強く握り締めつつ、テディベアに蹴りを喰らわそうとする少年
と、同時に左手で魔力を込め、人形達に手を向ける
「サンダァー・・・Ⅱ!」
直線状の素早い雷・・・ではなく、拡散しているやや動きが遅い雷を放つ少年

17とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:43:51 ID:TTBuGmbg
【人形達は奇声を発しながらカーミラへ群がるように飛びかかり、包丁や鍬などをやたらめったらに突き出していく】
「ッ!こん……のぉ!!」
【幅広の鋸剣を盾代わりに受け、一気に振り抜いて人形達を弾き飛ばしていく。しかしカーミラとて全ては裁けず、幾つもの傷を一度に受けてしまう】
【テディベアはあっさりと燃え尽きてしまった。どうやら材質や中身に特別な物は無いらしい】
「下がるわよ!奥に走って!」
【傷だらけになりながらも、人形を寄せ付けないカーミラ】
【背後の廊下にも人形が密集、挟み撃ちにせんとこちらに向かう最中であった】

18とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:49:46 ID:wESGmzbw
(雷の精霊ジュネーム・・・ここに降りて我の敵をめっせよ)
振り向きざまに廊下側から迫る人形の群に向かって
散弾のような小さな雷を放つ

19とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:53:18 ID:s4mxodYs
「エンチャント!炎!」
木剣に炎のエンチャント魔法をかけ、人形達に向かって振り回しつつ
奥に走る少年

20とある世界の冒険者:2010/05/19(水) 23:57:44 ID:TTBuGmbg
【散弾で侵攻が止まったところへ、一気にディフが殴り込み蹴散らされる人形達】
【それでも鋤や棒に包丁を付けた槍などで頑なに抵抗してくる】
「フルドド!アイスウォール!」
【廊下を氷の壁で封鎖したカーミラ】
「そっちは!?」
【ところどころに痛々しい赤い線が走り、血がにじんでいる】

21とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 00:03:43 ID:wSJYH82I
「・・・」
みたところほとんど傷はなかった。

(せめて・・・)
女性の痛々しい傷をみると走って近づいて、治癒呪文をかけながら傷口に手をかざす。

かけている時間は少ないが、少なくとも出血は

22とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 00:08:58 ID:Lge50ueI
「ファイアⅡ!・・・大丈夫、無傷です」
前方に炎の魔弾を発射しつつ言う少年
魔力をこめていなかったため、威力が弱いが・・

23とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 00:15:22 ID:WRXUvqV6
「そう、なら良いわ。こいつら数は多いし素早いけどパワーが無い、今の内に安全な場所へ引くわよ!」
【魔弾により道は開けた。先に進むのが先決だろう】
「有り難う、でも魔力はなるべくとっておいてね?何が起こるか分からないから」
【氷の壁の向こう、壁を崩さんと群がる人形の背後に立つ細身の男】
『なかなかどうして、しぶといもんだ。そうこなくっちゃな』
『ゼンマイのメガデウスの力……味わって死ね。罪人共よ』
【金色のゼンマイを噛みながら、男は壁の向こうを睨んでいた】
【Tobeコンティニュード】

24とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 18:53:37 ID:wSJYH82I
「・・・」
こくっとうなずくと彼女のアドバイス通り奥へ走る

25とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 18:57:27 ID:pgcVejIk
(・・エーテルと魔石どれくらい鞄に入れてたかなぁ・・)
そんなことを思いつつ走り続ける

26とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:08:51 ID:WRXUvqV6
【屋敷の一室】
「せいっ!」
【追っ手を撒くために手近な部屋に入る三人】
【屋敷の間取りはかなり広く、長方形の長い廊下を外側に、中に規則正しく並んだ部屋があるといった様相】
「一本道だからいざとなると戦いにくいわね……二階三階とあれば厄介だわ」
【20畳程度の部屋には人形は見えない。暖炉とソファーが中央にあり、角にはなかなか良い作りの剥製が置いてある】

27とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:14:00 ID:wSJYH82I
「・・・」
警戒しながら部屋に飛び込み周りをみる

