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菊の国より〜菊地板編〜
35
:
第三十話
:2002/09/18(水) 22:08
「びたみんさん!もうすぐ結婚式ですからね!」
今日は菊地とびたみんの結婚式の衣装合わせだ。ここ数日、びたみんはずっと浮かぬ顔だった。
「そうね、菊地君。」
「どうしたんですか、びたみんさん。浮かない顔ですね。びたみんさんには笑顔が似合いますよ。ホラ」
菊地はびたみんの前に結婚式用の衣装を差し出す。びたみんは一応その方向を見るが、すぐに顔が凍り付いた。
菊地が差し出した服・・・・、それは超露出度が高いなんだか二十年ぐらい前のヘタレSFアニメ風の妙な
ドレスだった。
着 た く な い
びたみんは心の底からそう思った。しかし次の菊地の発言がびたみんを更にどん底に追い込む。
「お父さんのデザインですよ、素敵ですよねー。やっぱり国内中にテレビで中継されますから
素敵な衣装をびたみんさんには着て貰いたいですよ!」
・・・・どうすればいいの・・・・。そうびたみんは一瞬思ったが、すぐに「頃されたくない」と
思い直し、にっこりと営業スマイルを浮かべてこう言った。
「とってもこれ素敵だからこれにする」
と。びたみんは今猛烈にプライドを生きるためにダイエーも真っ青な大セールしていた。
「そうだ、ボクの衣装はこれにします。びたみんさんに合わせて。」
菊地の手に取った衣装はジェダイの騎士。
キターの国でデヴ・バカ・エロの菊地とスターウォーズコスプレで結婚式
びたみんはその猛烈な組み合わせに、必死で自我が飛ぶのを押さえていた。
もうだめぽ・・・と思いながら。
続く
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