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菊の国より〜菊地板編〜

26第二十一話:2002/09/09(月) 23:53
某国の王宮・・・・のようなところ。
「びたみんさん、着替えは済みましたか?」
「え・・・・、うん・・・・・」
菊地に呼ばれて出てくるびたみん。彼女は全身真っ赤な胸元が開いた金魚の
ようなドレスに身を包んでいた。
「素敵ですよ!びたみんさん、うおおおおおおおおお。お父さんのデザイン
ですよ」
菊地の後でお父さんこと偉大なる指導者様が胸を張る。
「・・・・ありがとうございます・・・・・」
「気にしなくていい」と、偉大なる指導者様
「これが普段着ですよ。びたみんさん、素敵でしょう!」
びたみんは心の奥底で「ハァ」と溜め息をつく、自分と全く趣味が合わない
紅白の小林○子のような格好なんて絶対したくなかったが、この国でアノ二人を
敵に回したら確実に芯でしまう。びたみんはちょっとこの国に来てからやつれていた。
しかも、次の瞬間さらにびたみんはやつれることになる。
「そうだ。びたみんさん!結婚式の日取りが決まりましたよ!」
え  
びたみんは固まった。
「出席者にはもうメールも送りました。ボク一人で。エッヘン」
もうだめぽ・・・・・。びたみんは心の中でそう叫んだ 続く


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