(・・・あれは動かないよね?)
隅にあった剥製を発見するとそんなことを考えた

28とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:19:57 ID:pgcVejIk
「もうちょっと広かったらいいんですけどねぇ・・・二人が肩を並べて戦えるくらいに」
暖炉の中に何か無いか調べつつ言う少年

29とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:25:12 ID:WRXUvqV6
【内部】
「……この壁、中身が違うわね。分厚い金属の板でも入ってるみたい」
「そうなれば探知を妨害する術式が組み込まれててもおかしくない……何とか外に出られればジャキに任せちゃえば良いんだけど」
【壁を叩きながらボヤくカーミラ】
【窓はあっても格子が嵌められ接合され、どれも開きそうにない】
【ジルと虎の剥製の目が合う】

30とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:39:00 ID:pgcVejIk
「こっから上へはいけ・・・たとしても罠仕掛けられてそうですね、うん」
暖炉を調べるのをやめ、次にソファーの中に何か仕掛けられてないか調べる

31とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:44:18 ID:wSJYH82I
「……」
しばし虎の剥製と見つめ合っていたが、ぷいっと目をそらした。

32とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:54:19 ID:WRXUvqV6
グルルル……
【と、突然動き出しジルに近づいてくる虎の剥製】
【ソファーを見ているディフからは死角、壁とにらめっこのカーミラにも見えていない】
【ディフの足元には栗鼠がじゃれついて】
「思いっきり殴れば壊れないかしら……」

33とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:57:16 ID:wSJYH82I
(…まずい)
声を上げることもかなわず、ゆっくりと剣を構える。

(そうだ)
ディフたちをこちらに気づかせるため、革のブーツで二回ドンと地面を踏む

34とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 19:59:23 ID:pgcVejIk
「金属の壁を殴って壊すt・・・ん?」
ジルの革のブーツの音で振り返り・・
虎の剥製が動いていることに気づく少年
「・・・げぇ」

35とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:02:29 ID:WRXUvqV6
【声帯が無いためか、大きく牙を剥いた虎の口からは空気の漏れる音しかしない】
【勢い良くジルめがけ飛びかかる虎。ディフとジルの間にはソファーがある】
【気づいてもらえなかった栗鼠の剥製はディフのブーツをかじって破壊しようと】
「試して見ようかしら」

36とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:09:05 ID:wSJYH82I
「・・・つ!」
舌打ちすると同時に両腕を前に出し物理的な障壁を発生させる

37とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:16:36 ID:pgcVejIk
>>35
「ジルさ・・イテテテ!」
つけているブーツが革製だったため簡単に破壊することに成功
靴下の上から噛み付かれた
「この・・!」
栗鼠の剥製をけりジルのところにいこうと

38とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:20:13 ID:WRXUvqV6
【障壁に阻まれ虎の牙と爪はジルには届かない】
【しかし、突っ張った前足でジルを押し倒そうと力を込め始めた】
【栗鼠は簡単に吹き飛ばされた、やはり栗鼠だ】
「フルドド、ギガントアーム!」
【カーミラは巨大な氷の腕を生み出し、構える】

39とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:25:14 ID:wSJYH82I
「・・・っ」
押される力に逆らわないでうしろにさがってバランスを崩す。

40とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:29:56 ID:pgcVejIk
「ファイアⅡ!」
また魔力をまったく込めずに、低威力の球体の炎を虎の剥製に向かって発射する少年

41とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:40:05 ID:WRXUvqV6
【虎はそのまま押し倒して障壁を割らんと体重をかける】
「せぇい!」
【と、カーミラが思い切り壁を叩くと家が激しく揺らぎ、虎も態勢を崩して転げ落ちる】
【魔法は揺らいだ為虎には当たらなかった】
「駄目、全然壊れない。でもこの鉄板に術式があるようには見えないわね」
「外的要因かしら……誰かが外からジャミングを?」

42とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:44:03 ID:wSJYH82I
「・・・」
家が揺れている間、ソファーを体を預けバランスをとろうと

