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菊の国より〜菊地板編〜
47
:
第四十一話
:2002/09/29(日) 23:36
次々とプロジェクターに菊地のウヨ厨房発言が映し出され、流れていく。菊地とびたみんの
結婚式会場はざわめき始める。何故そのような男をこの国の後継者にしようとしたかと。
今まで外交能力や、宣伝能力だけはかなり評価されてきた偉大なる指導者様だったが、
イルボン人の、しかもウヨ厨房を自らの後継者に据えようとしていたことはさすがに
国家の指導者層に衝撃を与えたようだ。
そして、一番衝撃を受けていたのは当の本人、偉大なる指導者様だった。まず彼は怒りに震え、
その後自分の行いの結果こうなったというやりばのない怒りに代わり、そして・・・・・。
自分を生まれて初めて情けないと思った。そう思うと一気に感情が溢れてくる。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
彼の人生で初の心からの涙だった。
壇上には真・正男とつたやが上がっていた。
「さて、この典型的反動イルボン人の少年・菊地は故意にこの国の工作船に乗り込み我が国を
乗っ取ろうと目論んだわけニダ」
「そう、そして我々半島との友好関係を望むイルボン人有志はこの国に菊地を迎えに来た」
「よくいうなあ・・・つたやはん・・・・。」
阪京はつたやの口から出任せの発言にちょっと末恐ろしさを感じていた。
「ホントはこの場で菊地は処刑だが、イルボン人の心意気に免じて強制退去という・・・」そう、真・正男が
言いかけたとき。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお」
パパパパパパパパ
警備兵から銃をひったくった菊地が乱射を始めた。
続く
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