(よし・・・)
揺れ終わると剣を構えた。

そろそろ障壁が破壊されるだろう

43とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:50:11 ID:pgcVejIk
「・・家が揺れるほどの威力のパンチに驚くべきかそれを喰らっても壊れていない壁に驚くべきか・・」
木剣に再び炎のエンチャントをかけつつ、言う少年

44とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:55:48 ID:WRXUvqV6
「………って虎!?剥製も動くの!?」
【ようやく気付いたカーミラ。虎は大きな前足でネコパンチならぬ虎パンチをジルに繰り出す】
【突然武器を構えるディフに、横合いから突っ込んでくるバイコーンの剥製。兜のようないかつい二本角を振りかざし襲いかかってくる】
【どうやら人形達は時間差で動くらしい。時間の経過は不利になる】

45とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 20:59:03 ID:wSJYH82I
(・・・みえる)
落ち着いてその軌道を見極めると、体を傾けそれをよける

そのよけている間に剣を振るい虎の目を破壊しようと

46とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:03:05 ID:pgcVejIk
「なっ・・・!?」
急に突っ込んできたバイコーンにあたり、吹っ飛ばされる少年
何とか受身を取り、ダメージを軽減した

47とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:05:57 ID:WRXUvqV6
【空振り体勢を崩した虎に、刃を避ける術は無く】
【切り裂かれ作り物の目を破壊されてしまう】
【バイコーンは角をディフの心臓に突き立てようと首を傾げる】
「やばっ……廊下の外、人形だらけよ」

48とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:08:53 ID:wSJYH82I
(それ!)
今度は剣を大きく振りかぶり、虎の頭蓋骨を破壊せんと振りおろす

49とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:14:32 ID:pgcVejIk
木剣を盾代わりにし、防ぐ少年
ちなみに少年は頑丈な鎧を着けているため狙うなら頭がお勧めだ
「・・煙幕って人形相手に有効でしょうか・・?」

50とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:16:55 ID:WRXUvqV6
【牙を剥き声無き声で吼えたものの、刃は皮しか残っていない虎の頭蓋を砕き】
【ゼンマイの力から哀れな虎を解き放つ】
【見えているのやら見えていないのやら、バイコーン押し倒したディフへ強引に突き込もうと角を振り回している】

51とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:23:58 ID:wSJYH82I
>>50
(まがった・・・)
虎を倒したのはいいが剣が歪み刃こぼれしてる

52とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:26:29 ID:pgcVejIk
>>50
魔力を木剣に集中、炎のエンチャントの威力を上げる
そしてしゃがみ、バイコーンに近づくと首を狙い木剣を振り上げる

53とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:47:40 ID:WRXUvqV6
「くっ……!」
【バイコーンは首に木剣を突き立てられ、内部より燃え上がり倒れ伏す】
【しかしドアは既に限界ギリギリ、人形がなだれ込んできそうだ】
「袋小路ね……加えて敵の本体が分からなきゃ、人形を蹴散らせども意味がない」
「どうにかして、メガデウス自体を引きずり出さなきゃ勝ち目が無いわ」

54とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:55:57 ID:wSJYH82I
(いっそのこと家ごと破壊とか)
物騒なことを考えつつ、こちら側からドアを押している。

55とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 21:59:10 ID:pgcVejIk
「だけどそのメガデウスさんはどこに・・・・ ・・そういえばさっきカーミラさんばっかり狙ってませんでした? 人形たち」

56とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:03:51 ID:WRXUvqV6
「まぁね……連中、竜人であるあたしの顔知ってるだろうし」
「家はかなり頑丈よ。万が一壊せても、別ルートのリーチマン達も心配だし……」
「……作戦ある?無いなら一つ提案が在るんだけど」

57とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:05:04 ID:wSJYH82I
>>56
「…?」
背中でドアを押しながらそちらを見ている

58とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:06:59 ID:pgcVejIk
>>56
「残念ながらないです・・ 提案?」

59とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:16:00 ID:WRXUvqV6
「そう……ちょっと博打になるけど、ね?」
【カーミラは笑いながら、竜人の気を纏った】

――――――

【扉を破り、大量になだれ込んでくる人形達】
【荒らされた部屋の中には、扉の脇に転がされた氷漬けの剥製と破壊されたソファーに暖炉】
【部屋中央に鎮座するは、巨大な氷の腕と鋸剣を構え仁王立ちするカーミラ】
「さぁ来な人形共、纏めてスクラップにしてやるよ!」
【一斉に飛びかかる人形。ディフの姿も、ジルの姿も、部屋の何処にもそれは見えないまま】

60とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:23:15 ID:wSJYH82I
さあ、どうなるか

61とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:29:05 ID:WRXUvqV6
【しばらくして、別室にいた男は漂う聖気が消えたのに気付く】
『死んだか……?』
【ゼンマイを額に当てると、まだ生きている人形の視界を通して傷つき膝を折るカーミラの姿が見える】
【竜人化も解け、戦力は無いに等しいだろうが、ゼンマイからは人形も少なくなっていることも分かる】
『人形や剥製の数もあまり無理に減らすのは得策じゃない……』
【他の廊下や部屋を見ても、ディフやジルの姿は確認出来ない】
【無論、カーミラの側にもそれはいない】
『とどめを刺す、か』
【男は細身の剣を抜くと、気乗りしないように部屋を出て】
【カーミラの待つ部屋へと向かう】


――――――

「はぁっ……はぁっ……!」
【傷だらけで剣を構えるのがやっとのカーミラ】
【それでも、相当暴れたらしく人形の残骸が左右堆く積もっている】
『散々暴れてくれたみたいだな』
「……あら、今頃現れたの。か弱い女一人……つッ……闘えなくするのに随分時間をかけなすって」
『何処がか弱いんだよ何処が』
【剣を抜きながらカーミラを睨む男】
【敵意や殺意、とは別に迷いさえ見えるような眼差しで】
『……怨みは無いが……これも命令でな』
「…………」
【刃を構えて、突き刺さんと振りかぶり】

62とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:30:08 ID:WRXUvqV6
//二人は扉横の剥製の中にいるから出てきてくだしあ

63とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:35:50 ID:wSJYH82I
(させない!)
音もなく剥製から飛び出てきて、後ろから剣の峰であたまを叩こうと

64とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:36:41 ID:pgcVejIk
と、急に剥製にひびが入り剥製の中からアホ毛の少年が飛び出し、
カーミラと男の間に入り木剣で刃を防いだ!

65とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:45:40 ID:WRXUvqV6
『ッ!?』
【男はとっさに後頭部に迫る剣の峰を防ぐが、ディフの木剣が腕に当たり剣を落とす】
「作戦成功」
『てめぇ……!』
「動かないでね、人形が動く前にその子らがあんたを殺すわよ」
『ッ……』
「人形が完全な自動操作なら、あんたが確認する前にあたしが殺されるところだったけど」
「この程度の実力の人形で完全自動だったら、運の要素が強すぎるモノ。人形の数を心配してやっぱり来たわね」
『剥製に隠れてやがったのか……』
「壊した剥製ならあなたの支配から解かれてると踏んでね」

66とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:47:08 ID:wSJYH82I
「・・・」
剣の切っ先を男に向けにらんでる

67とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 22:48:58 ID:pgcVejIk
「本当に博打ですね・・もし今のが間に合わなかったら・・」

68とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:02:49 ID:WRXUvqV6
「そこら辺はほら、信用してるし?」
【傷だらけになりながら笑うカーミラ】
【苦々しげに男はジルとディフを睨む】
『何故人形は気付かなかった……剥製に隠れていても、奴らは熱を!』
「感知するってんでしょ?そりゃあ探り入れられるのは分かってたわよ。だから……」
『……まさか……!』
「そう!二人には悪いけど、氷漬けにさせてもらったの〜」
【確かに、最初の突入時に氷漬けになった剥製はいた】
【倒されたものだとばかり思っていたが……男は後悔していた】
「聞きたいことは山ほどあるわ。また後ほど……ジル!」

69とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:06:40 ID:wSJYH82I
「・・・」
カーミラにつられるように微笑む

「・・・?」
声をかけられるとなに?とばかりに首を傾げながらそちらをみる

70とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:16:10 ID:pgcVejIk
>>68
「信用してるって・・」
知り合ってからあんまり時間経ってないのに・・と思いつつ苦笑いを浮かべる少年

71とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:24:31 ID:WRXUvqV6
「そいつの口ッ……!」
『遅いッ!』
【男は金色のゼンマイをくわえ、魔力を込めている】
【と、ジルの横の壁、鳩時計が時間になってもいないのに動き出し】
【鏃のような嘴を付けた鳩が鳴きながら、ジルに狙いを定めた】
『後は……!』
【袖口から取り出したナイフをディフに突き立てようと構える男】
【抜き打ち、どちらが早く相手を倒せるかという形になり】

72とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:27:55 ID:wSJYH82I
>>71
「・・・っ」
小ささ炎の固まりを時計にはなった

/すまん、もうおちる

73とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:32:17 ID:pgcVejIk
>>71
「よっ!」
男の顔、それもゼンマイの近くを狙って
すばやい右ストレートを放つ少年

74とある世界の冒険者:2010/05/20(木) 23:39:34 ID:WRXUvqV6
『ぐはっ……!』
【顎を打ち抜かれ、ナイフを落とし崩れ落ちる男】
「危なかったぁ、大丈夫そうね」
「いたた……早く出ましょう。流石に……辛いわ」
【苦痛の表情のまま、ゆっくり歩き始めて】
【しばらく、人形を見ると身構えてしまうのは後のお話】


【ミッションコンプリート】

75とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:37:25 ID:OBhsZ6oE
<王都付近の森>

……下衆が多いと助かる……
【深い闇に包まれた黒き森の中一部のみ木が焦げ、赤黒いもので覆われている】

首から上は無事にしないと……お金にはならない……
【その中心にいるのは白髪をしたクセ毛の少女
 血の生臭さと木と肉を焼き尽くした様な臭いとで辺りの臭気は異常である】

76とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:39:28 ID:XaOWFRSM
「ふふ……賞金稼ぎも大変だね?」

その凄惨さと臭気に萎縮した様子も無く、声を掛ける者が一人。
声の出所から察するに、木上の何処かに身を置いている。

77とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:41:15 ID:OBhsZ6oE
……誰……?
【辺りを見回すわけでもなく、声だけでそう尋ねる
 動揺するといった様子は見えないが、警戒をしていないわけでもないようだ】

78とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:47:50 ID:XaOWFRSM
「……良いじゃないか。
ボクの事は。」

小さく音を立て、木上から影が落ちる。

「……それよりキミの事をもっとよく教えてよ。
……ねぇ?」
高所を意に介せず立ち上がる、暗がりに浮き上がる黒いローブ姿。

79とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:49:31 ID:OBhsZ6oE
……
【その方向をどこか虚ろな瞳で見て】

……賞金がないなら…興味はない……
【と、心底どうでも良さそうに答える】

80とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:54:24 ID:XaOWFRSM
「……虚の糧を得るのがキミの本当の目的?
…………クスクス、まぁ答える義理も無いのかな。」

その様子に何故か口元に手を当てて笑みながら。

81とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 22:56:41 ID:OBhsZ6oE
……そう、義理はないから……
どこかにいってくれる……?
【他人に無関心、といった様子に見えるが目が完全な虚というわけでもなく……】

82とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:00:25 ID:XaOWFRSM
「……でも、義理が無くたって話せるだろう?
ふふ……キミはその行為を憂き目に感じた事は無いのかな。」

木の傍へと腰掛け、自分の腹元に頬杖を着く。
風が一つはためくと、継ぎ接ぎだらけの顔と余裕げな笑みが一瞬だけ見えた。

83とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:04:53 ID:OBhsZ6oE
話すことに意味を感じない……
あったとして……そんなことは些細なこと
【すっと目を細める】

84とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:08:10 ID:XaOWFRSM
「……ボクはその"些細"で人間がどれ程転げ落ちるか知っている。
……例えばキミが心を許す何かが居たとして、それが今のキミを否定したら……。
ふふ……ボクは寂しがり屋だからね。ついつい考えちゃうなぁ。」

大袈裟且つ芝居がかった口調で、手を広げながら。

85とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:10:10 ID:OBhsZ6oE
……何が…言いたい……?
【己もどこかで恐れているところを抉り出され、怒りがこみ上げてきたのだろうか
 周囲に展開する魔力の質が警戒から殺気に変わってきている】

86とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:17:34 ID:XaOWFRSM
「……キミが見ている物は何処までが本物なんだろうね?
……ひょっとしたら全部偽者なのかも知れないなぁ……ふふ、怖い怖い。」

殺気を浴びて尚この言い口。擦り寄る様な挑発を機嫌良く述べる何者か。

87とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:25:52 ID:OBhsZ6oE
……お前には…分からない……
【完全に敵と認識したらしく、魔力を炎へと転換させ始める】

88とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:32:07 ID:XaOWFRSM
「……ボクは分かる。
……キミは分かりたくない。

だから、キミはボクが分からない事にしたい。
クス……怒ったかな? 思い切りどうぞ。」

木へと体を預け、後ろ頭に手を組みながら。
まるで避けようと言う様子が見当たらない。

89とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:37:52 ID:OBhsZ6oE
……うるさい……!!
【撃ったら負けであるということを分かっていながら、その挑発に耐え切れないのか
 炎を槍の様な形状にして直線的に投げ飛ばす】

90とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:47:15 ID:XaOWFRSM
「……クス♪」
ほくそ笑みが聞こえたのも一瞬。
それはすぐに、紅蓮の鑓が放つ爆音に掻き消された。

赤々と燃える目の前に、少年の姿は呑み込まれたままだ。
避けずに、死んだ……とは考え切れない様子が、それにはあった。

91とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:51:21 ID:OBhsZ6oE
……へぇ
【即席の魔法とは言え、ノーガードで耐えられたのは意外だったらしく
 僅かに眉を顰めながらその様子を見る】

……
【何せ目的が分からない相手。警戒状態のまま睨みつけている】

92とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:55:09 ID:XaOWFRSM
「……ボクはもっと怒った顔じゃなくて……。」
立ち上る黒煙から、驚くほど済んだ声がする。

「キミが絶望に打ち拉がれた顔が見たいなぁ……?」

煙が晴れて現れた景色は、先程と全く別物。
木は焼け砕け、叢は音を立てて燻る。

しかし、相手の姿だけは魔法を撃たれる前と、全く変わっていなかった。

93とある世界の冒険者:2010/05/21(金) 23:56:55 ID:OBhsZ6oE
……(幻術?)
【その様子を見てそう考える。
 完全なる無傷というのは流石に怪しんでいるようだ】

……私は…お前の顔を見たくない……

94とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:00:43 ID:UdeGG4kc
「……―――。」
訝しむブランシェをよそに、口元をぼそつかせながら立ち上がり。

「…………冷たいなぁ……ボクはもっとよく見たいんだけど?」
薄目で余裕の笑みを浮かべながら、歩み寄って来る。

95とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:02:12 ID:c5Gj5aAs
……
【ジリッと後退しつつ右目を抑える。
 仮に幻術なら、それが通じない彼女に代行してもらえば片はつくと考えている
 恐怖ゆえのそれではなく、間合いの為のそれである】

96とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:09:51 ID:UdeGG4kc
「…………!」

片腕で眼を覆う仕草。
……それを眼にした瞬間、少年の眼の色が変わった。

余裕げな口元は醜悪な笑みに代わり、眼がぎらつき。
叢を踏む音が止み、当然歩みは止まり。

「……っ……ふふ、アハハハハハ♪
あっはははははははははははははは!!」

聞く者の背筋を凍らせる様な、甲高く狂ったトーンの笑い声を上げた。

97とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:15:27 ID:c5Gj5aAs
……
【狂った笑みを見て舌打ちをして】

……お前は……なんだ……?

98とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:19:21 ID:UdeGG4kc
「……ク、アッハハ……♪
思った通り……思った通りだ……!!」

質問に応える様子も無く、口の端を裂けさせたまま歓喜に吼える少年。
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……あるじゃないか……恐怖と失意の跡が……!!」

そのままの表情で、不意に眼を覆わせているブランシェの腕に手を伸ばす。
子供が我先にと菓子を奪う様な手付きで。

99とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:24:39 ID:c5Gj5aAs
……
【バッと腕を大振りしてから翼を広げる】

……気味が悪い……!!
【木を焦がしながら飛び去ろうと脚に魔力を集中させる】

100とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:30:57 ID:UdeGG4kc
「……ふふ……良いなぁ……キミ、凄く良い……!」

弾かれた手をそのままに不気味その物と言った様子で、火傷を負う森に佇む少年。
笑みをくつくつと零しながら。

101とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:34:53 ID:c5Gj5aAs
……煩い……
【バッと炎の翼を広げ、飛び去っていってしまった
 虫唾が走る。とでもいいたげな表情を残して】

102とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:41:57 ID:UdeGG4kc
「……見たよね? アレハンドロ……!
あれ、すごく良い……! あれもボクのお人形さんにしよう……!!」
手を広げ、そこを凝視しながら息巻いた様子で狂った言葉を吐く。

「………ふ、ふふ……♪」

離れる事は出来たが、結局の所、この少年の目的は分からぬまま。
ただその耳に纏わり着く様な笑い声は、暫く木霊していた……。

103とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:45:57 ID:c5Gj5aAs
……
【二度と会いたくない類の人種だ……次はセーブルに任せよう、と考える】

「……ボクもやだけど」
……そういわないでください
【安全圏まで飛び、そこから帰るべき場所へと目指して歩いていった】

104とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 00:51:36 ID:UdeGG4kc
『……………。』

少年が佇む中、飛び去る影をきつい視線で睨み据える者もまた居た。
果たして、あの不気味さの塊は何を思って接触したのか……。

【明日は……どっちだ?】

105とある世界の冒険者:2010/05/22(土) 23:08:23 ID:3pwB/tuM
草原の片隅、いつからかあやしーい洋館が建っていた。
王都のすぐ近くからこの辺りまで、草を刈って作られた細い道が繋がっており、それを辿って誰かが迷い込むかもしれない。

106とある世界の冒険者:2010/05/23(日) 22:42:10 ID:DqgBqVrE
-とある商人の屋敷-

「如何に寛大で美しいとは言え、私として見過ごせる事態では無いぞ……?
なあ、鷹の民よ。」

『……いや。今回の事は誠に申し訳無かった。』
[…………すまねぇ、団長……。]

結局の所、騒ぎが収まれば二人の頭が出る事に。
ヨハンは別室に移され、今は黒い長髪を持つ鷹亜人と緑髪の青年。そしてくだんの商人が三人。

107とある世界の冒険者:2010/05/23(日) 22:52:46 ID:HHgb63Y6
「……」

何とも居心地の悪そうな青年。
押し黙ったまま部屋の隅に立っています。

108とある世界の冒険者:2010/05/23(日) 23:01:28 ID:DqgBqVrE
「……で、そこの子供は誰の差し金だ?」

手に持つ豪奢な飾りを施された扇子の先を、クヴェタに向ける。

[……そりゃ俺っちの……]
『あー。迷い込んだんじゃ無いか? そこのボウズは。』

クレイマーが何かを言い掛けるが、大きく咳払いして言う男性。
少しだけクヴェタの方に顔を向け、刹那に笑んで見せた。

109とある世界の冒険者:2010/05/23(日) 23:06:02 ID:HHgb63Y6
>>108
「えーと、あんまり大きくて綺麗な建物だから何だろうと思って……つい。ごめんなさい」

さらりと嘘をつく辺り実はかなりの切れ者かもしれない。




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